硫黄岳・横岳・赤岳（GP#5）

2023年10月16日(月) ~ 2023年10月17日(火)

• GPS: 09:30
• 距離: 15.6km
• 登り: 1,506m
• 下り: 1,452m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:01
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:54

距離 11.6km 登り 1,486m 下り 836m

6:11 赤岳山荘
6:16 6:17 美濃戸
6:55 堰堤広場
7:52 7:53 赤岳鉱泉
7:56 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
8:02 ジョウゴ沢
9:02 9:03 赤岩の頭
9:27 硫黄岳
9:46 硫黄岳山荘
10:20 10:21 台座ノ頭
10:39 横岳
10:44 横岳（無名峰）
10:54 三叉峰
11:03 11:11 石尊峰
11:15 11:16 鉾岳
11:21 11:26 日ノ岳
11:35 11:36 二十三夜峰
11:45 地蔵の頭
11:49 11:50 赤岳天望荘
12:22 赤岳頂上山荘
12:27 12:53 赤岳
12:56 13:02 赤岳頂上山荘
13:21 赤岳天望荘
13:26 13:27 地蔵の頭
14:05 行者小屋

2日目

• 山行: 1:34
• 休憩: 0:01
• 合計: 1:35

距離 4.0km 登り 20m 下り 644m

6:22 行者小屋
7:05 7:06 中ノ行者小屋跡
7:57 美濃戸

「御守」のピッケルと軽アイゼンは使用せず。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

美濃戸　赤岳山荘駐車場（1日1000円）
美濃戸林道には激しい凹凸があります。最低地上高の低いセダンなどの車は故障（破壊）する可能性があるので進入しないことをお勧めします。

コース状況／危険箇所等

前日の雪・みぞれ・雨により稜線は雪・氷・岩のミックス状態。稜線東面はおおむね夏道、西側は氷結状態でした。ただ陽射しが戻り、気温も厳冬期と違って高いので、すぐに融けると思われます。

