笠ヶ岳（小池新道↑笠新道↓）(どんより↑すっきり↓)

2015年07月19日(日) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 18:13
• 距離: 30.6km
• 登り: 2,552m
• 下り: 2,552m

コースタイム

1日目

• 山行: 10:00
• 休憩: 1:04
• 合計: 11:04

距離 18.8km 登り 2,254m 下り 478m

5:35 新穂高温泉無料駐車場
7:04 7:05 笠新道登山口
7:17 7:27 わさび平小屋
7:56 7:57 小池新道入口
8:36 8:37 秩父沢出合
8:57 8:58 チボ岩
9:48 9:52 シシウドヶ原
10:30 11:05 鏡平山荘
11:53 12:01 弓折乗越
12:10 12:11 弓折岳
13:06 大ノマ岳
13:46 秩父平
15:22 抜戸岳
15:22 15:23 抜戸岳分岐
15:27 15:28 笠新道分岐
16:02 抜戸岩
16:39 笠ヶ岳山荘

2日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:45
• 合計: 7:08

距離 11.8km 登り 308m 下り 2,081m

6:32 笠ヶ岳山荘
6:41 6:55 笠ヶ岳
7:05 7:26 笠ヶ岳山荘
7:50 抜戸岩
8:28 笠新道分岐
8:37 8:40 抜戸岳
9:07 分岐指導標（仮称）
10:00 10:04 杓子平
12:41 笠新道登山口
13:22 新穂高温泉駅
13:36 13:39 新穂高温泉無料駐車場
13:40 ゴール地点

天候

7/19　曇りのち雨
7/20　曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【有料道路】
中央道→長野道　松本IC
安房トンネル　通行料430円

【駐車場】
新穂高温泉無料駐車場　トイレあり
※駐車場確保のため，夜中に到着し，車中泊しています。
　午前0時現在，駐車している車はまばらでしたが，時間の経過とともに台数が増え（たと思われ），午前4時過ぎ頃の時点では，正規のスペースはほぼ満車状態でした。

コース状況／危険箇所等

【新穂高温泉無料駐車場〜わさび平小屋】
駐車場からセンターまでは、川沿いの道が設けられています。
センターからしばらくは舗装された道となっており、その後砂利道となっても、非常に歩きやすい道です。
笠新道入り口及びわさび平小屋には水場があります。

【わさび平小屋〜鏡平】
数箇所、雪渓を渡りながら進みます。
雪渓が薄くなり、迂回する箇所もありますが、案内標示どおりに通れば問題はありません。徐々に傾斜が急になり、足下に石や岩が増えていきます。
秩父沢出合には橋が架かっていました。
シシウドヶ原には、休憩に利用できるベンチがあります。
「あと5分」の標示から5分程度歩くと、鏡池に到着し、その先に鏡平小屋があります。

【鏡平〜笠新道分岐】
鏡平付近の木道を抜けると、本格的な登りが始まります。
弓折岳中腹付近は一部雪が残っていますが、気を付けて通れば問題はありません。
弓折乗越にはベンチがあります。
弓折岳〜大ノマ岳の一部で、残雪により、夏道がわかりにくくなっている箇所がありました。
秩父平には、かなりの雪が残っており、降雨により滑りやすいコンディションでした。
直登部分にはロープがかけられていますが、アイゼン(前爪ありの方がベター）＆ピッケルがあるほうが安全です。
秩父平を越えると稜線で、登り基調の道を進んでいくと、笠新道への分岐点に到着します。

【〜笠ヶ岳】
緩やかなアップダウンを繰り返しつつも登り基調で進んでいきます。
終盤でなだらかなテント泊指定地が現れ、そこから0.2キロほど岩の道を進み、雪渓をトラバースすると、笠ヶ岳山荘に到着します。
笠ヶ岳山荘から笠ヶ岳山頂までは、10分程度です。

