光岳&聖岳〜高齢夫婦が登る日本百名山、百山にリーチ

2023年09月27日(水) ~ 2023年09月29日(金)

• GPS: 32:51
• 距離: 45.5km
• 登り: 4,112m
• 下り: 4,084m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:05
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:27

5:17 芝沢ゲート
6:44 6:54 易老渡
8:46 9:00 面平
9:53 10:08 標高1800m地点
11:55 11:56 三角点
12:24 12:30 易老岳
13:44 13:44 三吉平
15:17 15:38 県営光岳小屋
15:54 16:01 光岳
16:10 16:18 光石
16:30 16:31 光岳
16:46 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 0:42
• 合計: 10:03

16:46 県営光岳小屋
5:47 5:47 イザルヶ岳
6:42 6:42 三吉平
7:57 8:12 易老岳
9:46 9:48 希望峰
10:04 10:29 仁田岳
10:47 10:47 希望峰
11:08 11:08 仁田池
11:33 11:33 茶臼岳
13:30 13:32 上河内岳の肩
14:15 14:15 南岳
15:31 15:32 聖平小屋分岐
15:35 聖平小屋

3日目

• 山行: 9:44
• 休憩: 1:27
• 合計: 11:11

15:35 聖平小屋
5:19 5:19 聖平小屋分岐
6:00 6:01 薊畑分岐
7:00 7:00 小聖岳
8:22 8:27 聖岳
9:10 9:16 小聖岳
9:50 10:06 薊畑分岐
10:59 11:29 苔平
11:52 11:53 大木の広場
13:34 13:55 西沢渡
14:39 14:48 聖光小屋
14:50 14:51 便ヶ島
15:15 15:15 易老渡
16:29 芝沢ゲート

天候

9月27日(水) 曇り時々ガス
　　28日(木) ガスと強風
　　29日(金) 快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芝沢ゲート前駐車場。ウィークデーということもあり、充分余裕あり。下栗の迂回路は、すれ違い困難箇所多数。高低差もすごい。

コース状況／危険箇所等

取り立てて記載すべき事項はない。
ただ、易老渡〜易老岳は、標高差約1,500mの激登り、薊畑分岐〜西沢渡は、標高差約1,300mの激降りで、体力勝負となる。

写真

9/27 5:44

芝沢〜易老渡間の迂回路出口のピンテ。迂回路自体は、良く整備されている。5分程度のロス。聖光小屋の管理人の話だと、流出した道路の復旧は、早くて来年冬になるらしい。

9/27 6:44

易老渡の橋。ここから激登りとなる。

9/27 8:07

200m毎に、このプレートが付けられている。

9/27 8:48

面平の標識。

9/27 8:50

同じく面平の標識。

9/27 8:51

3つ目の標識。北側の平坦地にテント村があった。

9/27 9:54

1,800m付近を登る。「第2の段」付近。

9/27 10:41

2,000m付近。まだまだ登る。

9/27 11:41

2,200m付近にあるトイレテント。

9/27 11:55

2,254m三角点。

9/27 12:01

やせ尾根。降る所もある。

9/27 12:24

易老岳に着いた。ガスの中、自撮り。

9/27 12:25

家内に撮ってもらった。

9/27 12:33

登山道合流点にある標識。

9/27 13:01

三吉ガレ。

9/27 13:31

三吉平の標識。

9/27 13:56

静高平への登り。疲れた身体に堪える登り。

9/27 14:36

静高平の標識。左側に、小さな流水がある。水場はもう少し奥。

9/27 14:37

流水の脇を水場へ向かう。

9/27 14:55

豊富に出ている。冷たく美味い。ここで、4ℓの給水。

9/27 15:03

センジヶ原。残念ながらガスの中。

9/27 15:08

右上に光小屋が見えている。

9/27 15:14

光小屋から、遠く大無間山。手前は、信濃俣。

9/27 15:15

光小屋に着いた。お疲れ。私達は、2階に宿泊。玄関で受付を済ませ、外階段から2階に入る。サプライズメニューで夕食の提供が始まったみたい。荷物の整理をして、空身で光岳山頂に向かう。

