御嶽山でナイトハイク【酷暑の候 こんな登山はいかがでしょう】

2023年08月12日(土) [日帰り]

• GPS: 10:00
• 距離: 15.9km
• 登り: 1,454m
• 下り: 1,453m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:59
• 休憩: 2:02
• 合計: 10:01

距離 15.9km 登り 1,454m 下り 1,459m

2:41 田の原登山口
2:49 2:50 遥拝所
3:00 3:01 大江権現
3:03 3:04 あかっぱげ
3:14 金剛童子
3:24 八合目避難小屋
3:40 富士見石
3:46 3:47 一口水
3:57 九合目避難小屋
4:27 王滝頂上山荘
4:29 八丁ダルミ
4:35 御嶽教御神火祭斎場
4:45 剣ヶ峰山荘
4:47 5:32 御嶽山
5:37 5:39 御嶽頂上避難シェルター
5:49 黒沢十字路
5:58 6:03 二ノ池山荘
6:08 6:15 二の池ヒュッテ
6:22 賽ノ河原
6:40 6:43 白竜避難小屋
6:45 三ノ池乗越分岐
6:53 6:55 摩利支天乗越展望台
6:55 摩利支天乗越
7:07 7:17 摩利支天山
7:30 摩利支天乗越展望台
7:34 摩利支天乗越
7:46 7:48 五ノ池
7:49 五の池小屋
8:20 8:26 継子岳
8:39 継子岳２峰
8:57 四ノ池渡渉点
9:10 9:11 三・四・五ノ池分岐
9:21 9:34 三ノ池
9:37 開田頂上（三ノ池避難小屋）
9:41 三ノ池
9:51 9:52 巻道の三ノ池分岐
10:09 三ノ池乗越分岐
10:10 白竜避難小屋
10:17 賽ノ河原
10:32 二ノ池山荘
10:42 黒沢十字路
10:44 10:46 覚明堂休泊所
10:58 御嶽教御神火祭斎場
11:02 11:03 八丁ダルミ
11:10 11:25 王滝頂上山荘
11:43 11:44 九合目避難小屋
11:49 11:50 一口水
11:53 11:54 富士見石
12:02 八合目避難小屋
12:08 金剛童子
12:17 あかっぱげ
12:21 大江権現
12:35 遥拝所
12:39 田の原大黒天
12:42 ゴール地点

天候

晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田ノ原駐車場に駐車：100台くらい駐車可能
トイレめっちゃキレイです。

コース状況／危険箇所等

基本的に登山道に危険箇所箇所はありませんが立入禁止箇所があるため注意
令和5年8月1日時点での規制情報はこちら↓
https://www.ontake-volcano.jp/kisei/

◆田ノ原〜王滝頂上〜剣ヶ峰
よく整備された登山道です。
登り時は暗くてあまり気付きませんでしたが、下山時に結構急登だったんだな〜と感じました。登りが始まると木階段、以降は所々岩場もあります。8合目避難小屋からはヘルメット着用です。7月29日に噴火以来立入が規制されていた火口近くの尾根の八丁ダルミへの規制が解除されました。シェルターや慰霊碑が設置されています。慰霊碑に供物の置きっぱなしは禁止です持ち帰りましょう。

◆剣ヶ峰〜二ノ池〜摩利支天山〜継子岳〜三ノ池〜王滝頂上
全体的に結構アップダウンがあります。
剣ヶ峰から二ノ池まではザレ場の登山道、二ノ池周辺は植生のある湿地帯ですがぬかるみ等はありません、摩利支天山へは片側の切れた登山道で注意が必要で所々岩場もあり摩利支天山の看板のあるところではちょっとした岩登りが必要。継子岳までは途中からガレ場もあります。継子岳周辺〜三ノ池まではまだコマクサが沢山咲いてました。登山道の中にもコマクサがあったりするので踏まないように注意です。三ノ池までは途中1箇所渡渉する箇所がありますが、この時期水深も浅く石も置いてあるので濡れずに渡れます。三ノ池の湖水は信者の間では御神水とされていて触れたりしないように注意。三ノ池からは白滝避難小屋までは結構急登です。王滝頂上までは一度二ノ池まで戻りザレたトラバース道を行きます。途中女人堂方面からの登山道と合流するので間違って下りないよう注意です。

