果たせなかった約束 一杯水避難小屋泊~酉谷山避難小屋~タワ尾根登山
- GPS
- 17:56
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,111m
- 下り
- 2,117m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 6:15
- 山行
- 9:15
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 11:35
天候 | 曇りから段々とガスって夜は雨。翌朝は雨は上がったけれどやはりガスって視界不良🤣💦 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
噂通りのタワ尾根はコースが不明瞭箇所があります。 広い尾根道で踏み跡が分からなかったり突然断崖絶壁だったりとか。 道が??な時は冷静に周辺のピンクリボンを探すと結構確認できました。 また横着せずに地図アプリでルートのマメな確認をすれば大丈夫かと思います |
写真
感想
◆『酉谷山避難小屋』。雲取山以外にも仲良しの山友達さんと『いつか行きましょう』って約束していた場所のひとつなんです
当初は東日原6時スタートのタワ尾根経由で酉谷山避難小屋へ登り1泊して一杯水避難小屋へ周回する計画でした。しかし出掛けが遅れて登山口をスタートしたのは午前10時。これでは間に合わないと急遽逆回りで一杯水避難小屋へ向かったの。
途中で登山靴に違和感を感じて確認したら… 外して洗った中敷が入ってなかったわ…(アホ)
急登でへばって結構クタクタになりながら一杯水避難小屋に到着。この時点で景色がガスってきたのと疲れた身体でここから先の酉谷山避難小屋まで多くて3時間くらい掛かるかも?って思った
そしてスタート遅れに靴の中敷&シェルパーカーの忘れ物など、これって『遭難フラグか?』って感じがして気持ちがノラなかったのもあり今夜は一杯水避難小屋に泊まることに
今夜は誰もいないから友達の形見の手拭いを出して外で宴をしたよ🍺💓
夕飯が終わる頃雨が降り始めてきてね。雨の音を子守唄に19:30には寝袋に入った。『明日の天気は大丈夫かな? 』って思っても電波届かないから天気予報も確認出来ないし
そして目を開けても窓からの月明かりすらない本当に真っ暗闇の避難小屋で、 『“自分のいるこの場所は誰1人居ない深い山の中なんだなぁ…” 』って思うと何だか不思議で。
『それが怖い?』って思わなくもないけれど、改めて この “静寂で非日常的な状況“ の中に身を置くコトは嫌いじゃないみたい。 まぁ 山登りをするようになる前の過去の自分からは考えられないけれどネ
基本的には誰にも縛られずに自分で考えて判断して決定・行動するソロ登山が好きなんだナ…と思ったの。だけど…
本当なら約束していた酉谷山避難小屋に友達と一緒に登りたかった。来たかった。もう果たされることはない約束…
◆翌朝4時起床。起きた時に霧雨程度に降っていた雨は6時前には上がったけれどガスってました。足も痛いけど支度を済ませて7時に小屋を出れば酉谷山避難小屋からタワ尾根で下山可能だろう!と考え出発!
幻想的でもあり異世界へ迷い込みそうな雰囲気もある山深い道を歩いて酉谷山避難小屋に到着しました。友達と約束した場所に着いたけれど宿泊する事は叶わなかったから本当に申し訳なく思った…
1時間ほどゆっくり酉谷山避難小屋で過ごしてた。水場はポタポタレベルで5分もあればペットボトル500mlが一杯になるレベルでした(まぁ昨日雨だったし💦)
帰りは酉谷山の頂きを踏んでから無駄に滝谷の峰ヘリポートまで行って(docomo電波届いた⚡️)からまた戻ってタワ尾根の分岐へ。
尾根道をしばらく行くと作業用?らしいモノレールが見えてきたり、大京谷ノクビレでは一瞬ルートを見失ったり。
目の前はかなりな傾斜の崖で左右見てもルートらしきものも無い。よ~く見たら… 目の前の崖の上にピンクリボンが!? 『え? ロープも無いのにこれ登るの?』って感じのトコを登ったり疲れた身体に結構ムチ打つルートでした💦
そしてウトウの頭に到着。このトリさんのプレートが見たかったから嬉しかったよ。ザックも下ろしてリーダーの手拭いと記念撮影。
ここでもくゆっくりしたけれど既に15時頃だったから『これで日没までに下山できるの?』って不安になった。名残惜しいけれど先を急ぐよ😉
そして人形山に金袋山、最後の一石山までも味わいあるプレートで皆さんのタワ尾根ルートへの愛を感じたよ
最後の日原鍾乳洞までの急勾配は足の裏が痛くて人魚姫かっ!ってくらい1歩進むのも痛くて辛すぎだった(登りでも通りたくないわ💦)
泡になって消えてしまう前に何とか日原鍾乳洞まで降りてこれて安堵したよ〜😉
◆いつになるかわかりませんが、またいつか酉谷山避難小屋に来たいと思います。
お疲れ山でした😊
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