聖岳〜光岳（冬季小屋泊 3泊4日）

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月05日(火)

• GPS: 80:41
• 距離: 50.6km
• 登り: 5,404m
• 下り: 5,404m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:51
• 休憩: 0:02
• 合計: 9:53

距離 14.8km 登り 2,357m 下り 763m

6:20 スタート地点
7:40 7:41 易老渡
8:18 8:19 便ヶ島
15:40 薊畑分岐
16:13 聖平小屋

2日目

• 山行: 12:42
• 休憩: 0:28
• 合計: 13:10

距離 10.6km 登り 1,296m 下り 1,158m

4:40 聖平小屋
5:08 5:09 薊畑分岐
6:35 小聖岳
8:15 8:25 聖岳
9:31 9:39 小聖岳
10:33 薊畑分岐
11:59 聖平小屋
12:06 12:09 聖平小屋分岐
14:44 南岳
17:39 17:45 茶臼小屋
17:50 宿泊地

3日目

• 山行: 7:47
• 休憩: 0:09
• 合計: 7:56

距離 8.0km 登り 578m 下り 493m

4:53 宿泊地
5:59 茶臼岳
7:12 7:14 希望峰
9:22 9:28 易老岳
11:03 11:04 三吉平
12:49 県営光岳小屋

4日目

• 山行: 9:39
• 休憩: 0:38
• 合計: 10:17

距離 17.0km 登り 1,149m 下り 2,993m

4:45 県営光岳小屋
5:46 5:49 光岳
6:20 6:31 県営光岳小屋
6:52 6:56 イザルガ岳
7:54 7:59 三吉平
9:53 9:54 易老岳
11:56 11:57 面平
13:18 13:31 易老渡
15:02 ゴール地点

5/5 易老渡から北又渡への復路のログがくるってしまっています。実際は車道沿いに歩いています。

天候

1日目：晴れ、2日目：晴れのちガス、3日目：小雨、4日目：高曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

往路　5月2日0:10浦安-首都高-中央道松川IC-6:00北又渡
復路　5月5日15:10北又渡-17:00かぐらの湯-19:00飯田市内（夕食）-松川IC-中央道小仏渋滞17km50分-6日0:30浦安

ガス代　700k÷9k＝77k×130円＝10,010円　高速代9,910円　計19,920円　4,000円プール　残高49,000円

コース状況／危険箇所等

■残雪状況：樹林帯のアプローチは2000m以上に残雪あり。主稜線は、小聖〜聖、上河内岳、茶臼岳〜希望峰、センジヶ原〜イザルヶ岳は夏道。
三吉平〜静高平のゴーロの谷筋はすべて雪に埋もれています。凍結状況に応じて、アイゼン・ピッケルが必要です。
また、早朝の光小屋〜光岳はかなり凍結していました。光岳〜光石は夏道・雪道半々です。
■コース状況：危険個所はほぼありませんが、樹林帯の残雪地帯はテープなどの目印も少なく、地図の確認が必要です。上河内岳〜茶臼分岐の間の草原に下りるところ（雪壁になっています）、三吉平から光小屋までの間は、特に注意が必要と思いました。

■水場：聖平小屋の沢、茶臼小屋の脇にある水場が使えました
■冬季小屋：聖平小屋、茶臼小屋(10人ぐらい?)、光小屋を利用。いずれもトイレあり。

その他周辺情報

下山後のお風呂：かぐらの湯(620円, 木曜定休)
http://www.tohyamago.com/kankou/kagura/

写真

5/2 6:16

北又渡の駐車場。10数台か、釣り人も入るようで午前6時であと2,3台分しかない。登山ポストなどはなく念の為ダッシュボードに計画書を置く。kaito

5/2 7:53

易老渡の駐車場。ここまで車で入る予定だったが工事の為5月いっぱい車両通行止めです。北又渡から約7km徒歩1時間半。ここに登山ポスト有。ここに計画書を提出。kaito

5/2 8:20

下山後のお風呂の情報(s)

5/2 8:28

便ガ島。6月1日からはここまで車で入れます。
聖光小屋のご主人は入っていましたが、なんでも難病を患い体がご不自由とのことでした。kaito

5/2 8:31

一旦登山道へ。後方は聖光小屋。kaito

5/2 8:50

登山道から遊歩道に。
西沢渡までの遊歩道は、数日前に軽トラが通行できるまでに整備されたそうです。
ここの通過を一番心配していたのですが、杞憂に終わりました。kaito