その他周辺情報

田ノ原からは少し遠いですが、帰り道の道路からそんなに外れずに行けるので今回はこちらを利用しました。
城山温泉　せせらぎの四季
入浴料：700円(下駄箱とロッカーで別途100円づつ(返却されます)かかります)。
https://kiso-spa.com/spa/

写真

8/11 15:40

前日寄った道の駅三岳です。
御嶽山に関する展示などもあります。興味のある方は寄ってみてはいかがでしょうか

8/11 16:38

田ノ原駐車場に到着
明日登る御嶽山が見えています。

8/11 16:41

車中泊するために買った車の後部窓のネットです。
日の出てる間は大活躍してくれました〜

8/12 2:35

午前2時40分登山開始です。
トイレめっちゃキレイでした〜ありがたや〜

8/12 3:12

あかっぱげに到着
暗くて分かりません

8/12 3:25

ミヤマアキノキリンソウ
明るい時にまた撮ります。

8/12 4:27

王滝頂上に到着
こちらも暗くて分かりません。

8/12 4:32

八丁ダルミに設置されているシェルター

8/12 4:36

御嶽山のこの日の日の出は5時8分だったかな
「グズグズしてると夜があけちまうよ〜」
ラピュタでのドーラさんの台詞を思い出してしまいました。
少し急ぎます。

8/12 4:54

なんとかご来光前に剣ヶ峰に到着

8/12 4:56

夜明け前の北アルプス方面

8/12 4:56

中央アルプス、南アルプス方面

8/12 5:03

奥に富士山も薄っすらみえました〜

8/12 4:58

朝の神事

8/12 5:07

ご来光〜🌄

8/12 5:26

朝飯にします。
例のごとく同じパン、最近このパンにハマってます。
今回はちゃんとパンパンになっててくれました〜

8/12 5:24

山頂社務所で御朱印をいただきました。

8/12 5:31

完全に日が昇りました
雲海も綺麗ですね〜〜

8/12 5:33

修験者の方もいらっしゃってました。

8/12 5:35

慰霊碑に造花ですが献花してお祈りします。
造花は持ち帰りました。

8/12 5:36

供物の放置禁止です。
ある方の山行記録で「御嶽山は高所と土の組成ゆえ花が土に還らず(花束のフィルムはプラスチックなので言わずものがな）
また食べ物はカラスやサルといった雷鳥の天敵となる生き物を誘因してしまう」と記載されており参考にさせて頂きました。

