快晴の立山詣（大日連山→立山連峰→浄土山）

2023年07月17日(月) [日帰り]

• GPS: 14:38
• 距離: 28.4km
• 登り: 3,476m
• 下り: 1,690m

コースタイム

日帰り

• 山行: 1:22
• 休憩: 0:11
• 合計: 1:33

距離 5.6km 登り 835m 下り 46m

22:24 スタート地点（桂台）
22:55 22:59 称名滝バス停
23:00 23:04 称名滝駐車場
23:13 23:16 大日岳登山口
23:57 牛ノ首

日帰り

• 山行: 11:30
• 休憩: 1:26
• 合計: 12:56

距離 22.8km 登り 2,630m 下り 1,664m

0:07 牛ノ首
1:01 1:02 大日平山荘
3:01 大日小屋
3:16 3:23 大日岳
3:35 3:39 大日小屋
3:51 3:53 中大日岳
3:56 4:02 七福園
5:19 5:36 奥大日岳三角点
5:46 5:47 奥大日岳
5:56 6:01 カガミ谷乗越
6:05 6:08 ２５１１ｍピーク
6:29 室堂乗越
6:43 6:44 新室堂乗越
7:42 剱御前小舎
7:50 7:53 剱御前山（最高点）
7:59 8:10 剱御前小舎
8:31 別山南峰
8:37 8:42 別山北峰
8:48 8:49 別山南峰
9:22 9:24 真砂岳
10:00 富士ノ折立
10:11 大汝休憩所
10:14 10:21 立山
10:34 10:39 雄山
11:07 11:08 一の越山荘
11:43 11:47 浄土山南峰
11:55 浄土山
12:29 室堂山展望台
13:03 室堂

天候

晴れのちくもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

桂台の路側帯に駐車しました。称名滝駐車場までロードレーサーでヒルクライム。

コース状況／危険箇所等

・称名滝〜大日岳
　登山口から登り出して序盤に大岩の落石箇所あるが改修済み。
　猿ケ馬場のベンチも新たに追加。
　大日小屋から大日岳まで少しだけ残雪を歩く。
　富山平野の夜景が見事。また、劔が近く圧巻の景色に出会うなら早朝狙い。
・大日岳〜剱御前
　七福園は庭園のようなところで雰囲気がいいところ。チングルマ、イワカガミのお花畑が出迎え。
　奥大日岳の鞍部への下りで鎖が付けられたトラバース箇所があるが問題なし。
　奥大日岳から室堂乗越に下りていくと南斜面なので急に暑くなる。
・剱御前〜一の越
　立山三山周回コースなので人が多い。富士の折立辺りが登り下り共に混雑。
　大汝山〜雄山間も人出が多かった。
　雄山から一の越の下山路は上下分離されていて（↑：赤ペイント、↓：黄ペイント）スマートになりました。一の越まで一気に降りると晴れていれば暑さに襲われます。登山者が多すぎなので静かさを味わうなら浄土山経由がおすすめ。お花畑も価値ありです。ただし、浄土山の西側は急でなかなかハードです。
・八郎坂　下草が刈られて整備済み。木が根から転倒している所が一か所あるが改修されてます。相変わらずのコケ付の岩なので滑らないように歩きましょう。
　

