青空と霧氷そして雪景色の丹沢主稜を歩いてみた

2024年02月03日(土) ~ 2024年02月04日(日)

• GPS: 25:13
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,375m
• 下り: 2,616m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:37

距離 11.0km 登り 1,925m 下り 797m

8:49 西丹沢ビジターセンター
8:55 9:01 ツツジ新道入口
9:35 9:38 ゴーラ沢出合
10:15 10:16 展望台
11:05 ツツジ新道・石棚山稜分岐
11:19 11:44 檜洞丸
11:49 青ヶ岳山荘
12:13 12:14 源蔵尾根下降点
12:18 金山谷乗越
12:40 12:42 神ノ川乗越
13:06 13:20 臼ヶ岳
13:39 ミカゲ沢ノ頭
14:26 蛭ヶ岳

2日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 0:26
• 合計: 4:25

距離 13.5km 登り 451m 下り 1,837m

5:32 蛭ヶ岳
5:32 蛭ヶ岳山荘
5:33 5:36 蛭ヶ岳
5:38 蛭ヶ岳山荘
5:49 中ノ沢乗越
5:55 5:56 鬼ヶ岩
5:59 鬼ヶ岩ノ頭
6:12 棚沢ノ頭
6:22 不動ノ峰
6:26 不動ノ峰休憩所
6:31 箒杉沢ノ頭
6:39 早戸川乗越
6:57 7:03 丹沢山
7:05 みやま山荘
7:17 竜ヶ馬場
7:31 日高
7:53 尊仏山荘
7:55 8:01 塔ノ岳
8:12 金冷シ
8:16 花立ノ頭
8:21 8:22 花立山荘
8:34 8:35 天神尾根分岐
8:46 8:52 堀山の家
9:00 堀山
9:06 駒止茶屋
9:16 9:17 一本松
9:25 9:26 見晴茶屋
9:29 雑事場ノ平
9:38 観音茶屋
9:44 丹沢ベース
9:50 表丹沢
9:53 大倉山の家
9:57 ゴール地点

天候

2月3日晴れのち曇り　2月4日　雪のち雨

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車

●往路
小田急小田原線の渋沢駅近くのNPC24H渋沢駅前第1駐車場に車を駐車
この駐車場の屋上は1日最大400円、2日間利用でも800円でした。
渋沢駅7:13発の小田急小田原線急行で新松田駅（7:19着）へ（料金200円）
新松田駅7:25発の西丹沢ビジターセンター行きのバスに乗り、西丹沢ビジターセンターへ（8:39着）（料金1,360円）
このバスは満員でずっと立ってました。冬でも人気あるんですね。

●帰路
大倉バス停から10:10発の渋沢駅行きのバス（10:23着）に乗り、渋沢駅前第1駐車場へ戻りました。（料金250円）

コース状況／危険箇所等

●西丹沢ビジターセンター〜檜洞丸　2月3日時点では全く積雪無し。特に危険個所もなく登りやすいが、ゴーラ沢出合から先は急登続き。
●檜洞丸〜蛭ヶ岳　檜洞丸から一気に高度を下げた後にアップダウンが続く。
また鎖場も多い。慎重に歩けば問題は無いが体力削られます。
●蛭ヶ岳〜塔ノ岳　晴れていればなだらかな稜線歩きが楽しめそう。鬼ヶ岩に鎖場が2か所あるのでそこだけは要注意
●塔ノ岳〜大倉　とにかく階段が多い。下りに使ったので良かったが、上りは辛そう。

