感動の剱岳〜↑源次郎尾根↓別山尾根
- GPS
- 18:36
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 2,140m
- 下り
- 2,141m
コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 2:57
- 山行
- 8:40
- 休憩
- 2:41
- 合計
- 11:21
天候 | 1日目 曇りのち時々雨 2日目 快晴 3日目 曇りのち一時晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
集合 9月16日(土)室堂ターミナル 11時 ‐ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【1日目】 室堂ターミナルから雷鳥沢野営場、剱御前小舎を通過して剱沢キャンプ場まで一般路を歩く。特に記述すべきことはないが、雷鳥平も剱沢もテントの数は、これまで見たことがないくらいに多かった。 【2日目】 剱沢テン場の標高は2500mで源次郎尾根の取付きの標高は2000mになるので、この源次郎尾根ルートは、ざっと500m下って1000m登ることになる。数値的にはたいしたことはないが、四肢を使って登る急登が多くて数値に現れないハードさがある。テン場を早朝4時に出発する。源次郎尾根に行く場合、これより早く出発する必要はない(出発すべきでない)。事前に得ていた情報にしたがって剱沢右岸の夏道をくだり、途中で降りずに、平蔵谷が見えてきたあたりで沢に降りていく。5時半に平蔵谷出合つまり源次郎尾根取付きに着き、ちょうど少し明るくなってきた。一部情報によるとこの場所での沢のトラバースが禁止されていたそうだが、室堂ターミナルのホワイトボードにも記載されていなかったし、実際にトラバースしてみて雪の状態が危険と思える部分は無かった。なお雪面はツルツルに凍っているので12爪アイゼンの装着をすすめる。 僕実は軽アイゼンで渡っちゃいました。(N) 源次郎尾根の取付き場所は、平蔵谷の入口の大岩の対岸なので判りやすい。取り付いてすぐにある岩壁が、このルートの最初にして最難関の岩場となる。と言っても4級マイナス程度。以前は残置ロープがあったがいまはない。我々はシンモンさんに突破してもらってスリングを出して全員突破する。その後しばらくハイマツなどの樹林の中を木枝を掴んで登るルートを進む。そのため、ザックの外付けは厳禁。その後、ときどき岩場になるが、注意点としては、たとえ踏み跡があっても稜線を外さないことだ。右に進もうとする踏み跡が結構あるが、これはクライマーズホイホイと呼ばれていて、進むと悲惨な目に遭うらしい。体力的にはⅠ峰(2709m)までが勝負。これを越えることができれば、まだまだ先は遠いが、その勢いでⅡ峰(2770m)、さらに剱岳頂上まで達することが出来ると思う。 Ⅰ峰の下りは急だがハイマツを掴んで下れば特に危ないというほどの下りではない。Ⅱ峰の登りも稜線沿いにハイマツと岩のあいだを、木枝を掴んで登るので、見た目ほど厳しいものではない。Ⅱ峰のピークから少し先に進んだ場所に懸垂下降のためのりっぱなクサリの支点がある。以前は大量の捨て縄と、残置カラビナがあったが、これらは一切片付けられていた。今回、ロープはペツルRADライン(公称6ミリ、実際は7ミリ程度)30mを2本、ダブル使いで、ATCガイドにセットし、ペツル方式で懸垂下降した。これで一番下の安定したコルに到達できる。ロープが細いのでATCは、細ロープ対応のBDアルパインガイドまたはエーデルリッドのマイクロジュルに限定した。実際はATCの向きを反対(ノーマルフリクションモード)にしないとフリクションが効きすぎて下降しづらかった女性メンバーもいた。体重次第となる。その先は剱岳頂上まで、一箇所だけ岩峰があるが、右に巻く踏み跡を歩いて登れる。剱岳頂上には予定通り11:20に登頂できた。山頂は感動的で、振り返ると細長いピークを持つⅡ峰が印象的だった。