最高の晴天!北アルプス表銀座・常念山脈縦走(燕岳〜常念岳)


- GPS
- 48:29
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 2,449m
- 下り
- 2,565m
コースタイム
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 7:36
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 7:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
飛行機
Jetstar:福岡空港〜中部国際空港 名鉄空港線(特急特別車) [名鉄岐阜行き] 金山:JR中央本線(普通) [高蔵寺行き] 千種:ワイドビューしなの [長野行き] 松本:JR大糸線(普通) [信濃大町行き] 穂高駅 中房温泉行きバス A運行(1,700円) http://www.nan-an.co.jp/modules/bus/nakafusa/ ★宿泊 前泊:ビジネスインあづみ野 近くにスーパー西友(24時間)がある チャリ貸し出し無料 燕山荘 http://www.enzanso.co.jp/index.html 携帯充電可能(100円) 常念小屋 http://www.mt-jonen.com/ 携帯充電可能(100円) ★復路 一ノ沢登山口〜穂高駅(タクシー)常念小屋から予約(100円) 一ノ沢(ヒエ平)〜穂高駅 約5,000円 安曇観光タクシー 0263-82-3113 南安タクシー 0263-72-2855 ※一ノ沢登山口は携帯圏外のため要注意 ビレッジ安曇野(日帰り入浴有り) http://www2.dango.ne.jp/villagea/ 柏矢町: JR大糸線(普通) [松本行き] 松本:ワイドビューしなの [名古屋行き] 千種:JR中央本線(普通) [名古屋行き] 金山:名鉄空港線(特急特別車) [中部国際空港行き] 中部国際空港 Jetstar:中部国際空港〜福岡空港 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆中房温泉〜合戦小屋 危険箇所は特になし ◆合戦小屋〜燕山荘 森林限界を超えやや急登、アイゼン必要。 ◆燕山荘〜大天井岳 蛙岩は岩の間を通過する。 大天井岳の登りは、雪崩、滑落の危険性があり夏道は行かず直登する。 ◆大天井岳〜常念小屋 トラバースする箇所は慎重に歩く。 ◆常念岳〜一の沢 常念岳へは危険箇所は特になし 一の沢へ下りるルートは急斜のため要注意、アイゼンピッケル必要。 第1のポイント:燕山荘 到着後の天候が荒れて回復の見込みがなければ、翌日は常念へ進まず下山。 下山も難しい悪天候の場合はさらに停滞。 第2のポイント:蛙岩から大下りの頭 降雪と風の状態を見極める。 ラッセルを強いられる程に前日までの降雪が激しければ、反転して下山。 稜線上なのでそこまで雪は積もらないが、それでもラッセルというのはヤバイ状態。稜線なので風の方が問題になる。風速15m/s以上になる場合は撤退。 第3のポイント:大天荘から東天井岳 大下り岩を越えると反転するよりも大天荘の方が近い。 荒天時には大天荘の冬季小屋へ避難するという決断をする。 場合によってはそこで1泊停滞し、荒天が収まった時点で、燕山荘へ戻る。 常念小屋へ進むのは天候が快方へ向かう確信が取れた場合。 第4のポイント:東天井岳から常念小屋 東天井岳をすぎれば常念小屋に向かうしかない。 |
写真
感想
今年の初め、wakatakeyaさんの誘いで決まった北アルプス遠征、
jetstarのセールで1月にチケットを購入していました。
それから道具の確認、積雪期くじゅう・大山、縦走トレーニング
をやって、この日のために準備をしてきました。
結果から先に言うと、3泊4日全て晴れの登山日和で終えました。
4月の北アルプスは雪がまだまだ沢山残っており、まだ積雪期と
変わらない環境で風が強ければ過酷な山行になることもあります。
今回は例年より積雪が少なく、風も強くなかったので快適な山行
でしたが、多少風が吹くと着込んでいても寒かったです。
行かれる方は、くれぐれも装備やウェアは万全でお願いします。