【笠新道】
降下点からは、お花を眺めながら下っていきます。
上部は一部雪が残っていました。
杓子平はやや広いスペースがありますが、再降下点付近のほうが眺望がよく、休憩している方が多かったです。
杓子平からは、岩や木の根、短い梯子がかけられた急坂を下っていきます。
木々はあるものの、背が低いため、日光が直接当たります。
ほぼ100mごとに標高を示す標示があるため、現在地を把握する目安になります。
（笠新道入り口の標高は1、350mです。）
終盤は、やや傾斜が緩い樹林帯の九十九折りの道となり、しばらく進むと笠新道入り口に到着します。

写真

7/18 21:07

決戦前夜。

回転寿司でも茶色系。(w)
海なし県の寿司で満腹。車中泊もぐっすり(r)

7/18 21:57

ビッくらポン！
苦しかったけど、報われた…(w)
最後に引き当てるあたりが持ってますね(r)

7/19 5:54

【2015.7.19】
新穂高よりスタート。岐阜県では登山届提出が義務化されています!!(w)

7/19 6:06

ノリウツギ

※joeさん、ありがとうございます。

7/19 6:14

アザミ

7/19 6:14

ヤマホタルブクロ

7/19 6:16

7/19 6:18

7/19 6:22

7/19 6:35

林道歩きの中、右側に風穴。天然クーラーが爽快！(w)
通り過ぎるとひんやり(r)

7/19 6:36

イワカガミさん。
2日間通してよく見かけました(r)
確かに至る所で和ませてもらいました！(w)

7/19 6:36

7/19 6:36

見上げれば、ガス、ガス、ガス…　(w)

7/19 6:48

台風の影響か、川の流れは豪快だった…(w)

7/19 7:05

笠新道を登らず、わさび平小屋方面へ(r)
がんばるぞ！(w)

7/19 7:09

ニッコウキスゲさんに今年初めてお会いしました(r)
目に飛び込んでくる色！(w)

7/19 7:10

シシウド

7/19 7:20

わさび平小屋にて。

これは丸かじりした〜い！(w)
山でのビタミンはそそりますね(r)

7/19 7:16

こちらもおいしそう…(r)
のどがゴクリ…(w)

※サンカヨウだそうです。
　joeさん、ありがとうございます。

7/19 7:28

わさび平のブナの森。(w)

7/19 7:28

幻想的な日にも映えます！(w)

7/19 7:36

この先の雪渓が薄くなっているとのことで、迂回路あり。(w)

7/19 7:37

迂回路は一度沢まで下ります。(w)

7/19 7:42

沢沿いの雪渓は、慎重に。(w)

7/19 7:43

再び沢から登山道へ登り直し。(w)

7/19 7:44

沢から見上げた正規の登山道。確かに雪渓がうすっ!　(w)

7/19 7:45

こうして迂回路から正規登山道へ軌道修正。(w)

7/19 7:46

晴れそうで、晴れない…(w)
時折青空がのぞくのですが…(r)

7/19 7:53

なんだか上品☆(w)

7/19 7:54

ズームアップ！(w)
綺麗でしたね(r)

7/19 8:01

所々に雪渓あり。トレースあり。(w)

7/19 8:00

石畳ロードと命名！(w)

7/19 8:04

いや、岩畳ロード!?(w)

7/19 8:10

7/19 8:12

タニウツギ(r)

7/19 8:20

小池さん、ありがとう！(w)

7/19 8:22

振り返ればこんな感じ。(w)

7/19 8:30

秩父沢。ここでひと休憩☆(w)

7/19 8:46

ニョロニョロ？(w)

7/19 8:46

7/19 8:48

ズダヤクシュ(r)
ぜんそくの薬ですね？(w)

7/19 8:50

・・・・・(r)
・・・・・(w)

「妻と理想」だそうです。
joeさん、ありがとうございます。

7/19 8:54

7/19 9:09

7/19 9:09

7/19 9:12

サンカヨウのお花だそうです。

※joeさん、ありがとうございます。

7/19 9:12

キヌガサソウ

7/19 9:13

7/19 9:24

マイヅルソウ(r)

7/19 9:36

じわじわ登りが続く。。。(w)

7/19 10:10

ミツバオウレン？(r)

7/19 10:10

「熊のおどり場」とありましたが、ここで熊に踊られると困ります…(w)

7/19 10:16

終盤のショウジョウバカマ(r)