5/2 9:31

水量が少なければ渡渉の方が早い。滑車の原理で力はそれほどいらないが、綱を引いた割にゴンドラは少ししか進まない。とにかく疲れる。kaito

5/2 9:36

西沢渡のゴンドラ。kaitoさんが頑張ってます。詳しくは下の動画で！ kots

5/2 10:52

西沢渡までがアプローチ、ここから登ります(s)

5/2 11:34

今週もツツジが満開です。 kots

5/2 13:46

残雪は苔平の先から(s)

5/2 15:13

地図にある三角点(s)

5/2 15:40

北又渡から9時間半、やっと薊畑分岐。
当初、ここに幕営して聖岳をピストンするつもりだったが雪がまったく無く、登山道に張るわけにもいかず聖平を目指す。kaito

5/2 16:29

聖平小屋。雪もなく素晴らしいテントサイトが広がるが、冬季小屋に誰もいなかったので小屋泊に変更。kaito

5/2 16:43

小屋に着いたらすることは？ kots

5/2 16:44

この方も乾杯！ kots

5/2 16:44

軽量化無視の面々！
唯一、計画遂行を最優先したS女子だけがノンアルコール。あんたはえらい！kaito

5/2 17:48

ビールの後は焼酎を飲みながら夕食。
午後6時には寝袋に入る。このころ5人ほどのパーティーが到着。kaito

5/3 4:39

午前3時起床。幕営装備は小屋にデポして、4:40聖岳ピストンに出発！kaito

5/3 5:02

朝陽を背に受け聖岳を目指す。kaito

5/3 6:20

こいつは兎岳。kaito

5/3 6:29

上河内岳をバックに。kaito

5/3 6:33

小聖岳に到着。この先稜線に雪はなくアイゼンを外す。kaitohiji

5/3 7:56

もうすぐ聖岳です。 kots

5/3 8:02

赤石岳をバックに！単独行の男性がわざわざ撮ってくれました。

5/3 8:02

背景を変えて！kaito

5/3 8:02

百間洞の小屋(s)

5/3 8:03

愚直な山頂標識で！kaito

5/3 8:05

最終目的地、光岳をバックに。kaito

5/3 8:08

山頂ピストンにも酒を持ってきたおっちゃん！kaito

5/3 8:09

え〜、そっちも持ってきたの！まだ朝ですよ！kaito

5/3 8:22

富士山を入れて。kaito

5/3 8:23

戻ります。kaito

5/3 8:49

完全に夏山登山！kaito

5/3 8:57

稜線にまったく雪はありません。kaito

5/3 9:01

夏山の景色ですね！kaito

5/3 9:19

小聖岳に戻る。kaito

5/3 9:38

夏道を忠実に下ります。kaito

5/3 10:34

薊畑分岐に戻る。kaito

5/3 11:59

荷物を回収して、茶臼小屋を目指す。kaito

5/3 12:11

聖平冬季小屋綺麗な小屋でした。

5/3 12:05

聖平の木道のある灌木帯、登ってきた聖岳を背に出発(s)

5/3 12:05

気持ちのいいところです。kaito

5/3 12:05

登ってきた聖岳をバックに！kaito

5/3 12:14

上河内岳に向います。

5/3 12:14

今日も夏日でTシャツ1枚で十分

5/3 14:23

南岳の登り。かなり急な雪面です。凍っていたらピッケルにアイゼンですね！kaito

5/3 14:45

南岳の山頂付近。kaito

5/3 14:50

南岳の近くの東側トラバース(s)

5/3 15:34

上河内岳分岐に到着。15:30,時間的にそろそろビバークも考えたが、テントを張る時間を考えたら茶臼小屋に行った方がいいかと。kaito

5/3 15:34

初日、旦那が登れなくなり、おっちゃん達が手分けして荷物を持たので、今日は旦那の分を余計に担ぐkaname女史。kaito

5/3 15:36

ガスってきて、雷鳥に出遭う。 kots

5/3 15:38

つがいの丸々としたライチョウでした(s)

5/3 16:01

奇岩竹内門のところ(s)

5/3 16:02

kaitoさんの横をダッシュでかけぬけたライチョウ(s)