雪渓で滑落してヒヤリとしました。
大山でピッケルの滑落停止訓練を何度もやっていて良かったです。
体力と装備が十分でも経験や知識がないと難しいと身を持って感じました。
wakatakeyaさん
応援していただいた皆様、ありがとうございました。
まだまだ書きたいことがいっぱいあるけど、wakatakeyaさんの感想で。(笑)
それにしても山はいいな
頭が空っぽになって、心が一杯になる。(ついにパクった!笑)
【はじめに】
福岡から北アまでの移動手段はLCC(Jetstar)を使うことが多い。セール時に購入すれば、往復なんと6000円程度。名古屋⇔穂高のJR代が14000円ほどなので、交通費で2万円の計算だ。今回は山小屋2泊の山行なので、やはり遠征にはそれなりのお金がかかる。
お金で済むことなら、それはそれでいい。山は、お金では済まないことの方が多いから。今回のような計画で一番気になるのは、天気と体調だった。4月下旬とは言え、一たび天候が荒れれば厳しい冬山となるのがこの時期。僕は心から山の神様に祈った。これまでのコトは悔い改めます、どうか山行3日間をお天気にして下さい。膝の痛みやお腹のゆるみがありませんように…。
【4月24日(金)】
仕事を終え、福岡空港を15時45分に飛び立ち、穂高駅に到着したのが21時30分すぎ。既に宿にチェックインしていた今回の相棒・つるちゃんと合流し、ビールを飲みつつ明日からの計画を確認しあう。
単独行が多い僕にとって、3日間も同行者がいるという事には若干の不安もあった。体力やペースの違い、緊急時の判断や、女性の好みなどで意見が分かれたり、喧嘩したりしないだろうか?
【4月25日(土)・前半】
さあ、いよいよ本番初日!素晴らしい晴天に恵まれた僕らは、穂高駅前から中房温泉登山口までバスで移動した。マイクロバスの乗客は12〜3名だろうか、思ったほど多くは無かった。
「北アルプス三大急登」と呼ばれるこのルートは、しかし実際にはそこまで厳しいものじゃない。汗をかかない、息を切らさないスローペースで登れば、山歩きは本当に楽しいものだ。でも、相棒のつるちゃんには物足りないペースだろうか?
第一ベンチの先から雪だったが、富士見ベンチまではノーアイゼンで登る。ほどなく合戦小屋に着くと大勢の登山者が休憩をしていた。空いているベンチに腰かけると、向かいの初老の男性が話しかけてきたのでお返事差し上げる。話題がカメラになったところで彼は熱弁をふるいだし、ついにはつるちゃん自慢の PENTAX K-S2 を勝手に触りだした。あの時は、彼を押し付けてその場を逃げ出して悪かった、つるちゃん(笑)。
春山登山教室の一行を率いている大天荘の榊さんを見かけたので挨拶し、合戦小屋を出発。この先から森林限界を超え、美しい雪山の絶景が広がった。合戦沢ノ頭まで直登する冬ルートはそれなりにキツイけれど、姿を見せ始めた槍の穂先にテンションがあがる。合戦尾根に出れば、今日の目的地・燕山荘も見えた。小屋の前には雪が無いと聞いていたので、早めにアイゼンを外し登山道の保全に努める。
燕山荘に到着したのは15時ちょうど、登山口から休憩込みの5時間40分で予定通りだった。つるちゃんは余裕のようだが、このペースでも良さそうだ。空身で燕岳を往復し、写真をたくさん撮る。晴天無風、360度の絶景が広がる燕岳山頂でつるちゃんも興奮気味だ(笑)。もちろん僕も大興奮だ(笑)。
明日歩く常念までの縦走路がくっきりと見える。その奥に穂高・槍・笠、裏銀座の双六・鷲羽・水晶に野口五郎、さらには立山・剱、北に針ノ木・蓮華に鹿島槍まで、これでもかと言わぬばかりの北アルプスオールスターズが見えた。
【4月25日(土)・後半】
燕山荘はこの日が小屋開け。きっと赤沼オーナーも上がってくるだろうな、と思っていたら小屋に戻ったところでお会いできた。後ほど一杯やりましょう、とお約束をして荷解きをし、先ずはつるちゃんとビールで乾杯!くぅ〜…、美味いねぇ〜!二人とも何を喋るわけでもなく、ただヘラヘラしながらビールを飲んでた(笑)。
夕食前にフロントで赤沼さんに呼び止められた。
「赤ワインと白ワインと、どっちが飲みたい?」
え?いや、もうすぐ夕食だし、まだ早いですよ。
「いいから、いいから。もう飲もうよ」
え〜と、じゃあ赤を頂こうかな?
