白馬岳 (大雪渓から白馬大池へ)


- GPS
- 30:46
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,045m
- 下り
- 1,451m
コースタイム
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:42
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:34
天候 | 《14日》晴れのち曇り時々ガス 《15日》高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
八方第2駐車場:約100台。無料。 当日は、翌日のトレランのスタート地点のため、駐車スペースが半分以下になっていた。 長野道安曇野ICより約50km。約1時間30分。 タクシー:八方~猿倉 3,200円(4名乗り合わせで一人当たり800円) 《15日》 栂池パノラマウェイ:片道1,920円 バス:栂池高原~白馬八方 520円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・大雪渓は、コース下端標高約1820m、上端約2130m。標高差約310m。 ・花は、下の方からミソガワソウ、トリカブト、トウヤクリンドウがよく目立った。 ・白馬大池の周りは、チングルマの果穂だらけ。 ・乗鞍岳~天狗原は、ゴーロ帯と岩石の急斜面。1ヶ所長さ30m程の雪の急斜面の下降あり。 |
その他周辺情報 | ・日帰り入浴は、白馬ハイランドホテルの白馬姫川温泉「天神の湯」。 露天風呂からの白馬三山の眺めは最高。 |
写真
感想
久しぶりの連休晴れ予報。
もう初氷の便りが届く。
北アルプスは、そろそろ初雪も来そう。
その前にと、行って来たのが白馬岳。
いつもは日帰りだったが、それでは勿体ない。
覚悟を決めて、今回は小屋泊まりだ。
朝晩が肌寒くなってきたので、登山者は少なくなったかな。
それとも、やっと出た晴れ予報に、殺到するのかな。
土曜日は、のんびり出かけて八方に到着。
と思ったら、駐車場が満車。
なんと、日曜にはトレランの競技があるとのこと。
その受付と前夜祭などで、八方は人・人・人。
やっとの思いで、第2駐車場に車をねじ込む。
近くのコンビニで食料を…と思ったら、ここもトレランに占領されてる。
なんてこった。
翌朝は、タクシーで猿倉に乗り込む。
快晴で、山の朝焼けがすばらしい。
しかし、猿倉を出発すると、早くもガスが出現。
でも、まだ稜線は晴れているようだ。
大雪渓に急ごう。
大雪渓の状態は、言うほど悪くはなかった。
短くはなっているが、さすが腐っても鯛だ。
アイゼンなしで快適に登る。
途中、ガスが出ては晴れ、晴れてはガスりと目まぐるしく変化する。
ガスが取れるたびに、景色に感動。
雪渓が尽きると、ジグザグの急坂だ。
でも、花が豊富で飽きない。
見下ろすと、大雪渓には蟻の行列が。
コースが登り易いせいか、難なく村営小屋に到着。
外に、ビールの自販機が置いてあった。
500mlが700円、350mlは550円だ。
テーブルがあれば、一杯やってもいいかな。
残念ながら、長いベンチしかない。
落ち着かないので、ビールは上までお預けだ。
白馬山荘に到着。
受付を済ませると、今夜は6畳部屋に6人ということだった。
前日の唐松山荘は、1畳3人だったとか。
山頂往復した後、早速スカイプラザで生ビール。
なんだか、いつもの山行とは全く違う気分。
人も多いし、山の上の下界みたい。
朝は、朝食後に御来光。
予報に反して、空は高曇りだ。
太陽が顔を出したと思ったら、すぐに上の雲に隠れてしまった。
でも、ガスが湧く前の眺望は最高だ。
剱、槍穂はもちろん、富士山も見える。
八つ、南ア、中ア、乗鞍、白山と全部丸見えだ。
正面すぐ近くに、妙高、火打、雨飾が見えるのが嬉しい。
遠くは、尾瀬の燧や日光白根までも見えているようだ。
下山は、栂池に下る。
蓮華温泉に下りたかったが、車まで戻るのが大変だ。
人の行列に飲み込まれながら、大池、天狗原、自然園へと辿った。
最後まで、富士山、鹿島槍が見えていた。
立ち止まっては眺め、眺めては立ち止まる。
大展望の北アの稜線歩きを、心ゆくまで味わった。
帰り道、三山を見上げると、白馬鑓が尖っていた。
なぜ鑓なのかの疑問が解け、スッキリ気分で帰ることができた。
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