ちなみに今回は、他のパーティに大きく待たされることはなかった。この日の源次郎尾根は知る限りにおいて5パーティで15名ほどだったと思う。 剱岳山頂にてしばらく感慨にひたったあと、別山尾根の一般ルートで下降した。ところが、これが大渋滞で、カニのヨコバイあたりで30分ぐらい待たされた。おかげで、剣山荘の牛丼もカレーもおでんすら売り切れになっていた。しかし、剱沢テン場に戻って、達成感のある気持ちのいい宴会となった。 *シンモンさんは先行して室堂へ帰路についた 【3日目】 剱沢テン場から立山三山を通過して一ノ越から室堂に戻る予定であったが、山頂はガスガスで、もういいや!という多数決で最短ルートで戻ることになった。雷鳥平からは少し大回りして、途中で一ノ越経由、黒部平に向かうニシデンさんとも別れて、水路わきの道を歩いていたら目の前に雷鳥親子が5匹ほどいて和ませてくれた。足元はすでに白いソックス状になっていて、もう冬が遠くないことを思い起こさせてくれた。暑い夏の年は冬が寒いと言うが、このジンクスが通じるか? 雪がたくさん降ってくれることを祈るばかりだ。 記(以上、クマ記) ‐ |
その他周辺情報 | 吉峰温泉 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
●一般装備
計画書
紙の地図
長袖
長ズボン
防寒上着
ヘッドランプ
ロールペ−パー
タオル
ハイドレーションなどと水2Lぐらい
10爪以上のアイゼン
スマホ(地図+GPS兼用)
モバイルバッテリ
USBケーブル
雨具上下
ザックカバー
ゴミ袋
薬類
ストック任意
カメラ任意
●クライミング装備
ヘルメット
ハーネス
細ロープ対応ATC
環付カラビナ4枚
薄皮グローブ
バックアップ用スリング
スリング長短各2(PAS可)
●キャンプ装備
シュラフ+カバー
マット
コッフェル
ガスコンロ
ガスカートリッジ
コンロ板
プラティパス
テルモス
雑巾
サンダル任意
●その他
運転免許
健保証
お風呂セット(車載)
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---|---|
共同装備 |
テント一式×2
ペツルRADライン30m×2
|
備考 | 懸垂下降のセットはペツル方式。この方式がUIAAでも採用されて国際標準となっている。 https://www.alteria.co.jp/sport/rappeling/ ‐ |
感想
外見はおしとやかですが実は怪獣のような体力を持った女性二人と、マラソンを走らせたら3時間台で走るニシデンさんシンモンさんの5人パーティで源次郎尾根から剱岳に登ってきました。このパーティの最大の問題点は、ほかならぬボクの体力でありますが、源次郎尾根にいささかの経験があり、リーダーをやらせてもらいました。
ちょうど10年前、山岳会の後輩を連れて、テント泊フル装備で源次郎尾根を登り、剱岳山頂から北方稜線を下って池の平小屋に抜けたのですが、今回の当初計画でも、このルートを考えていました。しかし、小窓雪渓の状態があまりにも悪い様子で、かといって池の平山(南峰)を越える時間的余裕がなさそうだったので、今回のルートになったのですが、今のボクには、軽量なアタック装備でも源次郎尾根は厳しくて、ゼーゼーもんでした。10年間のジジイ化は如何に激しかったのか、たった1年間の肉体改造もぜんぜん間に合いませんでした。今更ながら本当に当初計画でなくて良かったと安堵しております。そんなこんなで、ひよわなリーダーで申し訳ありませんでした。
しかしながら、一人の登山者として、このルートの登りやダイナミックな景色にはシビレるものがあり、本当に登れて良かったと感じています。また今回のメンバーは、全員モチベーションが高くて、そのようなメンバーと一緒に山に登るのは、正直なところ、大変気持ち良かったです。お互い貴重な時間を、楽しいメンバーで共有できたことにお礼を申し上げます。 最後にチカさん、留守本部ありがとうございました。
‐
