槍ヶ岳～伊藤新道（湯俣周回）

2023年09月16日(土) ~ 2023年09月19日(火)

• GPS: 40:40
• 距離: 58.8km
• 登り: 3,569m
• 下り: 3,288m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:49
• 休憩: 1:55
• 合計: 12:44

5:05 七倉ダム下駐車場
5:33 5:45 七倉山荘
5:46 七倉登山口
6:44 6:55 高瀬ダム濁沢登山口
7:29 7:30 東京電力高瀬川第五発電所
7:45 7:56 林道終点
8:14 名無避難小屋
8:58 8:59 湯俣山荘
10:10 10:12 中東沢出合
11:32 11:41 千天出合
11:55 12:07 天上沢 大滝
12:15 13:10 P2への取付
15:27 15:28 P2
17:49 P4下

2日目

• 山行: 10:10
• 休憩: 0:12
• 合計: 10:22

5:37 P4下
5:56 6:02 P4
8:29 8:35 北鎌のコル
10:56 独標下の巻道の開始地点
12:24 独標2899m
15:59 北鎌平

3日目

• 山行: 8:02
• 休憩: 2:00
• 合計: 10:02

5:29 北鎌平
7:00 7:25 槍ヶ岳
7:42 7:54 槍ヶ岳山荘
8:24 8:29 千丈乗越
9:52 左俣乗越
10:27 硫黄乗越
11:15 樅沢岳
11:36 12:33 双六小屋
13:04 13:11 双六岳巻道分岐
14:51 15:05 三俣峠
15:31 三俣山荘

4日目

• 山行: 8:00
• 休憩: 0:09
• 合計: 8:09

5:52 三俣山荘
7:24 伊藤新道展望台
8:22 8:27 第五吊橋跡
9:03 第四吊橋跡
10:02 10:03 第三吊橋跡
10:38 10:40 衝立岩
10:57 第一吊橋跡
11:25 11:26 湯俣
12:03 湯俣山荘
12:46 名無避難小屋
13:05 林道終点
13:23 東京電力高瀬川第五発電所
14:01 高瀬ダム湯俣登山口

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

■概要
前①七倉ダム下駐車場～七倉山荘
前②七倉山荘～高瀬ダム

①高瀬ダム～湯俣
②湯俣～P2取付（天上沢渡渉）
③P2取付～北鎌のコル
④北鎌のコル～槍ヶ岳
⑤槍ヶ岳～三俣山荘
⑥三俣山荘～茶屋の取付（伊藤新道）
⑦茶屋の取付～湯俣（伊藤新道）
⑧湯俣～高瀬ダム

後①高瀬ダム～七倉山荘
後②七倉山荘～七倉ダム下駐車場

■詳細
前①七倉ダム下駐車場～七倉山荘
七倉山荘前駐車場が満車のため、2km下の七倉ダム下駐車場に駐車した。長いトンネルを歩く。下山の時に分かったけど、ダム横の階段を登って行った方が近道。

前②七倉山荘～高瀬ダム
シーズン中ならタクシーで行ける。タクシーが待ち行列だったので歩いたけど…。
最初は長いトンネル。平坦なところは何てことないけど、ダムの直前のトンネルから上り坂になり、ちょっとしんどい。

①高瀬ダム～湯俣
高瀬ダムすぐのトンネルが長い。林道＆遊歩道。

②湯俣～P2取付（天上沢渡渉）
水量が少なかった。巻道があったのと装備が貧弱だったので巻いたけど、水量によっては巻かない方が楽だと思う。
水量によって難易度が大きく変わる。事前に水量を確認しておいた方がいいと思う。水量が多いと撤退もあり得る。

③P2取付～北鎌のコル
P2からは薮。道があるのかないのかよく分からないので、道を歩こうとせずに尾根通しで歩くのが良いと思う。巻くのかなって思うところは何ヶ所かあるけど、そういうところも尾根通しで歩くのが結局いいことに途中から気づいた。
　1箇所、岩と土の混じった斜面を登るところがある。落ちたら終わりの場所なので、岩は何度も確認して大丈夫と思ったら荷重を掛けるようにして、3点支持を意識するのがいい。

④北鎌のコル～槍ヶ岳
岩稜歩きになるので、ルーファイの能力が問われます。何とかなるで突っ込んだら命を懸けることになりかねません。あまり慎重じゃない人は要注意かな。

⑤槍ヶ岳～三俣山荘
途中の双六小屋で食事ができます。

⑥三俣山荘～茶屋の取付（伊藤新道）
整備された良い道。危険なところはない。
峠の茶屋跡が避難小屋の建設予定地。

⑦茶屋の取付～湯俣（伊藤新道）
ひたすらゴーロ歩き。最初は眺望が素敵すぎるのでテンション上がった。ところどころドコモの電波が入った。渡渉ポイントには目印のケルンとテープがあります。
ここも水量によって難易度が大きく変わる。

