平標山・仙ノ倉山 いい山でした。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,322m
- 下り
- 1,315m
コースタイム
2日目 6:17平標山乃家―7:14平標山―8:17仙ノ倉山8:33―9:46平標山9:58―11:18松手山―12:49平標登山口駐車場
天候 | 1日目 晴れたり曇ったり。 2日目 雨のち曇り。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
平標山登山口の駐車場は朝から満杯ですが、私が到着したのは昼過ぎ。もう下山してこられる方もあり、一番いい場所に駐車することが出来ました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口からヤカイ沢に沿って林道を歩きます。林道から登山道に入ると、丸太で土留めされた階段が延々と続きます。下山されてくる多くのヒトとすれ違います。段差のある場所では思わずヨイショと声が出ます。時折吹いてくる冷たい風が汗を飛ばして呉れます。土留めの階段が終わると間もなく平標山乃家に到着しました。 平標山乃家から平標山頂まで、木道の階段が続いています。霧雨が本格的な雨に変わり、雨具を着込みます。 平標山から木の階段を下り、仙ノ倉に向かいます。広い尾根にお花畑が広がっています。木の階段が終わると、壮大なお庭の中の石ころ道。鞍部に降り立つ頃には雨も小降りとなって来ました。暗部からは笹原の中、木道が続いています。行く手には幾つかピークが連なっています。目指す仙ノ倉山はどの山だろう。再びお花畑が広がり、仙ノ倉山頂に到着しました。 仙ノ倉山からは元来た道を戻ります。来るときは雨、お花の写真を撮るのも億劫でしたが、帰りは雨も止み、ゆっくり写真を撮りながら歩きます。 平標山からは上信越自然歩道を下ります。たおやかな稜線が続いています。ところどころ泥濘んでいますが、気持ちよく歩くことが出来ます。 さて、泥濘を渡る時、皆さんはどのようにしますか? わたしは泥濘を避け、泥が着かないよう端っこを歩きます。「日記」に書きましたので一度覗いて見て下さい。 少々話しが逸れましたが、平標山からの下山、急勾配には木製の階段もついています。登ってくる多くのヒト、道端によって待つ時間が長くなります。松手山でひと休みしてから、高圧電線鉄塔に向かって下ります。急坂、ヌルヌル、虎紐ロープ、慎重に下り、無事登山口駐車場に降り立つことが出来ました。 |
写真
感想
クラブ岳の葛谷代表から平標山・仙ノ倉山へのお誘いがあり、これに参加する事にしましたが、その山の呼び方も、どこにある山なのかも知りませんでした。調べて見ると平標はタイラッピョウと読み、谷川連峰の山で沢山のお花が咲くと云います。期待しましょう。
天気:予報では晴れか曇りでしたが、2日目は本格的な雨に見舞われました。久しぶりに雨具を着込みましたが、暑くもなく寒くもなく、気持ち良く登る事が出来ました。
山小屋:平標山乃家は新しい頑丈な小屋で、従業員も気持ちの良いヒト達でした。宿泊者は15人程で、余裕を持って寝る事が出来ました。他に素泊まり用の棟があり、こちらにも何人か泊まっておられました。小屋の横のテン場にも二張り。冷たい水が流しっぱなし、トイレも綺麗です。
花:林道歩きでは山野草。
平標山乃家から少し三国山方面に行くと、色んな花が咲いています。
なんと云っても平標山から仙ノ倉までの稜線が圧巻です。広い稜線は ハクサンイチゲに埋め尽くされ、ハクサンコザクラ、チングルマ、ヨツバシオガマ、ツルキジムシロが仲良く咲いています。白、黄、薄紫、赤 紫と色とりどり、まさに百花繚乱です。
上信越自然歩道ではオノエランなど、色んな貴重な花々を見つけながら下りました。貴重な花々が惜しげもなく咲き、多くの方で賑わっている理由が判りました。
大抵の登山者は上信越自然歩道を登り、ヤカイ沢を下っておられました。わたし達は遅発ち山小屋泊まりの関係で逆ルートの反時計回りをしましたが、日帰りの場合は時計回りが良いと思われます。
ご一緒頂いた山県市のFさん、各務原市のUさん、名古屋市のNさん、岡崎市のKさん、埼玉のCさん、ご迷惑をお掛けしましたがこれに懲りずにまた宜しく。長距離を運転頂いた葛谷代表に感謝します。
平標山・仙ノ倉山、いい山でした。ここは、また来たい山、近くにあれば何度も登るんでしょうが・・・。
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