赤岳 初めての県界尾根＆真教寺尾根

2023年08月05日(土) [日帰り]

• GPS: 09:21
• 距離: 13.3km
• 登り: 1,412m
• 下り: 1,418m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 1:33
• 合計: 9:21

4:25 スタート地点
4:45 4:45 赤岳県界尾根ルート登山口
5:02 5:02 真教寺尾根方面分岐
6:01 6:01 小天狗
6:03 6:04 「東方薬師如来」石碑
7:00 7:01 大天狗
8:14 8:14 赤岳頂上山荘
8:25 9:22 赤岳
9:25 9:33 赤岳頂上山荘
9:37 9:38 赤岳
9:41 9:42 竜頭峰分岐
9:49 9:56 真教寺尾根分岐
11:51 11:51 扇山
12:03 12:04 牛首山
12:47 12:48 大門沢方面分岐
12:51 12:52 真教寺尾根登山口
12:57 13:07 サンメドウズ清里パノラマリフト山頂駅
13:34 13:34 羽衣池
13:42 13:46 たかね荘(閉鎖)
13:46 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

八ヶ岳ロッジ前の駐車場を利用

コース状況／危険箇所等

県界尾根・真教寺尾根ともに標高2,500mより上部は急勾配の岩場が連続するが、鎖や梯子の整備が行き届いていて、岩場のホールドも豊富なので難易度はそれほど高くない。登山道の整備状況としてはどちらの尾根も最良レベルだと思う。

写真

8/5 4:28

午前4時半、美し森ロッジ前を出発

8/5 4:45

県界尾根登山口
一瞬"閉鎖中"の標識に「えっ？」となったけれど…

8/5 4:45

よく見りゃこれは3年前の標識
過去の忌まわしき遺物はさっさと撤去しろや🤬🤬🤬

8/5 5:20

小天狗に向かっての急な登り
予想以上に笹藪が茂っていて朝露でズボンびしょ濡れです😂

8/5 6:00

午前6時
小天狗を通過

8/5 6:02

小天狗からの展望
素晴らしい雲海と南アルプスに感動🥺

8/5 6:09

正面に赤岳と横岳が聳える

8/5 6:50

雲海に浮かぶ富士山

8/5 6:50

先週はあの山の頂に立っていたと思うと感慨深い

8/5 6:58

午前7時
大天狗を通過

8/5 7:01

八ヶ岳を象徴するシラビソの森

8/5 7:03

樹林の切れ間から壁のように立ちはだかる赤岳が見える
それにしても美濃戸側からの赤岳とはまるで見た目が違いますなぁ🙄

8/5 7:33

イブキジャコウソウ？

8/5 7:34

秩父山地と雲海

8/5 7:34

そろそろ核心部の序章かな？

8/5 7:35

イブキジャコウソウの群落

8/5 7:36

オトギリソウ

8/5 7:36

トラバース状の岩場を通過した後は急勾配の鎖場が登場
県界尾根の核心部突入です🥳

8/5 7:38

タカネナデシコ

8/5 7:42

連続する鎖場

8/5 7:42

登っても登っても鎖場
でも勾配はそれほどでもなくホールドが豊富な岩場なので難易度は高くないと思います

8/5 7:47

同じ目線の高さに展望荘と横岳
だいぶ登ってきたなぁ🤗

8/5 7:47

南側には真教寺尾根と富士山

8/5 7:51

連続鎖の次は連続ハシゴ

8/5 7:56

消えかけの雲海

8/5 8:02

横岳の奥に硫黄岳も見えてきた

8/5 8:09

終わりそうで終わらない急登😓

8/5 8:11

北八ヶ岳まで見通せるようになってきました

8/5 8:14

午前8時過ぎ、赤岳頂上山頂に到着

8/5 8:13

ここまで来ると西側もパノラマ全開！

8/5 8:14

中央アルプスと木曽御嶽山

8/5 8:15

阿弥陀岳の存在感が凄い🤗

8/5 8:15

赤岳の頂はもう目の前

8/5 8:18

眼下の南八ヶ岳（権現岳〜編笠山〜西岳）

8/5 8:19

権現岳と南アルプスの重なり具合がカッコいい🥰

8/5 8:19

中央アルプス〜木曽御嶽山

8/5 8:20

北アルプス〜蓼科山

8/5 8:21

アップで撮ると大キレットのシルエットがよくわかります🥳

8/5 8:22

雲海の合間から諏訪湖が見えてきた

8/5 8:23

というわけで赤岳登頂！
朝の夏空チャレンジ大成功です🥳

8/5 8:27

三角点と標識

8/5 8:25

富士山に雲がモコモコ

8/5 8:38

どんどん形を変える富士山の雲
見ていて飽きない(*´ω｀*)