7/19 10:20

キヌガサソウ3兄弟。真っ白、うっすらピンク、そのあいのこ。

7/19 10:23

「『あと5分』で到着する」とは書いてない…(w)
素直になりましょうよ…w(r)

7/19 10:23

オオバキスミレ(r)

7/19 10:28

鏡池に到着。
あれ、噂の逆さ槍は…!?　(w)
orz(r)
そんなときは池より団子。行動食＆ティータイム(w)

7/19 10:49

ん？(w)

7/19 10:50

こういうこと！(w)

お前の肉をよこせ！(r)

7/19 10:56

鏡平山荘。

7/19 11:02

コバイケイソウ、チングルマ、イワカガミ。みんな仲良く咲き誇れ！(w)

7/19 11:03

7/19 11:11

トランプのクローバーみたい!? (w)

7/19 11:34

7/19 11:48

ハクサンイチゲがたくさん！(r)
ほんとにたくさん！(w)

7/19 12:01

弓折乗越。
ここでレインウェアを装着(泣)　(w)

7/19 12:06

これより笠ヶ岳方面へ。(w)

7/19 12:07

7/19 12:09

弓折岳。
案の定、真っ白。(w)

7/19 12:11

7/19 12:19

クルマユリ(r)

7/19 12:21

両脇にお花、という構図。(w)

7/19 12:23

アカモノ〜
可愛くて大好きなお花です(r)
rgzさん、何度も声を上げてましたね〜(w)

7/19 12:49

稜線上、所々に雪渓が残っていました。(w)

7/19 12:53

雪渓により登山道が隠れていた場所は、ハイマツ帯の稜線を歩いたことも。(w)

7/19 13:07

何度か会いました、ライチョウさん！(w)

7/19 13:18

ミヤマリンドウ(w)

7/19 13:42

秩父沢。ここでアイゼンを装着。(w)

7/19 13:46

いざ、雪渓を登る(w)

7/19 13:58

夏道は雪渓に潜っている模様。(w)

7/19 14:06

雪渓上に目印あり。(w)

7/19 14:11

補助ロープが垂れ下がっているものの、やはりアイゼンは必至！(w)
前爪ありのほうが安定感ありました(r)

7/19 14:15

rgz、ファイト！(w)

いっぱーつ！(r)

7/19 14:25

腹ペコながらも(!?)登り切った〜、の図(w)

お腹がなりっぱなしでした(r)

7/19 14:25

さらに南へ。稜線上は風が強い。(w)

7/19 14:46

気持ちの良い縦走路(だったはず)。(w)

7/19 15:20

その後も雨は止まず…、とにかく前進あるのみ！(w)

7/19 16:13

笠ヶ岳山荘界隈。登山道が川と化す。。。(w)

7/20 7:30

キャンプ場入口には「ガンバ」(w)

7/20 7:28

段々状のキャンプ場を登り抜けると、「山荘スグソコ」(w)
「すぐ到着する」とは言ってない(r)

7/20 7:27

しかしどうやらキャンプ場から山荘までは離れているようで、ガレ場の登りは続く…。「ガンバレ、あと一息」(w)

7/19 16:29

最後の最後が長かった…。(w)
かなり近くなるまで小屋が見えませんでした(r)

7/19 17:58

夕食♪　山荘内の自炊テーブルにて。

メインディッシュは和風ツナパスタ(w)
下界では大根おろしが付きます。
ゆで汁は、スタッフがスープにしておいしくいただきました(r)

7/19 18:00

海藻サラダ＋なんちゃらビーンズ。(w)

ボリュームアップ(r)

7/19 18:07

乾杯〜♪(w)
散々濡れながら歩いたのに、グビグビ(r)

7/20 5:04

【2015.7.20】
まずはまったり朝食タイム。
お雑煮＋魚肉野菜炒め！(w)

7/20 5:11

久し振りに餅を焼きました(r)
ぷっくり膨らむ餅が、愛しい(w)

7/20 6:29

腹ごしらえ後、いざ山頂へ。

雲の上層部にはいるであろう明るさ。正直、眺望は期待していなかったけど…(w)

7/20 6:39

まさかの青空！　笠ヶ岳登頂！(w)
ヤッホー！(r)

