【★大菩薩連嶺バリルート(長峰)★小屋平バス停〜石丸峠〜米代(長峰分岐)〜白草ノ頭〜カネツケノ頭〜深城(拓道橋)★】
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 635m
- 下り
- 1,575m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 6:05
〇獲県甲州市
∋獲県北都留郡小菅村(石丸峠付近)
山梨県大月市
【■今回のコース■】
『小屋平(標高1450m/8:28am/登山開始)-
石丸峠(標高1910m/9:22am)-米代(長峰分岐/9:37)-
エイベイ小屋跡(11:34am)-白草ノ頭(標高1326m/12:02/16分休憩)-
カネツケノ頭(標高1268m/12:31pm)-七本木山ノ神(13:03)-
トチ平(標高939m/13:29)-深城(拓道橋/標高660m/14:03/登山終了)
-深城トンネルを越えて小金沢公園入口付近の自由乗降区間からバス乗車』
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
/圭-甲斐大和(JR中央本線/1940円) 甲斐大和駅-小屋平(栄和交通バス/950円) 【●復路●】 /湿襯瀬燹漸赦妥(富士急山梨バス/660円)〜徒歩で猿橋駅 猿橋〜荻窪(JR中央本線/1140円) 【●往路詳細●】 京王線140円区間-新宿4:58-5:57高尾6:14- 7:11甲斐大和7:45(臨時バス)-8:18小屋平 (JR中央本線・栄和交通バス) 【●復路詳細●】 拓道橋付近(自由乗降区間)14:52-15:27下和田〜徒歩で猿橋駅へ 猿橋15:51-16:30高尾16:36-17:19荻窪 (富士急山梨バス・JR中央本線) 【●交通機関リンク●】 栄和交通(大菩薩上日川峠線時刻表) http://eiwa-kotsu.com/img/timetable/daibosatsu_timetable.pdf 富士急山梨バス(大月〜猿橋〜小菅の湯/時刻表) ※小菅の湯〜浅川入口は自由乗降区間 http://www.yamanashibus.com/H27-o-kosuge-hukuro.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
【▲登山道状況▲】 ‐屋平〜米代(一般登山道):危険箇所は無し ∧涜紂素鯀陬瞭(赤破線経路):道形不明瞭・ヤブあり・道迷い1回 G鯀陬瞭〜カネツケノ頭(赤破線経路):道形やや明瞭 ぅネツケノ頭〜七本木山ノ神(赤破線経路):道形やや明瞭 ゼ桂槎攣灰凌澄船肇訴(線無しバリ):道形やや明瞭 ゥ肇訴拭楚湿(拓道橋)(赤破線経路):道形不明瞭・急峻 【▲登山者数情報▲】 ‐屋平〜石丸峠(一般登山道):約10名 ∪亟歹宗訴涜(一般登山道):0名 J涜紂素鯀陬瞭(赤破線経路):0名 で鯀陬瞭〜カネツケノ頭(赤破線経路):0名 ゥネツケノ頭〜七本木山ノ神(赤破線経路):0名 七本木山ノ神〜トチ平(線無しバリ):0名 Д肇訴拭楚湿(拓道橋)(赤破線経路):0名 【▲別名▲】 \亟歹宗Ь菅大菩薩峠・石マラ・ヒンマワシ沢 ∧涜紂長峰分岐 G鯀陬瞭:白クサノ頭・白草頭・長峰山・吉ベエノ峰・ボンテン ぅネツケノ頭:カケッネノ頭・鐘ツケノ頭・カネツケ・シラガブチノ頭 セ蛙雪:七本木山・七本木山ノ神 Ε肇訴拭栃平・山ノ神・峰・山神三角点 【▲読み方▲】 ‐屋平:こやだいら ∪亟歹宗Гい靴泙襪箸Δ J涜紂Г茲佑靴 で鯀陬瞭:しらくさのあたま/しろくさのあたま ゼ桂槎攣灰凌澄Г覆覆曚鵑やまのかみ Ε肇訴拭Г箸舛世い/とちでえろ Э湿襦Г佞しろ 拓道橋:たくどうばし 長峰:ながね |
その他周辺情報 | 【■観光宿泊温泉情報■】 甲州市観光協会 http://www.koshu-kankou.jp/ 大月市観光協会 http://otsuki-kanko.info/ |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ(1)
予備電池(2)
1/25
000地形図(1)
ガイド地図(1)
コンパス(1)
笛(1)
筆記具(1)
保険証(1)
飲料(4)
ティッシュ(3)
三角巾(1)
バンドエイド(15)
タオル(2)
携帯電話(2)
軍足(1)
雨具(3)
防寒着(3)
ストック(2)
冬用手袋(2)
