梅雨の合間に千畳敷と木曽駒ヶ岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 466m
- 下り
- 455m
コースタイム
- 山行
- 4:10
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 5:10
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスとロープウェイは接続しており、人が増えると臨時バス・臨時ロープウェイがでる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八丁坂は落石注意。 八丁坂と、中岳から頂上木曽小屋まで風強い。 |
その他周辺情報 | 菅の台バスセンター付近に日帰り温泉あり。 |
写真
感想
1日目は千畳敷カールの散策し、ホテル千畳敷に宿泊。曇り。
2日目は乗越浄土から中岳・木曽駒ヶ岳登頂。馬の背分岐から中岳・千畳敷に戻る。曇り時々風強し。
7月に入って雨が続いていたが、運よく梅雨の合間の登山日和となった。
朝出発、昼頃菅の台駐車場到着予定でいたが、八王子手前から事故渋滞(+故障車3台)で予定より+80分。
バスで標高1600mまで上がり(ちょっと気持ち悪くなり)、
2600mまで一気にロープウェイで上がった(若干頭痛の高山病初期症状?)。
1日目。
ホテルに荷物を預け、千畳敷カール遊歩道の散策。1周約1時間。高知順応にもなるかな。
雪渓が残り、雪面を越える風は冷たい。
ショウジョウバカマが咲いてて、残雪と雪解け地面からの芽吹きと、春の気配も残っている。クロユリは蕾、残念。
もっともメインは初夏のお花に。シナノキンバイとミヤマキンポウゲ、チングルマ。
ナナカマド、ユキザサ、ゴゼンタチバナ、マイヅルソウ、イワカガミ、コバイケイソウ、ウメバチソウ、チシマギキョウ。あとはなんだっけ、ってくらい種類がいっぱいだった。
ホテルなので、浴衣やおふろセットもあって、翌日、荷物を預けて行けるのもありがたかった。値段もホテルだったけど(笑)
翌朝。曇りがちの霧・もやの5時30分、木曽駒ヶ岳に向かって出発。前日歩いた千畳敷カールは、スムーズに。
登山道との分岐。今日は登る。「八丁坂」はたぶん胸突き八丁の意味でしょう。この九十九折はハードだ。少し登ってイワヒバリ撮影休憩、少し登ってハクサンイチゲ休憩、キバナノコマノツメ休憩、更にチシマギキョウ休憩をして、乗越浄土到着。
振り返ると霧の晴れ間から、南アルプスの山が。風が渡ると富士山も見えた!
だんだん寒くなってきたので、宝剣山荘から中岳に向かおうと思ったが、やっぱり寒いので雨具を着て歩く。中岳を越えて下り始めるとものすごい風と霧。雨具着て正解。オヤマノエンドウが這いつくばって咲いている。
砂地にでたので、こんなところはコマクサだよねと言っていたら、わずかにコマクサ発見。高山植物の本によると大正時代に薬草として取り尽くされて、植栽したのがわずかにあるだけとのこと。一面あったら素敵なんだけど。
木曽駒ヶ岳山頂登頂。前を歩いていた豊岡から来たグループさんと写真の撮りっこ。
風が吹くと霧が晴れて遠くの山が見える。いま、撮れ。と大騒ぎ(笑)
馬の背分岐方面に行くと、ヒメウスユキソウがあるらしいので、行ってみる。
イワウメも見てないなと言っていたらあった。確か岩の間に梅の花。
ヒメウスユキソウは真っ盛りだった。両親は昨年早池峰山でハヤチネウスユキソウを見ており、比べて小さいと驚いていた。
ヒメウスユキソウとチングルマの群落のあいだを通って歩く。ヒメウスユキソウは初お目見えで見るたび興奮していたが、チングルマの群落は最初こそ群落だぁと言っていたのに、だんだん、またあるよ、的な扱いになってた(笑)
頂上木曽小屋方面に戻り、中岳を通過し、宝剣山荘で休憩。八丁坂を下り、千畳敷に出た所で、霧ではなく雨に。
早々にホテルに戻って、昼食。ロープウェイとバスで下山。
今回の下山後入浴は、駐車場すぐ上の「こまくさの湯」。駐車場すぐ下の物産センターでお土産購入して、帰宅。(帰りも首都高速で事故渋滞。を回避して通常渋滞にはまった)
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