聖岳〜光岳 南アルプス最深部を1day周回縦走 凄いお二人にも出会いました

2015年07月26日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 35.2km
• 登り: 4,181m
• 下り: 4,170m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:49
• 休憩: 0:00
• 合計: 13:49

5:23 スタート地点
8:00 薊畑分岐
8:28 小聖岳
9:06 聖岳
9:50 小聖岳
10:06 薊畑分岐
10:13 聖平小屋分岐
10:15 聖平小屋
10:31 聖平小屋分岐
11:25 南岳
12:00 上河内岳
12:58 茶臼岳
13:24 希望峰
14:07 易老岳
14:40 三吉平
15:28 県営光岳小屋
15:37 光岳
15:45 光石
15:58 光岳
16:06 県営光岳小屋
16:18 イザルガ岳
16:51 三吉平
17:22 易老岳
18:13 面平
18:43 易老渡
19:12 便ヶ島
19:12 ゴール地点

天候

快晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大阪より　長野県飯田IC下りて下道含め　約4時間
聖岳登山口となる「便ヶ島」まで車で入る事が出来ます
約50台程駐車可能な綺麗な駐車場あり

光岳からの下山は「易老渡」を利用
易老度〜便ヶ島までは、約1.2�舛竜�離

「易老度」「便ヶ島」へのアクセスは大雨の時などは、車両通行困難が予想されるダートコースの悪路が続く。
　そのため車はなかなかの汚れとなります。

コース状況／危険箇所等

●便ヶ島〜薊畑
　良く踏まれているが、途中土砂崩れの痕が多数あるので、歩行には注意
　西沢渡には有名な「籠渡し」がある。
　　主に荷物運搬や増水時に利用するとよい。
　全般整備され、標識も明瞭。迷う所もないと思われる。
●薊畑〜聖岳
　途中ガレ場や痩せ尾根を通る。
　天気が良ければ、気持ちの良い稜線歩きとなる。
●薊畑〜上河内岳
　良く踏まれ、気持ちのよい稜線歩きとなる。
　聖平小屋周辺・南岳の周辺はお花畑が広がり、この時期はおススメです
●茶臼岳〜易老岳〜光岳
　ここもよく踏まれ、標識も明瞭
　茶臼岳までは岩稜帯の稜線歩きで、光岳へ近づくにつれて深い樹林帯の森へと変わっていくのがわかる。
●易老度
　なかなかの急な道。
　ガレ場も幾つか連続するので、歩行に注意。
　易老渡を�，箸靴董¬綿燭���、易老岳がラスト30番という標識が掲げられている
　　

その他周辺情報

・光岳の静高平の南アルプスの天然水は格別に冷たく美味しかった。
・高速を下りてからの下道が、なかなか遠く、アクセスのしんどさはやは南アルプスだと思った。
・下山後の温泉は飯田ＩＣ近くの「湯ーみん」を利用
・ただの通りすがりの登山者にも振舞って頂けた、聖平小屋の「ウエルカムフルーツポンチ」が嬉しかった。

