谷川岳馬蹄形縦走 (土合より反時計回りにて周回)
- GPS
- 12:29
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,673m
- 下り
- 2,675m
コースタイム
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 12:29
天候 | ガスのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
関越道水上ICより下道で、国道291を使い約13キロほど。 【駐車場】 白毛門登山口駐車場を利用。(無料、トイレ無し) 50台ほど駐車可能 (ショップMAXの建物脇より入ります) 【マップコード】 554 625 087 (谷川岳ベースプラザまでのコードです) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【登山ポスト】 白毛門登山口に有ります(用紙・ペン有り 【コース状況】 《白毛門登山口〜朝日岳》 沢にかけられた橋を渡ると、樹林帯の急登へと取り付き最初のピークである白毛門を目指します。高低差1,000メートルを一気に高度を上げて行きます。登り始め樹林帯が続くのであまり展望は有りませんが、松ノ木沢の頭を過ぎたあたりより展望が開けてきます。徐々に岩が多くなてきた登山道を進み、横目にジジ・ババ岩を横目に進み少し行くと白毛門のピークへ立ちます。 白毛門より一旦高度を下げ、笹ヶ岳とのコルまで下くだり再び登り返すと、笹ヶ岳のピークへと立ちます。笹ヶ岳より稜線歩きとなり、小烏帽子・大烏帽子岳の大きなピークを進み、その後小さなアップダウンを繰り返しながら進むと朝日岳のピークへと立ちます。 《朝日岳〜蓬峠》 朝日岳のピークより池塘が点在する木道を辿り進むとジャンクションピークへ到着。 ジャンクションピークより清水峠まで緩やかに約高低差500メートルほど高度を下げて行きます。池の窪まで下り、その後緩やかにアップダウンを繰り返し、鉄塔を潜ると眼下に白崩避難小屋が現れます。すぐわきには、立派な東電の送電線監視所が有ります。 笹に覆われた登山道を辿り七ツ小屋山まで高度を上げると、気持ちの良い稜線歩きとなります。大きなアップダウンも無く展望が良いので快適に進み蓬峠到着。 《蓬峠〜谷川岳》 蓬峠より笹原のなだらかな斜面を進んで行きます。次第に斜度がまし進むと武能岳到着。武能岳より再び200メートルほど高度を下げ茂倉岳とのコルに立つと、茂倉岳まで再び300メートルほど登り返します。単調な急登を高度を上げて行くと茂倉岳のピークへ立ちます。茂倉岳より一ノ倉岳までなだらかに高度を上げます。この区間100メートほど雪渓歩きが有りましたが、アイゼンは不要でした。これより谷川岳のピークまで高度感有る稜線歩きとなります。一旦高度を下げ主脈縦走最後の大きな登り返すし、奥の院の鳥居を潜り進むとオキの耳(谷川岳)とピークへと立ちます。 この付近は蛇紋岩の岩場になっているのでスリップには注意が必要です 《谷川岳〜白毛門登山口(西黒尾根)》 トマノ耳から少し進み、肩の小屋へと進みます。 分岐点を西黒・巌剛方面へと進路を取ります。岩場の急斜面を慎重に進み、ラクダのコルへ到着。ここで、左手には巌剛新道へとの分岐が現れますが直進して西黒尾根へと進んでいきます。急な長い鎖場を通過すると樹林帯に突入し、暫く樹林帯を下ると鉄塔が現れます。 ここまで来ると西黒尾根登山口まではすぐです。 西黒尾根登山口からは舗装された道路を下り、ロープウェーイ乗り場へ到着。 ここより約1.5キロ程、一般道を下り白毛門駐車場へと戻ります。 【ロープウェーイ情報】 6月9日〜7月1日までロープウェーイは点検整備の為、運休しています。 |
写真
感想
残雪期に白毛門へ登った時より綺麗に見渡せた馬蹄形縦走路。その時見えた絶景が忘れられず、残雪が無くなった時期を見計らって日帰りで馬蹄形縦走に行ってきました。
事前の調べでは本日の天候は快晴の予報。しかし登り始めよりこれから進む縦走路のピークには厚いガスが広がります。しかし天気予報を信じガスが切れ晴天が広がることを信じて進んで行きました。登り始めより急登が続きます。ペースを乱さず進み、白毛門へと到着。この時点で辺りは完全にガスの中でした。天候回復を信じ笹ヶ岳、朝日岳へと進みますこの区間なだらかに高度を上げて行く稜線歩きなので晴れていれば気持ちよさそうでした。でも本日はガスで展望が無いのでまるで修行のような行程でした。
朝日岳より、清水峠へは、何だかもったい無く感じますが一旦大きく高度を下げて行き清水峠到着。白崩避難小屋が有りますが、すぐ脇に有る送電監視所が立派で印象的でした。
これより七ツ小屋屋前と笹で覆われた登山道を辿り高度を上げて行き、なだらかにアップダウンを繰り返しながら綺麗な稜線を辿ってゆきます。
本当に2,000メートル上の稜線なのかと疑うような綺麗な稜線で、何処までも続いて行って欲しいと思うほどでした。
蓬峠まで来ると武能岳を経て茂倉岳へと大きく登り返してゆきます。かなり体力を消耗する区間でしたが、早朝と違って快晴の下絶景を堪能しながら進み茂倉岳到着。
ここまで来ると最終ピークである谷川岳は目の前です。
しかしここでまた一ノ倉岳より谷がエア岳まで高度を下げ再び登り返します。
ここが最後の踏ん張りどころ。登り返しようやくオキの耳へと立ちました。ここからは本日走破してきた縦走路が一望でき、長い距離を歩いて来た事を改めて実感できました。
下山時は西黒尾根を使い高度を下げて行きました。下るだけとは言え、つかれた足にはかなりの負担がかかる急斜面を慎重に進み下山完了。ロープウェーイ駅からは一般道を辿り白毛門駐車場へと戻りました。
馬蹄形縦走… 思っていた以上に絶景が広がり最高の山行が送ることが出来ました。今度は違う時期にでもまた訪れたいな〜と思う良いルートでした。
コメント
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tanukigoさん、こんにちは♪
相変わらずお二人でガッツリ系行かれてますね〜
私も1週間前に谷川でしたが、平標のお花畑に吸い寄せられて、
馬蹄形じゃ無く主脈でした
残雪と緑、岩とお花のミックスするこの時期の谷川の稜線はホントに綺麗ですね
私も次は馬蹄形と思っていますけど、時計周りと反時計周りが悩ましいですね
反時計周りだと終盤に小屋があり、天候悪化の際には天神尾根と言う保険も
ありですが、西黒尾根を登っての馬蹄形の達成感も捨てがたいです
tanukigoさんが反時計周りに決められた理由は何でしたか?
Vino_rossoさんお久し振りです
1週間前に谷川岳に行かれたんですね やはりあの絶景は、言葉に表せられない感動がありますよね〜
反時計回りにした理由ですが、コース中盤よりエスケープルートが2本有り、最後にスタミナ切れ、悪天候になったときロープウェイが利用出来る点と、馬蹄形最奥部に位置する清水峠よりこれから進む谷川岳へ遥かに延びるきれいごとな稜線を一望しながら進む事が出来る点から反時計周りにしました
でも、次回馬蹄形を回る時は、時計回りに周るつもりです
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