9/27 15:54

光岳山頂にある大井川源流部原生自然環境保全地域の標識。日本に5ヶ所しかない保全地域のうちの一つ。人の手が一切入ってない自然のままの地域。大事にしたいものだ。

9/27 15:56

光岳山頂！生憎ガスの中。家内の日本百名山98座目。遠かった。私自身は、30数年ぶり2度目の登頂。

9/27 15:58

通りかかったご夫婦に撮ってもらう。ありがとうございます。

9/27 16:14

光岩に行ってみる。ガスがスッキリ取れない。

家内に撮ってもらう。

9/27 16:30

山頂に戻って、別の標識の前で。

9/28 5:46

翌日。朝イザルガ岳で。ここからの富士山脇から出る日の出に期待していたが、濃いガスで望むべくもない。メガネも真っ白。

9/28 5:47

風も強い。

9/28 8:33

易老岳を過ぎて希望峰に向かう。風は稜線西側から。稜線右側は、静穏。

9/28 9:47

希望峰山頂。

9/28 10:05

希望峰から、漫然と歩いていたら、いつのまにか仁田岳に来てしまった。失敗！せっかくなので、風が当たらない所で昼食にする。

9/28 11:00

希望峰から茶臼岳に向かう。途中には木道も整備されている。

9/28 11:08

仁田池。

9/28 11:31

茶臼岳山頂。強風で、休む気にもならない。写真撮って、すぐに出発。

9/28 12:18

御花畑で。

9/28 13:30

上河内岳肩で。強風とコンクガスなので、山頂には行く気にならない。パス。

9/28 13:30

もう一つの標識。

9/28 14:14

南岳山頂。雨は全く降らなかったが、ガスと強風でザックもかなり濡れてしまった。ザックカバーを付けなかったのは失敗。私のズボンは、ハイ松の露でビッショリ。

9/28 14:27

聖平への降りで。

9/28 15:31

聖平小屋への分岐。

家内に撮ってもらう。

9/28 15:31

分岐から木道を聖平小屋へ向かう。聖平小屋は、開放されている冬期小屋を利用させてもらう。今日の宿泊は、私達を入れて7人。水場は、小屋裏の小沢を利用。

9/29 5:20

3日目の朝。見事に快晴。聖岳を見上げる。今日は中秋の名月。夜中にトイレに起きた家内の話だと月明かり素晴らしかったらしい。

9/29 5:55

薊畑分岐。南岳の下から朝日が出て来る。

9/29 5:55

南側、茶臼岳や遠く光岳。

富士山も見える。

9/29 6:40

小聖岳手前から、聖岳山頂を見上げる。

9/29 6:57

小聖岳にて。ドスカ天！

9/29 6:57

雲一つない。

9/29 7:52

サブザックで山頂に向かう。

九十九折の道が続く。

9/29 8:00

聖岳山頂に着いた！居合わせた登山者に撮ってもらう。バックは、赤石岳。左側奥は仙丈ヶ岳。家内の百名山99座目。遂にリーチだ。私自身は、30数年ぶり4度目の山頂。

9/29 8:00

拡大で撮ってもらう。

9/29 8:01

もう一つの標識前でも撮ってもらう。ありがとうございます。この後、赤石岳に向かうと言っていた。バックは、中央アルプスと御嶽山。

9/29 8:04

巨大な赤石岳。赤石岳避難小屋も見える。悪沢岳山頂は、隠れて見えない。また、仙丈ヶ岳との間に、塩見岳山頂が見える。

9/29 8:04

中盛丸山、大沢岳、奥茶臼山。遠く中ア、御嶽山。右側に北アルプスの槍穂から白馬までズラリ。百間洞山の家も見える。

9/29 8:04

真ん中の先に兎岳。遠く恵那山。

9/29 8:05

南側。左から、上河内岳、茶臼岳、希望峰。

9/29 8:05

真ん中奥に光岳。昨日の苦労が報われたわい。

9/29 8:14

聖平小屋も見えている。

9/29 8:24

中ア駒ヶ岳から空木岳、南駒ヶ岳など。遠く御嶽山の左側に加賀白山も見える。すごい視程だ。

9/29 8:26

右奥に富士山の頭。左側奥に奥聖岳。

9/29 10:34

西沢渡への降り。2,200mのプレート。200mおきにこのプレートが付けられている。

9/29 11:47

まだまだ、紅葉には早い。

9/29 13:35

西沢渡のゴンドラ。

9/29 13:45

ゴンドラは使用せず、上流側を渡渉する。靴を濡らすことはない。

9/29 16:46

芝沢ゲートに着いた。お疲れ。

撮影機器：

iPhone 12 128GB SoftBank Apple

感想

rin

家内の日本百名山完登に向け、残り3座。その内の光岳と聖岳の2座を今回行ってきた。アプローチが大変で後回しになっていたが、やっと実現。3日間かかったが、なかなか厳しい山行だった。
初日の光小屋では、定員18名が満杯。多くの人が百名山を目指しており、99座とか96座とか90座後半の人が沢山いて、百名山談義に花が咲き、楽しかった。家内も98座という事で感心の目で見られていた。
ここの小屋はホスピタリティーが良いのでも有名。NHKの「小さな旅」でも紹介されていた。
二日目は、モロガスと強風の中の縦走。全く何も見えず、何をしに来たのだろうという感じで、心も折れかかった。出会った登山者も、たったの3人だけ。忍耐の日だった。
三日目は、見事なドスカ天。二日目の苦労が一変に吹き飛んだ。聖岳山頂での360度の絶景には感嘆！家内も歓声！良かった良かった。この日出会った登山者は9名。
これで家内の日本百名山にリーチがかかった。さあ、達成日はいつかな？

コメント

テヘ

百と言う数字には魔力が有るのでしょうか⁉️

こんばんは😄
光岳と聖岳、何方も難関なお山だと思います。
「小さな旅」、私も子供の頃から観てる大好きな番組です^o^テーマ音楽も良いですね。
皆さんが百名山目前の方とか達成の方たち。
感無量な事だと思います。

百、何とも魅力的な数字です。
少し前の賞金額、私の初めて勤めた企業が100億円の売り上げ達成だとかで各種のセレモニーが行われて、百って凄いんだと実感してました
で、百名山にリーチとは。
長いこと山行きしてますが百には程遠い数字でこの後の人生からして絶望的です😔
目標達成目指して無事な山行き目指して下さい

rin

テヘさん
どうも今日は。コメントありがとうございます。
光岳は、遠い山です。関東から登山口に着くまでが、5〜6時間。そこから、林道と標高差のある登山道を経て、コースタイムで約8時間30分。気合いを入れないと、なかなか行く気にならないです。だから皆さん、後回しにするのでしょうね。
光岳小屋の管理人の小宮山花さんは、笑顔が素敵な方でしたよ。小屋で会った双子の73歳の男性も90座代で、次はどうするかと意気軒昂でしたよ。どうぞテヘさんも、健康に留意されて登山を楽しんで下さい。