「え?赤なの?赤かぁ…」
あ、いや、それじゃ白を頂きます。白でお願いします。
「そう?そうだよね、美味しい白ワインがあるんだよね〜」
って赤沼さん、自分が白飲みたかったんじゃん(笑)。
夕焼け撮影を終え戻ってきたつるちゃんも交え、食堂前にずらっと並んでいるお客さんの横でワインを飲むわけだけど、いや有り難いんですけど、でもこれちょっと居心地悪いですよ(笑)。
さて夕食後、燕山荘名物でもある赤沼さんによるアルプホルンの演奏とお話が始まった。いつも通りの楽しいお話だったけど、今回は以前には聞かなかったお話もされた。「さて今回は常念岳まで縦走する方もいらっしゃると思いますが、今年は例年になく雪解けが早いので気を付けて下さいね」
「雪が少ないから登るのが易しいという事にはなりません。特に縦走路では大天荘までの夏道は雪崩の危険が高いので、絶対に通らない事。大天井岳山頂まで直登して、大天荘まで下りてください。以前は燕山荘と同時に大天荘も小屋開けしていたのですが、滑落事故があまりに多いので、現在は6月下旬の小屋開けにしたのです。雪が少ない中で滑落したら、むき出した岩に激突して酷いことになりますから、くれぐれも滑落しないように」
びびりますよね…と、つるちゃんがポツリ。うん、気を付けようね。と言ったけれど、最終日につるちゃんはプチ滑落をすることになる。
夕食後に食堂で赤沼さんと更に飲む。つるちゃんが柿ピーを持ってきて、ワインは2本目を開ける。「あ〜、この柿ピーがね、良くないんだよね〜。つい飲み過ぎちゃう」とグイグイ飲む赤沼さん。僕の記憶はこの辺りまでしかナイ(笑)。
【4月26日(日)・前半】
2日目の朝、今日も素晴らしい天気。5時のご来光を拝んで朝食だ。今日は今回のハイライト、常念小屋まで槍穂を眺めながらの稜線歩きだ。ご飯をお代わりし、食堂を出たところで赤沼さんにコーヒーを誘われた。「この間、オーロラを見に行ったんだけど、話したっけ?」と赤沼さん。へえ、そうなんですか?どうでした?「ちょっと待ってて」と写真プリントを取ってくる赤沼さん。
そこから長々とオーロラの説明が始まり…あれ?えっと、出発の時間が…困ったな。…まぁいっか(笑)。結局予定より1時間遅れての出発となったけれど、それでも本当にお世話になりました。赤沼さん、今度はまた福岡に来て下さいね。
出発間際に大天荘の榊支配人にもご挨拶。ところで縦走路の状況はどうですか?
