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Yamareco

記録ID: 644088
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

北丹沢おさらい(ヤタ尾根〜檜洞丸北尾根〜金山谷〜源蔵尾根)

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
11:19
距離
17.8km
登り
2,247m
下り
2,218m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:55
休憩
1:22
合計
11:17
距離 17.8km 登り 2,257m 下り 2,233m
7:18
25
7:43
7:46
45
8:31
125
10:36
86
12:02
12:18
30
12:48
13:48
24
14:12
4
14:16
46
15:02
15:05
68
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
歩いていてとても気持ちが良い。
2015年05月23日 06:21撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 6:21
歩いていてとても気持ちが良い。
熊笹ノ峰の直下。さあ、これを登り切るとどんな景色が待っているのか…?
2015年05月23日 07:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 7:03
熊笹ノ峰の直下。さあ、これを登り切るとどんな景色が待っているのか…?
ヨシッ!期待通りの景色に大満足。
2015年05月23日 07:04撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 7:04
ヨシッ!期待通りの景色に大満足。
2015年05月23日 07:20撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 7:20
箱根山の噴煙かな?
2015年05月23日 07:37撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 7:37
箱根山の噴煙かな?
前回撮り忘れた看板。熊笹ノ峰から犬越路までは本当に危険である。
2015年05月23日 07:44撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 7:44
前回撮り忘れた看板。熊笹ノ峰から犬越路までは本当に危険である。
檜洞丸山頂直下はまだシロヤシオが咲いていた。
2015年05月23日 08:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 8:03
檜洞丸山頂直下はまだシロヤシオが咲いていた。
前回・今回と休憩した場所。
2015年05月23日 08:29撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 8:29
前回・今回と休憩した場所。
広河原に降りて沢支度を始める。
2015年05月23日 09:41撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 9:41
広河原に降りて沢支度を始める。
地蔵尾根取り付き。地蔵尾根はかなり危険。
2015年05月23日 09:54撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 9:54
地蔵尾根取り付き。地蔵尾根はかなり危険。
F1。左の流木沿いに登る。
2015年05月23日 10:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 10:02
F1。左の流木沿いに登る。
2015年05月23日 10:07撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 10:07
源蔵尾根を越えて仏谷出合付近に来ることができるらしいのだが、このあたりから来るのだろうか?
2015年05月23日 10:30撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 10:30
源蔵尾根を越えて仏谷出合付近に来ることができるらしいのだが、このあたりから来るのだろうか?
倒木。
2015年05月23日 10:58撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 10:58
倒木。
この滝は頭からシャワーを浴びながら左から登った。
2015年05月23日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 11:03
この滝は頭からシャワーを浴びながら左から登った。
この滝は無理っぽいので、写真手前に写っている尾根から巻く。
2015年05月23日 11:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 11:22
この滝は無理っぽいので、写真手前に写っている尾根から巻く。
巻いた直後に現れるトイ状滝。岩はヌメヌメである。
2015年05月23日 11:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 11:45
巻いた直後に現れるトイ状滝。岩はヌメヌメである。
二俣到着。神ノ川乗越へ詰めるつもりなので、写真の左俣の方へ向かう。
2015年05月23日 12:14撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 12:14
二俣到着。神ノ川乗越へ詰めるつもりなので、写真の左俣の方へ向かう。
こんなガレ沢を登る。
2015年05月23日 12:34撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
5/23 12:34
こんなガレ沢を登る。
神ノ川乗越の水場。水量は少ないが、冷たくて美味しかった。
2015年05月23日 13:35撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 13:35
神ノ川乗越の水場。水量は少ないが、冷たくて美味しかった。
ユーシン沢本流と、神ノ川乗越へ詰める沢の分岐。
2015年05月23日 13:39撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 13:39
ユーシン沢本流と、神ノ川乗越へ詰める沢の分岐。
源蔵尾根、標高850付近の分岐。右手に進むと尾根の末端まで行けそうで、ちょっと気になる。
2015年05月23日 15:22撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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5/23 15:22
源蔵尾根、標高850付近の分岐。右手に進むと尾根の末端まで行けそうで、ちょっと気になる。
撮影機器:

感想

山をやっていると、計画したルートの途中で敗退したりとか、期待していた景色が見れなかったりとか、その手の「やり残し」「宿題」みたいなものがたまってくる。今回の山行は「宿題」を少し片付けてこよう、と思ったのが動機である。直接的には、2週前に行った檜洞丸の北尾根を濃い踏み跡で歩くとどうなるのだろうか?と思ったことと、熊笹ノ峰からの眺望が得られず、ちょっと悔しかったことである。
というわけで、今回はヤタ尾根を登り、檜洞丸北尾根を下降することにしてみた。
ヤタ尾根はこれが3回目。1回目は登りがキツイ尾根だなぁ…という印象しかなかった。2回目はガスっていて何だか良く分からなかった。今回は「なんかいい尾根だなぁ〜」という印象を持った。確かにキツイ箇所もあるけれど、歩いていてとても気持ちがいい。そして、前回は眺望が得られず残念だった熊笹ノ峰から富士山がバッチリ見えた。やはり早朝に行くのが良いのであろう。熊笹ノ峰からの眺望が素晴らしいと感じるのは、ほとんど眺望の無いヤタ尾根を2時間くらい頑張って歩いてきて、そこでドドーンと拡がる景色を見るからいいのだろうなぁ、と今日改めて思った。檜洞丸から歩いて来ても見える景色は同じだけれども、歩いている間ずーっと見えてるから、熊笹ノ峰からの眺望が格別素晴らしいとは思わないだろう。やはりヤタ尾根を詰めてこその景色なんだと、誰も居ない朝7時の熊笹ノ峰のテーブルで一人納得していた。
熊笹ノ峰から30分ほどで檜洞丸山頂に着く。小休止してから北尾根の下降に入る。前回、詰め上がった場所を覚えているのでそこから降りるのだが、山頂直下はバイケイソウの森のようになっていて、前回どこを歩いたかはサッパリ分からない。尾根は明瞭なのでそちら方向へ降りていけばそれらしき踏み跡が見つかる。踏み跡が見つかればあとは一般登山道と何ら違いはない。ただ、主稜線から離れて彦エ衛門沢に出るまでの踏み跡は不明瞭なところがいくつかあり、多少危なそうな所もあった。雨が降るとだいぶ悪くなるのではないだろうか…。
北尾根はやはりそこそこ人気があるらしく、山頂から広河原に出るまでの間に6名とすれ違った。山頂から少し降りたあたりではシロヤシオが咲いており、これ目当ての方もいらっしゃったようだ。
これだけでは早く終わるのが分かっていたので、広河原から金山谷を詰めてみることにした。宿題は、「神ノ川乗越付近の水場探し」である。過去に2度、水場探しをしたのだが、見つけられずに敗退している。今回は沢を詰めて神ノ川乗越まで行き、水場を確認してくることにした。
去年は2月に降った大雪のせいで、丹沢の沢に入るとどこも倒木だらけという状況だった。金山谷に来るのは初めてなので大雪以前の状態を知らないのだが、あちこちに倒木が目立った。滝はいくつか出てくるが困難なものは無いので初心者以外はロープ不要であろう。ただ、ヌメル岩がとても多かったので、足回りによっては苦戦するかもしれない。
4時間歩いたあとなので体も温まり、日も高くなって気温も上がり、沢のしぶきを浴びるのがとても気持ち良い。丹沢の沢としては開けていて明るい沢で、自分が行った中では檜洞沢に次ぐ明るさだと思う。
神ノ川乗越と金山谷乗越を分ける二俣を左へ行く。小滝を越えるとすぐに伏流となってガレ歩きとなるので、水を補給するのならばこのあたりで済ませると良い。ガレは割としっかりしていてそれほど歩きにくくはない。詰めの最後、神ノ川乗越のすぐ下と思うが、どちらに進むか悩み迷って結局間違えた…。狙い通りの場所に詰め上がらないと結構ガッカリしてしまう。
神ノ川乗越よりも少し西側に出てしまったので神ノ川乗越まで降りてそのまま水場確認に向かう。稜線からどんどん下るとユーシン沢に出る。しかし、そこではユーシン沢も涸れ沢で、そこから30秒ほど下ったところに水場があった。神ノ川乗越から7〜8分の距離だと思う。
ここで沢装備を解いて、水を補給し少しのんびりしてから出発する。

下山路は源蔵尾根である。今回が2度目であるが、前回は先達の背中を見ながらお客様状態で歩いただけなので今回は自力で降りたわけであるが、上半分は所々考えさせられる場所があって、確かに難しい。2度、ルート修正をした。地形図で見ると顕著な尾根を降りていけば良さそうに見えるのだが、地形図では読み取りにくい微妙な支尾根や沢があったりして油断すると間違える。下半分は明瞭な踏み跡が続きまず間違えることはない。
尾根から彦エ衛門沢に降りる所が分岐となっており、尾根伝いに行くと尾根の末端、入渓準備をしたあたりに降りられるようなので時間があれば行ってみるつもりだったが、すでに15時半、万一ハマると暗くなってしまうと思い、今回はやめておいた。

無事に下山でき、なかなか良い一日となった。

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体力レベル
4/5

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