7/20 6:44

西側は時折ガスが抜けて、白山よこんにちは！(w)

7/20 6:46

南側には、乗鞍＆御嶽山がうっすら…。(w)

7/20 7:01

山荘に戻り、山荘裏の小高い丘(!?)に登ってみると…(w)

7/20 7:06

どんどん晴れてくる〜☆(w)
まったり景色を眺めました(r)

7/20 7:06

漂うガスたちも圧巻！(w)

7/20 7:26

下山開始。こちらはキャンプ場を見下ろす図。(w)

7/20 7:29

「サヨナラ」だけど、また来るね！(w)

7/20 7:49

稜線がどんどん見えてくる！(w)

7/20 7:54

きた〜！
急に身体が温まる！(w)

7/20 7:58

稜線にもたくさんのハクサンイチゲ(r)
白さが一際目立っていました(w)

7/20 7:59

青空を喜んでいるコバイケイソウたち！(w)

7/20 8:11

岩場の陰には、ほにゃららリンドウ！(w)

7/20 8:13

夏色！(w)

7/20 8:14

夏色！　パート�供�(w)

7/20 8:34

しかし抜戸岳はこの色。。。　すぐに退散(笑)(w)

7/20 8:57

しつこいですが、夏色！パート�掘�(w)

これで稜線は見納め！　ここから笠新道に突入！(w)

7/20 9:07

笠新道を下り始めたところで一枚！(w)

7/20 9:05

振り返れば青空！(w)

7/20 9:10

チューリップのようなお花でした♪(w)

7/20 9:18

口笛吹きながら♪　どんどん下りまして…　(w)

7/20 9:56

杓子平にて小休憩。(w)

7/20 9:56

杓子平より見上げた稜線。笠ヶ岳は雲の中(写真左上)(w)

7/20 9:58

こちらはクリヤ谷への稜線。いつかは歩いてみたい！(w)
あちらも激下りのようですね(r)

7/20 10:01

さぁ、気合を入れて下りまっせ！(w)
ファイト！(r)

7/20 10:01

おっ、穂高(左)と焼岳(右)のお目見えだ！(w)

7/20 10:01

槍穂稜線は、残念ながら雲の中。。。(w)

7/20 10:03

なんだかステキな登山道☆(w)

7/20 10:03

こうして見ると、なかなか独特な焼岳くん。(w)

7/20 10:03

それでは、笠新道のお花たちをどうぞ〜

ミヤマカラマツ(r)

7/20 10:08

スミレ属(w)

7/20 10:10

ハクサンフウロ(w)

7/20 10:10

ニッコウキスゲ(w)

7/20 10:13

ハナニガナ(r)

7/20 10:15

7/20 10:15

7/20 10:51

シャクナゲ

7/20 10:16

所々に岩場の下りも。それにしてもよく整備された笠新道！(w)

7/20 11:12

一望できたっけ…？(w)
「いつでも一望できる」とは言ってない？(r)

7/20 11:14

シモツケソウ(w)

7/20 11:15

ヒメサユリ？(にしては大きすぎ？)(w)

7/20 11:15

7/20 11:21

新穂高が見えたけど、あとどれだけ下るんだ!?(w)
コツコツ頑張りましょう(r)

7/20 11:32

中間地点と言われても、まだまだ気合が必要！(w)
まだ半分…(r)

7/20 11:36

ヤマユリ？

7/20 11:39

7/20 11:42

だんだん蒸し暑くなる下り…(w)

7/20 11:43

足元のうろの中から顔を出していた(w)
小鉢の作品のよう(r)

7/20 11:47

こちらも足元から演出(w)

7/20 11:53

1700mねぇ…(w)

7/20 12:18

ブナに夏の陽射し！
なんだか下界が近づいてきたような(w)

7/20 12:21

ということでした！(w)

7/20 12:18

相変わらずの急傾斜

7/20 12:32

笠新道の終わりはいきなり訪れる(r)
下りきったー!!(w)

7/20 13:09

さらに小1時間の林道歩き…(w)

7/20 13:10

ツーショット(r)
おつかれやまでした！(w)