⑧湯俣～高瀬ダム
遊歩道＆林道。最後のトンネルか長い。

後①高瀬ダム～七倉山荘
高瀬ダムでタクシーが客待ちしていました。前に歩いていた2人組と乗り合ってタクシーに乗った。1人780円だった。1人なら歩いていたかも。

後②七倉山荘～七倉ダム下駐車場
七倉山荘から七倉ダム下駐車場までは歩いた。トンネルの途中で七倉ダムへ行ける（車は進入不可）。七倉ダムから長い階段を降りると駐車場に着く。

写真

9/16 6:48

高瀬ダム。七倉ダム下駐車場から七倉山荘まで30分、七倉山荘から高瀬ダムまで1時間歩いた。
駐車場が空いていてタクシーに乗れば、歩かなくても来れる。

9/16 7:45

林道終点

9/16 9:01

建設中の湯俣山荘。伊藤新道を通行する人は通行届のご提出にご協力くださいとのこと。

9/16 9:19

右：伊藤新道−三俣蓮華岳
左：千天出合−槍ヶ岳
の分岐

9/16 11:23

天上沢にはところどころ巻道があり、ピンクテープが目印。水量によっては巻道を通らずに沢を遡行してもいい。

9/16 12:15

P2への取付。写真には映ってないがピンクテープもあります。

9/16 15:27

P2からは、ひたすら稜線通しの藪漕ぎでした（ピンクテープはありません）

9/16 17:47

P4手前？　初日はここで野営します。

9/17 5:58

P4。ビバーク適地。
2日目は快晴です。

9/17 8:30

北鎌のコル。賑わってます。

9/17 12:25

独標にもビバーク適地

9/17 15:44

ビバーク適地
北鎌平と間違える人も多いとか。北鎌平はもう少しだけ上です。2日目は北鎌平で野営です。

9/18 5:44

3日目の朝。穂先を詰めます。
ビバーク適地。穂先にもあった（狭そうだけど）

9/18 5:50

山頂まであと少し

9/18 6:55

山頂はすぐそこです

9/18 7:09

登頂。疲れた顔してます。

9/18 7:11

ブロッケン現象が見えた。手を振ったら、影？も同時に手を振るので、おもしろくて何度も手を振りました。

9/18 7:54

槍ヶ岳山荘。朝はカップラーメンかおにぎりが食べられます。食事は10時半から

9/18 8:23

千丈乗越

9/18 8:58

穂先がわずかに見えた

9/18 11:27

双六山荘。
もう少しで食事にありつける！

9/18 11:44

メニュー。カレーライスとカルビ丼のボリュームの違い

9/18 11:46

カレーライス
このあと、カルビ丼を注文したら、カレーライスは＋300円で大盛りにできましたよと…。
カルビ丼も完食したけど、満足感はカレーライスの方が断然あった

9/18 15:20

三俣山荘が見えた

9/18 15:34

三俣山荘のテント場の説明

9/19 5:57

4日目は伊藤新道を下ります。

9/19 6:32

第一庭園。ここで朝食

9/19 7:45

出合い

9/19 8:18

いい景色

9/19 8:21

ここからは沢歩き（ゴーロ歩き）

9/19 8:26

第五吊り橋

9/19 8:42

渡渉ポイントはテープがあります

9/19 8:55

日本じゃないみたい

9/19 9:53

第三吊り橋

9/19 10:32

アスレチックっぽい。水量が少なかったので沢を歩いてもよかったけど。

9/19 10:49

第一吊り橋

9/19 11:08

いい景色

9/19 11:16

温泉が湧いてます。
触ったら熱いです。

9/19 11:19

噴湯丘三原則

9/19 11:25

初日通った分岐が見えた

9/19 14:32

高瀬ダム。
他の2人組の登山者と計3人でタクシーに乗り合い。七倉山荘まで1人当たり780円でした

9/19 14:33

七倉ダム下駐車場。
トンネル内の分岐からダムを通ると近道

撮影機器：

iPhone SE (3rd generation) Apple

感想

hare8080

■感想（備忘録）
作成中

コメント

えっちゃん

こんにちは。北鎌平と槍山頂でお会いした者です。
野口五郎を経由して下山かもと伺ってましたが、伊藤新道で下山されたのですね。
初めての北鎌がいきなり湯俣からということに驚きました。
双六小屋で4日ぶりのカレーとカルビ丼は疲れた身体に沁みたことでしょう。カレー大盛りにすれば良かったですね笑
私が山頂に着いた時、hareさんが拍手で迎えていただけた時は恥ずかしかったのですが、今思うと嬉しかったです。他の方は見向きもされてませんでしたものね。私はあのままさっさと下山してしまいましたが、もっとお話を伺っておけば良かったと後悔しました。
hare8080さんも無事に下山されて何よりです。大変お疲れ様でした。

hare8080

えっちゃんさん　北鎌単独行、お疲れさまでした。自分が穂先を登っている時にまだ北鎌平におられるなーと思っていたんですが、自分が登頂してしばらくして、えっちゃんさんも登頂されて、めちゃ早っ！って驚きました。ルーファイ、お上手なんですね。
　自分が山頂に着いた時、もしかして拍手あるかもと思ったんですが（笑）、特に何もなかったので、えっちゃんさんが着いた時には思わず拍手させていただきました。北鎌は登山する人の憧れのルートですもんね。ほんと登頂おめでとうございます！