記録ID: 528713
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ハイキング
氷ノ山
クマさんと間違えられたin氷ノ山 燈籠岩&コシキ岩(^^)/
2014年10月12日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,371m
- 下り
- 1,353m
コースタイム
福定登山口P6:49⇒木地屋跡7:46⇒とうろう岩9:11⇒標高1305m限界地点10:06⇒木地屋跡12:10⇒峠避難小屋13:15⇒コシキ岩14:13⇒山頂14:49⇒国際スキー場16:58⇒福定登山口P17:35
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前々から気になっていた、灯篭岩(とうろう岩)。昔はここを通って山頂に出たとのこと。しかし、現在は道らしき道もなく、対岸のハイキングコースから見るだけでした。どこから取りつくのさえも判りませんでした。 木地屋跡に「左とうろう岩を超えて山頂に」との石柱があります。実際に左へ行く道もなく、踏み後もテープもありません。 とにかく八木川左俣源流をまたぎます。沢を1本渡渉したら、更に対岸の杉林を「勘」で進みます。(この辺り判りにくいです) 次の沢に突き当り、「く」の形の小さな滝の手前を渡渉して、これまた「勘」で尾根に取りつきます。(踏み後やテープ類一切ありません) 尾根に乗りますと、道?らしきモノが(獣道?)があります。しかし、かなりの急登で粘土質も相まって滑ります。 右手に超えられないような大きな岩の壁が現れます。そこの左手の岩にやっとペンキで矢印が示されています。その岩の左を攀じ登り更に上を目指します。 それからは、かなりのやせ尾根になり、不安になってきます。天然のアスレチック状態で攀じる・這う・四つん這い…結構な尾根です。 やがて、ちょっとした台地に出ます。これは左に取ります。その上の氷ノ山にしたら珍しいガレ場にでます。それを落石に注意して登ります。(ここに唯一黄色いテープがガレと反対側についていますが、その先は絶壁ですので注意してください) ガレばの上は、更にやせ尾根になっていますのでアスレチック感覚で登ります。 標高1240mにある「とうろう岩」に飛び出しました。 岩の窟には下駄をはいた何の神様?か判りませんが祭られていました。明治?年と書かれていましたので、昔の氷ノ山はここから登ったのでしょうか? この灯篭岩あたりは、乗り越えるのが大変です。最初は左へ巻ましたが、急斜面な上、ナメ滝のトラバースは滑ったらおしまいですので、戻って来て、今度は岩の右を登攀気味に進んで、ブッシュを漕いで頑張って山頂を目指しましたが、結局藪の中を強引に突き進んで、H1305m辺りで自分の居場所が分からなくなり、おまけに猛烈な根曲がり竹により、進退窮まってしまいました。 「遭難かっ・・・?」マジで焦りました。 なんとか強引に戻って、トラックロープを出して腰がらみ懸垂で岩場を下降して、事なきを得ました。 元のハイキングコース(H950m)に戻るまでも、木の根や枝ストックを差し込んでの下降は、かなりハードで、分岐にはケルンを積んでいたのですが、結局は2回ほど道をロストして、焦りました。先日行った大台ケ原の滝見尾根より困難でした。 もう、全身アスレチックで筋肉が痛くなりましたから、このまんまハイキング道を降りようと思いましたが、悔しいので峠(H1260m)に向かいました。しばらくのんびーりしていましたが、お天気も崩れそうにないし、山頂まで向かうことにしました。 山頂直下のコシキ岩(40mくらい)を登攀した上の岩場は、氷ノ山で一番のビューポイントです。登り終えたら下のハイキングコースを歩いていた団体さんが全員で手を振ってくれました。私も大きく手をふりました。きっと心配されて見られていたのでしょうね。ありがとうございます。 あっ、コシキ岩テッペンからハイキングコースまでも背を超えるブッシュが100mくらい続きます。それを漕いでハイキング道に飛び出したら、山ガールのお姉さんたちが笹だけがごそごそ動いて何者かが迫ってくるので、てっきり「クマ」と思っていたらしく、みなさん身構えておられました(笑) 「ご・ごめんなさい・・・」と謝りますと、 「ワイルドですねぇー」(^^)/っと笑顔で 言ってくれましたので「ほっ」でした。 下山後に岡山県から来られた方といろんな話を聞き、山の情報などを交わして楽しくしていたらいつの間にか、真っ暗になってしまいました。 みかん、ありがとうございました(^^♪ |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 まんどの湯 等があります。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘルメット トラックロープ必須でした。密生した根曲がり竹を突き進むなら「鉈」が要りそうです。
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備考 | 素手で藪漕ぎしていたら傷だらけ。軍手より厚手の手袋が良いかと思いました。 |
感想
とうろう岩までは、ルーファイと「勘」が必要です。指標テープはありません。尾根の取りつき点までもが難しいです。またやせ尾根ですので危険を伴います。
とうろう岩を乗り越えるのは、大変でした。また、その後は密生した根曲がり竹を突き進みますが、進退窮まりました。
無理して1305m地点まで進みましたが、自分の位置が把握できなくなり引き返すのも大変でした。藪漕ぎは、鉈とかのこぎり?が要ります。また、GPSがない場合は、コンパスと地図(勘)でルーファイです。
大峰山のバリエーションルートより、面倒くさい尾根でした。
岩場もありますので、補助ロープがあった方が安心できます。
しかし、このとうろう岩と看板に出ていたとうろう岩は、存在する場所が違いますし、目視しても形が違います。
どちらが、本当の「とうろう岩」なのか判りません。
ただ、私が到達した「とうろう岩」は、きちんと祭られていた跡がありましたし、空中に突き出たしっかりした岩でした。
ここから、山頂までの道が昔は存在していたようですが、危険な岩場や巻道もあり、その上は猛烈なブッシュです。とてもじゃないがこれ以上進めませんでした。
でも、氷ノ山のバリエーションルートは、なかなか手ごわかったです。
今回も「道」の有りがたさを痛感しました。
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燈籠岩。
なんで、あんな尖がったもんに挑んでしまうんでしょう??
