飯豊の風に吹かれて〜雪渓歩きと花紀行〜
- GPS
- 20:17
- 距離
- 22.0km
- 登り
- 2,233m
- 下り
- 2,233m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:05
- 山行
- 10:44
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 12:00
御沢分かれ〜切合分岐は行きも帰りも雪渓コースを辿りました。
天候 | 7日 快晴 8日 晴れのち曇り(お昼前から強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
✿登山口〜御田の杉:ざんげ坂と呼ばれる鎖場の急途があります。 ✿御田の杉〜地蔵岳:長い登りでちょっと危険なトラバースもありますが展望が開けて眺めが良くなります。 ✿地蔵岳〜御坪:ヒメサユリなどお花がいっぱい見られます。 ✿御沢別れ〜切合小屋:雪渓歩きはピッケル、アイゼンが必要です。 まだ、雪がたっぷりですがそのうち危なくなるかも? ✿切合小屋〜草履塚:夏道〜雪渓歩きになるので早朝はアイゼン・ピッケル必要。 雪渓〜夏道に戻る時、踏み抜きに注意(1mはあります) ✿草履塚〜飯豊本山:アップダウンが効いた稜線歩き お花が素晴らしいです オヤマノエンドウ、ヒナウスユキソウ、ハクサンイチゲ、 ミヤマダイコンソウ、ミヤマキンポウゲ、シラネアオイ、 コイワカガミ、ツガザクラ、アオノツガザクラ、イワウメ他 御秘所の岩場はスリリングなので慎重に 御前坂からは砂礫が多くなるので下山時は注意 切合小屋〜飯豊本山では展望が開けて遠望も利いてとても眺めが素晴らしいです。 大日岳がとても美しく見える稜線です。 ※切合小屋:この日は3人宿泊 宿泊使用料をトイレの料金函に入れました。 トイレ一基使えます。 ※本山小屋:更衣室がありました。 トイレ一基使えます。 水場:長之助清水…未確認 地蔵清水…見当たらず 目洗清水…まだ雪の下 切合小屋…雪渓から上がったケルンのある開けた場所にピンクテープがあり、そこに水場があります。 よく見てみないとわかりません! ここで水を補給。 本山小屋…小屋の手前に水場の案内あり(未確認) |
その他周辺情報 | 白川温泉・白川荘 ※http://snow-man.net/stay.html 予約なしでしたが空き部屋があったので宿泊できました。 宿の方の配慮に感謝です。 夕食は山菜尽くしでとっても美味しかったです。 温泉もGoodです! |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
アイゼン
ピッケル
蚊取り線香
虫除けスプレー(ハッカ油)
|
---|
感想
飯豊連峰を眺めたら飯豊に行きたくなるでしょう〜\(^o^)/
と倉手山から眺めたときの決意でした。(5/14)
※http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-638720.html
もともと二泊三日で飯豊本山から御西岳〜大日岳まで周遊して戻ってくる予定でしたが
三日目のお天気が崩れる予報になったので予定変更して飯豊本山で引き返しました。
一日目は晴天でしたが二日目はお昼前から雲が多くなり強風が吹いて
下山をかなり急ぎました。
5時前に登山口に無事に着きましたが疲労困憊状態なので急遽、白川荘に宿泊。
突然の宿泊にもかかわらず眺めのよい部屋と温かい食事を用意してくださって宿の方には感謝感謝です。
白川荘は登山プランがあり、登山口やJRの駅までの送迎もできるとの事
また
15人以上なら仙台まで送迎できるという登山者にはとっても親切なプランがあります。
同行した友人は昨年、北股岳のレコで急登にかなりダメージを受けた人ですが
