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Yamareco

記録ID: 5829750
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳→鹿島槍ヶ岳→五竜岳

2023年08月12日(土) ~ 2023年08月14日(月)
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
14:53
距離
28.2km
登り
3,172m
下り
3,070m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:48
休憩
0:14
合計
3:02
距離 6.4km 登り 1,289m 下り 250m
9:47
14
10:01
10:02
57
10:59
11:02
6
11:08
11:14
39
11:53
11:54
26
12:20
12:23
26
12:49
2日目
山行
4:36
休憩
1:01
合計
5:37
距離 9.0km 登り 960m 下り 952m
5:27
41
6:08
6:12
13
6:25
6:32
16
6:48
21
7:09
12
7:21
7:31
7
8:27
8:29
46
9:15
9:28
29
9:57
10:12
33
10:45
10:55
9
3日目
山行
5:42
休憩
0:32
合計
6:14
距離 12.8km 登り 924m 下り 1,877m
6:39
88
8:07
8:14
36
8:50
9:00
4
9:04
33
9:37
30
10:07
10:08
23
10:31
10:38
14
10:52
10:58
34
11:32
4
11:46
ゴール地点
ヤマレコアプリで記録。息切れしないペースで。
天候 8/12 晴れのち曇り
8/13 晴れのち曇り
8/14 霧雨のち晴れ
気温は15℃〜25℃ほど
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
白馬五竜のエスカルプラザに駐車し、特急バスのアルペンライナーで扇沢へ。
エスカルプラザは山小屋宿泊者の駐車場があり無料。
アルペンライナーはエスカルプラザ〜扇沢1,800円。
五竜のゴンドラ、テレキャビンは片道1,400円。
コース状況/
危険箇所等
八峰キレットから五竜岳までは信州山のグレーティングで難易度Dとされています。手をかけた岩が動く場面がちらほら。視界が悪いとルート間違いにも注意。ちょっとした気の緩みが事故につながるため、十分気をつけて通過したいところです。
携帯電波はUQmobile(au4G)で電波あり。勿論地形によっては不通になります。種池山荘とキレット小屋の中ではほぼ通信不能でしたが、どちらも小屋前に出ると通信できました。小屋のHPによるとdocomoは○でauとsoftbankは✕でしたがdocomoの人は繋がらないと言っていました。
その他周辺情報 下山後のエスカルプラザに日帰り温泉やレストランがあります。龍神の湯に入浴しました。地下なので露天なし。入浴料700円。
白馬エリアに温泉や食事処はいくつかあります。
アルペンライナーで扇沢駅に10時前に到着。
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アルペンライナーで扇沢駅に10時前に到着。
登山届を出して柏原新道をスタート。登山口周辺は路駐だらけでした。
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登山届を出して柏原新道をスタート。登山口周辺は路駐だらけでした。
夏です。すぐに汗びっしょりに。
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夏です。すぐに汗びっしょりに。
稜線は雲がかかってます。
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稜線は雲がかかってます。
扇沢と針ノ木岳。針ノ木雪渓はもう全く雪見えませんね。
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扇沢と針ノ木岳。針ノ木雪渓はもう全く雪見えませんね。
種池山荘が見えました。
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種池山荘が見えました。
扇沢?上部を横切ります。
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扇沢?上部を横切ります。
ここ雨のときはちょっと怖かったですね。すぐ上が稜線です。
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ここ雨のときはちょっと怖かったですね。すぐ上が稜線です。
種池山荘に到着。
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種池山荘に到着。
稜線に着いたら眼の前にドーン。
稜線に着いたら眼の前にドーン。
周囲は雲の中。
爺ヶ岳方面も白。
爺ヶ岳方面も白。
カップスターとホットミルク(各500円)。砂糖が二袋付いてたので投入したらデザートドリンクに。
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カップスターとホットミルク(各500円)。砂糖が二袋付いてたので投入したらデザートドリンクに。
種池山荘フロント。
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種池山荘フロント。
トイレはきれいですが、芳香剤?の匂いがドギツくて咽ました…。
トイレはきれいですが、芳香剤?の匂いがドギツくて咽ました…。
相部屋寝室。スペースが設けられていて快適です。
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相部屋寝室。スペースが設けられていて快適です。
