ブナ立て尾根経由・野口五郎岳〜水晶岳（ピストン）＋烏帽子岳

2015年07月18日(土) ~ 2015年07月20日(月)

• GPS: 53:31
• 距離: 30.5km
• 登り: 2,597m
• 下り: 3,002m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:29
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:29

8:07 スタート地点
11:36 烏帽子小屋

2日目

• 山行: 9:37
• 休憩: 1:24
• 合計: 11:01

5:05 烏帽子小屋
8:15 8:49 野口五郎小屋
9:04 9:11 野口五郎岳
9:38 9:40 真砂岳
9:44 9:45 真砂岳分岐
10:57 東沢乗越
11:33 11:50 水晶小屋
12:23 12:31 水晶岳
13:03 13:17 水晶小屋
14:01 14:02 東沢乗越
15:15 真砂岳分岐
15:54 野口五郎岳
16:06 野口五郎小屋

3日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 0:59
• 合計: 8:08

5:30 宿泊地
8:12 8:22 烏帽子小屋
9:14 9:37 烏帽子岳
10:15 10:41 烏帽子小屋
13:36 高瀬ダム濁沢登山口
13:38 ゴール地点

天候

1日目：雨
2日目：暴風雨
3日目：快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

写真

7/18 4:14

ムーンライト信州号・信濃大町駅で下車。

7/18 5:33

高瀬ダムまではこのジャンボタクシーで向かいます。

7/18 6:41

高瀬ダム。湖面は美しいエメラルドグリーン！

7/18 6:41

よくあるコンクリートダムではなく、粘土と土砂、岩石を積み上げて作られたロックフィルダム。ダム外壁のくねくね道を通ってここまで登ってきました（タクシーで）。

7/18 6:42

湯股温泉方面。あちらにもいつか行ってみたい。

雨につきトンネル内でレインウェアを装着しいざ出発。

吊橋渡れ。（揺れます）

7/18 6:51

不動沢付近はなにやら工事中。あとから見たら工事車両がたくさん入ってきていました

濁沢の滝

7/18 7:02

その滝のだいぶ手前にある「濁沢橋」

この橋、なんだか傾いてます・・・

7/18 7:08

いよいよ「北アルプス裏銀座登山口」。北アルプス三大急登の一つ、ブナ立て尾根に挑みます

7/18 9:59

尾根には12番（スタート地点）から0番（烏帽子小屋）までの目印が付けられています。この三角点は4番。

7/18 10:09

タヌキ岩。タヌキに見えなくもない？

7/18 10:29

野口五郎岳が見えてきた！

7/18 11:36

7/18 11:37

稜線に出た途端、雨に加えて強い風に見舞われました。水晶岳方面は遠く煙って見えます。

7/18 11:39

振り向くと烏帽子岳、ではなくニセ烏帽子。

7/18 11:49

雨の中、ようやく0番・烏帽子小屋到着。4時間半かかりました（休憩込み）。山と高原地図のコースタイムが4時間40分だから、まあ標準的なペースかな。

7/18 11:48

ここから槍ヶ岳までずっと歩いて行けるなんて素敵！でも今回は水晶岳までのピストンなのさ。

7/18 11:38

小屋の前はイワギキョウの群生地になっています

7/18 11:38

7/18 11:40

ピンクのコマクサも咲いてます

7/18 11:39

アップで。

7/18 11:41

なんか白いのも。

7/18 11:41

白いコマクサ！

7/18 11:42

赤・白・青の競演。風雨の中、しばし目を楽しませてくれました。

7/18 11:46

訳ありビール、300円で販売中。飲んでみましたが、風味は多少落ちますが炭酸はしっかり効いていて普通に飲めます

7/18 17:03

烏帽子小屋の夕食、とっても具だくさん。天候のせいかお客さんも少なく、心ゆくまで酒宴を楽しみました

7/19 7:04

翌朝、野口五郎岳への稜線。雨は止んだもののすごい霧、視界わずか数メートル。もちろんご来光なんて見れてません

7/19 7:51

野口五郎岳？なにそれ、美味しいの？状態

7/19 7:52

赤牛・水晶方面、よく見ると右上に青空が少し覗いてはいるのですが・・・

7/19 7:52

ゴロゴロした岩場が当面続きます。これが野口「ゴロー」岳の名前の由来らしいのですが。

7/19 7:54

7/19 7:56

7/19 8:09

このゆるいピークが野口五郎岳。

7/19 8:14

その手前に野口五郎小屋、一旦チェックイン（？）してザックを置き、サブザックで山行再開です

7/19 8:46

餓鬼岳の向こう、青空がうっすら見える。もうすぐ晴れるのか！？

