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Yamareco

記録ID: 5502180
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

小金沢連嶺 〜雨の歩荷トレーニング〜

2023年05月13日(土) ~ 2023年05月14日(日)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
27:31
距離
23.5km
登り
1,256m
下り
2,361m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:07
休憩
0:34
合計
6:41
距離 9.1km 登り 770m 下り 700m
10:23
77
11:40
11:50
11
12:01
26
12:27
57
13:24
13:37
39
14:16
14:27
47
15:14
37
15:51
25
16:16
48
17:04
2日目
山行
6:38
休憩
1:44
合計
8:22
距離 14.4km 登り 487m 下り 1,685m
5:22
7
5:29
5:30
30
6:00
6:15
27
6:42
6:46
38
7:24
7:25
21
7:46
7:47
33
8:20
8:26
44
9:10
15
9:31
9:38
2
9:40
10:14
6
10:20
10:27
13
10:40
10:41
12
10:53
10:59
0
10:59
5
11:04
11:05
18
11:35
11:44
25
12:09
12:19
54
13:13
4
13:17
27
13:44
天候 雨時々曇り
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR甲斐大和駅→(バス)→小屋平(石丸峠)BS(現金払いのみ)
復路:JR初狩駅→JR相模湖駅, JR相模湖駅〜(バス)〜プレジャーフォレスト前BS(ICカード使用可)
コース状況/
危険箇所等
全体に下り基調のルートのため、雨で濡れた地面は非常に滑りやすい。積もった枯葉の上や道の脇の草の上を歩くことで回避しつつ歩いたが、ある程度のルートファインディング能力が必要かと思う。
特別危険な箇所は無いが、やせ尾根や急坂はテント泊装備だと荷物の重さでバランスを崩しやすいので注意が必要。

※同じ日程でL2L(Lake to Lake)という奥多摩湖〜河口湖を結ぶレースを開催しており、夜半にかけて湯ノ沢峠をレース参加者が通過して行った。
その他周辺情報 [トイレ]
湯ノ沢峠の駐車場に綺麗なバイオトイレあり(ペーパー完備)。