写真

7/26 5:21

便ヶ島の駐車場の横に聖平小屋あります
駐車スペースは50台分ほど

7/26 5:23

ふむふむ、この地図に載っているルートをぐるっと周回していく予定ですな

って、ホンマに大丈夫なん！？
フツーは2泊3日のコースですよ

7/26 5:23

スタート時
やある気満々のくらまてんぐさん

7/26 5:23

おいら

7/26 5:49

西沢渡の「籠渡し」
主に荷物運搬や、増水時に使われていたそう

7/26 5:48

これ位の大きさで、人だけなら6人程は乗れるでしょうか

7/26 5:44

初体験♪
結構しんどいです
南アルプスのいい思い出の一つになる！？

7/26 5:45

結果からいうと、下を通った方がかなり早いです。
これも経験！

7/26 6:13

ぐんぐん上がります
西沢渡〜薊畑まで一気に1,200mの標高を稼ぎます

7/26 6:42

7/26 7:05

7/26 7:15

ここでもギンリョウソウ

今年はよくこいつを激写しました

7/26 7:18

深い森の中を歩いていきます

7/26 7:19

7/26 7:21

はい、いい顔頂きました

7/26 7:58

薊畑の分岐が見えました

7/26 7:58

マルバダケブキ

7/26 8:01

薊畑分岐
後で行く、上河内岳や茶臼山方面

7/26 8:00

ここで凄いお二人にお会いできました。

トランスジャパン上位完走者の阪田啓一郎さんと石田賢生さん
特に前々回大会で阪田さんが、王者　望月将吾選手にプレッシャーを与え続けて、見事2位で完走したのは、テレビや本で見ていて強烈に憶えてます。

7/26 8:00

この3ショットは宝物ですね

お二人ともすごく笑顔が素敵で、気さくに喋ってくださって、ありがとうございました。

7/26 8:03

7/26 8:23

7/26 8:23

目指す聖岳を捉えました
どっしりと大きいですね〜

7/26 8:31

7/26 8:37

時に花に癒され

7/26 8:38

振り返り

7/26 8:54

7/26 9:03

富士山はやはりいいですね

7/26 9:06

そしてついに、聖岳到着

7/26 9:08

360度の大パノラマが広がります

7/26 9:08

御嶽山方面

7/26 9:08

北アルプス方面

7/26 9:09

上河内岳・茶臼岳方面

7/26 9:10

赤石岳バックに

7/26 9:13

本日まず1個目

7/26 9:23

この日は天気に恵まれました

7/26 9:23

ホントに360度絶景です

7/26 9:15

テンションも上がってきました

7/26 9:24

次の聖平小屋めざして下ります

7/26 9:47

南アルプスの2500mを越える稜線でのスカイランニングはホントに爽快です

7/26 10:06

薊畑に戻ってきました

7/26 10:07

次の上河内岳
そのまえに

7/26 10:15

聖平小屋到着

7/26 10:25

ここで思わぬ嬉しいサービスが
「ウエルカムフルーツポンチ」

7/26 10:23

疲れた体にホントに美味しかった

7/26 10:15

気温は23℃暑いはずです(；一_一)