その他周辺情報

ルート上の山小屋5軒（赤岳鉱泉・硫黄岳山荘・赤岳天望荘・赤岳頂上山荘・行者小屋）はすべて営業中。

写真

10/16 6:10

赤岳山荘駐車場は6時時点で余裕あり。

10/16 6:15

今回は硫黄〜赤岳をCW（時計回り）に回るので北沢を登ります。

10/16 6:24

ショートカット。

10/16 6:39

昨日だいぶ雨が降ったようなので増水してます。稜線では雪やみぞれになって初冠雪だそうです。ちょっと心配。

10/16 6:50

鉱泉発電所。

10/16 6:53

堰堤広場から峰の松目。

10/16 7:16

沢沿いの長い木道。

10/16 7:16

マムート階段ならぬイオン木道でしたか。

10/16 7:45

赤岳鉱泉到着。

10/16 7:45

稜線は白くなってますね。

10/16 7:47

赤岳も白くなってます。

10/16 7:47

アイスキャンディ着工。

10/16 7:59

伸和コントロールズって前住んでたとこの近く（小田急多摩線沿線）に本社がありました。ありがたや〜。

10/16 8:01

反対側の足場が木じゃなくて鉄板になってるところで派手にすっ転んでしまいました💦転んだのが横岳じゃなくてよかった。ソールの過信は禁物ですね。

10/16 8:47

樹林帯では雪融けの雨が降っています。

10/16 8:49

登山道脇にも少しずつ雪が出てきました。

10/16 9:02

赤岩の頭。

10/16 9:02

硫黄岳まであと少し。

10/16 9:06

うっすら雪化粧。歩行には問題なし。

10/16 9:09

峰の松目と麓の街。

10/16 9:10

日陰はフローズン状態。

10/16 9:10

北八ツ方面は白くないですね…標高の問題？

10/16 9:19

あの岩を巻けば山頂。

10/16 9:21

ちょっといやらしいミックス。

10/16 9:24

硫黄岳グラウンド。

10/16 9:25

山頂到着。

10/16 9:25

エビのしっぽだらけ。

10/16 9:26

爆裂火口も拝んでおきましょう。

10/16 9:26

南八ツ展望台。

10/16 9:26

赤岳は半分白い。

10/16 9:27

歌舞伎役者みたい笑。

10/16 9:29

縦走スタート！

10/16 9:30

台座の頭付近は真っ白で冬山のようですね。

10/16 9:44

営業中の硫黄岳山荘。

10/16 9:48

硫黄岳はあまり白くない。

10/16 9:52

しっぽがびっしり。

10/16 9:55

台座の頭への登りはいつも爆風でめっちゃキツい💦でも今日はほぼ無風で助かります。

10/16 9:55

その前に腹ごしらえ。

10/16 10:18

普通に雪道。

10/16 10:21

エビの大群！

10/16 10:21

こんなに早く冬山気分が味わえるなんて！来てよかった。

10/16 10:23

横岳も2面相。ここでヘルメット装着、ピッケルは状況次第ですね。

10/16 10:30

カニのヨコバイは氷結中。今年2月に来た時よりもはるかに寒々しい光景です。気温は15℃以上高いはずなのに…

10/16 10:30

落ちたらこれですよ〜笑

10/16 10:31

カニさんの前にチェンスパ着ければよかったかな…。まあしっかりしたクサリがあるのでなくてもOK。

10/16 10:36

横岳到着。南の方はちょっとガスって来ましたね。西面の雪や氷も午後の陽射しですぐ融けるかと思いましたが、どうかな？

10/16 10:36

北の方はまだ明るい。

10/16 10:37

せっかく標柱があるのに肝心の山頂標がない。GP報告！

10/16 10:39

右と左で大違い。

10/16 10:45

三叉峰。このあたりは風が強いので厳冬期でもこんな感じです。

10/16 10:50

杣添尾根。

10/16 10:51

今回唯一の富士山展望。

10/16 10:58

西から激しくガスが上がってきました。

10/16 11:02

鉾岳トラバースに差し掛かる。

10/16 11:09

せっかく持ってきたのでチェンスパ君に活躍してもらいましょう。

10/16 11:12

お花畑も氷結中。このあたりでは融けて落ちた氷の塊がバラバラと降ってきます。ヘルメットしてるので問題なし。

10/16 11:16

あいかわらず半分ガス。

10/16 11:40

地蔵の頭。

10/16 11:40

地蔵尾根と行者小屋。

10/16 11:42

お地蔵さんの後ろ姿。

10/16 11:43

赤岳はガスの中。

10/16 11:47

営業中の赤岳天望荘を通過。

10/16 11:53

今日最後の登り！

10/16 12:07

このあたりの雪氷は午前中の日射でだいぶ融けたようですね。

10/16 12:12

1段目を登り終えて、山頂が見えた。

10/16 12:13

久々の大物ゲット。ザックのサイドポケットからポロリ、のパターンかな？

10/16 12:20

赤岳頂上山荘（営業中）

10/16 12:23

