槍ヶ岳の穂先にお花畑、発見！(新穂高温泉から飛騨沢↑南岳新道↓)

2014年07月20日(日) ~ 2014年07月21日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 30.9km
• 登り: 2,505m
• 下り: 2,505m

コースタイム

1日目
新穂高温泉3:40-8:20槍平小屋8:40-13:00槍ヶ岳山荘16:30-槍ヶ岳-18:00槍ヶ岳山荘(泊)

2日目
槍ヶ岳山荘6:10-大喰岳-中岳-南岳-9:00南岳小屋9:45-13:15槍平小屋13:45-17:30新穂高温泉

天候

1日目：ほとんど曇り、一時晴れ
2日目：晴れ、次第にガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高温泉無料駐車場利用
3連休の2日目でしたが、天気予報が悪かったせいか、午前1時くらいで5台ほど空きがありました。

コース状況／危険箇所等

飛騨沢
雪渓もほとんど消え、アイゼンは必要なし

槍ヶ岳〜南岳
中岳直下の雪渓、登山道にはかかっていません。

南岳新道
雪渓のトラバースは小屋の方がしっかりと切って
くださってあり、ノーアイゼンで大丈夫でした。

写真

7/20 5:43

白出沢、稜線はガスかな

7/20 7:00

滝谷避難小屋

7/20 7:00

滝谷の先、これからたどる谷

7/20 7:01

7/20 7:14

滝谷

7/20 7:25

ゴゼンタチバナ

7/20 7:52

空が明るくなってきました

7/20 8:02

7/20 8:10

槍平小屋手前はお花がいっぱい

7/20 8:13

槍平小屋

7/20 9:01

ナンカヨウ？いえ、サンカヨウ
メンバーからは冷たい目線が…

7/20 9:02

キヌガサソウ、たくさん咲いてました

7/20 9:03

7/20 9:04

ミナザクラ

7/20 9:05

エンレイソウ。葉の上にはミネザクラの花びら

7/20 9:16

カラマツソウ

7/20 9:17

7/20 10:37

飛騨沢上部、ガスっていますが
明るくなってきました

7/20 10:43

7/20 10:51

7/20 10:51

7/20 11:21

ハクサンイチゲ

7/20 11:21

このあたり、息が上がって、写真を撮る振りして休憩です

7/20 16:15

槍沢はよく見えてます。明日の天気に期待感が膨らみます

7/20 16:17

槍ヶ岳山荘前、さすがに賑わってます

7/20 16:25

7/20 16:30

穂先も花が見ごろ

7/20 16:33

7/20 16:34

ハクサンイチゲも

7/20 16:35

ミヤマキンポウゲ？

7/20 16:35

イワベンケイ

7/20 16:35

登山道からちょっとそれた秘密の花園？

7/20 16:36

7/20 16:40

7/20 16:47

7/20 17:03

昨年に続いて、北鎌のフィニッシュの練習。山頂の登山者がねぎらってくれます。ノリのいいメンバー、ありがとうございました。

7/20 17:07

7/20 17:07

7/20 17:11

ガスっているし、夕方ということもあって、人影まばら

7/20 17:16

まったり

7/20 17:34

7/20 17:39

笠ヶ岳がひょっこり顔を出しました

7/20 19:04

7/20 19:05

槍沢方面

7/20 19:05

7/21 3:47

翌朝は、快晴

7/21 3:52

月と明けの明星

7/21 3:56

夜明け前の槍沢

7/21 4:01

笠ヶ岳もまだ眠ってます

7/21 4:04

まだかな？寒い！

7/21 4:05

7/21 4:40

来た！

7/21 4:44

大喰岳

7/21 4:45

笠ヶ岳も染まってます

7/21 4:46

西鎌尾根も。その先には双六、黒部五郎

7/21 4:48

イワベンケイ、朝露が輝いてます

7/21 5:54

7/21 5:55

7/21 6:11

ハクサンイチゲ、常念岳をバックに

7/21 6:11

7/21 6:12

7/21 6:15

7/21 6:18

稜線横の雪渓はまだまだ消えそうもありません。

7/21 6:19

7/21 6:19

7/21 6:20

鷲羽岳、薬師岳も見えますね

7/21 6:20

7/21 6:30

大喰岳山頂

7/21 6:30

7/21 6:31

7/21 6:31

7/21 6:34

7/21 6:35

7/21 6:35

笠ヶ岳を指さす、あしながオジサン

7/21 6:36

雪渓から槍が…

7/21 6:36