7/26 10:31

聖平小屋周辺もお花畑が広がり、散策にはいいですね

7/26 10:31

ニッコウキスゲ！？

7/26 11:08

南アルプスの山はどれもどっしりと大きいですね

その分縦走はかなりしんどいです

7/26 11:16

コイワカガミ

7/26 11:20

ヨツバシオガマ

7/26 11:23

7/26 11:26

南岳
まだ元気
奥が聖岳ですね

7/26 11:28

ここは富士山の展望スポットでもあります

7/26 11:28

上河内岳

7/26 11:30

南岳〜上河内岳
この稜線はお花畑が広がります

7/26 11:31

フウロ

7/26 11:31

7/26 11:31

7/26 11:32

7/26 11:32

7/26 11:32

7/26 11:33

タカネナデシコ

7/26 11:33

ウスユキソウ

7/26 11:34

トリカブト
鮮やかな紫でした

7/26 11:35

7/26 11:41

この稜線は気持ちいいです

7/26 11:53

上河内岳の肩まで来ました

7/26 12:00

上河内岳到着
前回は濃いガスだったので、パスした。

7/26 12:02

三角点ゲット
晴れていてばこんな風景が待っていたんですね

7/26 12:07

ここも360度の大パノラマが広がります

7/26 12:20

奇岩　竹内門
次なる茶臼岳へ

7/26 12:44

奥が茶臼岳

7/26 12:57

はい　きました！

7/26 12:59

茶臼岳ゲット

7/26 12:59

易老岳・光岳方面

7/26 13:05

ライチョウにも会えました
3羽
この辺りが棲息の南限らしいので、この親子が日本で一番南にいるライチョウかもね

7/26 13:10

森が深くなっていく感じ伝わってきますね

7/26 13:13

仁田池
この風景憶えています

7/26 13:24

喜望峰まで辿りつきました

7/26 13:48

光岳はまだまだ遠い

7/26 13:51

この感じが光岳へのアプローチらしい
5年前を思い出します

7/26 14:07

易老岳ゲット

7/26 14:40

順調に歩を進める

7/26 14:43

7/26 15:12

静高平

7/26 15:13

ここの水場は最高です
まさに南アルプスの天然水です
キンキンに冷えてます

晴れの日が続くと枯れる事もあるそう

7/26 15:12

暑い身体に注入です

7/26 15:25

7/26 15:22

そして木道を行くと

7/26 15:25

光岳小屋

7/26 15:37

光岳ゲット
本日2コ目の日本百名山

7/26 15:38

きましたね、光岳
やはり奥深い

7/26 15:38

満足げな、くらまてんぐさん

7/26 15:40

展望スペースより

このうしろは日本有数の原生林が残るエリア

7/26 15:45

光石　
この石が光岳の名前の由来になっているという

7/26 15:45

ミヤマムラサキ
可憐な花なのに、厳しい岩場に咲きたがるという

7/26 15:50

ここはいつ来てもいいですね

7/26 15:47

感慨深げなくらまてんぐさん

7/26 15:47

いや〜、気持ちいい

よくここまで来れました

7/26 15:59

名残惜しいが、まだまだ下山が残ってますから

ちなみにこの辺りのハイマツは、日本最南端。
果ては世界最南端のハイマツ自生地だそうです

7/26 15:31

やさしいお顔のお地蔵さまにここまでの無事のお礼とこれからの無事の下山・帰阪をお願いしました

無事帰ってこれました。
こうしてレコを書けてます、ありがとうございました。

7/26 16:06

光小屋
今回は写真のみ
ここは宿泊に特別ルールがあったはずなので、利用する方は注意してください。

7/26 16:07

今来た道、そしてこれからまた帰る道

7/26 16:07

光小屋の前からは絶景が広がります

7/26 16:07

さぁ、下りよう

7/26 16:10

7/26 16:18

その前に今回のラストピーク

イザルヶ岳

7/26 16:20

相棒とふたり
ガッツポーズ

7/26 16:19

ここまでの無事の感謝と、これからの安全な下山を祈って山の神様にお願いの雄たけび

7/26 16:22

ここも360度の大パノラマが広がります

7/26 16:22

しっかりとこの風景を目に焼きつて帰ります！

7/26 16:31

静高平
トリカブトの青が鮮やか

7/26 16:31

給水バッチリ

ここから一気に易老渡を目指す！！！
約1600mの標高差を一気に下山

何とか暗くなる前の下山を目指す

7/26 16:51

走って走って三吉平
深田久弥さんはこの辺りで（三吉小屋跡と呼ぶ林間の空地）陣幕を張ったとか

7/26 17:04

三吉ガレ

7/26 17:04