写真

2/3 8:49

西丹沢ビジターセンターからまずは車道歩き

2/3 8:52

稜線に樹氷がある！
上に登るまでに樹氷が落ちないことを祈ってます。

2/3 8:55

この先にも登山ルートがあるようですが、ここから登ります。
みな、先に行ってしまうのでちょっと心配でしたが、準備をしていたらここから登る人が増えてきて一安心。

2/3 9:01

登山口付近は長野の晩秋から初冬の山みたい

2/3 9:07

登山道の整備は行き届いています

2/3 9:10

ポカポカで暖かいのでフリース脱いだ
気温は3度くらいで、インナーと長袖Tシャツとアウターだけで十分でした。

2/3 9:33

檜洞丸の標高は1551m
西丹沢ビジターセンターの標高は540mなので、1000m以上登ることになるので結構大変

2/3 9:37

ここから急登続き

2/3 10:09

距離は短いけど・・・

2/3 10:47

ハシゴもある

2/3 10:53

梯子を上って少し歩くと展望台からは富士山が見える。
先行者2名が休憩中でした。
良い景色に休みたくなるよね。

2/3 11:02

展望台では木の枝がうるさかったですが、その先にはスッキリと富士山が見える場所あり

2/3 11:05

樹氷も間に合った

2/3 11:08

丹沢ブルーに映える樹氷！

2/3 11:13

こんな景色が見られるとは思っていなかった
ここまで登ると気温は0度くらい。

2/3 11:16

富士山と一緒に

2/3 11:16

富士山の裾野に雲があるけどいい景色

2/3 11:19

眺めがよくて檜洞丸の山頂であることを忘れてた。

2/3 11:22

山頂からは富士山が良く見える

2/3 11:22

樹氷と一緒に

2/3 11:23

登って良かった檜洞丸！

2/3 11:26

山頂で富士山見ながらカップラーメン♪

2/3 11:29

上から氷が落ちてきたのでびっくりして見上げると上にも樹氷

2/3 11:34

南アルプス

2/3 11:34

赤石岳？

2/3 11:35

聖岳？

2/3 11:35

白峰三山？

2/3 11:36

金峰山方面かな？

2/3 11:36

飽きもせず樹氷撮影

2/3 11:37

樹氷が落ちる瞬間

2/3 11:38

これから向かう蛭ケ岳も樹氷あり。
でも山頂へ行くまでに残っているか心配

2/3 11:38

2/3 11:39

この後は下りなのでいったん富士山は見納めになる

2/3 11:45

蛭ヶ岳まで4．6��
この時点では楽勝だと思ってました・・・

2/3 11:45

樹氷見ながら気分上々ですが、山頂には10人以上の人がいたけれどこちらは誰もいない。

2/3 11:48

青ヶ岳山荘
営業中みたいですが、檜洞丸ピストンの人たちばかりでこちら側に下る人も見当たらないので中にお客もいないみたいでした。

2/3 11:50

樹氷を見ながら一気に下りますが、誰も歩いていないのでちょっと不安なので、スマホでルート確認

2/3 12:14

下り終えたら登る！

2/3 12:16

また下る！

2/3 12:17

また登る！

2/3 12:32

さらに登る！

2/3 13:07

臼ヶ岳でやっと一息
ここでやっと蛭ヶ岳ピストンで下ってきて休憩している登山者と遭遇
ちょっと安心した

2/3 13:08

かなり疲れてきたのでここで補給します。
セブンイレブンでキャンペーンでもらったチョコ

2/3 13:21

臼ヶ岳までせっかく登って来たのにその先は激下り！

2/3 13:39

どんどん下る！

2/3 13:40

蛭ヶ岳をかなり見上げるようになった。
本ダルミの標高は1,373mくらい
蛭ヶ岳は1,673mなのでこれから300m登り上げる・・・

2/3 13:53

下り切ったら登ります！

2/3 14:03

あと0.5kmなんですが、

2/3 14:03

見上げるほど登らなくてはなりません・・・

2/3 14:05

辛いけど、

2/3 14:12

ここに来てまた樹氷が残っていたので、

2/3 14:14

それらを、

2/3 14:15