7/19 9:06

そして野口五郎岳山頂へ。

7/19 9:06

絶（対）景（色なんて見えない）！

7/19 9:11

何も見えないけどとりあえず記念撮影。

7/19 9:23

雲の立ち込めた稜線伝いに水晶岳へ。

7/19 9:24

ゆるやかな稜線だけど、とにかく長いんだこれが。

7/19 9:43

左手に雪渓！

7/19 9:45

雪渓の向こうにうっすら鷲羽岳。

7/19 9:51

お花畑！

7/19 9:51

ちょっとだけ心がなごみます。

7/19 9:51

7/19 9:51

7/19 10:07

野口五郎岳の麓に「五郎池」。ここで泳ぐ猛者、募集中！（但し自己責任で）

7/19 10:38

東沢乗越の手前だか向こうだか忘れましたが小さな池です。

7/19 11:15

この岩場を越えれば水晶小屋だよ、あとちょっと頑張ろう。

7/19 11:38

水晶小屋到着！天気は再び雨模様に・・・

7/19 12:26

小屋から30〜40分で水晶岳山頂へ。晴れてれば360度の山々を見渡せるらしいのですが、残念ながら景色ゼロでした

7/19 16:05

どんどん強くなる雨と風に打たれ苦行を続けること数時間。ようやく野口五郎小屋まで戻ってこれました。生きててよかった！

7/19 17:13

野口五郎小屋の夕食もこれまた豪華！濡れねずみのようになった我々の心と体を癒してくれました。聞けば烏帽子小屋と同系列の山小屋なのだそう。

7/20 5:05

翌日、ようやく日の出を拝めた！

7/20 5:08

餓鬼岳方面、どんどんガスが取れていく。

7/20 5:29

3日目にしてようやく青空の中出発。

7/20 5:53

水晶岳はまだ少し曇ってるけど。

7/20 5:54

ゴーロも見通しが効くだけで気分が全然違う。

7/20 6:11

水晶岳方面、ようやく稜線が見えてきたかも。

7/20 6:11

7/20 6:52

7/20 7:09

7/20 7:09

高瀬ダムのエメラルドグリーンも見える。

7/20 7:17

振り向くと尖った何かが見えてきたぞ・・・

7/20 7:18

槍様！！！！！

7/20 7:37

烏帽子岳方面、左手は遠く立山連峰。

7/20 8:36

烏帽子小屋にザックをデポし、裏銀座縦走路を少し外れた烏帽子岳へ。

7/20 8:43

まず見えてくるのはニセ烏帽子。

7/20 8:43

水晶岳方面、まだ煙ってるけど十分に絶景です

7/20 8:43

ニセ烏帽子岳山頂。

7/20 8:44

野口五郎岳を振り返って。

7/20 8:55

今度は本物の烏帽子岳。こんなの登れるの！？

7/20 8:55

7/20 9:40

途中、垂直の鎖場、水平の鎖場が1つずつあります。劔のカニの縦這い、横這いよりはだいぶ短いんでしょうが、これでも結構怖いです

7/20 9:21

山頂！

7/20 9:23

山頂からの景色。やっぱり青空でなくっちゃ。

7/20 9:23

水晶岳のピークももうはっきり見えます。昨日はあんな水晶に登りたかったよ。

7/20 9:24

野口五郎岳、の手前の三ツ岳。

7/20 9:24

立山連峰

7/20 9:29

何枚でも撮ってやる。

7/20 9:29

心行くまで山頂を堪能しました。

7/20 9:52

さあ帰ろう。

お山の大将（笑）

7/20 10:44

烏帽子小屋前にて。イワギキョウもコマクサも水晶岳も見納め。

7/20 11:21

再びブナ立て尾根へ。タヌキ岩はやっぱりタヌキには見えなかった(^^;

7/20 12:02

6番。ブナ立て尾根もあと半分。

7/20 13:18

濁沢の滝。帰ってきました

7/20 13:19

橋は相変わらず傾いてるけど・・・

7/20 13:21

迂回路もあるので安心です（笑）

7/20 14:09

高瀬ダムから再びジャンボタクシーに乗り込み、3日間の辛くて楽しい山行は幕を閉じました。大町温泉郷の「薬師の湯」に立ち寄り、その後松本駅前で打ち上げ後に帰路に着きました。

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

感想

t_issie

初日・二日目と天気に恵まれず、海の日連休なのに山に来たのがそもそもの間違いなのか！？（^^;）と思っていましたが、3日目にしてようやく山の神が微笑んでくれました。終わり良ければ全て良し、暴風雨の中の荒行も今となっては良い思い出です（笑）。

途中お世話になった烏帽子小屋・野口五郎小屋・水晶小屋の皆さんにも本当に親切にして頂きました。初日の雨の日にトンネル脇まで横付けしてくれたジャンボタクシーの運転手さんの心配りにも感謝です。山行を企画・先導してくれたリーダー、苦楽を共にした山仲間の皆さん、本当にありがとうございました。高瀬ダムから入る裏銀座ルートは正直アクセスが不便ではあるのですが、また行ってみたいと思える山行になりました。今度はやはり槍ヶ岳まで縦走してみたいです！