その他周辺情報

・立山そば（室堂ターミナル）　
　山菜そば　1000円　ますのすし　300円　　値段が上がってメニューが減ったような。

写真

7/16 22:27

ここからスタート。空は満天の星空。
平地はうだるような暑さだが稜線はどうか。
立山のお参りは右回りの方が時間がかかる。

7/16 23:04

称名滝駐車場まで上がってデポ。

7/16 23:15

今日はこっちから。

7/16 23:19

新しい道標。

7/16 23:23

ちょっと崩れていましたが整備されています。ありがとうございます。

7/16 23:52

いつもは素通りの猿ケ馬場、

7/16 23:52

追加されたベンチで一休み。

7/17 0:18

富山平野の夜景。

7/17 0:21

大日平の木道、濡れているときは注意。
日が変わった。

7/17 0:44

風が吹き出し寒いくらい。

7/17 0:56

定番ショットだがバックは暗闇。

7/17 1:08

大日平山荘通過。

7/17 1:13

7/17 2:13

この辺で後半の水を確保していく。

7/17 2:44

これが見えたら大日小屋が近い。

7/17 3:02

7/17 3:20

大日岳到着。
一つ目。

7/17 3:20

お休み中で失礼しました。

7/17 3:22

富山平野の夜景。見ごたえあり。

7/17 3:50

二つ目。

7/17 3:51

暗い空が動き出す。

7/17 3:54

だんだん明るくなる。

7/17 4:03

七福園通過。

7/17 4:07

赤いところが増えてくる。

7/17 4:09

ライチョウさんが飛び出す。

7/17 4:10

剱をバックに岩に飛び乗る。

7/17 4:11

7/17 4:32

奥大日岳まで下って登り。

7/17 4:32

鎖が張ってあるところ。

7/17 4:35

立山アルペンルート。

7/17 4:35

ピークはまだ奥です。

7/17 4:39

大日岳〜七福園。

7/17 4:45

大日岳と富山湾。

7/17 4:51

大日岳〜七福園。

7/17 4:59

薬師岳。

7/17 5:05

ハクサンイチゲ

7/17 5:08

キヌガサソウ

7/17 5:09

ハクサンボウフウ

7/17 5:09

コバイケイソウ

7/17 5:18

シコタンハコベ

7/17 5:20

ようやく奥大日岳のポコへ。

7/17 5:21

ウサギギク

7/17 5:22

ミヤマキンポウゲ

7/17 5:23

イワヒゲ

7/17 5:26

新しい社にもいつか。

7/17 5:32

三つ目。
この辺から登山者がちらほら。

7/17 5:34

白山と鍬崎山。

7/17 5:34

薬師岳や奥の面々も見えてくる。

7/17 5:35

雄山〜富士の折立

7/17 5:35

大日岳と富山平野

7/17 5:40

チングルマ

7/17 5:41

イワカガミ

7/17 5:43

奥大日から次へ。大日連山は終了。

7/17 5:43

逆光の剱

7/17 5:44

アルペンルートは大賑わいだろう。

7/17 5:58

カラマツソウ

7/17 6:13

この時間帯は仕方がない。

7/17 6:21

鍬崎山と白山

7/17 6:21

地獄谷。

7/17 6:34

シャクナゲ

7/17 6:39

雷鳥沢のキャンプ村。

7/17 6:50

ミツバオウレン

7/17 6:51

ツガザクラ？

7/17 7:29

奥大日岳

7/17 7:34

毛勝三山

7/17 7:34

長い長い尾根歩き、風が強くて寒いくらい。

7/17 7:43

剱御前小屋まで強烈な登り返し。

7/17 7:51

ようやく絵になる。

7/17 7:52

ゴタテ。

7/17 7:52

剱御前の最高地点。
四つ目。

7/17 7:52

別山（北と南峰）。
これから向かいます。

7/17 7:52

剱と後立山連峰

7/17 8:28

劔沢

7/17 8:28

剱御前

7/17 8:28

雲なし剱は久しぶり。

7/17 8:30

富士山

7/17 8:50

別山（南峰）
五つ目（北峰は六つ目）。

7/17 9:02

次は立山へ

7/17 9:26

真砂岳。七つ目。

7/17 9:39

富士の折立。疲れていれば一番きついところ。
今日はそんなにひどくもない。

7/17 10:04

富士の折立のポコ。
人が増えすれ違いも手間がかかります。

7/17 10:17

大汝山。八つ目。

7/17 10:18

大汝山から黒部ダムが良く見える。

7/17 10:38

雄山。九つ目。

7/17 10:39

混んでいるのでここまで。

7/17 10:40

一等三角点

7/17 10:40

雲がでてきましたが3000m級は涼しい。

7/17 10:41

次のターゲットに向かう。

7/17 10:42

登りがと下りが分離され歩きやすくなったが、団体さんが前だと難儀する。

7/17 10:48

これから山頂へ向かう人たちが多い。
この時間は来ても楽しめないだろう。

7/17 10:52

ここだけ抜かせます。

7/17 11:26

一の越まで下ると暑すぎ。スルーして浄土山方面で一休み。
人が少なくなるが日差しが強い。

7/17 11:44

龍王岳。

7/17 11:46

笠、赤牛、槍など良く見える。

7/17 11:46

龍王岳。

7/17 11:47

行きますか。

7/17 12:01

浄土山通過。十個目。
ミッション終了。

7/17 12:01

タテヤマリンドウ？

7/17 12:03

急にガスがかかりだす。
砂防工事の湯川谷を見下ろす。

7/17 12:09

浄土山の激下りをこなして下山。

7/17 12:31

室堂山展望台は真っ白。

7/17 13:22

立山そばで塩分とエネルギ補給。
天気が悪くなってきたので、ここでゲームセット。

7/17 14:37

ガスがかかってきたので弘法までバス利用で八郎坂へ。

7/17 15:07

八郎坂は無風地獄。
坂の入口にある冷たい沢水で顔を洗うと生きかえる心地。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