8/12 5:39

シェルターあちこちに設置されています。

8/12 5:53

せっかくなので御嶽山を満喫してきます。ということで二ノ池方面へ向かいます。

8/12 5:58

途中オンタデがいっぱい
オンタデサンだからでしょうかね〜
後で調べたら名前は御嶽山で最初に発見されたことに由来するそうです。

8/12 5:59

二ノ池山荘
不在時はセルフでとのことだったのでバッジを買わせてもらいました。

8/12 6:07

二ノ池ヒュッテ
こちらにお泊りの方にも三ノ池でお会いしました。

8/12 6:10

摩利支天山に向かいます。

8/12 6:11

歩き始めて直ぐにクウクウ―と鳴き声が聞こえてきたので、どこかに居るのかなって辺りを見回したら居ましたライチョウです。
辺りをキョロキョロしてます。

8/12 6:12

ライチョウをこんなに間近で見れたのは初めてです。感激です！

8/12 6:13

ヒナを呼ぶ声だったのでしょうか、2羽のヒナと一緒にハイマツの中へと去って行きました〜
ありがとう！ライチョウさん

8/12 6:21

摩利支天山に向かう途中で見かけたイワギキョウ

8/12 6:24

イワツメクサ

8/12 6:35

道中の看板
御嶽山の登山ルートがよく分かりますね

8/12 6:36

途中三ノ池が見えました〜
コバルトブルーの湖面がめっちゃキレイですね〜

8/12 7:10

摩利支天山に到着〜

8/12 7:11

摩利支天山からの御嶽山
カッコイイ！

8/12 7:14

北アルプス方面
これから向かう継子岳やその奥に乗鞍岳も良く見えます。

8/12 7:46

五ノ池小屋に到着〜
後で寄れると思ったので寄らずに継子岳に向かいました。
結局寄れず…よく地図見て置くのだった😢

8/12 8:12

継子岳への道中、幾つもの岩が立っている風景に遭遇、
針の山というらしいです。

8/12 8:13

針の山から御嶽山

8/12 8:14

どうしたらこうなるの？

8/12 8:18

継子岳方面はコマクサが沢山残ってました〜
コマクサはやっぱりカワイイです。

8/12 8:19

継子岳に到着〜

8/12 8:20

継子岳から御嶽山

8/12 8:35

御嶽山をバックにコマクサ
最近こういうアングルにハマってます。

8/12 8:39

こんな山バッジ欲しいです。
超絶景ですな〜

8/12 8:54

四ノ池全景
こちらもすごい絶景です

8/12 8:57

一か所だけある渡渉

8/12 8:56

こんな感じです。

8/12 9:10

三ノ池周辺まで戻ってきました〜
青色がさらに綺麗になってます。

8/12 9:25

三ノ池のほとりまで来ました〜
三ノ池の湖水は信者の間では御神水とのことです。

8/12 9:22

三ノ池周辺にもコマクサ
綺麗なとこだけアップで

8/12 9:38

ヨツバシオガマ

8/12 9:38

チングルマ
綿毛になってます。

8/12 9:40

オトギリソウの群生

8/12 9:36

写真じゃ分かりづらいですが、登り返しがめっちゃ急登です。
結構疲れたけど大丈夫マス。がんばるマス。

8/12 9:44

三ノ池よさらば

8/12 10:02

ミヤマアキノキリンソウ

8/12 10:04

ミヤマダイコンソウは終盤ですね〜

8/12 10:06

チシマギキョウ
イワギキョウとの違いは下を向いてる花が多いのとよく見ると白い産毛のようなものがあります。

8/12 10:30

オンタデ
色の違いは種類でしょうか、咲いてた時間の経過具合で変化するのでしょうか？
後で調べたらオンタデは雌雄異株で、白いのは雄株、赤っぽいのが雌株らしいです。

8/12 10:33

火星かどこかの風景でしょうか〜

8/12 11:01

登り時には気づかなかったモニュメント

8/12 11:02

八丁ダルミ

8/12 11:25

王滝頂上まで戻ってきました〜

8/12 11:30

下山します

8/12 11:48

登り時に暗くて気づかなかった
トクヤクリンドウも咲いてました〜

8/12 12:11

キオン？でしょうか

8/12 12:10

あかっぱげ
暗いときとあんまり代わり映えしない写真ですね😓

8/12 12:43

田ノ原まで戻ってきました〜
( ´ー｀)フゥー．．．お疲れさまでした〜
写真はビジターセンターのひやままほ（火山舞星）さんです。

撮影機器：

HW-01K HUAWEI

Pixel 5 Google

装備

個人装備

Tシャツ 短パン タイツ 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 日よけ帽子 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 サングラス タオル ストック ヘルメット 携帯トイレ

感想

猫先生

私の住んでる地域では連日の38℃〜39℃と酷暑でして…台風も来てるから山小屋泊もリスクが高そうと思い日帰りでなんとか涼しく登山ができないものかと探していたらナイトハイクという文言がヒットし色々検索した結果、御嶽山でナイトハイクできるらしいという情報を得ることができました。山頂の剣ヶ峰までの八丁ダルミが2023年7月29日に規制が解除され山頂まで登れるようになり、更にご来光も見れるとか、これは行ってみたいと思い計画しました。行ってみた感想ですが、夜明け前の行動は暑さは感じずに山頂まで行けて日が昇ってからも標高の高い所での行動だったのであまり暑さは感じずに結構快適に行動できました。また、ご来光だけではなく数々の絶景とまだ残っていた花々、さらにはライチョウにも出会えとっても満足しています。ライチョウは今までで一番間近で見れて感激です。もちろん2014年9月27日の噴火での災害があったことは忘れていません。慰霊碑の前で手を合わせお祈りもしてきました。勝手な言いぐさですが私たちはこの災害の記憶を語り継ぐことしかできないと思います。自分の生きている間に立ち入り規制が解除になり山頂まで行けることができるようになったことは喜ばしいことで再び御嶽山が登山者で賑わうことを願ってやみません。涼しく登山したい方や山頂でご来光を見たいいう方は富士山は混雑しすぎなので立ち入り規制の解除された御嶽山もオススメですね。