阿弥陀岳、赤岳、硫黄岳、クリスマス赤岳鉱泉(小屋泊)

2023年12月23日(土) ~ 2023年12月24日(日)

• GPS: 20:30
• 距離: 26.5km
• 登り: 2,427m
• 下り: 2,639m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:22
• 休憩: 1:39
• 合計: 10:01

距離 9.7km 登り 1,440m 下り 954m

6:14 美濃戸口
7:44 7:45 御小屋山
8:41 不動清水
10:36 西ノ肩
10:42 西の肩（岩場）
10:46 11:07 阿弥陀岳
11:32 11:33 中岳のコル
11:53 11:54 中岳
13:12 竜頭峰分岐
13:12 13:24 赤岳
13:26 赤岳頂上山荘
13:52 14:46 赤岳天望荘
14:51 14:57 地蔵の頭
15:44 15:47 行者小屋
15:55 中山乗越
16:15 赤岳鉱泉

2日目

• 山行: 9:41
• 休憩: 1:39
• 合計: 11:20

距離 16.8km 登り 988m 下り 1,720m

4:45 赤岳鉱泉
4:49 4:50 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
4:53 4:54 ジョウゴ沢
6:01 6:03 赤岩の頭
6:29 6:33 硫黄岳
7:14 7:15 硫黄岳
7:48 7:58 硫黄岳山荘
8:23 台座ノ頭
8:39 8:42 横岳
8:53 台座ノ頭
9:30 9:56 硫黄岳山荘
10:21 10:36 硫黄岳
10:53 10:54 赤岩の頭
11:33 ジョウゴ沢
11:37 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:44 12:05 赤岳鉱泉
12:30 中山乗越
13:17 13:27 行者小屋
14:06 14:07 中ノ行者小屋跡
15:11 15:14 美濃戸山荘
15:23 美濃戸
15:27 やまのこ村
15:53 河原奥の氷柱
16:05 八ヶ岳山荘
16:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

小淵沢IC-＞美濃戸口　八ヶ岳山荘駐車場

写真

12/23 5:56

八ヶ岳山荘の駐車場に土曜日AM2:00に到着し、5時まで車の中で仮眠を取り出発です。毎年恒例で3回目となった冬の八ヶ岳登山ですが、今年は4名ではなくカズさんと2名でスタートとなりました

12/23 6:14

あたりはまだ真っ暗な中、阿弥陀岳に向かいます。このルートは今回初めてになります

12/23 7:14

夜も明けて気持ちの良い登山道をどんどん進みます

12/23 7:23

樹氷の山肌が圧巻です。しばらく緩やかな登りが続きます

12/23 7:25

標高を上げてくると茅野の街並みが見えてきました

12/23 7:46

御小屋山に到着です

12/23 7:50

途中ところどころで絶景ポイントが用意されています

12/23 7:54

頂上付近は雲がかかっており、曇っている模様

12/23 8:22

12/23 8:27

だんだん登りがきつくなってきました。チェーン装着です

12/23 9:26

さらに道が険しくなってきました

12/23 9:26

ついにアイゼン、ピッケルの登場です

12/23 9:34

樹氷が日に照らされて本当に美しい・・・

12/23 9:34

写真撮影していてなかなか先に進めませんw

12/23 9:45

ついに森林限界突破！いきなり諏訪湖まで展望が開けます

12/23 9:46

入笠山の向こうに中央アルプスが見えます

12/23 9:46

権現岳には雲がかかってます

12/23 9:46

12/23 10:04

阿弥陀岳への最後の登りがとても長く感じられます

12/23 10:04

振り返ると絶景が！

12/23 10:22

鎖場を慎重に登ります

12/23 10:37

いくつか偽ピークがありました・・・

12/23 10:40

険しいピークを上り下りしながら進んでいきます

12/23 10:49

阿弥陀岳山頂に到着です。展望は全くありませんでした・・・

12/23 11:11

ここから阿弥陀岳から赤岳を目指しますが、阿弥陀岳の下りがかなり危険な状態でした。アイゼンの爪とピッケルで3点支持を心掛けながらゆっくり下ります

12/23 11:31

なんとか降りてこれました。このくだりのルートが今回の山行の核心部でした

12/23 11:31

次は中岳ー＞赤岳を目指して進みます

12/23 12:00

あたりは真っ白で強風なのですが、時折、赤岳が見える瞬間があります。スマホを出して準備している間に白く消えてしまうのですが、なんとか写真に収めることができました

12/23 13:21

ということで、なんとか赤岳登頂です。途中本当にバテてしまって記憶がとぎれとぎれになりながらもカズさんの後ろをついていきました・・・ヤバかったです。文三郎尾根から下山も考えました