5/3 16:26

ガスの中、ルートも不鮮明に！kaito

5/3 16:26

最強のkaname女史と情けない旦那！結局滑り下りてケツをびしょびしょに濡らす。雨具無しでシリセードするか？kaito

5/3 16:32

二重山稜帯に入る。この辺は地形が複雑で積雪期はルートに注意！kaito

5/3 16:44

二重山稜帯の窪地、地形図のお花畑に到着。kaito

5/3 17:17

茶臼小屋の分岐に到着。なんとか明るいうちに着けそう。kaito

5/3 17:28

茶臼小屋に到着。混んでました。 kots
午後5時半、遅くに着いた我々に快く場所を提供してくれた皆さんに感謝。kaito言

5/4 5:07

お世話になった茶臼小屋を出発。15:00頃から雨予報なので急がねば！kaito

5/4 5:20

登りの15分ほどはアイゼン装着。kaito

5/4 5:33

分岐に到着。kaito

5/4 5:34

朝から天気はいまいち！富士山の頭は雲の中。kaito

5/4 6:01

茶臼岳山頂。kaito

5/4 6:01

たまには私も。kaito

5/4 6:24

雪山を縦走して行く。 kots

5/4 6:40

越えて来た茶臼岳をバックに！kaito

5/4 7:06

仁田岳の分岐、希望峰。樹林の中で展望なし。kaito

5/4 9:19

易老岳に到着。当初の計画ではここに幕営して、最終日に光岳をピストンする予定だった。kaito

5/4 9:58

易老岳から光岳に向かう鞍部。雪が多く、夏道は分からず藪をこぐようなところも多かった。kaito

5/4 11:28

鞍部から光小屋に向かう谷。この登りがきつかった。帰りはアイゼン、ピッケル使用。このころより雨が降り出す。予報より早い！kaito

5/4 13:19

結局、ぬれねずみなって小屋に到着。とりあえず乾杯！kaito

5/4 13:19

飲むことしか頭にない二人！kaito

5/4 13:20

こちらの二人も飲むの大好き。kaito

5/4 13:28

皆でカンパーイ

5/4 15:47

読書するkots氏。かなり暇をもてあます。kaito

5/4 16:47

外は雨。広い小屋を独占して5時前には就寝。昨日は混んでいたそうです。kaito

5/4 16:47

なぜか、私とsu爺は離れた場所に追いやられた！kaito

5/5 4:45

翌朝、雨はやみました。これから夏日になる予報。kaito

5/5 5:15

光岳山頂。kaito

5/5 5:15

小屋から山頂までもトレース入り乱れわかりづらい。kaito

5/5 5:28

絶景の光岩ではしゃぐ人達。 kots

5/5 5:32

テカリ岩。kaito

5/5 5:45

光岳に戻って、聖岳をバックに。夏場は樹林の中で展望はないらしい。kaito

5/5 5:48

やはり、光岳山頂付近から富士山をバックに！kaito

5/5 5:54

富士山を見ながら下山。kaito

5/5 5:55

富士山が近い。kaito

5/5 6:05

光小屋と富士山。kaito

5/5 6:06

聖岳と。kaito

5/5 6:06

ついでに私も。kaito

5/5 6:10

よ〜、日本一。kaito

5/5 6:17

光小屋の前に遊びにきていた青い鳥！ルリビタキ(s)

5/5 6:26

お世話になった小屋を後に。kaito

5/5 6:36

広く雪原の向こうに光小屋。kaito

5/5 6:36

イザルガ岳に向う。kaito

5/5 6:53

イザルガ岳山頂。kaito

5/5 6:54

360°大展望です。kaito

5/5 6:55

写真撮りまくり。kaito

5/5 6:55

イザルヶ岳で景色をたのしむ面々(s)

5/5 6:55

富士も！kaito

5/5 6:56

S女子と富士山。kaito

5/5 6:57

聖岳。kaito

5/5 6:58

kots氏。kaito

5/5 7:22

三吉平への下り出し(s)

5/5 7:28

アイゼン、ピッケルで慎重に下ります。kaito

5/5 7:56

バイカオウレンがあちこちに咲いていました(s)

5/5 8:48

中央アルプスをつまみに、朝から！ kots

5/5 8:49

まだビールを隠し持っていたsu爺。kaito

5/5 8:50

易老岳手前の鞍部は絶好の休息地です。遠く白山まで見える。kaito

5/5 8:50

こちらもまだ酒が残っていた！kaito

5/5 8:51

何とこの二人も！kaito

5/5 9:55

易老岳に戻ってきました。あとは樹林帯の長い下りがまってます。kaito

5/5 10:43

易老渡への帰り道
木のコブの大きさをわかりやすくするために横に並ぶから写真を撮ってくれ、と要求するkaitoさん。しかし、山行中なぜか目がはれぼったくなってしまったため、コブに似てる!?という話になる… (s)