「途中の蛙岩は真ん中の隙間をくぐり抜けて下さい。足元が凍っているかもしれないので、その時はそこだけでもアイゼンを付けて。そこだけ、って手間ですよね。でも冬山では、その一手間を惜しまない事が大事なんです」
雪焼けした精悍な顔の榊さんから、重い言葉を頂きました。ありがとうござました。
さて縦走路を歩きはじめると、すぐに顔がにやけてしまった。笑みが自然とこぼれてきて仕方がない。
山があって、雪があって、雲ひとつない晴天で、風もなくて、体力も気力も充実して、足を踏み出しただけ標高が上り、前に進むほどに景色(しかも絶景だ)が移り変わる。山の神様、ありがとう。僕らは今、とてつもなく幸せです。
問題の蛙岩は問題なく潜り抜けた。
大下りも無事に抜けた。
さあ問題は本日の核心部、大天井岳への直登だ。
雪はまったく着いていないので、ノーアイゼンで行こう。目視でもルートは明瞭だ。オーケー、クライムオン!って登ったけど、これがキツイのなんの。取りつきとなる喜作レリーフから山上部まで距離にして360m、標高差が203mある、つまり平均勾配が56.4%ってことだ。
ちなみに福岡県人なじみの宝満山ならば、標高584m付近(吉田屋敷跡あたり)から百段ガンギを登りきった中宮跡までが距離にして360mだけど、標高差は141mだから平均勾配が39.2%ということになる。つまり、百段ガンギの1.4倍はキツイってことです(笑)。
しかし登り切った大天井岳からの眺望はまさに絶景。槍が近い!そして槍まで続く喜作新道、東尾根の稜線が美しい。次回はここを歩いて槍へ行きたいものだ。さて山頂着が11時20分くらいだったので、大天荘で昼食としよう。お弁当は燕山荘で作ってもらったものだ。北アルプスの山々に囲まれ、無風快晴・気温は12度、ポカポカと暖かいベンチで食べるお昼ごはんは、これまでの生涯で最も美味しい、最高のお弁当だった。
さあ、常念小屋まではあと少し。順調すぎるくらい順調なだけに、気を引き締めて行こう…と言っているそばから雪渓のトラバースでスリップした。気温が上がって雪が腐ってて、ステップが崩れたのだった。滑落こそしなかったけど、油断大敵!僕のスリップを見たつるちゃんも、ヤバイと思ったらしい。
ということで本日は7時間30分を歩いて常念小屋に辿り着いた。
【4月26日(日)・後半】
常念小屋でも実に快適だった。
まず案内された部屋は6畳間ほどで貸切。寝袋も真新しくフカフカだ。荷解きを済ませてフロントでビールを買おうとしたら、「お客さんが良かったら、賞味期限切れのビールがあるんですけど」と言う。あ、嬉しいなぁ、全然平気ですからソレ売って下さい。「いえ、賞味期限切れてるからタダでいいです。そこにあるの好きなだけ持ってって下さい」…って、え〜っ!!!まじですか?
賞味期限って、5月1日じゃん。うわ、こりゃツイてるわ〜、とロング缶4本に350缶2本も持って行く我ら。あさましい(笑)。「ベランダ使っていいですよ〜」との事なので出たところがまた絶景!ここは日本か?いやいやツェルマットだろ?てなぐらい気持ちいい。つるちゃんと今日の無事を祝いつつ乾杯し、またしても互いに大した話もせずに、ウフフ、えっへへ、と気持ち悪くニヤケながらタダ酒を飲む。
しばらくするとベランダに初老の男性が写真を撮りに来られた。お話しすると、初日の穂高駅発バスから一緒だったらしい。「夕食後に赤沼さんとワイン飲んでいた人だね」と、覚えて頂いてた。聞けば100名山はおろか、300名山を登るベテランクライマー、新潟県山岳協会の理事長も務められた方で遠藤さんと仰った。
遠藤さんとすっかり意気投合し、またもや勧められるままにウイスキーをご馳走になってしまう。ベテランさんの中には山歴を自慢し、説教臭くて煩わしく思う方もいらっしゃるが、遠藤さんは実に気さくでお話が面白く、僕らはすっかり惹き込まれてしまった。そんな訳で、この日もどうやって寝たのか記憶がナイ。
【4月27日(月)・前半】
今朝は常念岳でご来光を拝もうと、つるちゃんと計画していた。午前3時40分、アラームの音で目覚めた。一瞬、自分がどこにいるのか分からなかった。飲み過ぎた朝には良くあることだ(笑)。
ともあれ、まだ静かな小屋を出て星明りの中、常念へ向かった。
「一燈を提げて暗夜を行く。暗夜を憂うることなかれ、ただ一燈を頼め」
夜道をヘッ電ひとつで歩くと、そんな言志四録の一節が頭に浮かぶ。言葉で知っていることを、山はいつも体に教えてくれるなぁ。