見ながら、

2/3 14:19

頑張って登ります！

2/3 14:22

樹氷に導かれ、

2/3 14:25

丹沢最高峰の

2/3 14:25

蛭ヶ岳にやっと到着！

2/3 14:25

檜洞丸を下りだしたところで曇ってきたので樹氷も保存されたみたいです。

2/3 15:07

蛭ヶ岳山荘の宿泊手続きを済ませてから関東平野を撮影

2/3 15:07

この時点では、

2/3 15:07

夜景がみられると思ってましたが、日没時には完全に曇ってしまいました。

2/3 15:07

明日歩く予定の稜線
雪予報ですが楽しみです。

2/3 15:09

丹沢山まで3.3��

2/3 15:10

富士山は残念ながら見えなくなってしまいました。

2/3 17:00

日没を待っていましたが、西側は完全に曇って何も見えず。
東の関東平野も見えなくなり、見えるのわずかな稜線のみ・・・

2/3 17:43

夕食は蛭カレー
スタッフと登山者にお誕生日の人がいたので、おいらからバウムクーヘンをプレゼントしたら、卵焼きもらえました！
ありがたや。

2/3 18:20

食後はスタッフによる豆まきショーがあったり、ほかの宿泊者との会話も弾んで消灯8時まで楽しい時間を過ごせました。
この時期に山登る人は濃い人が多かったね。

2/4 5:44

翌日2月4日は雪！
午前5時には出発する予定でしたが、午前2時まで寝付けず・・・
起きたら5時過ぎていたので、急いでごはんとカレーを温めて食べてから出発しました。

2/4 5:50

鬼ヶ岩
乾いた岩に新雪が載っているだけなので滑りませんが、チェーンスパイク履いていると安心。

2/4 6:06

積雪は吹き溜まりで10cm
登山道で5cmくらい

2/4 6:12

蛭ヶ岳から丹沢山への稜線は歩きやすい
晴れていたらよかったけど、雪景色も乙なもの。

2/4 6:21

昨日の檜洞丸から蛭ヶ岳への稜線と比べたら、天国みたいな稜線です

2/4 6:25

途中に立派な休憩所もあるし

2/4 6:28

なだらかな稜線

2/4 6:35

晴れてほしいけど

2/4 6:53

ここで山荘でご一緒した一行とすれ違った。
無事に大倉から登ってきた人と合流できたようです。

2/4 6:57

丹沢山山頂にあるみやま山荘
ここで山バッジを購入

2/4 7:04

三角点見っけ！

2/4 7:24

次は塔ノ岳へ
登山者がちらほら

2/4 7:30

だんだん雪が重くなってきた。

2/4 7:38

あれが塔ノ岳かな？

2/4 7:54

丹沢山から約1時間で塔ノ岳の尊仏山荘へ

2/4 7:55

山頂標
ここでザックを下ろして少し休憩
ザックの上に雪が少し積もってました。

2/4 8:02

ここから先は下るだけ

2/4 8:11

鍋割山との分岐点
鍋焼きうどん食べたいけど、この時間に行ってもやっていないので次回にしましょう

2/4 8:22

花立山荘
この寒いのにかき氷の看板があった。
食べる人いるのかな？

2/4 8:32

階段をひたすら下る

2/4 8:45

階段でないところもあるけど、ここを登るのは辛そうだ。

2/4 8:50

堀山の家
大倉ルートには休憩箇所がたくさんあるみたい

2/4 9:04

植生が変わった

2/4 9:07

鉄管を歩荷している人とすれ違う。
何に使うんだろうか。

2/4 9:17

雪は次第にみぞれまじりに。

2/4 9:25

短パンのトレランの人もいる。

2/4 9:26

美晴茶屋
ここは閉まっているみたい。

2/4 9:38

観音茶屋
コーヒーが有名のようだった。

2/4 9:38

コーヒーあんって何だろう。
ちょっと惹かれた。

2/4 9:43

茶屋を後にひたすら下る

2/4 9:44

丹沢ベース

2/4 9:48

窯元？

2/4 9:48

水道水源に水飲み場があったので、頂いた
美味しい水でした

2/4 9:56

最後は舗装路を歩いて大倉バス停へ
こんな天気ですがせっかくここまで来たので、近くの大山へも行きたいので、ここではゆっくりせず10時10分発のバスに乗って駐車場へ戻ります