7/20 14:45

温泉からあがったら、飛騨牛乳で「プロージット！」(r)
濃厚！　じっくり味わいました！(w)

7/20 16:46

水分補給はいつもの…(r)
いつものハッピー!!(w)

7/20 17:48

そして松本B級グルメ「山賊焼き」発祥の店と言われる河昌へ。

こちらは「山賊定食」。鶏もも肉が香ばしい〜(w)

≪豆知識≫
山賊は人から物を「盗りあげる」＝「鶏揚げる」
これが名称の由来だとか……。

7/20 17:48

こちらは「山賊まぶし」。
まずはそのまま食べた後、特製スープをごはんにかけて二度美味し！(w)
まいうーでした(r)

撮影機器：

EX-ZR1000 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

iPhone 4S Apple

SH-01G SHARP

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

rgz91

笠ヶ岳。
北アルプス南西部に鎮座する、言わずとも知れた名峰です。
他の山々とは少し離れた位置にあるため、縦走するというよりは単独で登ることになりそうだと漠然と考えていました。
widwindさんにこの夏の山行予定を相談したところ、鏡平経由で笠ヶ岳に向かうプランを提案されました。
私の密かな野望として、新穂高温泉から三俣小屋まで一日で歩き、テント泊をするという計画があり、今回のwwさんのプランは、弓折乗越まで重なっているため、来るべき日のための予行演習にもなります。
願ったり叶ったりということで、ご一緒させていただくことにしました。

新穂高温泉からしばらくは、非常に歩きやすい道を歩きながら緩やかに高度を上げていきます。
わさび平小屋を過ぎると、徐々に傾斜が急になり、鏡平を過ぎるとさらに傾斜が増します。
休憩を取りつつ、弓折乗越まで何とか辿り着くと、雨が降り始めます。
雨脚は強くなり、自分の見込みの甘さを痛感しました。
動きは鈍り、体力は奪われ、気力も低下していきましたが、wwさんに励まされながら、何とか笠ヶ岳山荘まで辿り着くことができました。

当初はテント泊を予定していましたが、テント場は水浸しで、山荘からもかなり離れており、何よりもウェア等が濡れていたことから、予定を変更し、山荘泊としました。
結果として、温かい山荘の中でゆっくりと食事をし、ウェア等を乾燥室で乾かすことができ、翌日は快適に歩くことができました。

宿泊地での食事は、私に一任いただきました。
夕食は、和風パスタとゆで汁を利用したコンソメスープ、GWの山行で食べて美味しかった海藻サラダ。
ボリュームを出すため、スープとサラダにはミックスビーンスを投入しました。
朝食は、あまり水を消費しないものをと思い、雑煮と野菜炒め、食後のコーヒー。
食材の量と重さ、保存性を勘案したメニューでしたが、まあ、及第点かなと思います。

二日目は、朝方はかなりガスが多かったものの、徐々に見通しも良くなり、歩く先の稜線も見えるようになり、日差しは、行動するにはむしろ暑いくらいでした。
槍穂方面の眺望は、最後まで見ることができませんでしたが、気持ちのいい稜線とそれを彩る数々のお花たちを存分に楽しみつつ、笠新道をひたすら下りました。

下山後は、近くの温泉で汗を流し、バスセンターでお土産を見繕い、松本ではB級グルメの山賊焼きを堪能し、山歩き以外の旅要素もしっかり楽しんできました。
山行前夜に回転寿司を食べているときは、まるで旅行にでも来たような心地でした。
思えば、wwさんと二人での山行は今回が初めてだったのですが、山行中はもちろん、移動の車中でも、ヤマの話やそれ以外の話をしながら、本当に楽しく過ごすことができました。

楽しかった山では、山バッチを買うことにしているのですが、再訪を期して、今回はあえて買いませんでした。
次回がいつになるかはわかりませんが、心身ともに成長して、大展望を堪能したいと思います。

wildwind

長年温めていた笠ヶ岳に行ってきました〜☆

★久々に降られてしまった。
台風の影響が心配だったが、天気図には高気圧マークも出ており、梅雨明けも期待して楽観的にかまえていた。そして現実は…。鏡平経由で気持ちのよい稜線歩きのはずが、ガス＆雨。さらに秩父平付近の北側斜面には、この時期でも雪渓が残っており…。rgzさんにはついにアルプス雨デビューをさせてしまう結果となりましたが…。