そんな未明の山道を、ライトに照らされるマーキングを頼りに無言で歩く。山頂まで一時間、400mの標高差だ。これが今山行の最後の登りなんだ、もう終わっちゃうのか…一歩一歩を踏みしめながら登る。きっとつるちゃんも同じこと考えているんだろう。そんな気がする。
今回、つるちゃんと一緒で良かったな。
本来は単独行が好きな僕だけど、今回はつるちゃんと一緒で本当に楽しかった。
ルーファイでも協力し合えたし、歩調も合ってたし、互いの技量も分かっていて不安もなく、バカ話ばかりしながら(大抵はヤス村住民の話だ)、付かず離れずの大人な距離感が絶妙だった。あはは、こりゃヤスさんやクルさんに嫉妬されるかもな(笑)。
そんな事を思いつつ歩いていると、ふいにつるちゃんが声を上げた。
「あ!出た!」
澄み切った地平の果てから、一筋の光条が僕らを射した。
みるみる膨れ上がる光に、僕らはただ無言だった。
この世は美しい。心からそう思えた。
何か喋ろうと思ったけど、喉の奥に熱いものが込みあげていて、声を出すとつるちゃんにバレそうだから飲み込んだ(笑)。
【4月27日(月)・後半】
山頂から下り、朝食を済ませ、出立。小屋番さんに登山道の状況を尋ねた。
「今年は雪解けが早いから、お客さんだったらアイゼン要らないと思いますよ」
お客さんだったら…とその判断基準が分からないけど、まあこれまでの雪道もそうだったから踵キックステップで行けそうだな。…そして、つる悲劇が起きるのだった。
槍穂に最後の別れを告げ、常念乗越から一ノ沢に入る。雪は腐ってるし、これは小屋番さんの言った通りだ。僕らはノーアイゼンでザックザックと駆け下りて行った。しばらくすると傾斜が強まった。渓の日陰で雪も固い、というかバーン状だ。踵を蹴りこんでも刺さりづらい。ここは慎重に下りよう。
そう思っていた矢先に、後続のつるちゃんが「あっ!」と言った。振り向くとスリップしたつるちゃんが滑ってくる。ピッケルを雪面に突き刺すつるちゃん。何とか僕の脇で止まった。何やってんだか、と笑いながらカメラを構えた途端、「あ、あ、あぁ〜…!」とつるちゃんは更に滑り落ちて行った。
いやいや、あれは怖かったろう(笑)。僕も一瞬、ヒヤッとしたよ。まぁU字谷だし、距離はあるけど下部は傾斜が緩むから、どんなに落ちても大怪我にはならなかったとは思うけど。つるちゃん、すっごい汗をかいていました。ゴメン、写真たくさん撮っちゃった(笑)。
そんな、ちょっとしたアトラクション(あ、アクシデントか。笑)があったけれど、無事に下山。常念小屋で予約したタクシーに乗り込み、柏矢町駅そばの「ビレッジ安曇野」で温泉に入り汗を流した。余裕をもってJRを乗り継ぎセントレア空港まで戻ることが出来た。
【おわりに】
もう、これ以上はないと思うくらい、天候も体調も最高の三日間だった。
つるちゃんも言っていたけれど、これからの山行がすべて雨に降られるんじゃないかってくらい恵まれたと思う。
つるちゃん、本当にありがとう。この三日間が最高だったのは君のお蔭だよ。大天荘で淹れてくれたコーヒーの味、忘れない。
ヤス村のお二人さん、LINEでの励まし、ありがとう。今度は南アに一緒に行きますか。でも運転は勘弁してね、ヤスさん(笑)。
山の神様、ありがとうございます。お約束通り、髭を落とし、今後の行いを改めます。
それにしても、やっぱり山はいいなあ。
頭がからっぽになって、心がいっぱいになる。
(こちらが本家です。笑)
【おまけ】
福岡空港でつるちゃんと再会を約し別れた。その数時間後、つるちゃんから電話が入る。一体ナニゴト?と思えば、奥さんがお礼を言いたいのだとか。
電話を代わった奥様の第一声、「あ、ヒロ君?今回はありがとね〜!」
…って、僕、会ったことないんですけど、オクサン?…(笑)
長い長い感想読みました。
たくさんたくさんの写真も拝見しました。
噂に聞いてたツル亭さん滑落の写真を一番に探したけど。
いろいろな方との出会い、幸せですね。
ビール無料って言ってたのはそういう事だったんですね。
やっぱりヤスさんのピッケルとアイゼン借りてついて行きゃ良かった。
でも
ピンクのレインウェアで下まで滑落だったかなぁ〜。
ツル亭さん嫁さんと和解したんだね。
心配してあったんでしょうね。
今度はうちの旦那さんと電話代わってねぇ。
本当に最高の山行。
本当に良かった!