7/21 6:41

7/21 6:41

7/21 6:43

7/21 6:45

7/21 6:50

7/21 6:53

大天井〜常念岳の稜線の先は雲海

7/21 7:01

7/21 7:03

7/21 7:04

7/21 7:05

7/21 7:05

7/21 7:06

ライチョウさん、この日は4組見かけました

7/21 7:20

7/21 7:22

7/21 7:26

中岳山頂

7/21 7:29

7/21 7:30

穂高の山塊は重厚感を感じます

7/21 7:35

雪渓を右から巻きます

7/21 7:45

雪渓で尻セード大会。稜線に歓声が響きます

7/21 7:58

あの雪渓で遊びました

7/21 8:02

氷河公園、まだ要ピッケル＆アイゼンだとか

7/21 8:05

7/21 8:19

本谷右俣、そのうちに…

7/21 8:25

南岳直下の雪渓

7/21 8:36

南岳山頂

7/21 8:37

7/21 8:37

7/21 8:37

7/21 8:38

7/21 8:38

7/21 8:40

7/21 8:41

南岳小屋へ下ります

7/21 8:55

屏風岩

7/21 8:56

大キレットを覗きながら、ビールです

7/21 8:57

7/21 8:57

7/21 9:03

出っ張った岩から真下を覗いてみると

7/21 9:03

7/21 9:16

7/21 9:17

オジサン、ジャンプの瞬間をパチリと

7/21 9:17

こちら失敗写真

7/21 9:19

7/21 9:39

南岳小屋を後にします

7/21 9:42

7/21 9:46

7/21 9:53

7/21 9:53

ここのカールもいい雰囲気

7/21 9:57

7/21 9:57

7/21 9:57

7/21 10:05

ここでも尻セード

7/21 10:06

7/21 10:15

7/21 10:17

7/21 10:17

7/21 10:19

しっかり雪切りしてあります

7/21 10:20

7/21 10:29

7/21 12:46

南沢

7/21 12:50

雪渓の末端を迂回しました

撮影機器：

NIKON 1 V1 NIKON CORPORATION

感想

Happi

山仲間との夏の恒例山行、今年は槍ヶ岳へ。
しかし、3連休の天気予報は、大気が不安定とのこと。
双六から奥穂までの縦走は諦め、1日出発を遅らせて、
槍だけをハントすることに。

土曜日の夜、千葉は大雨。出発からトーンダウン。
しかし、槍ヶ岳の予報はいいらしい？
新穂高温泉に向かう途中も雷がよく光っていて
不安を抱えながら、駐車場もあと数台で満車というところに
滑り込み、セーフ。
新穂高温泉にて、真っ暗な中、5人の面々が揃いました。

新穂高温泉から槍へのルートをたどるのは初めて。
白出沢から穂高へつめたことはありますが。
とういことで、わくわく気分で出発です。

まず、白出沢出合で、持参した缶ビールを1本。
槍平小屋で2本目。と、宴会登山が始まりました。

槍平小屋を過ぎて、勾配がきつくなるに従い、
なんだか調子が悪いようで、息があがります。
このところの怠惰な生活を送って、人生最高体重での
槍ヶ岳。早速洗礼を浴びることとなりました。

槍ヶ岳山荘に着いてからは、まずは一服。
ビールに日本酒で乾杯！穂先への出発をどんどん
遅らせ、「空きそうな時間に」ということで
3時間ほどは経ったでしょうか？

穂先へ酔っぱらって登るなんて不謹慎なことは
我々は決していたしません。
みな、すっきりした表情でいざ出発。
時折、青空ものぞく中、花もちらほら。
人も少なく、3連休とは思えません。

登る途中、お花畑を発見。登山道を少しはずれた場所に
ミヤマキンポウゲ、ハクサンイチゲ、イワベンケイが
群落をなしているではありませんか。
写真に夢中になり、テンションをアップして穂先へ
向かいました。

穂先もガラガラ。北鎌尾根はガスで見えませんが、
練習に少し下って、登り返し、今後の練習をしてみました。

翌朝は、快晴。松本盆地方面は雲海です。
しばし寒さを我慢しながらご来光を待ちます。
日の出前の夜のとばりが明るくなっていく時間は、
とても幻想的で好きな時間です。

日が出てからは、笠ヶ岳などがオレンジに染まる
さまも見逃しませんでした。

さて、南岳への縦走。7年ぶり？でしょうか。
大喰岳、中岳、南岳とピークをつなぐ稜線は、
雲上の散歩道。この日、右側の岐阜県は梅雨明けしており、
すでに夏山のムード一杯です。
雪渓を見つけてば、乗っかったり、尻セードしたりと
年甲斐もなく、はじけてしまうわがメンバー。
南岳小屋が見えると、足早になるのはビールが待っているからです。