★だからこそ、青空アルプスは美しい。
2日目の笠ヶ岳山頂。青空が出てきたのには本当に感動！　正直、起床(4:00頃)の時点で展望は期待できず、朝からだらだらモードだった。山頂へ登り始めた時ですら(6:30頃)、一面ガス。しかしどことなく明るいので雲の上層部にいることは確か。あぁ、あと標高が100m高ければ…、なんて思っていたら…。ちょうど山頂で雲の上に抜け出たようで、ブルースカイですよ。その後の稜線歩きもハイテンションのまま。縦走バンザイ♪


★噂の笠新道。
とてもよく整備された登山道だった。激下りのイメージを持っていたが、そこまで厳しくもないような？　しかし、緩やかな斜面がない分、ずっと足の乗せ場に神経を使っていたかもしれないし、とにかく長かった！　正直もう気が済んだかな(^^;)。ちなみにもともとはクリヤ谷経由の下山を考えていたので、こちらもまたいつか、かな。


★そしてやっぱり思うのは
目下、夏山シーズン真っ盛りの中、今年も北アルプスに登れたことに感謝！　

wildwind

コメント

ジョー🐪

あ、笠っ！！
こんにちはー。

っていうか！！
実は19（日）〜20（月）で、当初笠ヶ岳を計画してたんですよー
同行予定者が19日NGということで20日の日帰りに切り替え、その時点で笠は消えまして。
更にその同行予定者が体調不良を起こすという緊急事態で（汗）ソロで乗鞍になりましたｗ
そのまま笠へ行っていたらビックリな展開だったかもしれません

という訳で、仕切り直して8月2週に行ってまいります

そして…。
お花の細かいツッコミはkiyoponセンセイにお願いするとして、、、気になったものを少しだけ（笑）

4 ノリウツギ
オオカメノキではないんですよ、これ。
葉っぱが違うのとよく見ると花のつき方も若干違ったりとかします。

19・46 サンカヨウ
46が花で実ると19になります。
食べられるらしいですよー。（食べたことないですが甘酸っぱいようです）

42 ツマトリソウ
妻と理想、ですよｗ

wildwind

Re: joeさん♪
笠、そうだったんですか!?
昨年の巻機山の時のような、バッタリな再会。
またやりたかったですね〜。
(バッタリとなると、事前の打ち合わせができないのがもどかしい!?)

joeさんの再来週の笠ヶ岳、好天を祈ります!!

お花の名前、ありがとうございます。
サンカヨウ、紫色の実がつく花なんですね。
当初はてっきりブルーベリーか何かかと思っていましたが(^^;)

そして、妻と理想!!(笑)
で、joeさんのツマトリソウは?

rgz91

Re: あ、笠っ！！
joeさん、おはようございます。

お花のご指摘ありがとうございました。
植物が視界には入るようになったのですが、分類と記憶がイマイチでして(^_^;)
ちょっとずつステップアップしていきたいと思いますので、温かく見守っていただければ幸いです。

それにしても、joeさんも笠を計画されていたとは…バッタリ遭遇も楽しかったかもしれません。
joeさんが行かれるときは、もっと天候が安定しているといいですね。
笠新道、傾斜もさることながら、日射しが遮られずにかなり暑いので、お気を付けて〜

keichiro01

こんばんは！
をを！
kiyoponさんに続いての笠ヶ岳ですか！！
今年は皆さん北アづいてますね！！
「南ア詣で」の例からすると
自分はブームの1年後になる傾向にあるようなので
来年になりそうです〜
（ん？）

初日の天気はイマイチのようですが
2日目は晴れ間もあり気持ち良さそうですね！！
行ってみたいとなぁ思いつつ
登りは蟹で、下りは膝痛な自分には
笠新道＆クリヤ谷はちょと厳しく
二の足を踏んでます…(ToT)
いつか行けるように
トレーニングしたいと思います！