追伸、
何回も感想読んだ。読み直すたび今度は感動してジーンとしてしまった。
こちらでは見ることが出来ない風景。人をおっきくしますね。
わたしもいつか体験出来たらいいけど。
若いイケメンガイドさんがいるツアーに参加するかなー。
アイゼンワークとピッケルワークは来シーズンの練習課題にしようね。
夏の北アに行ったらいいよ
若くないフツウメンがガイドしまっせ
ツル亭嫁とは、今日も電話で話して、既に友達扱いされてます
クルさん
素晴らしい天候に「ヤスさん、クルさんも来たら良かったのに」って
何度も言ってしまいました。
最初からベストな状況が分かっていればいいのにね。(笑)
またチャンスありますね。
@1400近くの一気に上げ
@すてきな女子(裏山)
@富士の雄姿
@朝焼けの稜線
@燕荘のお弁当
@連夜のハンバーグ
@滑落からの復活
@空の蒼
@残雪の白
@ヤツのそり
@お疲れ様の夕陽
@どこにもないそこにある夜空
@生起が始まる朝日
@始まる一日
@ワカさんの笑顔
@ツルちゃんの笑顔
@お疲れ様の乾杯ビール
@肩組む二人
@感動というお土産をありがとう
@無事に帰って来てくれてありがとう
@よかったね
@次は、クルリンさんとヤスの番
@車で行くよ!
@お疲れ様でした。
ちょっ…飲み過ぎやん?
車で行くんか〜い!
考え直そうよ…
ヤスさん
またの遠征よろしくお願いします。
何よりもお二人がカッコイイです!
素晴らしい山行を見せてもらってありがとうございました!
いや、ホント良いですね(*´Д`)
今度、お酒を送ります
ちょっとー、わたしもお二人カッコいいって言ったやん
あれ?コメントにはありませんが…?
クルさんには、いつも感謝の気持ちを表してますやん
yoko13さん
カッコいい二人で歩くとですね、山ガールからおじさんまでファンが多くて。。
今度、何か送ります。(笑)
ツルさん、ワカさん 素敵!
凄いなぁ〜
(神様からのプレゼント!)よかったね(笑)
ケガなく ご無事でなによりです
KAZ55さん
メッセージありがとうございます。
登山やってて良かったと何度言ったことか。。
それぐらい素晴らしい山行でした。
あんがとさんです
酒、送りま〜す
wakatakeyaさん、tsurutyさん、お疲れさまでした!
レコ楽しみにしてました(*^^*)
三日間とも晴天で…最高ですね!
お二人の日頃の行いがいいのかもですね^^
私の初アルプスは燕〜常念〜蝶ヶ岳だったので、このコースは強烈に思い出に残っています。
残雪があると、やはり全然違いますね!
