記録ID: 5727969
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳・雪倉岳・朝日岳(蓮華温泉から周回)
2023年07月15日(土) ~
2023年07月17日(月)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 55:44
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 2,977m
- 下り
- 2,992m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 7:55
距離 10.6km
登り 1,594m
下り 342m
2日目
- 山行
- 7:34
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:13
距離 12.2km
登り 663m
下り 1,257m
3日目
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:20
距離 11.9km
登り 719m
下り 1,389m
天候 | Day-1: 曇時々小雨、稜線は暴風 Day-2:曇、稜線は暴風 Day-3:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
15(土)朝4:40に蓮華温泉駐車場に到着すると雲天ながら約5割駐車あり(無料、トイレ有)。 17(月)帰路昼過ぎには駐車場は溢れ、500m程下のスペースまで車あり。蓮華温泉Pの人気ぶりが伺える。但し、一番下でも徒歩+10分程度か。 <蓮華温泉Pまでのアクセス> 麓の平岩駅からゆっくり運転して上まで45分程。比較的運転のしやすい道幅のあるアスファルト道が続く。大型バスも通るので離合は要注意だが、所々に退避所あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
多くが歩かれている一般登山道なので危険を感じる箇所はありません。 <ルート上の雪渓> 例年7月中旬だと、’鯒和臙咾望紊る箇所の15m程、鉢倉岳(雪倉岳手前)のトラバース100m程、D日岳の下り数100mベッタリ、があるが、今年は,倭瓦無く、↓も夫々10m前後のが各所2箇所ずつで、軟雪なので(軽)アイゼンも不要でした。 以下、気づき事項のみ列記します。 <蓮華温泉→白馬大池> ・歩きやすい緩斜面が続く。 ・基本樹林帯歩きだが、時折、雪倉岳や朝日岳が望める。 ・最後の雪渓も今は皆無。 <白馬大池→小蓮華岳→白馬岳> ・稜線は午前中は暴風のため白馬大池から登られた方々が数名撤退し下山されてきた。時間とともに落ち着くようだが慎重に。 ・白馬大池からは暴風が少し収まったようなので稜線を進む。 ・小蓮華岳からは歩くこともままならない突風が頻繁に吹き付ける。 ・女性は体重が軽いので、耐風姿勢していても数m飛ばされ見ていて危険を感じるほど。 ・三国境の先の馬の背は危険を感じるほどではないが、暴風でバランス崩さないよう慎重に。 ・山頂は暴風のガスガスで誰もおらず、写真だけ撮影し下山。 <白馬頂上宿舎→白馬岳→雪倉分岐→雪倉岳→朝日小屋> ・頂上宿舎のテン場は窪地にあるので防風できるかと思いきや、風が渦を巻いており風向が一定しない。皆さんテント設営に時間がかかっていた。特に1名だと押さえるのも大変。私は何本かペクを岩の多い地面に叩き込み、何とか設営。 ・気づけば、寝袋の下に敷くマットが飛ばされていた<探してもその辺にあらず(泣)。 夜半は強風続きでほぼ一睡も眠れず朝を迎え、撤収時に、ポールが折れたり曲がったりしているのを発見し、心も折れて下山に向かう。 ・白馬岳山頂は昨日より暴風が収まっているとはいえ強風。多数がいるが皆真っ白な絶景の写真を撮ってそそくさと下山された。 ・雪倉分岐で携帯が奇跡的に繋がり(au)、朝日小屋にTELすると偶然にも空いていたので、予定どおり周回することに。 ・SCW天気予報どおり9時までは雲が無かったが、以後はガスとなり10時頃は小雨。 ・雪倉岳は真っ白な絶景だが、二百名山の達成感だけ味わう。 ・雪倉岳の北面は広い稜線続きなので、踏み跡薄い箇所はガスが多いと慎重に見極要。 ・朝日岳の巻道は「水平道」と呼ばれるが、地元の方いわく、アプダウンもあり山頂経由とあまり時間も標高差も変わらないそう。(でもやっぱり楽に感じた。) <朝日小屋→朝日岳→蓮華温泉> ・唯一の快晴に恵まれた。 ・朝日岳は360度の絶景。白馬岳、雪倉岳、旭岳はもとより、剣岳・立山、毛勝三山、妙高、高妻などなどがクッキリ。 ・雲海に浮かぶ北信の山々を眺めながらの下山は素晴らしい。 ・花園三角点下からは樹林帯のトラバースが続く我慢時間。 ・白高地沢から標高差300mの登り返しが暑いのもあって若者もグロッキー。 ・蓮華温泉の露天巡りする元気無く、内湯で汗と疲れを癒やし帰京した。 |