お疲れ様でした！！

wildwind

Re: keichiroさん♪
確かに今年のサラ戦訓練課題は笠ヶ岳だったのかもですね
「ki→r&w→j」とくれば、次はkeかLか!?
(仮に1年後の傾向があったとしても(!?)、
どちらが先になるのでしょう(笑))

笠新道。確かに蟹化しそうな場所ですが、
老若男女たくさんの方が登っていましたよ。
ちなみに合言葉は「長いですね〜」ただそれだけ

もちろん、南ア大縦走でトレーニング済みのkeichiroさんなら
問題ないかと思っています

rgz91

Re: こんばんは！
keiさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

wwさんに連れられて、行ってきました！笠ヶ岳！
今年初の北アルプスだったのですが、岩稜帯と雪、緑が織り成す稜線歩きは本当に気持ちよく、お花たちもワイワイ賑わっていました。
一日目は、ガスだらけどころか中盤以降はしっかり降られてしまい、何かの修業のような様相を呈していましたが、山行を終えると楽しいことばかり思い出されるので不思議です。
keiさんもぜひぜひ鏡平経由でどうぞ〜

>「南ア詣で」の例からすると
自分はブームの1年後になる傾向にあるようなので
来年になりそうです〜

まだ南ア詣ですら済んでいない私のブームはいつ来るのでしょう〜(笑)

LArc

wwさん＆rgz91さん
　お二人とも念願の笠ヶ岳ですね。
　路面は、雪渓、岩稜帯、石畳・・・バリエーションが豊富！
　お天気はちょっと残念ですが、そのおかげでライチョウにも逢えたようですね♪

　二日目の笠ヶ岳山頂！
　稜線の美しさは「おおっ！」と思わず声が出てしまいます。
　濃い緑と白い岩肌、青い空とでっかい雲。
　Tシャツのバックプリント通り「雲の上まで歩いて行こう」が現実となった瞬間！！
　バンザイですね。

　あえて買わなかったヤマバッヂ。
　大展望を目の当たりにするまでお預けにするなんてよほど強い意志で再訪を決意したんですね。
　それだけ「また来たい」と思わせる絶景があったんでしょう。
　いいヤマ旅ができましたね。。。何だかうらやましいです。

wildwind

Re: LArcさん♪
LArcさんより一足先に行ってきてしまいました、北アルプスm(._.)m
とりあえず岩場の多さが北アを物語っていましたね〜。

天気は曇り＆ガス＆雨＆晴れのフルコースでしたが、
やっぱり雲の上まで歩けた時の嬉しさはたまりません!!
LArcさんもどんな北アに出会ってくるのか…、
こちらも楽しみにしています

ちなみにrgzさんは、笠新道の再訪はもちろん、
ご近所の焼岳も狙っているようです。
バッジは4種類あったので、あと4回は行くのかな〜

rgz91

Re: wwさん＆rgz91さん
LArcさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

ちょっと離れていますが、一足先に北アルプスにお邪魔してきました。
一日目は結果的に訓練のような山歩きになってしまいましたが、あれはあれで経験値があがったような気がします。
って、こんな経験、昨夏にもあったような…
先輩の影響を受けやすい素直な後輩ということで(笑)

二日目は、だいぶ天気も回復して、開放的な稜線歩きを楽しめたのですが、北ア核心部の眺望は…
山バッジは、その山をしっかり堪能してから買いたいと思い、今回は購入を見送りました。
ええ、4種類から選べなかったからではありませんよ？(笑)

miou

かさがたけ！
お二人さま、こんにちは！

悪天候で厳しい道をの果てに辿り着いた目的の場所と
褒美の様にドラマチックな翌日の青空！
この、ダイナミックすぎるツンデレあるからこそ、雄大なアルプスの旅はやめられないですよね〜

笠ヶ岳、6月の小屋開けの日に行きたいと思っていたんですが、、
天候と残雪具合など、、、ソロだったのもあり他の山にした部分があったので
見れて嬉しい。
そして、やっぱり笠新道はキツそうなので、弓折からにしようと思ったのでした