合戦小屋から直登したり、大天井の夏道が危険だったり…
雪渓めっちゃ怖いですね(゚o゚;;
私の技術やレベルではまだまだですが、いつかお二人のように残雪期のアルプスに登るのを目標にしたいと思いました。
とっても感動しました!(o^^o)
gachapinaさん
メッセージありがとうございます。
最高の景色にきつさも怖さも忘れるほどでした。
ほんとにもう1日休んで蝶まで行けたらなぁと
後ろ髪引かれる思いでした。
でも、wakatakeyaさんが一緒じゃなかったら
完歩できたか分かりません。
いい経験になりました。
出来れば蝶まで行きたかったのですが、飛行機の時間に制約されました。
新幹線で帰るなら、行けたかな〜。次回はチャレンジしたいです
私も
もう少し 九州の山をしっかり歩けるようになったら
槍さまを眺めながら 銀ブラするのが夢ですが アルプス貯金が一向に増えません
本当にお天気に恵まれて 最高の旅だったようで 羨ましい限りです
残雪期には到底行けませんが 息を飲む景色ですね
あ〜 こんなところで飲む
この世に居るのか あの世に居るのか わからなくなりそうですね
神のご加護のおかげで
お腹のゆるみも 女性の好みでの諍いもなかったのですね(笑)
素敵な
msclさん
一生にもう二度あるかどうか分からんねとwakatakeyaさんと
言ってました。
女性の取り合いがあったかどうか。。(笑)
此の世か、あの世か、笑いました(笑)
諍いが無かったのは、嗜好の違いかなぁ?
感想読んで泣けちゃいましたよ。
四日間寝食を共にして歩いたけど、ずっと何度も一緒に
山に行ってるように思えるほど気持ちが良かったです。
そして何より気を使わない関係が良かった。(?笑)
(実際一緒に歩いたことちょっとしかなかったので不安だった)
今回の旅は、私一人では無理だったと思います。
行けたとしてもこんなに楽しい旅にはなってなかった。
本当にありがとうございました。
追伸
本当は、大天井岳の山頂で
「やったぞぉー!!」って大声で叫びたかったんです。(笑)
先行のお二人が居たので遠慮しました。(遠藤さん達だったのかな?)
セントレア空港で酒を飲みながら馬鹿話していたら、ふいにアナウンスが…。「まもなく搭乗を締めきります。ワカ様、ツル様、お急ぎ搭乗口へお越し下さい!」…え?何で僕らの名前が呼ばれてんの?と言うくらい、二人してヘロヘロでした(笑)。
セントレアこと中部国際空港、Jetstarのカウンターで長いこと係りのお姉さんと話し込んでいる つるちゃん。ふ〜ん、あのタイプが好みなんだぁ?と見ていた僕。僕とは嗜好が違うみたいで、良かった(笑)。
ね〜ね〜、何を話し込んでいたの?
「ウェブチェックインしたのに、『プリントアウトした用紙を見せろ』って。『持ってません』って言ったら、すごく揉めちゃって。免許証で身元確認とか求められましたよ」
そーなんだよねー、LCCはその辺がメンドクサイよね。で、電話番号は聞けたの?
あ、つるちゃんの写真コメントが追加されてる(笑)
気を使わない関係、それ僕も思った。
なんだろ、ヤス村民はそんな感じやね(笑)。
大天井岳山頂で飯食ってたのは遠藤さんだったのか…分からなかった。
まだ余韻から離れられず(笑)、エピソードなんかも書いてるわ〜
最終日、一ノ沢でプチ滑落(笑)したつるちゃん(ゴメン、もういいね、このネタ。笑)。その直後に後続の登山者(アイゼン装着)としばらく話し込んでいた様子。一体何を話していたの?
「ノーアイゼンで下りてるから、『あの斜面、よくアイゼン無しで下りられましたねー?自分達も小屋番さんに聞いてアイゼンを付けずに下りてきたけど、騙されましたわ〜』って言われましたよ…」
そっか〜、小屋番さん、僕ら以外の人にも言ってたんや、「あなた方なら、ノーアイゼンで行けると思いますよ〜」って。だから、その判断基準ってドコやったんかい?