時計(1)
非常食(1)
着替え(1)
軍手(1)
六本爪アイゼン(1)
鈴(3)
ラジオ(1)
ライター(3)
ビニールテープ(5)
10m簡易ザイル(1)
山神ノ御札(1)
使い捨てカイロ(5)
小型懐中電灯(1)
帽子(2)
予備メガネ(1)
替えの靴下(1)
替えのパンツ(1)
小型裁縫道具(1)
荷物固定用ゴムバンド(1)
新聞紙(1)
眼帯(1)
ゴーグル(1)
緊急シェルター(アルミ製)(1)
塩・角砂糖・タバコ(1)
ツェルト(1)
小型救急箱内の薬(20)
デジカメ(1)
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---|
感想
4年ぶりに長峰を歩いてきました。
前回は笹藪で前が見えないほどのところが多数あり難儀しましたが、その笹藪は殆んど鹿に食べられたようで特別苦労するようなところはありませんでした。歩き易くなったのは良いですが鹿の食害に本格的な対策が必要と感じました。
今回は長峰突入後約30分の標高1730m付近で道迷いをしてしまい20分ほどのタイムロスをしました。この付近は松等の常緑樹が多いところで見通し悪いため、常に国土地理院の1/25000地図と磁石および周囲の山や尾根を見ながら慎重に進む方向を見極める必要があります。
長峰は歩く人が少なく道形が不明瞭なとこも多数ありますが、整備されていない道の良さを感じることができるコースです。その反面コースを外れないように十分な注意が必要で、特に稜線から安易に下ると沢や湖に阻まれて身動きが取れなくなります。更に林道のあるところへ下りようとしてもノリ面はコンクリートで固められた急斜面がいたるところにあり道路へは降りられないところが多いです。
2014年の秋に松姫トンネルが開通し竹の向から小菅温泉までバスが延長運転されるようになりました。これにより長峰を下りたところの拓動橋でバスに乗れる(バス停はありませんが自由乗降区間)のでこのコースを歩く人が増えることを期待したいです。
【■■■感想と解説■■■】
2011年05月08日(日)に山の先輩であるhachiと初めて登った山が大菩薩の長峰(ながね)でした。今回は4周年記念と云う事で、4年前に登った長峰(ながね)にhachi氏と一緒に行きました。今現在の長峰(ながね)は昭文社の地図で赤破線経路になっておりますが、4年前は経路未記載の未知なる尾根でした。
まず初めに上日川峠の一つ手前のバス停である小屋平(石丸峠登山口)に下車して、ここから1時間かけて石丸峠への赤線登山道を登ります。そして石丸峠から15分ほど先の牛ノ寝へ入る途中の所に米代(よねしろ)という長峰分岐があります。分岐の道標には『長峰・道形不明瞭・注意!』と書かれておりまして、4年前の入口付近は腰ほどのヤブでしたが、今はヤブがほとんどありません。下って行くうちに4年前は道迷いをしなかった場所で道迷いをしてしまいましたが、すぐに主尾根に戻れました。そして多くの仕事道やケモノ道などが交差して、4年前は背丈以上の超激ヤブの中の笹のトンネル状の場所を30分ほど下りましたが、今はヤブがほとんどありません。相変わらず多くの峰々を登り返してエイベイ小屋跡を過ぎると白草ノ頭(標高1326m)へ到着します。白草ノ頭は超ショボ山で頂上の面積が1m四方の小さいヤブに囲まれた無展望の山でした。4年前は熊やイノシシの痕跡が多くてラジオと鈴と笛を鳴らしてカネツケノ頭へと向かいましたが、今回はトチ平へ向かう凹地で2頭の鹿を見ただけでしたので、この4年間で多くの人が入るようになったというのが何となくわかりました。ちなみにカネツケノ頭(標高1268m)は峰というよりは通過点のような雰囲気でした。カネツケノ頭から七本木山ノ神までは明瞭な道でしたが、七本木山ノ神からトチ平までは北側の林業用巻き道を利用して無名峰を巻きました。無名峰を巻くとデエロ状の場所に出てトチ平は目と鼻の先でした。トチ平から深城の拓道橋までは急峻な道でしたが先人が付けたマーキングに沿って深城の拓道橋まで下りました。今回の総括は4年ぶりの長峰をhachi氏とともに4年前を思い出しながら歩いて、4年間で長峰(ながね)のバリルートが良好な道に変貌するような感じを抱きました。
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<2011年5月の大菩薩長峰の山行記録>
【Yamaotoko7】
