白馬岳〜チングルマ咲く涼しい湖畔でまったり！

2023年07月30日(日) ~ 2023年07月31日(月)

• GPS: 13:52
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,525m
• 下り: 1,509m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:57
• 休憩: 1:53
• 合計: 5:50

距離 4.4km 登り 634m 下り 90m

7:38 栂池パノラマウェイ 自然園駅
7:43 7:50 栂池ヒュッテ
7:50 7:53 栂池山荘
7:56 7:57 栂池自然園（栂池ビジターセンター）
9:01 9:21 天狗原/白馬岳神社
9:32 風吹大池方面分岐
10:53 乗鞍岳
11:25 12:46 白馬大池山荘
13:31 白馬大池山荘

2日目

• 山行: 8:08
• 休憩: 1:50
• 合計: 9:58

距離 15.5km 登り 894m 下り 1,447m

13:31 白馬大池山荘
4:14 4:15 船越ノ頭
5:06 5:29 小蓮華山
6:07 三国境
6:48 7:01 白馬岳
7:34 三国境
8:08 小蓮華山
8:50 船越ノ頭
9:25 10:32 白馬大池山荘
11:03 11:05 乗鞍岳
12:17 風吹大池方面分岐
12:24 天狗原/白馬岳神社
13:20 13:21 栂池山荘
13:24 13:27 栂池ヒュッテ
13:28 13:29 栂池山荘
13:34 栂池パノラマウェイ 自然園駅
13:34 ゴール地点

天候

1日目：晴れのち曇り、2日目：晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

栂池ロープウェイ駐車場、朝6時半で4割弱くらい。意外に空いてました。eチケット発券機は待ち時間なしで使え、最初のロープウェイに乗れました。

コース状況／危険箇所等

大池までは足元が悪い登山道で難儀しました。白馬乗鞍岳直下の雪渓は、アイゼンを使わない人が数珠繋ぎ状態でとても危険。面倒がらずにアイゼンを付け、人のいないルートを通過すべきです。