北アルプスの、穂高が南の重鎮なら剱岳は北の俊英、とは深田久弥の言。富山に暮らすと日々「立山連峰」を仰ぐが、その眺めの中心は剱岳になる。険しさと威厳において日本一の山だと僕は思い、車のナンバーも2999にした。そして、ヤマレコに記録しただけで過去15回剱岳に登った。別山尾根、早月尾根、長次郎谷、平蔵谷、そして北方稜線から登った。後は源次郎尾根から行ければ、ルートとしては思い残すところはないと思っていた。そしてクマさんからのお誘い、これを逃してなるものかと参加表明した。
山行初日、11時立山室堂集合のために、他4人は富山側から、僕だけが長野側からアクセスする。長年の富山暮らしから東京に戻って2年目で久しぶりのアルペンルート、富山から上がったのは50回はある筈だが、長野側の扇沢から入るのはこれが2回目なのだ。事前予約してないので、電気バスの始発が6時半であるのに対し5時半からチケット売り場に並んだ。既に長い列だったので、ロープウエイで待ち時間があるかと覚悟していたが、割とすんなり乗れて8時半には室堂に着いてしまった。屋上に行ってみたり、売店を物色したりもしたが、待合室で一寝入りして睡眠不足も一部解消した。そして11時より少し前、きっとこのバスで来ると待ち構えていたら目論見通り、4人との再会を果たした。
初日の工程は剱沢キャンプ場に行くだけと短いが、テン泊登山が2年ぶりで、登攀ギアも加わって一段と重い装備が運べるか心配だった。結果なんとか付いて行き、平気だよという顔をしていたつもりだが、食材満載の女性陣のペースがゆっくりだったので助けられた。キャンプ場はこれまで見たことのない沢山のテントが既に張られ、好適地を皆で探し回り、漸く3張り並べる場所を見つけた。優雅な食材が並び、宴にかかったところで雨になり、どんどん強くなり、皆テントに逃げ込んで終わった。
さて核心のアタック日、天気の巡り合わせがぴったりはまった一日晴れの日で助かった。この日になっての最初の心配は、源次郎尾根に取り付くために平蔵出合で剱沢を対岸に渡れるかであった。僕はこれまで夏に、秋に何度か剱沢を下り、長次郎出合で雪渓横断禁止になった瞬間にも出会った。それら経験上、平蔵の方は大丈夫だろうと思いつつも、温暖化が進んでからの雪解けの進み方は予想を超えている。結果現地では、あっさり渡れてホッとした。
源次郎尾根は、ルーファイ的にはクマさんの後を行くだけで自分の苦労はなし。岩場の難所は、最初のは何人も先に行った後でシュリンゲも掴んでこんなものか、という感じ。次のが、伸びた枝とシュリンゲをそれぞれの手で掴んで上がったのだが、どちらも振られて手こずったのが少し悔しかった。後はひたすら、岩でも灌木でも根っこでも掴んで登るのが続き、足のステップも大きいので、標高差以上に体力を使うと感じた。取り付きから本峰山頂までの正味登行標高差は930mで、別山尾根550mの2倍にはならないが、3倍も4倍も疲れたのが実感だった。それでも漸く喫に着いて、曲、本峰待ち構えているのに意気が上がる。曲の懸垂下降も期待通り爽快なものだった。剱の山頂に着く瞬間は、これまでも他のどの山のものより嬉しいが、今回それがより一層だったのは言うまでもない。
別山尾根の下りは、ヨコバイの大渋滞でうんざりした人もいたかと思うが、僕はこれも剱の名物、もうのんびり出来ていいやと思っていた。それでも今回の大渋滞はこれまで経験していない凄いものだった。列の長さもともかく、一向に進まない時間が長かった。高速の渋滞に例えれば、自然渋滞なら平均20km/h位で進むが、事故渋滞で車線減少になると10km/h以下にもなる。その事故渋滞に出会ってしまった感がある。これまで僕は多く普通の土日に剱岳に来ていたので、そうすると2日間で剱岳登山を終えられる人ばかりが来ている。今回三連休では、3日間かければ来られると思って来ている人が多いのだろう。
2日目夜の宴はもちろん、3日目の下山も余韻に浸りながら、重荷と疲れを乗り越えられたと思う。渋滞3ヵ所の帰りのドライブにしても然り。クマさんと、北陸の仲間と登る剱岳は本当に素晴らしいものでした。またのチャンスを!