人間じゃないですね。
にしても、じゅんたろさんは、雪の白にトレードマーク?(情熱?)の赤がほんと、よく似合います。
それで、最後にコカコーラを持ってこられると、もう何も言えなくなりますね。爆。。
いつも思いますが、ご無事で良かったです。
あ、最後に、C●le●anのウェストポーチ
同じものを2度、買っちゃう魅力って何なんでしょ?
収納性?
追記事項がなかなか入らなくて、何度も修正してみましたが、とてもくやしかったです。。
ヤマレコさん、メンテ中だったのかな?
nami…ちがった…warunorikun(笑) こんばんは。
うー。お猿岩のてっぺんに登りたかったけど…無理でした。周りも岩だらけで尾根を乗越すのも大変でした。あの根曲がり竹は、大峰のシャクナゲよか厄介でした(´・ω・`)
もし、氷ノ山に出向かれるなら是非、コシキ岩は登ってください。めっちゃ景色いいですから。見た目が絶壁で高そう(40m)なのですが、実は意外と難しくなくロープも要りません。
ウェストPですか?
はい、隠し裏ポケットや携帯や財布・予備バッテリーなどを収納できるポケットが多いし、サイズ的にもぴったんこだったから…前のやつがたまたま当たりが悪いと思ってましてぇ・・・
でも、使い方がハード過ぎ?かも?
一番強かったのは、ダイエーのオリジナル製品でしたっ。(今はもう売ってませんが)
うーん。ネットで買うか、お店屋さんでちゃんと吟味して買うか?悩んでます。
遭難時に発見されやすいからいつの間にかに赤色が増えました…うん。気合も入りますし(気合だぁー!昭和人間ですっ)
jyunntarouさん、こんにちは。
ぷしゅ〜は生き返るよね!?アルコールの有無は別にして、生き返るよね!?
(私は、何を強調しようとしてるのでしょうか???)
Co●e●anのウエストポーチは自社生産ではなく、ライセンスだけ出して。縫製メーカーが作ってると思われます。以前、Co●e●anに勤務してた知人に聞いた覚えがあります。
DCTさん、こんばんは(^^)/
登山中に(ぷしゅー)、おそらく 初めてかなぁ?
マネしたくって、ついつい自販機が生きている?のを確認しますと、お金を入れていました。
(感想)
あんまりおいしくって 一気に飲んだものだから 何かそのぉ…飲んだ後ゲップがひどくなり、まるで胃カメラ検査の炭酸+バリウムを飲んだ時の気持ちになりまして(爆)
これからは、ゆっくりと飲もうと思います(^_-)-☆ でも ぷしゅーは、最高です(^^)/
あっ、Co●em●n…そうでしたかっ。
ファスナーだけ強化していただければ、収納性や使い勝手はGOODなのですが。
ほんと、DCTさんは歩く Wikipedia ですねっ
jyunntarouさん、やっぱりアグレッシブですね(笑)
尾根の取り付きからヤセ尾根、猛烈ブッシュに危険な巻道と、きわどい雰囲気ですね
写真28での心臓バクバクの30分間、自分のヘッポコ山行とはレベルは違いますが、jyunntarouさんの心中、多少なりわかるような気が
写真22の明治の頃の石像が置いていたり、当時の人は今のようにいかにも登山道という道はあまりない中で、登っていたのかなぁと写真をみて思いました。靴も道具も今よりも・・・
山ガールのお姉さま方、身構えてましたか(笑)
お疲れ様でした
おはようございます。doritoosさん(^^)/
コメントありがとうございます。
はい、思ったよりハードなコースでした(´・ω・`)
特にブッシュで進退行きずまって、自分の位置が判らなかったときは、わぁー!どうしましょ!
で、焦りました(@_@。
昔の方々は、こんなハードな道?を通って山頂まで言っていたのだと思うと、凄いなぁ…っと感心してしまいました。
山ガールの皆様、ビックリされた後、笑顔になっておしゃべりしていただいたので良かったです(^_-)-☆
どんな山でも廃道になった古道があるのかと思います。それを辿るのもまた楽しい山行になりました。
doritosさんも あのドキドキ感…感じておられるのですね。共感できて嬉しいです(^^)/
記録を読む方は、ワクワク感があり、楽しいですが、実際に、登られた貴方は一歩間違えたら、危険極まりないスリル満点の世界ですね。この道なき道を進んだ所に石仏があると言うことは、修験者が出入りしていた山なんでしょうか?
とにかく、遭難せずにご無事で良かったです。
おはようございます(^^)/ rinaさん。コメントありがとうございます。
はい、この道?は、かなり達者な修経者さん達が出入りしていたかと思います。しかも明治時代だと判ると驚きました。
周りをブッシュで囲まれて進退行き詰まった時は、正直焦りました(´・ω・`)
でも、歴史を感じることができてチャレンジした甲斐がありました。
昔は「山」は、神聖な所だったのだと思います。まだまだ日本の山にはこういう所がたくさん残っているのではないでしょうか。また、調べてチャレンジしてみたいと思います。
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