初穂高:岳沢・前穂・奥穂・テント泊・涸沢岳・上高地
- GPS
- 17:57
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,027m
- 下り
- 2,123m
コースタイム
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:32
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:43
天候 | day1 快晴:前夜に本降り→未明には止む 早朝〜翌日まで快晴 day2 朝:晴れ 昼前:雲量多くなる 昼過ぎ:曇り 山頂付近 昼間10〜15℃ 夜〜朝 3-5℃ 微風 day2涸沢岳の山頂は強風15m/sほどか ロングパンツ+半袖シャツでday1の登りだけ汗 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
day1:あかんだなP〜上高地 バスが6:20と遅い(カレンダーを見誤って4:50始発と思ってた)ため、タクシーに電話するが配車してもらえない(平日はバス始発が遅いのでタクシーが人気のよう)。5:40くらいにバスのチケット売り場がオープン。同時に偶然タクシー(ステップワゴン)が来て、当方含めおっさん5人駆け寄る。5:45タクシーにて上高地へ(@1500円)お陰で、快適&1時間早く到着&スタート! day2:上高地〜あかんだなP 濃飛バス1180円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナル〜岳沢登山口 熊被害のため、一般は通行止め 熊鈴あれば(確認されませんが)登山客は通行可 手を叩いたり、ストックで音を出しながら進む 〜岳沢小屋 ひたすら登る(あまり記憶がない)気温は低いので、滝汗までは行かないが、背中にはじっとり汗 たまに景色が見えてホッとする ガーミン見ると、心拍が80以上にならない(呼吸数が上がるが、心拍遅いので酸素行き渡らず、すぐに脚が止まる 乳酸たまる感じ たまに120くらいに上がると、逆に楽に脚が進む) 〜紀美子平 メットつける 危険箇所というより、さらに急登になる 心拍は安定して120-150を維持できて、比較的楽に(呼吸は荒いが、足は動く)登れるようになった カモシカ立場 雷鳥なんとか などのポイントを経て 岩場・急登続く 鎖・短い鉄はしごあり ストックは早々にしまう ゴムの手袋ちょうどいい マット外付けしなくて正解 ザック重い 〜前穂ピーク 紀美子平にデポ 30分弱の上り さらに険しい岩場が続くが楽しい ポーチとカメラだけのため、スイスイ登れる 下り20分ちょいか 〜吊尾根・奥穂 右手に涸沢カールを見ながら尾根を進む 〜穂高岳山荘 岩場の下り 砂利もあるので滑る 最後の大きな岩を回り込むところ、はしご×2で渋滞 高度感はあるが、普通にいけばOK 〜涸沢 岩場の下りが延々とつづく ザイテングラードは後から振りかえって分かった 奥穂あたりの岩場と変わらない 〜上高地 横尾までは走れそうなくだり&がれ場 横尾からはガンガン走れる |
その他周辺情報 | あかんだなPから5分の平湯の森でお風呂700円 Pは第1・2が満車でビビったけど、お風呂場(露天)がめちゃ広くて、快適 洗い場待ちもなし R158沿いのお蕎麦やさん。。。あんまりでした |
写真
感想
初の穂高岳をゲットできた!!
王道?の岳沢から重太郎新道からの前穂高岳&吊尾根を経て、奥穂高岳、そしてついでに(って言ったら失礼、3000m超)涸沢岳を制覇
初秋〜盛秋?のドが付く快晴の2日間
上高地スタートも初めてで、ワクワクが止まらない!