赤岳南峰。そこそこの賑わい。

10/16 12:24

まだまだ落ちないド根性エビ。

10/16 12:25

由緒正しい赤嶽神社の祠。

10/16 12:26

こっちは？？？

10/16 12:26

昭和23年　真教太成学殿　太成宮　万世大平弥栄神柱
東京の高見沢という人が建立したとありますが…最近新しくなったようなのでそんなに歴史があるとは思えませんね。

10/16 12:46

赤嶽神社の祠の裏に賽銭箱があるのを初めて知りました。

10/16 12:46

密教系の修験道？それとも怪しげな新興宗教？得体の知れない物はGP報告！

10/16 12:47

うしろは赤岳主稜。

10/16 12:50

サンメドウズ方面に一瞬晴れ間が出て、真教寺尾根と県界尾根の谷あいの紅葉が輝きました。まだ秋だということをつい忘れてました笑。

10/16 12:55

中岳と阿弥陀岳も顔を出してくれました。

10/16 12:56

帰ろうとすると晴れてくる、あるあるですね。

10/16 12:57

上から天望荘。

10/16 13:07

西からのガスは止んだようです。

10/16 13:18

硫黄岳まで見えるようになりました。

10/16 13:22

薄化粧のイケメン。

10/16 13:23

地蔵の頭から行者小屋。

10/16 13:23

雪の付き具合が分からなかったので、横岳通過に時間がかかることを想定して一応行者小屋を予約しておきました。

10/16 13:23

結果的には不要でしたが、初の行者小屋泊はGPのご褒美ということで、楽しみましょう！

10/16 13:24

地蔵尾根も大雨でだいぶ崩れたようですね。

10/16 13:33

まだ工事中なんですね。

10/16 13:33

イケメン地蔵。

10/16 13:35

このあたりは整備完了しています。

10/16 13:39

結構崩れてます。

10/16 13:44

最後の長い階段。

10/16 14:02

行者小屋到着。

10/16 14:02

下りてきた赤岳。

10/16 14:17

小屋の窓から。本格的に晴れてきた笑。

10/16 14:30

大部屋といっても3人ずつ仕切られているので若干の個室感があります。

10/16 15:49

今回は3人分の区画を一人で使わせてもらいました。

10/16 15:17

食堂のストーブ。あったかくてついウトウト。スターリンクでWiFiつなぎ放題なので時間を持て余すことはありません。

10/16 15:49

バルコニーからテン場を見下ろす。私にとって行者小屋はなぜか厳冬期専用のテン場になってしまってます笑。

10/16 15:52

さっき前を通ってきた天望荘を見上げる。夜になると3つのライトが点灯します。

10/16 15:57

見飽きない窓からの風景。

10/16 17:32

夕食はチーズ入りハンバーグ。おいしかった。ご飯とスープは自分で必要なだけよそいます。もちろんお代わりもOK。

10/17 5:29

朝食。やはりご飯とみそ汁は自分で。

10/17 6:21

今回はだいたい0℃前後の気温でした。暑くもなく寒くもなく、私にはこれぐらいが山行にちょうどいい気温です。

10/17 6:21

お世話になりました。

10/17 6:21

赤岳まだ白いですね。昨日午後ガスったからかな。

10/17 6:33

静かな南沢をくだります。

10/17 7:25

木が折れて…

10/17 7:25

登山道をふさいでいます。GP報告！

10/17 7:57

ゴール！

10/17 8:08

美濃戸は満車でした。

10/17 8:16

今回の収穫。

撮影機器：

iPhone X Apple

E-M5MarkIII OLYMPUS CORPORATION

装備

MYアイテム

yamazazen

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 予備PET水500ml 浄水器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ COCOHELI子機 ベアーベル ハードシェル ヘルメット ピッケル チェーンスパイク 軽アイゼン ゴミ袋 ごみトング

感想

yamazazen

5回目のGP（グリーンパトロール）は硫黄岳〜赤岳を回ります。ただ八ヶ岳では前日に想定外の初冠雪を記録したので、稜線上がどんな状況でどれくらいの難易度になっているか想像もできません。なので万全の装備と余裕を持った行程を心がけました。

さすがに降雪量は多くないと思われるので12本爪アイゼンと冬靴は持っていきませんでしたが、それ以外は冬装備を基本としました。また縦走に想定以上の時間がかかってしまった場合のために（というかそれを口実として笑）行者小屋を予約しておきました。冬期のテント泊ではたびたびお世話になってますが、小屋泊は今回が初めてでした。

肝心のGPですが、稜線上ではゴミが雪に埋まって見つからないというオチが付いてしまいました。しかしそれ以外の樹林帯ではそこそこの収穫があり、また要整備箇所もいくつか見つけることができました。