2/4 10:00

バスの出発まで少し時間があるので生キャラメルソフトを頂いた。
形はあれですが美味しかったです

撮影機器：

NIKON D5600 NIKON CORPORATION

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

まみち

今シーズンは暖冬傾向で雪が少ないので前々から歩きたかった丹沢主稜線を蛭のいない時期を狙って歩くことにしました。
丹沢主稜線を歩くとなると自家用車も回収がネックになりますが、西丹沢ビジターセンターへのバスを使って大倉へ縦走するルートが一番都合が良さそうなので電車も利用して歩くことにしました。
西丹沢ビジターセンターから蛭ヶ岳までピストンする人もいますが、思ったよりアップダウンがあるので山荘に着いた時には足が終わってました。この日は日帰りの人と3人くらいろすれ違いましたがすごいと思います。
このコースの登り切ることが出来たのは富士山と樹氷が見られたおかげと言っても過言ではないでしょう。
2月3日の蛭ヶ岳山荘宿泊者は思ったより多くにぎやかでした。
主には登山者同士の山談議に花が咲きましたが、スタッフと登山者に2月3日誕生日の人がいたので、ケーキは無いがいつも登山に持っている無印良品のバウムクーヘンをプレゼントたら大変喜ばれました。スタッフからはそのお礼とした自分だけ夕飯時にサービスの卵焼きももらえてうれしかったです。
この日は節分の日だったのでスタッフが鬼に変装して豆まきをやってくれたので、お客も含めて大いに盛りあがりました。
寝床は2階で男性4人が割り当てられましたが、ゆったりとしたスペースで窮屈感はありませんでした。
20時消灯前に寝床で目を閉じましたが、盛りあがったおかげで全く眠れず・・・
午前3時近くになってやっと寝入ったようですが、当初は4時起床、5時出発でしたが4時には起きられず出発が遅れてしまいました。
出発が遅れてしまいましたが雪降る中でも丹沢主稜線は歩きやすく、積もったばかりの雪を踏みしめながら快適に歩くことができました。
雪は標高を下げるごとにみぞれから雨へと変わっていきましたが、量はそれほど降っていなかったので、フリースを中に着込んで歩いていると暑いくらいでした。（気温は山荘でマイナス1度程度）
大倉尾根を下るときは見るから冬山装備って格好で下っていましたが、登ってくる人たちの中には短パンのトレランの人たちもいて、長野の冬山とは趣の違う山を楽しめて良かったです。
蛭ヶ岳山荘のスタッフや宿泊客に感謝、感謝の山行でした。

コメント

makimaki08

こんにちは♪
遅コメにて失礼します🙇‍♀️

丹沢は未踏なのですが、キツイしヒルいるし、混んでそうだし、車どうする？等々で敬遠していました。
そろそろ行こうかと幾つか計画していたので、大変参考になりました。

その時は、私も無印のバウム持って行きますね😁！

まみち

makimaki08さん、コメントありがとうございます！
やっぱりそう思いますよね〜
計画自体はかなり前から温めていたのですが、行きたい山がいっぱいあるので丹沢は後回しにしてました。
シロヤシロが咲く季節に登るのが良いとは解ってるのですが、混雑やヒルの恐怖が拭いきれていなのでこの季節の登山にしました。
日帰りでこのコースを歩く人もいますが、アットホームで個性溢れる宿泊者が居た蛭ヶ岳山荘泊まりも楽しかったです。
檜洞丸から蛭ヶ岳のアップダウンには体力削られますが、歩いて楽しいコースだと思いますのでぜひ行ってみてください。