談話室で名物のピザを頂きました。
談話室で名物のピザを頂きました。
午後に宿泊者向け販売があるのは知らなかったです。たまたま買えました。生地サクサクで美味しかったです。1,400円也。
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午後に宿泊者向け販売があるのは知らなかったです。たまたま買えました。生地サクサクで美味しかったです。1,400円也。
夕方、ガスが晴れて爺ヶ岳南峰が見えてきました。
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夕方、ガスが晴れて爺ヶ岳南峰が見えてきました。
針ノ木蓮華方面も。
針ノ木蓮華方面も。
翌朝日の出前。日の出は小屋前からは見えませんね。
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翌朝日の出前。日の出は小屋前からは見えませんね。
鹿島槍ヶ岳と赤らむ空。冷池山荘の明かりが見えます。
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鹿島槍ヶ岳と赤らむ空。冷池山荘の明かりが見えます。
朝ごはん。味噌汁お茶ご飯おかわりできます。夕食は撮り忘れ。
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朝ごはん。味噌汁お茶ご飯おかわりできます。夕食は撮り忘れ。
朝食を済ませて爺ヶ岳へ出発。
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朝食を済ませて爺ヶ岳へ出発。
澄んだ朝空に浮かぶ鹿島槍ヶ岳が神々しい。
澄んだ朝空に浮かぶ鹿島槍ヶ岳が神々しい。
振り返って種池山荘と雄々しい立山劔の山並み。
2
振り返って種池山荘と雄々しい立山劔の山並み。
いわゆる針ノ木サーキット。
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いわゆる針ノ木サーキット。
雷鳥さん。親子?
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雷鳥さん。親子?
ひとまずは南峰へ。
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ひとまずは南峰へ。
南峰に到着。爽やかな朝です。
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南峰に到着。爽やかな朝です。
蓮華岳の向こうに穂高槍も見えます。
蓮華岳の向こうに穂高槍も見えます。
続けて爺ヶ岳の中峰と北峰へ。
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続けて爺ヶ岳の中峰と北峰へ。
中峰到着。う〜ん、まあ仕方ないか。
中峰到着。う〜ん、まあ仕方ないか。
この景色はつい何度も撮影してしまいますね。
この景色はつい何度も撮影してしまいますね。
爺ヶ岳北峰と鹿島槍ヶ岳へ。
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爺ヶ岳北峰と鹿島槍ヶ岳へ。
棒小屋沢と立山劔の山々。
棒小屋沢と立山劔の山々。
長野側は雲海。仁科三湖見えるんでしょうかね。
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長野側は雲海。仁科三湖見えるんでしょうかね。
爺ヶ岳の北峰は入れないのでスルーになります。
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爺ヶ岳の北峰は入れないのでスルーになります。
冷乗越、冷池山荘、鹿島槍ヶ岳。
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冷乗越、冷池山荘、鹿島槍ヶ岳。
冷乗越。
ちょっと樹林帯を登り降りして。
ちょっと樹林帯を登り降りして。
冷池山荘に到着。午前中なのでひと気はなく静かです。
冷池山荘に到着。午前中なのでひと気はなく静かです。
フロントで水券を購入して0.5L保水。100円です。
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フロントで水券を購入して0.5L保水。100円です。
山荘から少し離れたテント場。連泊かデポか、けっこうテントありますね。
山荘から少し離れたテント場。連泊かデポか、けっこうテントありますね。
稜線は長野側からのガスに包まれ出しました。晴れていれば好景のテント場ですね。
稜線は長野側からのガスに包まれ出しました。晴れていれば好景のテント場ですね。
登山道脇はお花畑の様相を帯び始めました。
登山道脇はお花畑の様相を帯び始めました。
ハナニガナ。ハクサンフウロ。イブキトラノオ。シナノオトギリ。
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ハナニガナ。ハクサンフウロ。イブキトラノオ。シナノオトギリ。
布引山への登り。
布引山への登り。
布引山から鹿島槍ヶ岳を望む。
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布引山から鹿島槍ヶ岳を望む。
高山植物園ですねこれは。
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高山植物園ですねこれは。
ウサギギク。イワギキョウ。ヤマハハコ。ミヤマトリカブト。トウヤクリンドウ。
ウサギギク。イワギキョウ。ヤマハハコ。ミヤマトリカブト。トウヤクリンドウ。
南からの鹿島槍ヶ岳アプローチは穏やかな稜線コースです。
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南からの鹿島槍ヶ岳アプローチは穏やかな稜線コースです。
鹿島槍ヶ岳に到着です。
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鹿島槍ヶ岳に到着です。