小屋平-石丸峠-米代-長峰(白草ノ頭-カネツケノ頭-トチ平)
-深城(大菩薩連嶺/バリルート)
2011年05月08日(日)[日帰り] hachi(CL),Yamaotoko7
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-110123.html
【hachi】
長峰(大菩薩/バリルート)
2011年05月08日(日)[日帰り] hachi(CL),Yamaotoko7
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-110503.html
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんばんは
20年以上前の記憶では顔の前には笹シカ見えないヤブ道でした。
明るくなったものですね。鹿に感謝していいんだかどうか、複雑です。
jinzaemonさん
20年以上前の状況は凄そうで尻込みします。しかし踏み跡は今より明瞭でしょうね。
もうすぐ関東の笹薮は全滅するでしょうからほんとに何とかしたいものです。チョコボールも沢山落ちているので山の水も飲む気になれないし困ったものです。
背丈以上の笹藪こぎなんて懐かしいですね
hachiさん、Yamaotoko7さん、こんばんは。
4/18に長峰を計画していました。
ここは一人では心細いので、コラボの予定だったのですが
相方の体調不良で延期になってしまいました。
いやぁ、奇遇というか、残念です。
行っていれば、経験者お二人と同行できたかもしれないのに。
お二人の前回のレコでも事前勉強させて頂いておりますが、
以前に比べると道形が明瞭になって来ているのですね。
それにしても、長峰の入口から拓道橋まで意外と時間かかるんですね。
昔より楽になっているとはいえ、油断禁物ですね。
5月中に実行の予定です。
yamaheroさん
ありゃ〜〜それは大変残念です 私もお会いしたかったです
もしこんなところで偶然会ったらお互いビックリしたことでしょうね。
今回も一回道迷いしましたが、もし一人だったらかなり慌てたと思います。ほんとにここは一人じゃ心細いところです。
4年前が初めてで、今回が2回目ですが新しいテープなども見かけましたので歩いている方は確実に増えたと感じます。
yamaheroさんは健脚の様ですからもっと短時間で歩けると思います。いつもレコ拝見しておりますがyamaheroさんなら勢いで猿橋駅まで歩いちゃうなんて確立高そうですね。
ところでyamaheroさんの3月27日のレコ拝見して私も先日水無山から奈良子入口まで歩きましたが最後が笹の激藪でひどい目に会いました。記録は未だ書いてませんが最後の尾根の選択が良くないでした
詳細なレコありがとうございます。松浦本の紀行に魅かれ逆ルートで計画しました。画像では意外に灌木もある様子なので長袖&ゴーグルで突破します。登りなので枝尾根への迷い込みはないと思いますが、後半1300〜1500mの辺りがやや不明瞭、斜度ありとみて気を引き締めて行って来ます。
Shindai1987さん
週末チャレンジと書かれていますがもう行かれましたか?
登る場合はとにかく高い処を目指せばよいと思います。後半の作業道にはご注意ください。
4年前は笹で目を突かないようにサングラスなど使用しましたが、その笹藪も勢いがなく鹿の仕業は恐ろしいほどです。
私も一度くらいは登りで歩いてみようと思いますが、日帰りの場合かなりきびしいので一泊を考えています。
それではShindai1987さんのレポート楽しみにしております
hachiさん
行ってきました!7:00に拓道橋でバスを降り、トチ平までスリップしながらの緩急の登り、延々続く長い尾根道、とどめは1400〜1700mのスズタケ(葉はないものの茎に難儀)の藪漕ぎを経て、牛の寝の道標が輝いて見えました。12:30に木屋平BSに辿り着きましたが、予定を20分オーバーし、標高差1300mと距離と藪漕ぎを甘くみていました。が、シオジや落葉松の美林が素晴らしく、静かな尾根歩きが楽しめました。レコありがとうございました。(私の方はもう少しかかります)
Shindai1987さん
どうもお疲れ様でした。
拓道橋から小屋平まで登り5時間半とは随分健脚ですね。
とにかくレコがUPされるのを楽しみにしております
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