5/5 13:26

易老岳からの長〜い下りの終わり

5/5 13:18

3時間超の下りを終え易老渡に戻ってきました。kaito

5/5 13:30

新緑に積乱雲。kaito

5/5 13:34

長い林道歩きに出発。kaito

5/5 14:51

北又渡に到着。kaito

5/5 14:54

通行止の看板。kaito

5/5 14:54

車の少なくなった駐車場。お疲れ様でした。kaito

5/5 18:51

やっとご馳走にありつける面々　かんぱ〜い

撮影機器：

FinePix XP150 FUJIFILM

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-610 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-835 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

kots

聖岳・光岳縦走して来ました。
今回は我々にしては珍しく計画以上に歩いて、絶景の景色を堪能できました。
また、途中で天気予報の変更に対応して小屋まで進み、全て小屋泊まりで快適に過ごせました。
初日は西沢渡のゴンドラを楽しみながら聖平小屋まで頑張ります。
2日目は聖岳アタック。最高の眺望です。久々の3000m越え。
　その後茶臼小屋まで長時間ですが頑張りました。
　遅い到着でしたが、先着の皆さんに場所を調整していただき感謝です。
3日目は茶臼岳・易老岳を経て光岳小屋を目指します。
　昼から雨に降られますが予定通り早めに小屋着して体を休めます。
　時間が余って自由張なぞを読み更けます。小屋は6人で貸し切りでした。
4日目は光岳・光岩・イザルヶ岳で展望を楽しみます。
　下山は長く最後はバテバテでしたが、充実した南アルプス縦走3拍4日でした。
途中、雨やガスがあったものの、全ての山頂で遠望を楽しめて大満足です。
みなさんありがとうございました！

カイG

頑張りました中高年登山隊、乙女も一人いますが。
雪山と言うより、ほぼ夏山登山ですが、3泊4日の幕営装備を担いでの縦走は体力的に厳しいものがありました。
初日から重量に耐えられず、登れないメンバーが現れ今回も敗退かと思われましたが、皆で助け合い何とか乗り切りました。(S女子ではないです。確かに登り初めだけバテたが最後まで自力で頑張りました。)
あっという間の4日間でしたが、楽しく充実した登山でした。
みなさんこれからも頑張ってください。

su_

初めての4日間の縦走南アルプス百名山の聖岳・光岳からの絶景を堪能いたしました。3泊とも小屋泊になり狭いテントより居心地も良く楽しく過ごせました。唯一kaito隊にしてはアルコールが足らなかったようです。

ゲスト

西沢渡のロープウェイでタイムラプス(動画は5秒ですが、実際は10分ぐらいかかります)




昨年のGW北岳同様、初日の登りでバテて足をひっぱってしまい申し訳ない限りでしたが、何とか小屋までたどり着けてよかったです(2日目、3日目も小屋泊で快適でした)。稜線は雪がほぼありませんが、樹林帯は何も考えずに歩いていたら道に迷うだろうなぁという残雪状況でした。夏に歩いておいて正解でした。重装備で何日も歩くのは疲れますが、愉快なkaito隊のみなさんと静かに眺望を楽しめたのがよかったです。今回もありがとうございました。

コメント

shirakabatree

お疲れさまでした
皆さん初めまして。
便ヶ島、ゴンドラ、聖平等でお世話になった単独の者です。
3日下山後、愛知と長野の県境あたりですでに雨が降っていたので心配しておりました。
無事、光岳まで歩かれたのですね。
私もいつか、皆さんの歩いたルートをレコを参考にさせていただき、積雪期に歩いてみたいと思います。

この場を借りて。
積雪期越百山、レコを参考にさせていただき、無事登頂することができました。
ありがとうございましたm(__)m

カイG

Re: お疲れさまでした
おー、あの時のお兄さん！
お互い天気に恵まれ最高でしたね。
これからも安全第一に登山を続けていきましょう。

ゲスト

sirakabatreeさん、お疲れ様でした
天候に恵まれた聖岳でしたね！無事に楽しむことができ、素晴らしいGWでした。

聖平でお声がけ頂きビックリでしたが、自分たちの過去の記録が少しでもお役に立っていればうれしい限りです。積雪期の越百に立てて良かったですね。
またどこかの山でお会いしましたら、その際はよろしくお願いいたします。