3日目単独の行動記録
分岐点8:46-9:54一ノ越10:14-10:56東一ノ越11:06-13:07黒部平
いよいよその時が来たと思った
大げさかもしれないけど(笑)
クマ先生からのお誘いがIMPの掲示板にアップされたとき思わず
「行く行く!!ゼッタイに行きたーーーーーい!!!」と叫んだ。
源次郎尾根も剱北方稜線ももう何年も思い焦がれていることか。
去年までのワタシは連休も少なかったしほぼあきらめていたが今は違う。
計画が上がってからの3ヶ月間はこの日のために焦点を合わせてきた。
だが、直前になってから小窓雪渓の状態が最悪との情報。
リーダーのクマ先生の判断で今回は北方稜線はあきらめることになった。
残念だが仕方がない。
剱沢でキャンプ2泊なら荷物重くてもOKね(笑)
と、とくに軽量化も考えず荷物パンパンで。
3日前には大キレット日帰りをして体調も体力も万全!!!
◆1日目
遅めスタートで剱沢には13時半頃に到着。
テント立てて、ロープワークの復習をして宴会の予定が・・・雨。
食べたかどうだかわからないくらいバタバタしてテントに潜り込み眠る。
◆2日目
3時起床4時出発。
2時くらいからテン場がざわつきはじめて目が覚める。
別山尾根も渋滞のライトがよく見える。
源次郎に向かうPTもいくつか。真っ暗な中スタートし取り付きで明るくなる計算。
剱沢の雪渓も状態が悪いので夏道をたどり、源次郎の取り付き直前で雪渓を渡る。
雪渓はカチカチだが所々パックリとクレバスがあった。
無事、取り付く。
初めての場所は新鮮だが浸る余裕もなく難所難所。
自力で越えられない岩場はお助けスリングを出してもらい何とか通過。
稜線に出ると見たことのない景色に心が踊る。
一峰ニ峰と進んで行くがずっと右側に八峰が見えていた、しかも近い!!
二峰からは垂直懸垂で下りる。
じつはこの日のために一ケ月前、雑穀谷でチカ先生から特訓を受けていた。
全員無事に下りて、あとはビクトリーロード✨
山頂は大賑わい!!
みんなが祠をバックに記念撮影してるのに、私たちは「キケン通行止め」の
看板を囲み記念撮影(笑)
激混みの別山尾根から下山し、剣山荘でカンパイ♪
テン場に戻ってさらにカンパイ♪♪♪
テン場でたどってきた稜線を眺めながら感慨にふける。
◆3日目
立山三山縦走の予定だったがガスが濃く多数決で行かないことに(笑)
二シデン師匠と途中まで一緒に歩き分岐で別れた。
◆まとめ
これまで山岳会などに所属しないで独学で山をやってきたワタシにとって、ヤマレコを
通じて知り合ったIMPの仲間たちは本当に大切で貴重な仲間です。
過去に2回も文登研でクライミング研修を行ってくださったクマ先生。
源次郎尾根の提案は夢かと思いました、しかも北方稜線付きって。
結果的に北方稜線は行けなかったのですが、重いテン泊装備で行くのは困難ということが実際行ってみてよくわかりました。
クマ先生からは3日間の間、学ぶべきことが本当に多かったです。
経験豊富でいつも優しく見守ってくださる二シデン師匠。
富山から離れられてご一緒する機会も減りましたが久しぶりに一緒に美味しいビールが飲めました(笑)
難所難所でサポートしてくださったシンモンさん。
その身軽さで難所もスッと登りみんなをサポート、始終明るく声かけしてくださって精神的にもずい分助けられました。
いつも良き相棒として一緒に冒険してくれるミエリン。
今回もお互いに良い経験ができました♪次につながるようまた切磋琢磨しましょう。
良き仲間との出会いに感謝。
本当にありがとうございました。
何度か通過経験のあるクマさんの引率・立山ならどこでも知っているNishidenさん・IMPのパワフル女子二人と共に源次郎尾根チャレンジ。
剱岳は早月尾根からしか行ったことがなく、源次郎尾根どころか別山尾根も剱沢もはじめまして(残雪期に真砂沢を滑って剱沢を登り返したことはある)。夏の剱沢の雪渓の状況などを教えてもらいました。
学生だったら2週間くらい逗留してこの界隈を登りまくるんだろうなぁと思いました。