7/26 17:23

易老岳
何気に掴んだこの看板が易老渡ルートの30番目のゴールを示す、看板だったようです

7/26 17:23

易老渡の標識がやっと出てきました
コースタイムは下山（3：20）か・・・

7/26 17:31

かなり急な道です
出だしからガレて岩場も幾つかあります

7/26 17:38

25番まで下りてきました
この標識をずっと辿って行けば、易老渡へ着きます

少し迷いやすそうな所幾つかもあります
なんとか暗くなる前に下りたい

7/26 17:46

大きなコブの木

もう膝がかなりのやられっぷりです

7/26 18:08

14番まで下りてきました
ヤバい、陽がかなり傾いてきてます

7/26 18:13

面平到着
ここが10番

7/26 18:43

そして急な下りを更に更にズンズン下りてやっと登山口まで下りてきました

7/26 18:43

なんとか明るいうちに下りてきました

易老岳から約1時間20分ちょいで下りてきました

7/26 18:44

やったジョーと叫んでおります

7/26 18:44

喜びをかみしめております

7/26 18:44

こちらクールなくらまてんぐさん

7/26 18:44

易老渡〜便ヶ島まで約1.2��
さすがに疲れたので、歩きます

7/26 18:50

あの辺が聖岳かな？
あそこから一日でグルッとよく帰ってこれましたね〜

7/26 19:00

本日の足回りはHOKAのクリフトンとサロモのゲイターでした

7/26 19:12

暗くなる頃、スタートの聖岳登山口へまた戻ってこれました

やりました！！！

7/26 19:13

満足げなくらまてんぐさん
お疲れ様でした。

7/26 19:15

この周回ルートはかなりながんばり甲斐がありましたね

7/26 19:17

約34��
行動時間は13時間40分位でした
そりゃあもう当然ヘロヘロですよ(*_*;

7/28 20:58

高低グラフ
いきなり2,000m登って
ラストは1,300m一気に下りてますね

7/28 21:01

my　gps

7/28 21:00

my　gps
この1day縦走はなかなかでしたね〜

お疲れ！

撮影機器：

DSC-RX100 SONY

感想

mimiyan

中央アルプス・北アルプスと来たらやはり、南でしょってことで、5年ぶり、2回目となる南アルプスの南部へ行ってきました。

でもそこはくらまてんぐさん、簡単なコース設定ではありません(+o+)
相変わらずそんなんホンマに行けんのっ！？ていう、ギリギリのど変態コースを用意してきますね。

まぁ、そうして今まで鍛えられてきたんですが。。。


ちなみに5年前は2泊3日の行程で　大阪から車で（7時間くらいかかったかな？）畑薙ダムまでいって
1日目　畑薙ダムからバスで椹島〜千枚岳〜悪沢岳〜荒川3山〜荒川小屋
2日目　赤石岳〜兎岳〜聖岳〜茶臼岳〜光岳・光小屋
3日目　光岳〜イザルヶ岳〜茶臼岳〜横窪峠〜畑薙大吊橋
　というこちらもえげつないコースでしたね。
この時は晴れたのは初日のみであとはガスや雨の記憶でした。　
あと、帰りにガンダム博に行って興奮したのを覚えてます。
（くらまてんぐさんは、山オタクでもあり、ガンオタでもあります）　

さて、今回は5年前とは打って変わって、いい天気に恵まれました。
中央アルプス同様に、「晴れたらこんな感じのとこやったんやー」の連続でした。

奥深い南アルプスの最深部に当たる、光岳。
どっしりとした南アルプスの主峰の一つ聖岳。
この二つを繋ぐ2,000mを越える稜線は、眺望も抜群で、花も多く、トレイルもしっかりしていて、そして走りやすい。

南ア北部や中央も北も勿論いいですが、僕はこのエリア好きですね〜

そして今回は、スゴイ方お二人に出会えました！
阪田啓一郎さん・石田賢生さん。
あのTJARで上位入賞を果たした実力者二人。

正直あんな過酷なレースに出て、しかも完走まで果たす人達はどこか人間離れして、ストイックで、近寄りがたいものがあるのかと勝手に思ってましたが、お会いしてお話させてもらえれば、（ホントに失礼ですが）普通のお二人で、そんなスゴイ事をやり遂げるような方には見えず、僕らとそんなに違わないやんと（失礼ですが）勝手に親近感を湧いてしましました。

気さくにお話していただいて、ありがとうございました。
この出会いは自慢できますね(^o^)丿
そして写真は宝物ですね。


はい、ということで
聖岳〜光岳の1day縦走ヘロヘロなりましたが、天気にも恵まれ、とても楽しかったです。
無事に大阪に帰ってきてます。

出会った方々、お世話になった方々、ありがとうございました。
丈夫に産んでくれた両親に感謝です。
いい山をありがとうございました。
くらまてんぐさん、今回も大満足コースありがとうございました。
そしてお疲れ様でした。
次はどこに行きますかね(^o^)丿

楽しい山、そして無事の下山、山の神様に感謝感謝です。



最後まで読んで下さった方ありがとうございました。