ところで、rgzさん。
ひそかな野望って、、もう公言したという事だね〜(^-^)
でも、rgzさんなら楽勝ですね！

wildwind

Re: miouさん♪
ほんと、ツンデレなヤツでした
ご機嫌をとれるわけでもなく、散々振り回され、
でも最後に微笑んでくれるから、ニクめない。。。

弓折からのルートはアップダウンが出てきますが、
晴れていれば稜線歩きが楽しめますね。下りで使う人も多いようです。
笠新道の方が距離と時間は短いのでしょうが、弓折でよかったと思っています。

そして、miouさんも笠ヶ岳を狙っていたとあれば、
銀山の今夏の各自訓練課題だったといえるかも!?　
「ki→r&w→j→mi!?」となりますかね〜

rgz91

Re: かさがたけ！
miouさん、おはようございます。
コメントありがとうございます。

まさかmiouさんまで笠ヶ岳を狙っていたとは
噂に名高い笠新道、今回は下りましたが、いつかあれを登るかもしれないとを考えると、うっ…
でも、老若男女、汗を流しながら登っていました。
今回は弓折経由のルートでしたが、天気がよければ本当に気持ちいい稜線歩きにヨダレものだと思います。
天気のいい日に再チャレンジ！するかもしれません(笑)

密かな野望なついては、多少心構えができたというか…
不摂生のせいか、最近バテ気味でして。
まあ、ダメなら刻めばいいのですけどね。
野望は達成するためにあるので、いつの日か…きっと…

muni

びっくらポンって何？
よかった、ひと月遅れのコメントは免れた…(^^;;
ということで、おふたりさま、こんにちは。
巷は立秋ですが、夏山始めの記、楽しく再読させていただきました。
そうよね、この日はお天気がイマイチ安定しないで、笠ヶ岳どうしたのかなって思っていたことを思い出しました。
初日は、Mっぷり炸裂な感じでしたが、翌日は美しい景色。
このツンデレな感じが、きっとますますMに磨きをかける要因なんだろうなぁ
でも、それも仕方ないっていうか、むしろ本望？
おかげで私もこうしてその景色を見させてもらえるのだから、もっとがんばれー＼(^o^)／というところでしょうか(^_−)−☆

話は変わりますが、お餅はよさそうですね。
日持ちするし、扱いラクだし。
でも油断すると空を飛んで消えるから、調理中は注意ですね〜(^_^)

wildwind

Re: muniさん♪
びっくらポン！　とは…。
ある意味、とてもよくできたシステム(罠ともいう)。
びっくらポンのためならと、客は苦しくてもあと1枚、あと1枚…、と
注文してしまうのでありました…。

http://www.kura-corpo.co.jp/pr/bikkura.html
要は、5枚食べれば1回くじが引けるよー、という「くら寿司」の名物です。


さて、Mっぷりがあったかは置いときまして、
雨の日を体験してしまうと、晴れの日の恩恵は倍増ですね！

焼き餅は本当に簡単でしたね。朝から２ついただきましたが、
3ついけたかも？　というくらいペロッといけてしまいます
ただぷっくら膨れ上がるまでが、じれったいんですけどね〜

rgz91

Re: びっくらポンって何？
muniさん、こんにちは。
こちらこそお返事が遅くなりましてすみません。
といっても、今頃は北アルプスまっただ中ですね

何故か海なし県の回転寿司屋で腹ごしらえ。
「このシステムが子ども心を刺激するんでしょうね。」と言いながら、５の倍数を意識しながら食事をしてました(笑)
なかなか当たらないといいつつも、ラストチャンスで当てるあたりがwwさんらしいなぁ、と。

で、本題の夏山ですが、勢いに任せて行ってきました。
初日は…ええ…
元来、雨の日は山に行かない性質なのですが、ここ数年、雨中訓練が多くなっているような…
おかげさまで経験値が上がったような気がします。
二日目も、望み薄かと思っていたのですが、稜線もチラリと姿を見せてくれました。
やっぱり、ツンだけじゃなくてデレも大事ですよね

お餅は、仰るとおり、日持ちもしますし、腹持ちもいいので便利です。
意外とあっさり食べられるので、３個くらいペロッと食べてしまうかもです。
ロースターの遠赤外線でじっくり焼くのもいいですが、茹でてしっとり食べるのもお勧めですよ