記録ID: 688661
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
裏銀座縦走(槍のてっぺんからのご来光は最高でした!)
2015年07月30日(木) ~
2015年08月01日(土)
- GPS
- 56:00
- 距離
- 56.1km
- 登り
- 4,977m
- 下り
- 4,525m
コースタイム
1日目
- 山行
- 12:59
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 13:37
2日目
- 山行
- 9:22
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 10:01
3日目
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:10
水晶小屋が布団に3人状態であったため、水晶岳を諦めて三俣山荘まで行きました。水晶小屋のご主人に三俣山荘に18時着程度になると連絡いただきました。
水晶小屋は私が移動したのち、三俣から10名程度すれ違ったので大混雑だったでしょう。
水晶小屋は私が移動したのち、三俣から10名程度すれ違ったので大混雑だったでしょう。
天候 | 30日:くもり、31,1日:はれ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
1日:さわやか信州号(上高地バスターミナル) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆七倉ダム〜高瀬ダム 4時出発で真っ暗の中、進みます。5時半まではタクシーも入ってこないため、ひたすら歩きます。(ヘッドライトはあった方がいいでしょう。) 高瀬ダムの上まで上がるのがちょっときついかな。すべて舗装された道です。 ◆高瀬ダム〜烏帽子小屋 高瀬ダムからブナ立尾根にとりつくまでトンネル、つり橋、工事現場横断といろいろあります。ブナ立尾根は、北ア三大急登というだけにきついのぼりですが、整備され、かつ標識が12からカウントダウンされているので目安になります。 ◆烏帽子小屋〜野口五郎小屋 注意する箇所はありますが、特に問題ありません。 ◆野口五郎小屋〜水晶小屋 こちらも真砂岳付近が要注意ですが、特に問題ありません。 ◆水晶小屋〜三俣山荘 訳あって鷲羽岳を通らずに黒部川水源地標を経由して三俣山荘へ。 こちらのルートも整備はされていますが、地図のコースタイム通りには歩けませんでした。また、雪渓を歩くので要注意です。 ◆三俣山荘〜鷲羽岳往復 登りも下りも要注意ですが、特に問題ありません。 ◆三俣山荘〜双六小屋 三俣蓮華から稜線ルートで双六岳を経由しました。三俣蓮華への登りが少々きついですが、こちらも整備されています。 ◆双六小屋〜槍ヶ岳山荘 西鎌尾根までは多少注意は必要ですが、歩きやすい道です。西鎌尾根にとりつくとこれまでの道とは様相が変わり岩稜の道になります。クサリ等もありますので要注意です。また、ひたすら登ります。ブナ立尾根が楽に思えます。 ◆槍ヶ岳山荘〜槍ヶ岳山頂往復 目印に注意して三点確保でのぼります。クサリ、はしごもあり高度感は半端ないです。ただし、頂上からの眺めは最高です。下りは上り以上に注意が必要ですが、目印に沿って行きましょう。上り下りのルートが異なる部分と重なる部分があるので、お互い譲り合いましょう。 ◆槍ヶ岳山荘〜上高地バスターミナル 槍ヶ岳山荘からしばらくいっきに下ります。下りきったところに雪渓が2か所ありますので要注意です。その後はなだらかな下りが横尾までで、横尾からはほぼ平坦な道が続きます。 |
その他周辺情報 | 日帰り入浴可能な宿泊施設が数か所ありますが、どこも12時からでした。 私が利用させていただいたのは、「上高地アルペンホテル」です。 料金¥600(タオルは持参) |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
シェラフ
ヘルメット
|
---|
感想
夏休み期間の後半に3日間空けられたので、迷わず裏銀座を選びました。2泊3日だったので毎日アルペン号で七倉ダムに入り上高地に抜けるルートです。若干きつめかと思っていましたが、初日のちょっとしたトラブルにより2日は余裕を持って歩けました。水晶岳を踏めなかったのは残念ですが、またの機会に取っておきます。
裏銀座は素晴らしく2,3日目は天候にも恵まれ最高の景色が堪能できました。また、水晶小屋から三俣山荘へのルートを鷲羽を避けて黒部川源流を歩いていると、なんとライチョウの一家が。人間を恐れることなく足元まで寄ってきました。昨年も見ましたが可愛いですね。
さて、今回の一番の目的であった槍の登頂ですが、日の出前に登頂し、ご来光を見ることができました。西側には槍の影が長く伸びており、月とのコラボがいい感じでした。槍の頂上からの眺めは遮るものが何もないので360度見渡せます。久しぶりに快晴の眺めを堪能できました。後ろ髪引かれる思いで下山し、上高地を目指しますが非常に長いルートで足に来ました。めったに痛むことのない右ひざが痛み、歩くペースを落としての下山となりました。
距離も50卍兇離蹈鵐阿併格發でした。何度でも歩きたいコースです。また行く際は今回踏めなかった水晶や薬師、黒部五郎へも行きたいです。
それにしても3日間家を空ける許可をくれた家族に感謝です。
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コメント
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お気に入りに追加させていただきました。
いつかの参考にさせていただきます。
写真もたくさんあり、参考になります。
masa1173さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。3000m以上の稜線がお好きとか。
3000mには足りなないですが、稜線からの景色は素晴らしいです。ぜひ行ってみてください。
お疲れ様です。
どこに行ったかと思えば・・・
槍からの御来光、すばらしいですね〜
秋には「劔」ですか?
裏銀座、よいですね。
訳あって、9月上旬に新穂高ー双六、三俣近辺(黒部五郎、水晶、鷲羽、雲の平)−新穂高を計画しています。参考にさせていただきます。
三俣近辺の情報、詳しく聴かせてください。
mitarouさん、お疲れさまです。
ええ、「槍」ました!「剱」ですか、まずは黒戸尾根に挑戦はしようと思っていますが。
今回の山行で初日に2回ほど太もも内側が攣ったので、足を再度鍛え直さないとと思っています。
9月上旬の件、承知です。一杯やりながら話しますか?
縦走おつかれさまでした。
3日間で60Km弱ですか、すごいですね。
写真で見る景色もほんと別世界で、なんかいつまでも見ていたいと感じですね。
今後ゆっくりと聞かせてください。
NANBUさん、お疲れさまです。
いいところでした。特に歩いた稜線の西側が良かったです。
距離はもう少し長いと思います。GPSではなく手入力なので。まぁ日程的にあと1,2日余裕があったらなぁと思います。結構な強行軍でしたので。
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