[水場]
湯ノ沢峠避難小屋の下(徒歩2分)にあり。
水量少なめでチョロチョロとした流れなので貯めるのに時間が掛かる。

[温泉]
プレジャーフォレスト相模湖温泉うるり(1,100円、食事処あり、水風呂あり)
甲斐大和の駅では降っていなかったのに、小屋平(石丸峠入口)BSに着くと、既に小雨が……。
2023年05月13日 10:02撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 10:02
甲斐大和の駅では降っていなかったのに、小屋平(石丸峠入口)BSに着くと、既に小雨が……。
最初の急登を終え、林道に出てホッと一息。晴れていれば上日川ダムと富士山のコラボが見られるポイントですが、今日は霧の中にうっすらとダムだけ。
2023年05月13日 10:48撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 10:48
最初の急登を終え、林道に出てホッと一息。晴れていれば上日川ダムと富士山のコラボが見られるポイントですが、今日は霧の中にうっすらとダムだけ。
石丸峠への分岐から更に急登を経て、この辺から熊笹ロードの始まりです。
2023年05月13日 10:57撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 10:57
石丸峠への分岐から更に急登を経て、この辺から熊笹ロードの始まりです。
何とか石丸峠に到着。雨対策に時間を取られたので予定よりやや遅れ気味ですが、ここでモグモグタイム。
2023年05月13日 11:38撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 11:38
何とか石丸峠に到着。雨対策に時間を取られたので予定よりやや遅れ気味ですが、ここでモグモグタイム。
牛ノ寝通り(奥多摩湖へと続く道)との分岐を通り過ぎます。
2023年05月15日 04:57撮影
5/15 4:57
牛ノ寝通り(奥多摩湖へと続く道)との分岐を通り過ぎます。
小金沢連嶺のピーク1、天狗棚山。
2023年05月13日 12:00撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 12:00
小金沢連嶺のピーク1、天狗棚山。
霧の熊笹原を下って行きます。
2023年05月15日 04:57撮影
5/15 4:57
霧の熊笹原を下って行きます。
小金沢山の少し手前。苔ゾーンの始まりです。
ここで、年配の男性に抜かれました。こんな雨の日に登るとは、よほどの山好きですね(お互いにね)。
2023年05月13日 13:01撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 13:01
小金沢山の少し手前。苔ゾーンの始まりです。
ここで、年配の男性に抜かれました。こんな雨の日に登るとは、よほどの山好きですね(お互いにね)。
ピーク2、小金沢山。今回は下り基調なので、ここが1番高い山頂です。
先ほど抜かれた男性はここでピストンとのことで、集合写真を撮っていただきました。
2023年05月13日 13:34撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 13:34
ピーク2、小金沢山。今回は下り基調なので、ここが1番高い山頂です。
先ほど抜かれた男性はここでピストンとのことで、集合写真を撮っていただきました。
途中を端折ってピーク3、牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い名前のお山です。晴れていればここからも最高の富士山が見えるのに……。
2023年05月13日 14:15撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 14:15
途中を端折ってピーク3、牛奥ノ雁ヶ腹摺山。日本一長い名前のお山です。晴れていればここからも最高の富士山が見えるのに……。
富士山は諦めて、さぁ、どんどん下って行こう!
ん?これ道合ってる?不安になってYAMAPで確認すると、やっぱり間違えてる……。このまま行ったらバス通りに出てしまう道でした!
山頂に戻る途中に、ショートカットで本来のルートに戻る道があって良かった〜。皆さん、余計に歩かせてごめんなさい!
2023年05月15日 04:59撮影
5/15 4:59
富士山は諦めて、さぁ、どんどん下って行こう!
ん?これ道合ってる?不安になってYAMAPで確認すると、やっぱり間違えてる……。このまま行ったらバス通りに出てしまう道でした!
山頂に戻る途中に、ショートカットで本来のルートに戻る道があって良かった〜。皆さん、余計に歩かせてごめんなさい!
そんなこんなで雨で滑る熊笹ロードのアップダウンを経て、ピーク4の川胡桃沢の頭(写真撮り忘れ)を経てピーク5の黒岳!標高があんまり下がってない……。
2023年05月13日 15:49撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 15:49
そんなこんなで雨で滑る熊笹ロードのアップダウンを経て、ピーク4の川胡桃沢の頭(写真撮り忘れ)を経てピーク5の黒岳!標高があんまり下がってない……。
ちょうど山頂にあったので、みんなで三角点タッチ!
2023年05月15日 06:19撮影
5/15 6:19
ちょうど山頂にあったので、みんなで三角点タッチ!
ピーク6、白谷ノ丸。本来なら富士山が裾野まで見えるんだけど……寄り道する予定だった白谷小丸は霧の中。なので今回はパスすることに。