4月末からトレーニング山行を共にして
私の願いを聞き入れていただき飯豊本山まで一緒に行く事が出来ました。
準備期間は短くて、大変な山行でしたが
素晴らしい景色と稜線とお花たちに巡り会えてとても充実した時間でした。
地蔵岳まで暑さと荷物の重さに汗かきながら苦しみ登り
地蔵岳から御坪まで展望が良いちょっとスリルのある尾根歩き
ヒメサユリやアカモノやシラネアオイ、ハクサンチドリに彩られる小路
御坪から飯豊山が大きなボリュームで現れその存在感に圧倒される
ダケカンバの美しい林を抜けて目の前に雪渓が広がり
ふりそそぐ太陽の陽射しを浴びながらの慣れない雪渓登り
登り切った後に目に入って来た大日岳の美しい山姿
おおらかな存在感と山容の美しさに目が釘付けになりいつまでも眺めていたくなる
飯豊山までのアップダウンの利いた稜線歩きは
草履塚の登り、御秘所の岩場、そして御前坂の登りが苦しいけれども
次々と花が現れて気持を和ませてくれる
小さな願いや希望や祈りのかけらが
稜線上の花々に形として現れて一斉に花開いて行く様子
朝の雫が陽射しを受けて輝くさまは生きる喜びがぎっしりと詰まっている
飯豊山頂から眺めた縦走ルート…
遠い遠い道のりだけど花々に嬉々としながら
青い空の下を飯豊の風に吹かれてどこまでも歩いて行く自分の姿を妄想してしまいました\(^o^)/
※下山後、温泉宿で体重計に乗ってみました。
何と3垳困辰討い泙靴燭友人は5圓盡困辰討い燭修Δ任后
いかにハードな山歩きだったかよくわかります。
翌日、見事に1圓鰐瓩蠅泙靴拭L瓩襪里倭瓩ぁ(^^ゞ
※マダニに食いつかれてしまいました!しかも頭頂部のつむじの近く。
慌てて皮膚科に行って処置してもらいましたが…なんて事だ〜!!(T_T)
思い当たるのは山小屋かな…?樹林帯かな?
帽子かぶって虫よけネット被って虫除けスプレーもかけていたのに…
頭皮にも虫除けスプレー必要ではないか!?
みなさん注意してください!!
早くも倉手山での野望を達成してしまいましたね
小屋どまりの登山、まして飯豊山ですから、体力的にもきつかったことでしょう
それでもここまで準備してきたことと好天、お花たち、何よりも迫力の眺望に力をもらい、素晴らしい山行になりましたね
しばらくは達成感と余韻に浸れますよ
マダニの攻撃だけが想定外。それもこれも本当にお疲れ様でした
梅雨入り前にどうしても飯豊に行きたかったので
少々無理強いでも行ってしまえば歩けるでしょう!と、野望を達成しました
二日目は天気の様子見ながらの強行軍でした。
ものすごく疲れたけど、朝でしか見られない朝露の花、山の美しさを堪能できました。
まだ、山開き前の山小屋は要注意ですね
多分、あの山小屋の二階でくっつかれて下山して安心した頃に食いつかれてたんだと思います
花の飯豊、素晴らしいですね
ヒメサユリがもう開花しているのは意外でした。
早速、花見に訪れたくなりました!
ダイグラ尾根の吊橋が通行可能になったら行きたいと思ってますので、
まだしばらくは様子見、ですが^^;
マダニは災難でしたね。
私の方は、運がいいのか、マズそうに見えるのか、
理由は不明ですが、マダニ被害には一度も遭った事がありません。
飯豊のマダニは都市伝説みたいなもの、なんて甘く考えてましたが、
気を付けないといけませんね><
ヒメサユリは杁差岳かな?登山口で咲いているというレコを見たので
もしかして〜と思いましたがビンゴでした
今年は花が早く咲いてきているので
飯豊のような標高差のある山は百花繚乱になりますよね〜
ダイグラ尾根を眺めましたけど、とんでもない長丁場ですね。
さすが別名超人Lさんは難なく歩けるんでしょうね!
レコ楽しみにしています
マダニは以前にも服にくっついていたことがありましたが
食いつかれたのは初めてです。痛いですよ!
