裏銀座から秘境温泉へ周回〜烏帽子・野口五郎・湯俣〜


- GPS
- 17:56
- 距離
- 34.9km
- 登り
- 2,574m
- 下り
- 2,571m
コースタイム
- 山行
- 7:00
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:15
- 山行
- 7:31
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 9:34
天候 | 1日目:🌞→🌦️ 2日目:🌤️⇄🌦️ 全体的に雲多く、雨降ったりやんだり。たまに晴。不安定。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
https://uraginzabus.com/ https://kanko-omachi.gr.jp/access/bus-taxi/ ・連休中の七倉登山口は路駐で溢れている。満車になる事が絶対なさそうな七倉ダム下広場駐車場を利用すれば、裏銀座登山バスの[七倉ダム下広場駐車場]⇔[七倉登山口・七倉山荘前]の区間は無料となる(始発5:55)。 https://tozanguchi-p.com/nanakura_d/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
々眄ゥ瀬燹船屮蔑尾根取付 ・トンネルはライトが点いていたのでヘッドライトは使用しなかった。 ・吊り橋を渡った先の広い砂浜には目印があるので昼間は迷わないが、暗い内は迷いそう ▲屮蔑尾根取付〜烏帽子小屋 ・カウントダウン標識があり、自分がどれくらいの位置にいるのか目安になって良い。確かに急登ではあるが、整備されているので無理なく登れる。 1帽子小屋〜烏帽子岳 ・砂地の歩きやすい道。山頂直下からクサリ場連続の岩登り。結構スリリング。ストックはクサリ場取付にデポする。 け帽子小屋〜野口五郎小屋 ・想像ではなだらかな稜線をイメージしていたが、それなりにアップダウンあり。烏帽子側から見た三ツ岳の存在感が意外に大きくびっくり。通常巻く三ツ岳本峰へは踏み跡をたどって登頂できる。 ヌ邯五郎小屋〜真砂岳 ・五郎岳から真砂岳は砂地かゴーロ帯。アップダウンは緩やか。真砂岳山頂への踏み跡あり。山頂からは真砂岳分岐に下りる道と直接竹村新道に下りる道もあり。 γ歛漆憩 ・南真砂岳までは急斜面や切れ落ちた箇所が多く注意を要する。最近、晴嵐荘の方がハイマツを刈られたようで歩き易くなっている。 ・南真砂岳〜湯俣岳間は一部笹ヤブが濃くなるが、道は明瞭。朝露でグショグショになるのでトレランシューズなどは注意。樹林帯の中を湯俣岳まで頑張って登り返せばあとは下るだけ。 ・湯俣岳以下の道も急なのは変わらないが、落葉松の落ち葉がふかふかで登山道は一気に歩き易くなる。 湯俣温泉晴嵐荘〜高瀬ダム ・あとは消化試合だが、苦手な人は苦手なジップラインが待っている。乗る前はちょっと怖そうだが、乗ってみると楽しい。乗りたくない場合は徒渉も可能。 ・林道終点までの登山道区間は数年前に来た時よりアップダウンする迂回路が増えた気がするが気のせい? ・林道以降の3つあるトンネルは真っ暗。ヘッドライト必須。しかも、平日は工事車両が通るので注意が必要。 ☆登山道情報 https://kanko-omachi.gr.jp/news/87554/ |
その他周辺情報 | ♨葛温泉 温宿かじか(日帰り入浴受付は15時まで) ・内湯と露天で別の自家源泉を使用。浴槽は高野槙で作られているそう。硫黄の香りと湯の花が舞う露天風呂は落ち着いた空間となっており、とても風情があった。加水ありの源泉かけ流し。 ・大人一人850円。鍵の掛かるロッカーはないので、貴重品はカウンターで預ける。JAF会員証提示で50円値引。 https://onjuku-kajika.com/onsen.html 🍞パン・ド・カンパーニュ ・大町で人気のパン屋さん。行った時間が遅かったので、食パン1斤と甘夏パンがあるのみであとは全て売り切れ。甘夏パンを購入。 https://live-oak90.com/ |
写真
装備
備考 | 💧水(ハイドレーション)2ℓ準備→1.5ℓ消費 🧴アクエリアス500mlPET×1+アクエリアス経口補水液500mlPET×1(計1ℓ)準備→1ℓ消費 🧴三ツ矢サイダー500mlPET×1(計0.5ℓ)購入→0.5ℓ消費 ※アクエリ経口補水液は飲みやすいと評判だが、ぬるい状態ではしょっぱい独特の液体を飲んでいる感じだった。 |
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感想
この計画、悪天候などで2度の延期を経て、漸く行く事ができた。
今回も天気がやや不安定ではあるが、このタイミングを逃したらもう年内のチャンスはないので行くしかない!