2023年05月13日 16:10撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/13 16:10
ピーク6、白谷ノ丸。本来なら富士山が裾野まで見えるんだけど……寄り道する予定だった白谷小丸は霧の中。なので今回はパスすることに。
予定より30分遅れで小屋に到着!
先に来ていた親子連れの方が、奥のスペースを我々に譲ってくださいました。ありがとうございました。3歳のお子さんは、突然現れた我々にビックリして大泣き。本当にごめんね、ずぶ濡れのオジサンオバサンが5人も来て、怖かったよね〜
2023年05月15日 05:01撮影
5/15 5:01
予定より30分遅れで小屋に到着!
先に来ていた親子連れの方が、奥のスペースを我々に譲ってくださいました。ありがとうございました。3歳のお子さんは、突然現れた我々にビックリして大泣き。本当にごめんね、ずぶ濡れのオジサンオバサンが5人も来て、怖かったよね〜
食事は各自自炊。私の朝食はホタテの貝柱と松茸の味お吸い物で作ったおじや&アマノの蟹の贅沢味噌汁。
2023年05月15日 05:01撮影
5/15 5:01
食事は各自自炊。私の朝食はホタテの貝柱と松茸の味お吸い物で作ったおじや&アマノの蟹の贅沢味噌汁。
湯ノ沢峠から歩き始めて振り向くと、昨日歩いた白谷ノ丸が見えました。ただでさえ急な下りなのに、雨で全体的にぬかるんでいて神経を消耗する道だったなぁ。
2023年05月14日 05:27撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 5:27
湯ノ沢峠から歩き始めて振り向くと、昨日歩いた白谷ノ丸が見えました。ただでさえ急な下りなのに、雨で全体的にぬかるんでいて神経を消耗する道だったなぁ。
それに引き換え、こちらは何て穏やかな道!これから登る大蔵高丸が見えて来ました。
2023年05月14日 05:29撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 5:29
それに引き換え、こちらは何て穏やかな道!これから登る大蔵高丸が見えて来ました。
湯ノ沢峠のお花畑。何月に来れば花盛りなんだろう?
2023年05月14日 05:30撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 5:30
湯ノ沢峠のお花畑。何月に来れば花盛りなんだろう?
あれ?遠くに雲海が見える!
2023年05月14日 05:35撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 5:35
あれ?遠くに雲海が見える!
ピーク7の大蔵高丸からは、ほぼほぼ雲に隠れながらも微かにそれと分かる富士山が!
2023年05月14日 06:04撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:04
ピーク7の大蔵高丸からは、ほぼほぼ雲に隠れながらも微かにそれと分かる富士山が!
ほんの少しだけど、見られて嬉しい!
ここでまた雨が降り出したので、レイン一式を装着!
2023年05月14日 06:04撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:04
ほんの少しだけど、見られて嬉しい!
ここでまた雨が降り出したので、レイン一式を装着!
雨は降ったり止んだり。でも遠くに雲海が!
2023年05月14日 06:14撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:14
雨は降ったり止んだり。でも遠くに雲海が!
束の間の雨の止み間に、こんな景色が見られるとは……。今回は、ほんの少しの晴れ間にも有り難みを感じずにはいられません。
2023年05月14日 06:32撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:32
束の間の雨の止み間に、こんな景色が見られるとは……。今回は、ほんの少しの晴れ間にも有り難みを感じずにはいられません。
ピーク8、ハマイバ。
2023年05月14日 06:41撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:41
ピーク8、ハマイバ。
漢字で書くと「破魔射場丸」
2023年05月14日 06:41撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 6:41
漢字で書くと「破魔射場丸」
さぁ、今日もどんどん下って行こう!
2023年05月15日 05:02撮影
5/15 5:02
さぁ、今日もどんどん下って行こう!
天下石に到着。大月市的にはここも山頂みたいですが、YAMAPでは山頂認定されていません。ヤマレコではどうかな?
2023年05月14日 07:22撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 7:22
天下石に到着。大月市的にはここも山頂みたいですが、YAMAPでは山頂認定されていません。ヤマレコではどうかな?
新緑に心が洗われる〜
2023年05月14日 07:24撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 7:24
新緑に心が洗われる〜
米背負峠(こめしょいとうげ)に到着!ここからまた少し登りが続きます。
2023年05月14日 07:45撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 7:45