雲に飲まれつつある五竜岳。
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雲に飲まれつつある五竜岳。
爺ヶ岳や針ノ木方面も同様。
爺ヶ岳や針ノ木方面も同様。
あちらが鹿島槍ヶ岳の北峰。縦走路から少しだけ外れます。
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あちらが鹿島槍ヶ岳の北峰。縦走路から少しだけ外れます。
北峰に到着。五竜岳の向こうには唐松や白馬も見えます。
北峰に到着。五竜岳の向こうには唐松や白馬も見えます。
振り返り鹿島槍ヶ岳と劔岳。北側からの鹿島槍は最後の方けっこう岩場の急登ですね。
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振り返り鹿島槍ヶ岳と劔岳。北側からの鹿島槍は最後の方けっこう岩場の急登ですね。
さて、八峰キレットへ下ります。
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さて、八峰キレットへ下ります。
ガスに包まれ出してよくわからないですが峰が8あるんですかね?
ガスに包まれ出してよくわからないですが峰が8あるんですかね?
ギザギザした稜線をトラバースぎみに下っていきます。
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ギザギザした稜線をトラバースぎみに下っていきます。
八峰キレット核心部手前。
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八峰キレット核心部手前。
梯子を下りて数歩歩いて、また梯子を登るだけです。しっかり梯子があるのでそんなに怖くはないです。
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梯子を下りて数歩歩いて、また梯子を登るだけです。しっかり梯子があるのでそんなに怖くはないです。
通過後に振り返り。切れ落ちてますね。狙ったように劔岳も見えます。
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通過後に振り返り。切れ落ちてますね。狙ったように劔岳も見えます。
写真だと足場がかなり狭く見えますが、実際歩いてみるとまあ普通の山道ですね。
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写真だと足場がかなり狭く見えますが、実際歩いてみるとまあ普通の山道ですね。
とはいえ慎重に進みます。
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とはいえ慎重に進みます。
八峰キレット小屋に到着です。
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八峰キレット小屋に到着です。
写真の左が小屋正面と縦走路。右側上部はヘリ着き場ですかね?
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写真の左が小屋正面と縦走路。右側上部はヘリ着き場ですかね?
小屋正面。
小屋前はこんな感じ。
小屋前はこんな感じ。
小屋前ベンチでランチタイムと洒落込みます。テン泊用に準備していたFD食品類。
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小屋前ベンチでランチタイムと洒落込みます。テン泊用に準備していたFD食品類。
もう稜線はガスの中ですが、一瞬劔岳方面が見えました。
もう稜線はガスの中ですが、一瞬劔岳方面が見えました。
小屋内。寝室は2階。1人1畳ですが13人しか宿泊者が居なかったので広々です。
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小屋内。寝室は2階。1人1畳ですが13人しか宿泊者が居なかったので広々です。
トイレはくみ取り式か。種池山荘よりずっと匂いは少ないです。
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トイレはくみ取り式か。種池山荘よりずっと匂いは少ないです。
食堂兼談話室。
水は天水湯冷ましが500ml500円。ペットボトルは500ml600円です。
水は天水湯冷ましが500ml500円。ペットボトルは500ml600円です。
夕食。立派な献立です。
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夕食。立派な献立です。
時間は飛びますが次いで朝食。なんというか各品が立派です。2食とも味噌汁お茶ごはんおかわり可でした。
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時間は飛びますが次いで朝食。なんというか各品が立派です。2食とも味噌汁お茶ごはんおかわり可でした。
天気は生憎の空模様。霧雨が舞う中スタート。
天気は生憎の空模様。霧雨が舞う中スタート。
思ったよりこまめにアップダウンがあります。
思ったよりこまめにアップダウンがあります。
雨で視界が悪いので印や鎖をよく見ながら進みます。
雨で視界が悪いので印や鎖をよく見ながら進みます。
雷鳥さんと二度目の遭遇。
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雷鳥さんと二度目の遭遇。
三度目の遭遇。目の上が赤いのはオスですね。
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三度目の遭遇。目の上が赤いのはオスですね。
口の沢のコルはまだかな?と思っていたら北尾根の頭まで来ていました。岩稜帯歩きは結構好きなのでペース速めです。
口の沢のコルはまだかな?と思っていたら北尾根の頭まで来ていました。岩稜帯歩きは結構好きなのでペース速めです。
霧雨が小雨に強まったり一時止んだり。レインウェアを着ていないので既にずぶ濡れです。