実際にはもうすぐアラカンの身ではありますが、まだまだディープな剱岳を味わいたいとさらに貪欲な気持ちになりました。
貴重な体験をさせてもらい、同行の皆さんには本当に感謝です。ありがとうございました。
留守本を引き受けてくださり、事前の懸垂下降訓練や私が室堂下山不能時の馬場島からの回送を提案してくれたChikauさんにはいつもいつもお世話になりっぱなしです。本当にありがとうございました。
尾根に取り付いて草付きを終えたあとの2つの登攀困難な岩場の攻略について少しコメント。
いずれももう一手があれば登れるのに、という場所でした。
ロープを出すのは面倒ですし、もちろんそこまでの岩場でもありません。
ガイドさんはコンテするでしょうけど。
上からスリングやお助け紐を垂らすのもよいのですが、背中に乗ってもらったりショルダーで十分だったかなと後から思いました。
二日目別れたあとの行動記録
剱岳 11:34 - 11:53 カニのヨコバイ 12:12 - 12:14 カニの縦バイ 12:15 - 12:19 平蔵の頭 12:24 - 12:33 前劔の門 12:35 - 12:44 前剱 12:49 - 13:24 一服剱 13:25 - 13:36 剣山荘 13:41 - 14:44 剱御前小舎 - 15:15 浄土橋 15:17 - 15:20 雷鳥沢キャンプ場 - 15:31 雷鳥沢ヒュッテ 15:32 - 15:41 雷鳥荘 15:48 - 16:04 みくりが池温泉 - 16:08 みくりが池 - 16:15ホテル立山 16:17 - 16:17 室堂
チャンスに恵まれて源次郎尾根へ。
1ヶ月前にチカさん、しんもんさんに雑穀谷で懸垂下降の練習をしてもらい、自宅で復習、アタック前日にテン場でセットの再確認。
ザイルワークは奥が深い。。とにかく今回は懸垂下降を安全に!
お天気ドンピシャ2日目快晴!
ハード&ワイルドな源次郎尾根、I峰までは四つ這いでよじ登り、大岩との格闘。 I峰からの絶景でテンション上がり?︎ ギザギザの八峰がすぐ右手に見える。
一旦下って、じきにII峰に到着。本峰や別山尾根の登山者がゾロゾロ見える。
II峰からの懸垂下降は緊張しながらも4番手でクリア。そこから約300の標高差の岩場をこなし、気がついたら山頂!
初めてのバリエーションルートはクライマーズホイホイ、普通には越えられない大岩、懸垂下降があり、マーキングのないコースは、経験者なしでは行けない所でした。
剣沢に戻り登った源次郎尾根を見た時、あそこを歩いたんだと思ったらジーン(T-T)ときた
リーダーのクマさんには、ポイント毎の目印を教えてもらったり、終始引っ張ってもらい心強かったです。バランスの取れたメンバーに助けられ、安心して楽しめました。来年に向けてまた欲が…笑。
ありがとうございました!
経験豊富なクマさんに超健脚なIMPメンバーのPTなので安全で楽しい登山をされるんだろうなと思ってましたが、やはりそのようで、アタック日が好天で何よりでした。
とても魅力ある計画でしたが、最近山から遠ざかってはいるし、クマ先生に教わったロープワークやクライミング技術もとうの昔に忘れているはで参加は難しいなと今回は見送りました。
いつの日にかIMPの皆さんとまたご一緒出来たらと思っています。
毎週のように投稿されている皆さんの記録を楽しく拝読し、自分でも登ったつもりになって、山に行かなくてもいいや、みたいな気分になっていましたが、最近うずうずしてきたのでようやく山に呼ばれ始めたかもしれません(笑)
今回のルートは、健脚なメンバーには体力的に問題なかったかと思いますが、ボクにはちょっと辛かったですね。経験や技術よりも体力が先立つことが痛感させられました。高度感のある大変すばらしいルートなので、機会があれば是非挑戦してください。
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