米背負峠(こめしょいとうげ)に到着!ここからまた少し登りが続きます。
途中、また分岐で道を間違えそうになりながらも、順調に進みます。GPSは小まめに確認しないとダメですね。
上の方では蕾ばかりだったツツジも、この辺では沢山咲いていました。
2023年05月14日 08:12撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 8:12
途中、また分岐で道を間違えそうになりながらも、順調に進みます。GPSは小まめに確認しないとダメですね。
上の方では蕾ばかりだったツツジも、この辺では沢山咲いていました。
ピーク9、大谷ヶ丸!
2023年05月14日 08:15撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 8:15
ピーク9、大谷ヶ丸!
ここでも三角点タッチ!
朝早かったせいか、お腹がグーグー鳴るのでモグモグタイム。
2023年05月14日 08:16撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 8:16
ここでも三角点タッチ!
朝早かったせいか、お腹がグーグー鳴るのでモグモグタイム。
コースタイムよりかなり時間が掛かりましたが、この岩場を越えれば念願の……。
2023年05月14日 09:50撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 9:50
コースタイムよりかなり時間が掛かりましたが、この岩場を越えれば念願の……。
ピーク10、滝子山!やっぱり見えない富士山〜
これで今回のピークは全て越えました。さて、ここからは長ーい下りなので、しっかりと腹ごしらえ!
2023年05月14日 09:52撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 9:52
ピーク10、滝子山!やっぱり見えない富士山〜
これで今回のピークは全て越えました。さて、ここからは長ーい下りなので、しっかりと腹ごしらえ!
途中、ツツジに癒されながら、しっとりとした道を歩きます。
2023年05月14日 10:35撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 10:35
途中、ツツジに癒されながら、しっとりとした道を歩きます。
男坂との合流地点。女坂でも滑りやすかったのに、男坂を下っていたらどんな感じだったのか……。
以前来た時はここで道を間違えて、笹子駅と初狩駅の中間にあるルートを下ってしまったのでした。
2023年05月14日 11:01撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 11:01
男坂との合流地点。女坂でも滑りやすかったのに、男坂を下っていたらどんな感じだったのか……。
以前来た時はここで道を間違えて、笹子駅と初狩駅の中間にあるルートを下ってしまったのでした。
正解の道は、合流地点を背にして左奥にあるこの看板!コレ、さっきの男坂と女坂の看板の横にも立てた方が良くないですかね?木の枝に隠れて見つけにくいんですよ……。
2023年05月14日 11:01撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 11:01
正解の道は、合流地点を背にして左奥にあるこの看板!コレ、さっきの男坂と女坂の看板の横にも立てた方が良くないですかね?木の枝に隠れて見つけにくいんですよ……。
雨も強くなって来たので途中の写真は割愛。沢沿いを下って、登山道入口まで来ました〜!
しかし、ここから駅までのロードが長い!小屋が満杯だった場合に備えて背負って来たテントの重さが、ここへ来て肩にズッシリと堪えます……。
2023年05月14日 13:12撮影 by  iPhone 8 Plus, Apple
5/14 13:12
雨も強くなって来たので途中の写真は割愛。沢沿いを下って、登山道入口まで来ました〜!
しかし、ここから駅までのロードが長い!小屋が満杯だった場合に備えて背負って来たテントの重さが、ここへ来て肩にズッシリと堪えます……。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ ポール テント テントマット シェラフ 携帯トイレ
備考 テムレス(防水手袋)を持参したが、雨でも手が冷えなくて非常に良かった。雨の山行は余計な荷物になっても着替えはしっかり用意した方が良い。帽子はハットよりキャップの方が雨に強いように思う。

感想

今回は次回の雨天率の高い100名山のためのトレーニング山行。両日とも雨でまさに予行練習になってしまったけれど、お陰で装備や歩き方など、色々と気付きもあって良い経験になった。
こんな天気に登る物好きは我々ぐらいだろうと思いつつも、万が一(避難小屋が満杯だった場合)に備えて歩荷も兼ねてテントも背負って行った。幸い先客は一組の家族連れのみ(登山ではなく、峠までは車で来たとのこと)で小屋に泊まることが出来た。今回は10名定員の小屋に8名だったので泊まれたが、予約が出来ない避難小屋に泊まる場合には最悪の事態に備えておくことが大切だと改めて思った。

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無雪期ピークハント/縦走 奥秩父 [日帰り]
牛奥ノ雁ヶ腹摺山(小屋平〜天目山温泉)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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