穂高連峰時計周り(岳沢〜前穂〜奥穂〜北穂〜涸沢)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.4km
- 登り
- 2,512m
- 下り
- 2,508m
コースタイム
- 山行
- 7:40
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 9:10
天候 | 1日目:曇り時々晴れ 2日目:曇り時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路は上高地BTから沢渡大橋駐車場までバスを利用(一人1,250円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・河童橋から岳沢登山口までの間、標識がなくて少し不安になる。 ・穂高岳山荘まであとわずかのところに思わぬ急峻がある。 ・涸沢岳から北穂高岳までの間は難所あり。ここに鎖がないの?という個所が複数 あるので慎重に。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
いつかは穂高連峰と憧れを抱き経験を重ね、前穂〜奥穂〜涸沢岳〜北穂の4座縦走計画、当初は2泊3日だったが、少々不安ありつつも1泊に修正した。
岩稜帯とあって今回ヘルメットを購入、折り畳みの軽量タイプを選択。
沢渡駐車場で準備をしているとレコで読んだようにタクシーの運転手さんから相乗りを誘われ若干早めに出発することができた。
河童橋付近で朝食におにぎりを食べストレッチをしてからいよいよスタート。
計画した時計周りであれば岳沢に向かうルートに入らなければならず、地図で確認しながら遊歩道を進んでいく。案内看板に従い山道が始まる。風穴を過ぎしばらくすると景観が広がり強烈な西穂やジャンダルムに圧巻される。岳沢小屋でおやつ・トイレ休憩をし、いよいよ重太郎新道に入る。
梯子や鎖が連続する急登をいつまで続くのかと思いつつ必死に四つん這い状態で登り続けると紀美子平に到着する。氷らせて融けたお茶がおいしい。エネルギー補給におにぎりをお茶で流し込み、ヘルメットを装着、ザックをデポしいよいよ前穂へ。1座目前穂達成、前穂頂上では雲の合間から槍の穂先を見ることができ感動する。
吊尾根をゆき登り返しがきつい。しかし、雷鳥に癒され元気がでる。2座目奥穂登頂。混雑していなかったため記念撮影をスムーズに済ませる。穂高岳山荘に到着する直前の下りは気が抜けない。
穂高岳山荘の敷き詰められた石畳が印象的である。山荘では個室を予約したが相部屋となる。でも2段ベッドの上段を占領でき快適だった。雨と霧で星空は無く、一日目の疲労と翌日の行動を考え早々に就寝。でも、ハングル語がうるさく、なかなか寝付けない。山荘のマナーを心得て欲しい。
無料の天命水をたっぷりいただき2日目スタート。すぐ隣の3座目涸沢岳を済ませ、いよいよ北穂へと向かう。ヘルメット装着。険しい岩稜ルートは夏場の晴れだから渡れる。一歩一歩足場を確認しながら慎重に前へ進む。3つ程の険しいピークを越えるとやっと北穂に着くことができる。これで4座目北穂達成。北穂小屋でおいしいコーヒーをいただき、のんびり。大キレットを眺めながら。
2日目も雷鳥に出会うことができ感激。そーっと写真を撮って、テントで賑やかな涸沢カールを見つめながら進む。何度も本やテレビで観ていた涸沢カールが少しずつ近づいてくる。涸沢小屋のテラスで手際よく棒ラーメンとドライカレーを調理、あまりゆっくりもできず、ここからはスピードを上げ下山する。
きれいな横尾を過ぎ徳沢園で濃厚なソフトクリームを食べながら早歩きで上高地に戻ってくる。懐かしい五千尺ホテルでおいしいケーキが食べたくて。
バスにも余裕で乗ることができ、すべての行程が計画通りだった。
時計周りか反時計周りかどちらが良かったのか、安全面、体力面、行程において道中ずっと話し続けてきたが、答えは出なかった。けれど、無事安全に下山できたからこれで良かったと思う。
ご褒美は白骨温泉。のんびりと温泉に浸かり筋肉痛を癒し、帰宅した。
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