3連休なので駐車場問題がシビアだと思ったが、最終日だったからか近い所がちらほら空いており、何とか停められた。それでも、路駐の車列が陸続としていたので、昨日までの混雑具合が偲ばれる。
朝のうちは快晴でいい気分だった。が、ブナ立尾根を登っている内にあっと言う間にガスが上がってきてテンション⤵。
ゆっくり登ったのに、予定より2時間ほど早くブナ立尾根を登り切ったのでびっくりした。コースタイムはかなりゆっくり目に設定されているのではと思った。
稜線に出た頃にはかなりガスガスだったが、一瞬の晴れ間を逃さず烏帽子の姿をはっきり拝めたのはラッキーだった。
烏帽子小屋で軽く昼休憩をしていたらいきなりザーザー雨が降ってきた。ちょうど小屋にいる時で助かった。暫く雨宿り。朝までの快晴状態が嘘のような急変。
この後も、降ったり止んだりで不安定な天気。時折青空が覗いて水晶や赤牛が綺麗に見える事もあり、目まぐるしい天気。せっかくの絶景稜線でこの天気はちと残念だが、視界ゼロよりは遙かにマシと思おう。
予定より1時間以上早く野口五郎小屋に到着。同じ部屋の方々(やまハチさんともうひと方)と談笑しのんびりする。山小屋の物資は相当不足しているようで、ジュース類やビールは軒並み売り切れ。買いたかったTシャツも全サイズ売り切れだった。稜線上の山小屋の水不足・物資不足は深刻らしい。
夕方、晴れてきたので明日に期待が持てたが、翌朝は暗い内からガスガス。しかも強風のおまけ付き。稜線上で天気が更に悪化したら堪ったもんじゃないので、早めに行動開始。やまハチさんと二人、闇の中で野口五郎岳に登頂し、真砂岳山頂にて夜明けを迎えた。時折雲が飛び去ってモルゲンロートの山々が現れ、写真を撮りまくった。だが、最後まで槍ヶ岳は姿を現してくれなかった。それだけが心残り。
真砂岳から直で竹村新道に合流し、やっと風が収まった。ひたすら下山路を歩くが、なかなか進んでいない事にびっくり。下山だけで5時間掛かるだけはある。湯俣岳の登り返しについては予め覚悟していたので大した苦労ではなかった。
漸く湯俣に下りて安堵。晴嵐荘前のテーブルで暫し寛ぎ昼食タイム。せっかくここまで来たので、荷物をデポして噴湯丘まで散歩。伊藤新道から歩いてくる人と何人もすれ違った。伊藤新道行きたい・・・。でも沢靴用意せねば。
湯俣川は大分水量が少ない感じで、数年前来た時はギリギリへつるようにして歩いた所も河原になっていた(流れ自体が変わったのかもしれないが)。
右岸左岸を行ったり来たりしたため、湯俣の新アトラクションのジップラインは一往復半も乗ったのでかなり操作に慣れた。もうだいぶんベテランの域に入ったと思う。
残りは長い10キロの「只管打歩」。ヘロヘロになってきたところで真っ暗なトンネルを出てダムに到着。すると待ってましたとばかりにタクシーの方からこちらに迎えに来てくれ、吸い込まれるように乗車して登山終了となった。
二日目は野口五郎小屋で寝床がお隣になったやまハチさんと共に行動させてもらいました。どうもありがとうございました🙇♂️
その節は大変お世話になり、ありがとうございました!
お陰様でとても楽しく、また一人だったら立ち寄ることもなかったであろういくつもの名所に連れて行って下さり、非常に充実した山旅となりました。感謝、感謝です(ペコリ)
でぶねこ山さんのレコを楽しく拝見しました
いっぱいいっぱいだった私とは異なり、とても視野が広く、また数少ないシャッターチャンスをものにされていて流石であります!
逆に足手まといにならなかったか心配であります💦
またどこかでご一緒できることを期待して山歩きを続けていこうかと思います
ありがとうございました!
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