なんか雑誌の特集か、TV見てるよな感覚で読みました。
よく見る山の景色なのですが、
その中にお2人がいるのがなぜか不思議な感じで・・・(笑)
ただでさえ最高の景色なのに、お天気も最高、
んでもってお2人のコンビも最高でしたね
こんなステキな山行したら、
しばらく抜け殻のようになってしまいそうです(笑)
つる亭さんの滑落、FBで知って驚きましたが、
お怪我がなくて何よりでした
この時期はこわいですね。。。
いつか私達もいけるようがんばろう〜。
いま正に抜け殻状態です。
どうやったら社会復帰できるのでしょうか…
cafe_mochaさん
博多駅で酔っ払いの姿しか見せてませんからね。(爆)
まぁ死ぬことはなかったと思いますが、ピッケルに
必死にしがみついてぶら下がってる時は怖かったです。
その後下まで降りたときには汗ビッショリでした。
遠征お疲れ様でした。天候に恵まれて素晴らしい山行になりましたね。昨年の遠征時に千塩尾根とどちらにするか悩んだ表銀座・・・しかも残雪期に歩けるなんて超裏山~です
こないだ傾行って、マジkamiさんのワンデイ凄すぎと思いました。
僕は1泊で頑張ってみます
カミさん
残雪期の絶景素晴らしかったです。
費用がかさむのでなかなか遠征できませんが、こんな
素晴らしい体験が出来るならがんばって貯金しようと
思いました。
はじめまして
5月1日賞味期限のは越冬したビールだったんでしょうね
極低温で冷やされてますので少し苦いのかもしれません?
シャブ雪は初動で止まらないとピックが効きにくいので怖いですね
私も穂高で仕事中に危うく300メートル落ちて死ぬところでした
春山は怖い・・・
はじめまして、なんですね?
僕はpolanさんのレコをいつも参照にしてたので、そんな気がしませんでした
傾祖母縦走の時はpolanさんのレコを参考に尾平トンネル脇にテン泊しようようと思ってます
polanさん
逆に雪が少ない方が危険だと思いました。
急斜面で踵キックステップで踏み抜いたことで動揺した
のが原因だったと思います。
やっぱ、タダビールは美味いですよ。(笑)
ワカタケヤさん
ご来光の時 息を呑む美しさで・・・
いや 違うものを 飲み込まれたんですね
ツルティーさん
滑落・・・ご無事で良かったです。
写真素敵でした。
ボクも
北アルプス行ってみたいって思いました!!
okijetさん
メッセージありがとうございます。
カメラのファインダーを覗くのが嫌になるぐらいの
絶景でした。
LCCが飛ぶようになって、以前より遠征もお財布に優しくなりましたよね。それでもしばらくは節約の日々ですが
感動しました!! 写真も感想も
完璧なレコ有難うございました
ホント、最高な山行でした!
ところで、そろそろ山宴会をご一緒しましょうね〜
行った本人もレコ見て涙が出ました。
歳かな(笑)
現地でもずっと感動してたんですけどね。
今回山小屋泊だったけど、もしもの時のためにストーブ、コッフェル、非常食、コーヒーを持って行った。
ガスカートリッジは飛行機に持ち込めないのでBC穂高で買う予定だったが到着するとまさかの休み!
あきらめきれず、というかまぁいいか?っていう訳にはいかない。
ひとまずビジホにチェックインして近くにガスを売ってる店がないか、ホムセンがないか聞いてみたが、ないけど、アルペンならあるよ?って。
あるんかい!(笑)
おばちゃん曰く近いらしいが食事もしたいので自転車を借りた。
そしてGooglemapで調べながら走るが…
気がついたらひと駅以上走ってた。
無事買えたけど「おいっおばちゃん!」滝汗
おふたりさま、まずは無事に帰還されてなによりです
(ちょっとあぶなかったみたいですが
お天気にも恵まれてうらやましい限りです
いつか私も行きたいけど、行けるかなぁ?
ありがとうございます。天候に恵まれて幸せでした。
kazeccoさんなら体力的には余裕ですよ、きっと。
九州人にとって厳しいのはお金と時間です
移動だけで1日つぶれますもんね
あと、予約までして天気がよいとは限らないし…
あ、ガス缶ですが、去年、北海道で話した人に教えてもらったのですが、
前泊するなら、通販で買って宿に送ってもらうのがいいらしいです
OD缶、その手があったか~!
気づいていればツルちゃんも自転車を走らせなくても良かったデスね(笑)
行けますよ〜
高所だけどヒェ〜な危険が危ないとこはなかったです。
滑ったら逝けるとこは盛りだくさんですけどね。
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