12/23 13:43

次は雪山のオアシス赤岳天望荘を目指します

12/23 13:48

真っ白に凍ったような行者小屋と赤岳鉱泉のエリア

12/23 13:51

雲が途切れると富士山も見えるのですが・・・一瞬です

12/23 13:52

赤岳天望荘からの赤岳です。雲がかかってなかなか姿を見せてくれません

12/23 14:03

赤岳天望荘で凍った体と装備を溶かします

12/23 14:14

分水嶺カレーが絶品でした。山小屋で食べるカレーとは思えない複雑な味わいが2種類楽しめます。心も体も温まります

12/23 14:47

意を決してオアシスを後にします。外は極寒の地です

12/23 14:47

山の東側は晴れている模様。気持ちよさそうな日差しのようです

12/23 14:52

地蔵の頭のお地蔵様には物凄いエビのしっぽが付着してました・・・寒そう

12/23 14:52

地蔵尾根を慎重に下ります

12/23 15:20

阿弥陀岳が雲に霞んでいてボスキャラっぽい雰囲気出してます

なんか合成写真のようなのが撮れましたw

12/23 15:23

樹林帯近くまで来ると樹氷が楽しめます。諏訪湖までの景色も絶景です

12/23 15:44

樹林帯を抜けるとあっという間に行者小屋です。テントがいくつか見えます

12/23 16:06

赤岳鉱泉への途中、横岳が夕陽に照らされて幻想的でした

12/23 16:15

赤岳鉱泉に到着です。本当に長い1日でした・・・

12/23 17:33

小屋で一息ついていると、あっという間に夕飯タイムです。名物のステーキ！！最高でした

12/23 17:47

サンタさんがシュークリームをサービスしてくれました

12/23 19:07

テーブルを同席したカップルさんからクリスマスケーキのおすそ分けをしてもらいました。美味しゅうございました。ということで疲れもあり、その後ぐっすり朝まで一度も起きることなく寝入りました

12/24 4:40

翌朝は3:30起きして硫黄岳からご来光の予定となりました。出発時にはメンバーが1名増えてましたw

12/24 4:59

真っ暗な中、硫黄岳目指してひたすら登ります

12/24 6:21

だんだん八ヶ岳の山々が姿を現してきます。赤岩の頭あたりまではほとんど風がありませんが・・・

12/24 6:36

硫黄岳頂上に来るとやはりいつもの爆風でした

12/24 6:36

爆裂火口の先まで行くことにします

12/24 6:44

恐る恐る火口の中を覗き込みます

12/24 6:47

爆裂火口の北側には西天狗、東天狗、その先には蓼科山まで見えます

12/24 6:55

ついにご来光です。富士山も見えました。しかしとにかく強風で寒い・・・写真撮る度に指がかじかんで痛くなります

12/24 7:20

硫黄岳から横岳を目指します

12/24 7:50

硫黄岳山荘の軒下で休みます。お湯を沸かして温かいスープを・・・しかし用意したOD缶は寒冷地用ではないため火が着かない！あきらめて先に進むことにします

12/24 8:16

硫黄岳の向こうには北アルプスの山々が連なっています

12/24 8:28

横岳の手前まで進みましたが鎖場がかなり危険なため撤退しました

12/24 9:36

硫黄岳山荘に戻ってきました。OD缶を股に挟んで温めることで着火できました！なんとかお湯も準備できてカップ飯を食べることができました

12/24 10:20

硫黄岳山頂に戻ってきました

硫黄岳頂上から2日目登山メンバーと記念撮影

12/24 10:30

硫黄岳頂上からの南八ヶ岳の山々

12/24 10:40

北八ヶ岳の山々

12/24 10:55

下山を開始しました。行きは真っ暗でわからなかったのですがスノーモンスターの大群です

12/24 12:17

赤岳鉱泉まで下山し、デポしていた荷物をピックアップして行者小屋に向かいます。帰りは南沢を通るルートにしました

12/24 12:38

行者小屋に到着です

12/24 12:57

景色を楽しみながらお昼ご飯をいただきます

12/24 13:30

南沢ルートを下山します

12/24 15:03

北沢ルートと違って最後まで気が抜けない岩場が続きます

12/24 16:04

なんとか無事八ヶ岳山荘まで戻って来れました

最低温度は2日目の朝7時で-9℃でした

撮影機器：

iPhone 11 Pro Max Apple

iPhone 15 Pro Apple

感想

nabehk

今年も恒例のクリスマス赤岳鉱泉泊ということで、九州からの山友を八王子でピックアップして八ヶ岳に向かいました。初日は美濃戸口から阿弥陀岳というルートで挑みました。阿弥陀から中岳への下りがかなり危険で、そこから赤岳までがこれまでの雪山登山で一番キツかった。。。強風と低温とバテとでフラフラになりながら進みました。なんとか赤岳登頂してからは、気力が戻り赤岳天望荘に辿り着いて復活。地蔵尾根から下山して初日終了。夜は赤岳鉱泉のクリスマスおもてなしを受けて大満足いたしました。翌日はメンバーが一名増えて前日の厳しい山行とは違って楽しいお気楽登山になりました。硫黄岳頂上の爆風は相変わらずでしたが、めげずに爆裂火口の先端まで行って富士山とご来光を拝むことができました。その後、欲張って横岳手前まで行ったり、行者小屋から南沢下ったりなど冬の八ヶ岳を満喫させていただきました。帰りの高速は渋滞もなく無事帰宅できました。本当に充実した3日間を過ごすことができて山の神様と山行メンバーに感謝です

コメント

ムネbon

なべちゃん、お疲れ様でした。年々ハードな山行恐れ入ります。無事に下山して安心しました。いつもは２．３日でヤマレコ確認出来るのが少し遅いのでちょっぴり心配しました。
それにしても、雪山最高ですね!!写真では、辛さはわからないから感激しました。

nabehk

ムネbonさん、コメントありがとうございます。なんか大変な思いしないと雪山登山した気持ちにならないのですよ。もはや病気かもしれませんね。。。今度雪山もご一緒できればと思います！