前日に岳沢口でクマ被害があり、ハイカーさんみんなで色々音出しながら、まずは樹林帯をひたすら進み、岳沢小屋を目指す
ザックはミレーのサースフェ30+5をパンパンにして、水・食料こみで12.5kgほど テントはライペンのエアライズ2、シュラフはイスカ450でどちらも3シーズン用でそれなりに重い さらに上下ダウンに、汗っかきなんで下着の替え 当初は蝶ヶ岳への登り返しの2泊3日を予定していたので、乾燥米とはいえそれ相応の食糧と行動食で、肩に食い込む重量になってしまった。。。
そのせいか、スタートして一汗かいた後も、心拍が低いままですぐに脚がストップ呼吸数だけがアップするものの、送り出す心臓がうまくリンクせず、乳酸が溜まり酸素が行き渡らない感じ
今思えば、朝ご飯が少なかったか。。。いつもはサンドイッチ&おにぎり(&スープ)が、この日はサンドイッチだけ。上高地で食べようと思っていたおにぎりも、気持ちが昂って忘れていた
朝イチからシャリバテだったのかも。。。
岳沢小屋でおにぎり補給した後は、徐々に足も軽く(心拍も上がり)なり、森林限界を超えて、降り注ぐ日差しのもと岩稜帯を一歩一歩標高を上げられた
心折れそうになると、カモシカ〜・雷鳥〜などのポイントが現れてなんとか首の皮一枚で繋がる
紀美子平までが長かったぁ。。。
ザックをデポして、身軽に前穂ピークへ
初めて間近にジャンダルムを見ておっそろしくなり、
奥穂への吊尾根にちょいビビり、
トイ面の常念〜大天井〜燕のパノラマ銀座を懐かしく眺め、
わずか10分ほどでしたが、山頂を満喫!!
吊尾根とはいえ、尾根上はあまりなく、上高地側をトラバースするように奥穂に向かい 13:40ごろに奥穂ピークに到着!!!!!!!
遠く大キレット越しに槍ヶ岳と、涸沢を挟んで常念山脈が綺麗に見える
山頂碑は穂高奥宮の石の祠
写真待ちの列ができていました
順番に祠前で写真を撮ってもらい、ゆっくりと下山ルートへ
よく見る穂高岳山荘を直上から眺め
ラストの梯子を下ってこの日のゴール!
テン場はまだまだガラガラ
選びたい放題ですが、どこがいいのかもよくわからず
番に幕営開始
右に奥穂、正面には常念と最高のテン場
ただ、トイレなど山荘へのルートが狭く、他のテントを引っ掛けそうでドキドキしながら歩いた
ピークでは調理する雰囲気ではなかったので、まともな昼食は取らずに山荘まできた
16:00過ぎに早い夕食をスタート
18:00にはシュラフに潜った(既に5℃くらい)
この日は中秋の名月&満月で、星撮影には生憎の空
まぁ、未明の3:00頃から、東の空で少し星空撮影できた
翌日のご来光は、地味な3000m峰 涸沢岳山頂から
お向かいの奥穂に登る人もちらほらと
こちらも最終は10人ほどでガスが舞う幻想的なお日の出を堪能できた
この時点で蝶ヶ岳へのコースをキャンセルしていたので、朝ご飯と撤収はゆっくりと
「憧れ」の涸沢カールへとくだる
有名はザイテンはどこかどこかと考えながら進むと、過ぎてました
紅葉は2-3分と言ったところ
10月初旬が適期かなと
土曜なので、いいお天気なので、涸沢なので、
どんどん登ってきます
グループや団体が多い
人気の涸沢です ほぼ観光地
そして、とにかく長くて嫌いな横尾〜上高地 無の心でひたすら早歩き
帰りはバスであかんだなへ
さて、このコース、ルートの険しさと、上高地へのアクセス(バスとか)の面倒くささ、混雑してそうな感じで、なんとなく避けていました
時期的に平日木曜の午後から金曜にかけて休みが取れ、前穂・奥穂・涸沢&蝶ヶ岳に登り返してもう1泊の予定でした。初日にど快晴で初穂の目的を達成できたことと、2日目(土)の夜〜3日目(日)の朝が雨予報だったので、あっさり蝶ヶ岳をキャンセル 王道の涸沢→上高地下山となりました
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