大キレットを見下ろせる、せりだした岩の上で乾杯！
しばし、絶景を眺めながら写真を撮ったりして盛り上がりました。

これで稜線歩きもおしまい。南岳新道を下ります。
このルートも初めて。地図でもわかりますが、急なくだりの連続です。
上部はカール地形で雪渓も残り、とてもいい雰囲気。
人も少なく秘境ムード満点です。
ようやくたどり着いた槍平小屋では、最後のビール。
そこから新穂高温泉まで長いこと長いこと。

疲れはしましたが、天気が好転し、充実の北アルプス第1弾の山行となりました。

コメント

ebiebi

ご来光よかったですね。
2年連続の槍、今度は快晴だったようですね。
おめでとうございます。
やっぱり、登頂後はビールで乾杯ですかね。
楽しそう。
また、ご一緒ください。

cirrus

いやー、いいですね
Happiさん、こんにちは。

三連休は、槍に行かれてたんですね。
やっぱり槍は北アの中でも特別な山 。レコを拝見していたら、凄く行きたくなってしまいました。
夏休みに、大キレットも絡めて行ってしまおうかしら
ヘルメットも買った事ですし

しかし、北鎌からのFinishの練習とは流石ですね
私は、大キレットの前に、他のキレットで練習でもしてきます。

夏になり、山のペースも上がってきた様子。
次はどちらに出没されるのか、楽しみにしております

Happi

予報に反して
ebiebiさん、こんにちは。

２年連続の槍ヶ岳。
今度は悪天候の予報に反して、
晴れてくれました。
登頂時はガスで、またもやパノラマは
お預けとなりましたが。

登頂後のビール、格別でした。
今回は登頂前に結構飲んでしまいましたが。
酔っぱらっての穂先。恐怖心など吹き飛んで
いいかもしません。

槍ヶ岳はぜひ天気のいいときにリベンジしてください。

Happi

大キレットとセットで
cirrusさん、こんにちは。

槍は何度行ってもいい山です。
周りの山々尾根、カールなど独特の
雰囲気を感じます。

ヘルメットを購入されたのは、北鎌目的
だったのでは？？

槍ヶ岳山荘でもヘルメットを着用の人が多いのに
驚きました。着用率が確実に上がってますね。

大キレットのほかのキレットというと、八峰キレットが
思い浮かびますが、私は大キレットの方が簡単に
感じました。八峰キレットのほうが、緊張感を持ち続ける
時間が長いので、精神的に厳しかった思い出があります。

大キレットの独特の景色はずっと眺めていても飽きないですね。
また、行こうかな♪

tailwind

良い写真が沢山
Happiさん、こんばんは！

やはりこのルートはイイですね〜
しかも、二日目はお天気もバッチリ！絶景三昧ですね
やはり、槍は絵になります。芸能人で言えばHさんご推薦の
大島○子でしょうか？
私には、ハイボールを作ってくれる井○遥に見えます

＞ナンカヨウ？いえ、サンカヨウ
しかし、Hさんが駄洒落とは 意外ですね〜
やはり、打ち解けたご友人との旅では、素が出ますかね

楽しい一時 その場に居なくとも分かるレコ！
ご馳走様でした

Happi

槍は特別
tailwindさん、こんばんは。

3000m級で尖ったピークの槍は特別な存在ですね。
何回登っても、その時々の良さがあります。

だじゃれはいくらでも飛び出しますが、周りの
人に配慮して、できるだけ我慢してます。
この時もしらけた空気に後悔した次第です。

tailwindさんも、そろそろアルプスへお出かけでしょうか？
千葉からは高速の割引率が下がってしまい、懐具合と相談
しながらのアルプス通いになりそうです。
アルプスに近いtailwindがますます羨ましいです。

ミラー妻🤗

槍様！
いいな！いいな！
槍様いいな！おつまみはやはり人差し指にさしたとんがりコーンですか？
槍様相手に宴会登山とはなんと贅沢な。
それにしてもきれいな写真いっぱいですね。
朝焼けが素晴らしい。
お花もいっぱいで北アルプスのいいとこ取りでしたね。うらやましいっす。
ミラー妻

Happi

とんがりコーン
ミラー妻さん、こんばんは

そうですね。つまみにはとんがりコーン持ってきかなくっちゃ。
予報から悪天候を覚悟しての出発でしたが、翌日はご褒美の快晴。
テンションが上がりまくりでした。

やはりこのコースは歩かれていましたか。最寄りの登山口は
新穂高温泉となるとこのコースですね。
立山の写真も拝見しましたよ〜。