その他周辺情報 | 蓮華温泉ロッジの内湯を利用。800円。 露天は無いが、硫黄分の効いたいい泉質と思った。 https://rengeonsen.main.jp/custom2.html |
写真
感想
日本海に低気圧が接近する中、昨年も海の日前後に計画するも雨続きで行けなかったので、今年は多少雨に降られる覚悟で行ってきました。
結果、初日は暴風で山頂稜線では突風時は耐風姿勢で動けないほどでしたが、2日目は少し収まり、雨は初日に少しと2日目はパラパラ程度で思ったより少なく助かりました。
ただし、白馬頂上山荘のテン場での強風は朝まで続き、全く熟睡できなかったのと、テントが寝ている顔までたわんでくるので撤収時に確認したところ、ポールの1箇所が破断していました。交換用のポールも持参無かったため、一時は撤退即下山を考えましたが、雪倉岳分岐で運良く携帯電波が入ったので、朝日小屋にTELしたところ小屋泊が空いているというので予約でき、計画のコースを歩くことができました。
11年振りの白馬岳と、雪倉岳(二百名山)はガスガスでしたが、快晴の朝日岳(三百名山)は360度の大絶景で、歩いてきた山々が全て見渡せたのは大満足でした。
朝日小屋で同宿の男性が栂海新道を途中1泊で登ってこられ、もう一人の単独の方と3人で少し山談義ができ楽しかったです。
白馬山頂周辺では百高山3座(旭岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳のいずれか)を狙いましたが、暴風とガスのためまた次回リベンジとしました。
下山後の蓮華温泉はいい感じな硫黄泉でとても気に入りました。
露天巡りは登り返しが大変なので、こちらもまた次回としました😁。
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コメント
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お疲れさまでした
前半は大変でしたが、テン泊から小屋泊に切り替えての山行、
小屋が空いていて、しかも快晴の朝日岳良かったですね!
一年で一番良い季節の白馬周辺歩き、羨ましく見させて貰いました
これぞ北アルプスって感じですね
白馬山荘でテントが壊れた際には、下山仕方なし、と思ったのですが、
雪倉分岐でたまたま携帯繋がって、たまたま朝日小屋も空いてたので、雪倉岳もガスガスでしたが、3日間の予定ルートを(多少イレギュラーはありましたが)歩ききれよかったです。
3日目の快晴の絶景だけでも来てよかったと思える、”旬の”白馬ではありました。
kaori509さんも機会があれば是非
でも天気はやはり3日目にしてようやく晴れなんですか、今年の夏も不安定な天気が続きますね。
朝日小屋にはテント泊で一回行った事がありますが、この小屋は食事が美味しいそうで、今度は食事つきで泊まりたいと思っています。
ShuMaeさんもテン泊装備なら、食料消化の為にやはり自炊でしょうか(笑)。
白馬岳の2日間の暴風でオNEWのテントのポールが早速破損した際には、全く付いてないな
と落ち込みましたが、隣のテントもポールが折れてたらしく相当厳しい夜だったようです。
朝日小屋のおばさんも朝から予約かいとちょっとビックリ声でしたが、空いててよかったです(財布の余裕もあってよかった😁)。
小屋は勿論素泊まりですよ。夕食付きの方と話したら夕食代で4000円だから、それは豪華な飯が出せるハズですよね、と話していました。私も次回機会あれば人気の豪華食事付きで、と思っています。お察しの通り、豪華自炊場を借り切って日清のカレーメシ他を堪能していました
同じコースに行く予定,逆回りに。参考になります。
おっと、雪倉岳も近々行かれるとは素晴らしいですね。
確かに逆コースの方が、どんどん近くなる白馬岳を眺めながら歩けて(晴れたら)よいかもしれませんね。ちなみに、朝日小屋の夕食は小屋泊の方限定で提供されるのですが、とても人気の豪華メニューだそうです。朝飯は小屋泊、テン泊問わず、寿司や炊き込みご飯を販売していました。
白馬周辺はこれから花の季節なので、是非快晴の日に行かれてください。
ShuMae2は、単にShuMaeの写真容量がMax 20GBになったので、Copy人間を召喚し、そちらに写真をアップしてもらってるだけですよ、ここだけの秘密ですが・・・
色々な花が咲いていますね
ShuMae2さんは、息子さんかと思いました
雪融け後はホントお花畑でしたね。初めの2日は暴風で写真少なかったのですが、3日目は晴れたので花も華やいで沢山撮影してしまいました。
キンコウカ撮影しながら、芝草平は今年はどうかな?とか思っていました。
ShuMae2は、スミマセン、苦肉の策で・・・
他の方々の真似したのですが、ShuMae(copy)とかの方が分かり易いかな
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