osamuin

毎年、この時期は地元の立山詣か尾根歩きで体力作りをしている。
特に今シーズンは梅雨空ですっきりしない天気が続き、各地で猛暑と豪雨だったので、立山にお参りして涼しい稜線で楽しもう。
今回はひさしぶりに大日岳側から立山に向かう時計回りコースとした。実はアップダウンにじっくりと登る分、反時計回りコースよりも体力が要るので大変だ。
また、剱御前と室堂山展望台を加えてコースの完成度を上げてみた。

出発前は寝てみたが蒸し暑くて少し寝入った程度で立山駅に向かう。
気温23℃、空は満天の星、天の川もバッチリ。
序盤はロードレーサーで称名滝駐車場まで登る。
登山開始で一気に高度を上げ大日平へ。風が出て寒い。短パンで来たので寒いからしただけカッパを着る。先週のビワイチは蒸し暑さとの闘いだったが今回は寒さと露との闘いだ。
大日平山荘を静かに通過、脇の草は冷たい露をまとっているのでカッパは正解だった。標高2000m辺りで沢を何回も横切る。ここで水を目いっぱい補給して後半戦に備えた。
ナイトハイクはトレーニングしておくと耐性が備わり眠くなることが無くなる。
今回はライトは二つ準備、常に足元を明るくしておく。昼間と同じ感覚で登ることができる。明かりをけちると転んだりルートミスをしやすくなる。
さて、大日小屋もまだ暗いので静かに通過、大日岳に登り上げる。まだ日の出前で富山平野の夜景が素晴らしい。ここは仏像にご挨拶して先に進む。
中大日岳を超え空が白んでくる。突然、雷鳥が前を横切り驚いた。岩に飛び乗り剱をバックにいいアングルだった。
日の出前の七福園は微妙な雰囲気、まだ先が長いので楽しむ余裕はない。
鞍部を過ぎ奥大日岳の登り返し、日の出と共に景色が変化していく。
左に剱、右に立山アルペンルートを楽しみながら歩く。ナイトハイクのご褒美である。
人の声が聞こえるころ奥大日岳に着く。皆さん、室堂方面から朝日狙いでした。
ここでお寿司を食べチャージ、次は室堂乗越まで下り剱御前まで登る。
室堂乗越まで朝日が当たり暑くなる。人の少ない尾根を剱御前小屋まで登り、剱御前の最高地点に寄り道。一味違った剱を堪能、次に立山への縦走にとりかかる。
別山までひと登り、ここも北方に寄り道。剱と八つ峰の景色がGood。
南峰でも懇ろにお参りして次の真砂岳へ。
別山からはスライドする人が増える。
真砂岳は緩やで優しい稜線なので一気に通過。次は富士の折立、ここは登り下りの団体さんがすれ違うので混んでました。スローペースになり体力温存で通過。
尾根に出るとまた風で寒いので上下のカッパを着こんでます。
大汝山は写真だけで雄山に向かう。三連休なので人が多い。
雄山も混んでいたので写真とお参りを済ませて下山にかかる。
雄山はやはり早朝にくるべきだと痛感。
一の越まで専用道路一車線で下りやすくなりましたが、前に団体がくるとそこまで。
マナーを守って一の越へ。
一の越に来ると暑すぎ。低い温度に慣れ切った身体なので参った。
すぐに浄土山へ向かう。
すれ違う登山者が少なくなり静かになったが日差しの強さを一番感じた。
尾根に復帰して五色ヶ原方面分岐を左に少し進むとベンチがあり展望が良い。
五色ヶ原や立山温泉方向が良く見え、お勧め。すでに薬師岳に雲がかかり始める。
コースを戻って浄土山方面へ、お花畑を楽しんで西に進む。
岩だらけの激下りをこなし雪渓を渡り、T字路を左に進むと室堂山展望台に着く。
すでにガスで視界はなし。室堂に下山して名水を補給後、立山そばを食べる。
天気が悪くなってきたので今日はここまで。
室堂から弘法までバスで下り、八郎坂を歩きで下山。最後はチャリでダウンヒルで終了。長い一日でした。

白山のお参りの次は立山詣が終わり、日本三大霊山は富士山だけになった。
やっぱり行くしかないでしょうね。