霧雨が小雨に強まったり一時止んだり。レインウェアを着ていないので既にずぶ濡れです。
ザレ場?登り中で一瞬だけガスが晴れました。やっぱり青空はテンションが上がります。
ザレ場?登り中で一瞬だけガスが晴れました。やっぱり青空はテンションが上がります。
黒い雲の向こうにホントに一瞬だけ劔岳がチラり。
黒い雲の向こうにホントに一瞬だけ劔岳がチラり。
G5付近。たぶんこの先で一度コースを間違えそうになりました。
G5付近。たぶんこの先で一度コースを間違えそうになりました。
眺望ゼロなのは非常に残念ですが、人が居ないのですれ違いもなく好き放題歩けるのはよかったですね。独り占め感もありこれはこれで楽しかったです。
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眺望ゼロなのは非常に残念ですが、人が居ないのですれ違いもなく好き放題歩けるのはよかったですね。独り占め感もありこれはこれで楽しかったです。
そろそろ五竜岳かな?
そろそろ五竜岳かな?
五竜岳への分岐点に到着。分岐があるのを忘れていました。
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五竜岳への分岐点に到着。分岐があるのを忘れていました。
分岐から五竜岳へ。ガスで見えませんがすぐそこです。
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分岐から五竜岳へ。ガスで見えませんがすぐそこです。
五竜岳山頂に到着です。何も見えませんねー。
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五竜岳山頂に到着です。何も見えませんねー。
真っ白で絵が寂しいし誰もいないので久しぶりに自撮り。
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真っ白で絵が寂しいし誰もいないので久しぶりに自撮り。
五竜山荘へ。山荘への下りでは印が格段に増えました。
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五竜山荘へ。山荘への下りでは印が格段に増えました。
五竜山荘に到着。少しだけ休憩。
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五竜山荘に到着。少しだけ休憩。
五竜山荘前。数人が軒下で装備を整えており、各々五竜岳や遠見尾根へと向かいました。
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五竜山荘前。数人が軒下で装備を整えており、各々五竜岳や遠見尾根へと向かいました。
フロントで缶コーヒーを購入して一服。ひと気なし。朝までは賑わっていたんでしょうかね。
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フロントで缶コーヒーを購入して一服。ひと気なし。朝までは賑わっていたんでしょうかね。
長くて辛いと言われる遠見尾根へ。
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長くて辛いと言われる遠見尾根へ。
相変わらず霧雨が降ってます。
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相変わらず霧雨が降ってます。
こんな感じの道がしょっちゅうあるので、雨関係なくパンツびしょびしょになりますねここは。
こんな感じの道がしょっちゅうあるので、雨関係なくパンツびしょびしょになりますねここは。
チングルマ(種)。ヤマハハコ。
チングルマ(種)。ヤマハハコ。
西遠見。この辺からは岩場っぽいところはほぼなくなります。
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西遠見。この辺からは岩場っぽいところはほぼなくなります。
西遠見池。
大遠見。縦走路はピークじゃないけど大遠見山ピークにはどこかから登れるのかな?
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大遠見。縦走路はピークじゃないけど大遠見山ピークにはどこかから登れるのかな?
中遠見。ここはちょっとピークっぽく開けてます。何も見えませんが。
中遠見。ここはちょっとピークっぽく開けてます。何も見えませんが。
小遠見。ここは眺望良さそうです。あとなんかここだけ虫がやたら寄って来ました。
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小遠見。ここは眺望良さそうです。あとなんかここだけ虫がやたら寄って来ました。
小遠見からはトレッキングコースです。
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小遠見からはトレッキングコースです。
雨が止んで白馬が見えてきました。久しぶりの遠景におおと声が漏れました。
雨が止んで白馬が見えてきました。久しぶりの遠景におおと声が漏れました。
いやいや良い景色じゃないですか。
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いやいや良い景色じゃないですか。
地蔵の頭。ケルンがあります。
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地蔵の頭。ケルンがあります。
植物園を通ってゴンドラ乗り場へ。下りだったからか遠見尾根はそんなに長く感じませんでした。
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植物園を通ってゴンドラ乗り場へ。下りだったからか遠見尾根はそんなに長く感じませんでした。
ゴンドラ乗り場に到着。無事に山行終了です。
ゴンドラ乗り場に到着。無事に山行終了です。
ゴンドラで下山してエスカルプラザに帰着。地下にある龍神の湯で入浴して着替え、帰路に着きました。
ゴンドラで下山してエスカルプラザに帰着。地下にある龍神の湯で入浴して着替え、帰路に着きました。

