記録ID: 487713
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沢登り
大峰山脈
台風18号直撃in大峰小笹谷(遭難一歩手前?)
2013年09月14日(土) ~
2013年09月16日(月)


- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,479m
- 下り
- 1,466m
コースタイム
14日
神童子入渓谷11:40⇒赤鍋の滝12:30⇒釜滝14:20⇒小笹くそ滝16:55⇒釜滝20:05
15日
釜滝7:15⇒小笹くそ滝9:39⇒小笹大滝テラス12:49⇒登攀不可能壁17:30⇒斜面ビバーク18:30
16日
斜面ビバーク9:05⇒登攀不可能岩壁突破9:56⇒小笹避難小屋11:07⇒清浄大橋P20:03⇒デポ車回収諦め21:47
神童子入渓谷11:40⇒赤鍋の滝12:30⇒釜滝14:20⇒小笹くそ滝16:55⇒釜滝20:05
15日
釜滝7:15⇒小笹くそ滝9:39⇒小笹大滝テラス12:49⇒登攀不可能壁17:30⇒斜面ビバーク18:30
16日
斜面ビバーク9:05⇒登攀不可能岩壁突破9:56⇒小笹避難小屋11:07⇒清浄大橋P20:03⇒デポ車回収諦め21:47
天候 | 晴れ⇒曇り⇒暴風雨⇒曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2013年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
一台は、神童子林道奥まで。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
台風直撃で暴風雨の中、小笹大滝(60m+上のゴルジュ+50m)から、チョコレート色をした濁流が並みを打ったように怒号に堕ちてくる中間テラスでの判断。 暴風雨の中での岩壁での敗退。痩せた尾根斜面でのビバーク。 低体温症の注意。 右岸の高巻き尾根にある岩壁登攀は単独では絶対に無理。 R309が土石流で完全にストップ 車一台(私の)が行方不明・・・(*_*; 詳細ブログ http://blogs.yahoo.co.jp/koubejyunntarou/10137528.html http://blogs.yahoo.co.jp/koubejyunntarou/10131986.html?type=folderlist |
その他周辺情報 | 一週間、R309は不通に。 台風時には小笹谷には100mを超える幻の巨大滝が複数に出現。圧倒されます。 |
写真
やっと危険な草つき登攀&トラバースに成功。ビレイ確保して二人を待ちます。その後、スコールの様な雨の中を登攀していきましたが、垂直岩壁にぶち当たり登れません・・・日没も近いし・・私はビバークできる場所を探しに降りました。
すみません。昨日の垂直岩壁登攀をなんとかあらゆる技とツールを使い3人で協力して突破しました。それしか生きる道は残されていませんでした。尚、撮影している余裕など全くありませんから、核心部のフォトはありません(~_~)
装備
備考 | 台風の進路を誤ったリーダー(私)の責任は重い。 |
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感想
台風が東に逸れるとの判断ミス。これは本当に若い二人にご迷惑をかけたことをお詫びしつつ、この若者二人がいなければ、到底あの爆流から逃れられなかったでしょう。感謝しています。
一週間後天川村の土木局に電話をしたら、R309がやっと開通したとのことで、車があるかどうか見に行ってきました。・・・ありました。生きていました(^u^)
ついでに、小笹避難小屋にまで登り、次の日に小笹大滝まで懸垂を何本も繋いで、滝ぐちまで到達しました。
その時に、滑落してアッセンダーがビシッと働いてくれ、堕ちませんでしたが、振られて右岸の岩に体が激突し、ロープが岩を擦りそれで落石を喰らい・・・
なんとか、またアッセンダーでゴボウして登り返しましたが、自宅に帰ってロープを見たら半分以上切れていました・・・・
沢登りは そーいう意味で ちょいと怖いですね。
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男の聖地へまっしぐらではないですかっ。
宗教上、男だけ許される小笹谷・・・しまも相当なヤバい谷。ノウナシとイヌトリは遡行記録がありますが、ど真ん中の男の聖地(笑)小笹谷の遡行記録はネット上やヤマレコでも在りません。
ああ、少年時代の遭難滝…どこなのかなぁ・・・。いつか発見してやるぞぉー
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