8/5 8:41

蓼科山をアップで

8/5 8:42

野辺山高原と秩父山地

8/5 8:44

甲斐駒と権現岳をアップで

8/5 9:20

赤岳山頂で1時間くらいのんびりしているうちに八ヶ岳の上空にも雲が湧いてきました
そろそろ撤収のサイン(=゜ω゜)ノ

8/5 9:22

県界尾根と真教寺尾根
2本の尾根が真っすぐに並ぶのが見ていて面白い

8/5 9:26

撤収前にもう一度八ヶ岳全山を望む

8/5 9:27

北八ヶ岳は既に雲の中ですね…
夏山の賞味期限は短い🥺

8/5 9:34

8/5 9:40

午前9時40分、真教寺尾根に向かって下山開始
まずは岩稜の稜線を辿って竜頭峰の分岐を目指します

8/5 9:40

眼下の行列は文三郎尾根方面へ下る登山道

8/5 9:42

休日のメインルートは大混雑ですね😓

8/5 9:42

8/5 9:44

険しい岩稜の隙間に咲く花たち

8/5 9:45

気の抜けない岩場が続く

8/5 9:46

大迫力の阿弥陀岳もそろそろ見納め

8/5 9:46

赤岳を振り返る

8/5 9:46

キレットへ下る尾根道を望む

8/5 9:51

竜頭峰分岐点
ここから真教寺尾根に入ります

8/5 10:04

県界尾根と並んで赤岳の難関ルートとされる真教寺尾根
険しい岩場の連続です(;´∀｀)

8/5 10:16

大天狗・小天狗が横目に見える

8/5 10:17

野辺山高原と夏の雲たち

8/5 10:29

まだまだ核心部が続く
岩場の難易度としては並程度だけど気は抜けません

8/5 10:32

遠ざかる大天狗・小天狗

8/5 10:37

野辺山に湧く積雲がどんどん成長していきます😊

8/5 10:49

核心部を抜けて樹林帯へ

8/5 10:57

グッバイ赤岳🥺

8/5 11:01

夏だなぁ🤗

8/5 11:01

牛首へ向けて尾根は続く

8/5 11:51

扇山を通過
深い樹林の中

8/5 12:03

ちょうど正午に牛首を通過

8/5 12:03

牛首も深い樹林帯の中

8/5 12:18

牛首から15分ほど行くと久しぶりに展望が開けました
ニセ八ヶ岳と呼ばれる茅ヶ岳が綺麗に見えます

8/5 12:18

甲府盆地

8/5 12:20

富士山は雲に飲み込まれたようです😇

8/5 12:37

時々遠雷が聞こえるのは気のせい？と思っていたら甲武信ヶ岳の方向がとんでもないことになっていました😨

8/5 12:39

マルバダケブキ

8/5 12:42

ホタルブクロ

8/5 12:47

賽の河原を通過
空を覆うカナトコ雲が不気味…

8/5 12:49

賽の河原から振り返る八ヶ岳

8/5 12:55

賽の河原から5分ほど下るとサンメトウズ清里の夏山リフトの展望台
登山道の先にいきなりリゾート全開の展望台が現れて一瞬困惑したけど、とりあえず雲を観察するには絶好のロケーション😇

8/5 13:01

リゾート全開の雰囲気に困惑しつつも牛乳を注文してしまう😇

8/5 13:05

雲のスケールがでかすぎて写真に納まらない

8/5 13:31

展望台を後にして再び静かな森の中へ

8/5 13:34

羽衣池

8/5 13:43

美し森ロッジに戻ってきました
雷雲からも逃げ切り成功(;´∀｀)

撮影機器：

D750 ニコン

Xperia Ace SO-02L docomo SONY

感想

kuge

これで赤岳への登頂は4回目。だけど今まで一度も東側から八ヶ岳に登ったことがなくて、今回初めて県界尾根と真教寺尾根を歩いてみました。

県界尾根と真教寺尾根、どちらも八ヶ岳では最高難度の登山道されていますが、ハシゴや鎖など登山道の整備は至れり尽くせりの状態なので、岩場耐性がついた今となっては普通に岩場歩きを楽しみながら登れました♪
（初めての赤岳登山の時に歩いた権現岳〜キレット〜赤岳のルートの方がずっと怖かった記憶があります。あの頃は急斜面の岩場耐性ゼロだったし💦）

そして県界尾根と真教寺尾根の一番良いところは全く混雑しないところですね。
ハイシーズンの土曜日なのに駐車場争奪戦とは無縁だし、すれ違い待ちもほとんど無しで、最初から最後までとても静かに歩けます。ちなみに、美濃戸方面からの登山道は山頂直下の岩場で大渋滞しているのが見えました…😅

ここのところ毎日のように夕立が発生しているので、午前4時台には登り始めて8時頃には登頂、9時台には下山を開始する朝型登山を決行。おかげでガスに囲まれる前に山頂からの展望を楽しめました。夏は9時を過ぎるとあっという間にガスが湧いてきて稜線が虚無と化するからね…朝型登山大切(;'∀')

赤岳からの展望は何回見ても素晴らしいです。南・中・北の3大アルプス、そして富士山から関東山地、浅間山まで一挙に見渡せるスケールの大きな展望は八ヶ岳でしか味わえません。この展望を見ずして下山するのは本当に勿体ないので、夏に日帰りで山頂を目指す時は早出してガスが湧いてくる前に登頂することをおススメします！！