感想

今年のお盆休みは南アルプス白峰三山縦走を計画していましたが、台風7号の影響で最終日は風雨にやられてしまいそうだったためギリギリでキャンセル、予備プランとしていた後立山縦走のほうは逃げ切れそうなため、こちらに変更して縦走してきました。

1日目は扇沢から柏原新道の登りでお尻まで汗でびっしょりに。種池山荘に到着した時点で稜線はガスの中で展望はありませんでしたが、山荘前で衣類を着乾かしながらまったりしていると、ピザの宿泊者向け販売のアナウンスがあり、午前中の販売で終わりと思っていた種池山荘の名物であるピザにありつくことができました。ピザを食べられるとわかっていればカップスターは買わなかったんですが、まあ嬉しい予想外でした。

2日目は雄大な立山を横目にしながら、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の稜線を好天の中で気持ちよく歩けました。八峰キレット核心部はなるほど写真の通りエグい切れ落ちで映えポイントな感じでしたが、梯子があって足場はしっかりとしていて特に問題なく通過できました。八峰キレット小屋に到着した昼にはガスが稜線を覆ってしまいましたが、小屋もキレイで宿泊者も少なかったので、静かに贅沢な時間を過ごすことが出来ました。水が500mlで500円なのは種池冷池との価格差が大きくてちょっと驚きましたが……立地上しゃーないですね。天水の湯冷ましで作ったアクエリアスはおいしかったです。夕食と朝食も予想以上に立派なメニューで美味しかったです。

3日目朝は残念ながら朝から完全にガスの中。キレット小屋スタートから小遠見あたりまではずっと霧雨が強まったり弱まったりの繰り返しで景色はまったく望めませんでした。
晴れていれば見えるであろう大展望の中を歩けなかったのはとても残念でしたが、幸いなことに雨も風もそれほど強くなかったため、グレードDとされている五竜岳までの岩稜帯は無事に通過することができました。なおG5付近で一度道を間違えました。突き当たった岩壁を右に進み、岩にへばりつきながら先を見下ろして「アレ?この先はちょっと命の危険を感じるな……」と思ったので引き返すと、岩壁の左に鎖が続いていました。そのまま進んでいたら……と思うとヒヤっとしました。とはいえ岩場歩きは個人的には好物なので、慎重に気をつけながらも、楽しく歩くことができました。また遠見尾根は長くてしんどいと聞いていましたが、心構えをしていたからか下りだからか、それほど長くは感じませんでした。3日目はちょっと大変かな、と予想していたのですが、だいぶ余力を残してゴールできたため、のんびり下山後の温泉や食事を楽しめました。

■装備メモ
上)DFメッシュメリノロングスリーブ
下)アクシオライトトランクス、カミノパンツ、ダーンタフフルクッション、マウンテンクルーザー800
他)Sub Nero Ultra 30、spark0、ミレーキャップ、エルゴグリッパー、アルパインカーボンポール、チタンクッカー400、P115フェムトストーブ、パワーガス110
保温着、雨具)コアエアシェル、ラークフーディ、ライトアルファタイツ、フェザーレインフルジップ、フェザーレインパンツ
気温は15℃〜25℃くらい。ずっとメリノシャツ1枚で行動していました。柏原新道の登りでは汗だくになりましたが2日目以降はちょうどいい感じでした。3日目は朝から霧雨でしたが、暫くしたら止むと思いレインウェアなしでスタート。結局は霧雨がずっと続きましたが、身体が冷えることはなかったので、そのまま最後まで歩きました。どちらかと言うと上半身よりもハイマツや笹からのもらい水でパンツがずぶ濡れになった感じではありました。
就寝時も小屋内は15℃以上あり、spark0でやや暑いくらいで、インサレーションのラークやアルファタイツも使用しませんでした。

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