温泉で髪洗ったのにくっついて離れなかったんでしょう。恐るべし!
meikenさん、おめでとうございます。
神室、船形、蔵王、和賀と東北の名峰で修行された成果が実りましたね
山頂でセミになった絵には参りました
あそこは僕のプロフ写真になっている神聖な場所ですからね
余裕の登頂だったということでしょうね
マダニは災難でしたね。
僕は食べても不味いのかわかりませんが、どんなに藪漕ぎしても寄り付いてこないですね
ヒルとか* ̄(エ) ̄)ノは何度かお会いしたことがありますけどね!
meikenさん、次はLuske隊に参加して石転び沢?
飯豊本山は昨年、北俣岳の後に行きたいと思っていました。
遅れましたがやっと飯豊の盟主に会えて感激です
山頂標識に抱きついたのは感謝感激感動なんです
tooleさんの聖域にちょっとだけ?触れてしまいました〜ご勘弁!
大日岳も行こうと思いましたが、そこは山のご機嫌次第で今回は見送らせていただきました。
ずっと眺めたい歩きたい稜線ですね。うっとりします
マダニは、後々大変です。
その後の処置はご想像にお任せします。何しろ頭ですから
Luske隊参加はまだまだ未熟なので無理でしょう〜
toole隊の藪こぎ講習も足元にもひれ伏せないので無理でしょう〜
meikenさん、充実の2日間でしたね!!
素晴らしい眺めを堪能し、お花も楽しみ、言うこと無しじゃないですか!!
あ、マダニは余計でしたが
その後大丈夫ですか?
それにしても、カタクリとヒメサユリを同時に見られるって、びっくりな場所ですね。
憧れていた稜線とたくさんのお花たち
やはり人があまり入れない山域は花がとっても生き生きしています。
そして群生する様は素晴らしいです。感激します。
希少な白いカタクリ、ピンクでも色の変化があるヒメサユリ
生まれたてのヒナウスユキソウはハヤチネウスユキソウにも匹敵するほどです。
ここに紹介できなかったお花もいっぱいありますが
次は是非ともイイデリンドウの群生を見てみたいです
マダニはホントびっくりでした
抗生物質飲んでいますが副作用に苦しんでいますよ〜
病理検査、血液検査もしているので何でもないといいのですが結果待ちです。
かねての計画はこれだったんですね やはり倉手山からどおどお〜んと見ると絶対引き込まれますよね (本山は控えめだけどね )2日間本当に飯豊の風に乗って来て良かった 切合小屋は飯豊で唯一、米持参で食事を作ってくれると聞いていましたがどうでしたか それから32枚目の画像はヒメサユリの蕾ですよ 。盛り沢山の取材ご苦労様でした
まだ山開きしていないので切合小屋は無人小屋です。
二階の西日の当る部屋がものすごく暖かくて夜も大丈夫だと思ったら
さすがに夜半は冷え込みました。
まだ埃っぽい部屋でしたのでそれがネックかな。
ここにあの生物がいたのかもしれません
ヒメサユリの蕾はすぐにわかりましたよ。
写真編集のコメントで前置きしただけです
「飯豊はいいで〜♪」と叫びたかったですが
眺めが素晴らしすぎてそんなふざけた事も吹っ飛んでしまいました。
(写真の多さはすみません。情報が多い方がいいと思いまして… )
朝日か飯豊かな?って思ってましたが飯豊だったんですね。
豪雪地帯だけにまだたっぷり雪が残ってますね。
ヒメサユリをまだ見たことがないので今年は見てみたい。
でも飯豊は遠いのでもう少ししたら朝日に行こうとか考え中です。
マダニの経験はないですが山に行くので注意が必要ですね。
飯豊の雪たっぷりの山稜を拝みたくて割と早くから計画しておりました。
登山道に咲くヒメサユリ、可憐で素敵です。
是非、朝日の古寺山、小朝日岳〜銀玉水までの群生をご覧になって下さい。
マダニはどこにでもいるらしいですが
虫除けスプレー、長袖、手袋、虫除けネット、帽子を被っていたにもかかわらず
皮膚に食らいつく隙を与えてしまいました。
まだ山開きしていない山小屋は要注意かもしれません
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する