写真

7/30 7:03

白馬大池で宿泊なのに、朝イチのロープウェイに乗りました

7/30 7:06

山頂付近は早くも雲が・・・

7/30 7:19

7時でもガスっぽいとは。湿気の多い季節なので仕方ないです。

7/30 7:36

今度はロープウェイに乗ります。

7/30 7:41

栂池ヒュッテに着きました。

7/30 7:42

ヤマハハコがお出迎え

7/30 7:57

白馬大池に向かって出発！

7/30 8:10

イワイチョウ？

7/30 8:26

キイチゴ

7/30 8:28

朝露がレンズになってました。

7/30 8:51

ナナカマドが早くも紅葉？

7/30 8:51

朝露が宝石のようです。

7/30 9:09

天狗原から上は、すっかり雲に覆われてしまいました。

7/30 9:22

タテヤマリンドウがたくさん咲いてました

7/30 9:23

この花の蕾は初めて見ました。

7/30 9:27

湿地帯にアヤメが咲いてます。

7/30 9:29

オトギリソウの群生

7/30 9:30

イワイチョウの葉っぱとタテヤマリンドウのコラボがかわいいです。

7/30 9:45

ミヤマダイコンソウ

7/30 9:49

天狗原を振り返り

7/30 9:58

本格的にチングルマゾーンに入って来ました

7/30 10:04

ウメバチソウ

7/30 10:41

7/30 10:45

7/30 10:45

7/30 10:47

だだっ広い白馬乗鞍岳

7/30 10:52

山頂ケルン

7/30 10:52

山頂感なし

7/30 11:13

ようやく白馬大池につきました。白馬岳方面は真っ白です。

7/30 11:49

7/30 11:50

白馬大池山荘にチェックインして、撮影に向かいます。

7/30 12:39

7/30 12:42

大池には山椒魚がたくさん。

7/30 12:46

7/30 12:49

チングルマ群生。これが見たかった。

7/30 12:54

イワカガミは終盤の雰囲気

7/30 12:55

ハクサンイチゲ

7/30 13:01

コマクサはどれもフレッシュさがなく、終わり感が漂ってました。

7/30 13:12

周辺を散策して、思いっきりゆっくり過ごします。

7/30 13:18

稚児車状態になりかけチングルマ。

7/30 13:19

完全稚児車状態のチングルマ。癒されます。

7/30 13:27

花状態のチングルマもたくさん咲いてます。

7/30 13:28

アップもかわいい

7/30 13:32

「深山秋の麒麟草」

7/30 13:32

これもチングルマ。チングルマって、咲いて良し、散ってよし、枯れて良し、万能の高山植物だと思います。

7/30 13:35

そよぐ風になびいて

7/30 13:37

既に紅葉しているチングルマもありました。

7/30 13:40

これは何リンドウなのかなあ

7/30 13:42

エゾシオガマ（蝦夷塩竈）

7/30 15:46

白馬乗鞍岳にスポットライト！

7/30 15:55

天国のような風景です。行ったことないけど。

7/30 17:02

夕飯はカツカレー。山小屋のカレーは随分久しぶりです。おいしく頂きました。

7/30 18:59

夜は食堂でまったり

7/30 19:00

翌朝の弁当

7/31 4:14

二日目は3時半に出発し、船越ノ頭に到着。日の出は近い。

7/31 4:33

東の空が白んできました。

7/31 4:51

日の出を待つ白馬岳。この時間は何度でも味わいたいです。

7/31 4:55

鹿島槍と槍ヶ岳

7/31 4:55

そして白馬槍

7/31 4:56

朝露に濡れたイワギキョウ

7/31 4:57

日の出の瞬間！

7/31 4:58

静寂に包まれて。

7/31 4:58

鹿島槍と槍

7/31 4:58

下界には雲海が広がってます。

7/31 4:59

山の表情が刻一刻と変わって行きます。

7/31 5:00

立山に日が差し始めます。

7/31 5:00

槍ヶ岳にも日が差し始めました。

7/31 5:02

モルゲンロートに染る白馬岳。山旅のハイライト。

7/31 5:02

朝日の力を感じます。

7/31 5:04

山々を赤く染め

7/31 5:06

神々しい！思わず合掌。

7/31 5:18

日の出ショーが終わって小蓮華で朝食。風が冷たくて震えてました。

7/31 5:36

槍穂高を何度も撮る

7/31 5:40

強い日差しに照らされて、力強さを感じます。

7/31 5:55

タカネツメクサ

7/31 5:58

小蓮華山。この稜線歩きは最高！

7/31 6:03

雪倉岳と朝日岳、いつか行ってみたいです。

7/31 6:06

三国境を通過。多くの人が休憩中。

7/31 6:06

タカネツメクサの群生。この辺りは高山植物が多いです。

7/31 6:07

朝日に照らされた花が美しくて、同じような写真を何枚も撮ってしまいました。

7/31 6:12

7/31 6:14

チシマギキョウ

7/31 6:14

良い稜線です。何度も来たい。

7/31 6:15

ウルップソウは時期を逸しました。まともに咲いていたのはこれだけでした。それにしても八ヶ岳では希少種でしたが、白馬岳では掃いて捨てるほど生えてました。

7/31 6:16

7/31 6:18

ヨツバシオガマ

7/31 6:22

小蓮華山を何度も振り返り

7/31 6:25

もうすぐ山頂です。

7/31 6:31

イワツメクサ

7/31 6:41

ライチョウ！すれ違った方に教えてもらいました。

7/31 6:48

ついに登頂！やった〜！

7/31 6:49

立山連邦。剱岳カッコいいっす

7/31 6:50

賽銭したくなる心理はちょっと不明。

7/31 6:53

風雪に耐えてる感あります。

7/31 6:57

一昨年泊まった白馬山荘。予約した個室、残念でした。

7/31 6:57

槍穂高。

7/31 6:58

鷲羽、水晶、赤牛

7/31 6:57

黒部五郎

7/31 6:58

立山

7/31 6:58

剱！

7/31 6:59

わずか数分で雲が上がって来ました。

7/31 7:03

小蓮華山も見えなくなってしまいそう。

7/31 7:06

タカネシオガマ

7/31 7:10

7/31 7:28

タカネヤハズハハコ。てっきりピンクのヤマハハコは珍しいと思ってましたが、別種だったんですね。

7/31 7:29

ミヤマクワガタ。昆虫のような名前。

7/31 7:37

雲は多いけど、日差しを遮ってくれて好都合とも言えます。

7/31 7:39

雲も絵になります。

7/31 8:05

イワベンケイ

7/31 8:14

ミヤマアキノキリンソウ

7/31 8:14

イワギキョウ、ちょっとボケた

7/31 8:21

開き切っていないハクサンフウロ

7/31 8:22

すっかり開き切っハクサンフウロ

7/31 8:23

稚児車のオンパレード

7/31 8:24

7/31 8:25

7/31 8:29

ウメバチソウ

7/31 8:29

ミヤマアズマギク

7/31 8:30

ホソバツメクサ

7/31 8:32

タカネナデシコ

7/31 9:05

白馬大池に戻ってきました。

7/31 9:07

リンネソウ

7/31 10:58

さようなら大池。

7/31 11:01

さようなら船越ノ頭

7/31 12:04

天狗原まであと少し

7/31 12:18

ワタスゲ

7/31 12:23

オオシラビソの松ぼっくり。

7/31 13:16

無事下山しました。

7/31 13:23

さるなしソフト。酸味があって爽やか！300円と良心価格も◎。いつも頭を食べてから撮影

7/31 13:58

下界に戻ります。楽しかったなあ。

撮影機器：

Canon IXY 410F Canon

SH-21 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

Hasssy

一面に咲くチングルマや様々な高山植物に出会え、白馬大池の湖畔でまったり過ごして、そしてモルゲンロートに染まる白馬岳を目の当たりにして、本当に来てよかったなあと深く印象に残る山旅でした。

出発の３日前、咲き乱れるチングルマの写真がヤマレコに投稿されているのを見て、居ても立っても居られず山行を決めました。一昨年の秋に訪れて紅葉を楽しみましたが、花の時期にも訪れたいと常々思っていた気持ちをどーんと後押しされた感じです。

最初は以前と同じく白馬岳まで一気に登って白馬山荘に一泊する予定でした。しかし、午後の天候の悪さや、夏の暑さ、体力的な不安に負けて、白馬大池泊に変更し、翌日は小蓮華当たりまで行ければ良しくらいの緩い計画にトーンダウン。

初日は昼前に白馬大池到着。周辺の花々を撮ったり、コーヒーを飲んだり、まったりした時間を過ごせました。山荘前の広場は、昼前後は多くの登山者が行き交って混雑していましたが、午後になると宿泊者だけの静かな空間になりました。本を読んだり、お茶を飲んだり、周りもゆったりした時間が流れていました。

翌朝は３時半出発。雲が多くてとても景色は望めないとあきらめていたところ、日の出近くになると雲が消えて一気に晴れ、素晴らしい眺めが広がりました。がぜん気持ちが高まって、モルゲンロートに染まる白馬岳を見ながら難なく登頂！槍穂高から剱岳まで北アルプスの核心部の山並みに目を奪われました。

白馬岳山頂の景色を楽しみ下山を始めると、今度は下界から雲が沸き上がって周囲は真っ白です。わずか２時間ほどの夢の時間を過ごした後、無事下山して岐路につきました。