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Yamareco

記録ID: 6943071
全員に公開
ハイキング
甲信越

丹後山〜中ノ岳

2024年06月14日(金) ~ 2024年06月15日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
18.1km
登り
2,119m
下り
2,119m

コースタイム

1日目
山行
4:02
休憩
0:31
合計
4:33
8:36
38
9:14
138
11:32
12:03
66
五合目
13:09
丹後山避難小屋
2日目
山行
6:19
休憩
0:59
合計
7:18
4:51
1
丹後山避難小屋
4:52
30
丹後山
5:22
32
大水上山
5:54
129
兎岳
8:03
8:38
78
9:56
10:20
109
日向山
12:09
十字峡登山口
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
十字峡の駐車場(無料)
何ヶ所か停められる場所がある
コース状況/
危険箇所等
兎岳〜中ノ岳は残雪あり
登山口近くの三国川ダムにトイレがあったので立ち寄る。
ついでにダム見学。
登山口近くの三国川ダムにトイレがあったので立ち寄る。
ついでにダム見学。
下界を見下ろす。車でここまで標高を稼いだ。
下界を見下ろす。車でここまで標高を稼いだ。
橋を渡った先の駐車場に車を停める。標高440m。
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橋を渡った先の駐車場に車を停める。標高440m。
足元の三国川は水が非常にきれいだ。ここから飛び込みたくなってくる。
足元の三国川は水が非常にきれいだ。ここから飛び込みたくなってくる。
ここから先は車が入れないようバリケードがある。
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ここから先は車が入れないようバリケードがある。
転落防止のブロックの上に、なぜか1つずつ石が置かれている。
転落防止のブロックの上に、なぜか1つずつ石が置かれている。
三国川沿いの林道を歩いていく。
山と高原地図には7月上旬まで残雪が道をふさぐと書かれているが、
雪の痕跡など全く見当たらない。
これも地球温暖化の影響なのだろうか?
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三国川沿いの林道を歩いていく。
山と高原地図には7月上旬まで残雪が道をふさぐと書かれているが、
雪の痕跡など全く見当たらない。
これも地球温暖化の影響なのだろうか?
岩の間から水が染み出して小さな滝を作っている。
岩の間から水が染み出して小さな滝を作っている。
道路にある大きな水たまりに大量のオタマジャクシが住んでいる。
この水は干上がらないのだろうか?
道路にある大きな水たまりに大量のオタマジャクシが住んでいる。
この水は干上がらないのだろうか?
40分ほどで登山口に到着する。
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40分ほどで登山口に到着する。
ここから登山道に入っていく。
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ここから登山道に入っていく。
鉄砲平に到着。ここが一合目だ。
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鉄砲平に到着。ここが一合目だ。
急斜面の登山道が続く。
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急斜面の登山道が続く。
立派なブナの木。すぐ横で枯れている木もかなりの大木だ。
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立派なブナの木。すぐ横で枯れている木もかなりの大木だ。
まだ二合目なのに結構疲れている。普段は気づけば六合目くらいなのに。
荷物が重いと登るのが大変だ。
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まだ二合目なのに結構疲れている。普段は気づけば六合目くらいなのに。
荷物が重いと登るのが大変だ。
左手に本山行の目的地の中ノ岳が聳えている。
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左手に本山行の目的地の中ノ岳が聳えている。
立派な松の木。
ギンリョウソウ。
ギンリョウソウ。
右手に見えるのは立派な山容の下津川山。登山道が無い山だ。
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右手に見えるのは立派な山容の下津川山。登山道が無い山だ。
ウラジロヨウラク。
ウラジロヨウラク。
林床にはマイヅルソウがたくさん見られる。
林床にはマイヅルソウがたくさん見られる。
この辺りはブナの木が多い。
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この辺りはブナの木が多い。
ようやく五合目に到着。疲れたのでここで昼食休憩をとることにする。
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ようやく五合目に到着。疲れたのでここで昼食休憩をとることにする。
緑のトンネルが目に眩しい。
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緑のトンネルが目に眩しい。
イワカガミ。マイヅルソウと並んであちらこちらに咲いている。
イワカガミ。マイヅルソウと並んであちらこちらに咲いている。
丹後山の稜線が見えてきた。
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丹後山の稜線が見えてきた。
その左には鋭角に聳える中ノ岳。
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その左には鋭角に聳える中ノ岳。
タムシバとオオカメノキ。どちらも白い花をつけている。
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タムシバとオオカメノキ。どちらも白い花をつけている。
六合目に到着。五合目まで大変だったのに、六合目はずいぶんと近い。
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六合目に到着。五合目まで大変だったのに、六合目はずいぶんと近い。
遠くに下界が見える。だいぶ高いところまで上がってきた。
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遠くに下界が見える。だいぶ高いところまで上がってきた。
森林限界を超える。今日は下界の気温が30度超えで、直射日光が暑い。
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森林限界を超える。今日は下界の気温が30度超えで、直射日光が暑い。
ちょっとした鎖場が出てくるが、簡単に越えられる。
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ちょっとした鎖場が出てくるが、簡単に越えられる。
標高を上げるとツマトリソウが見られるようになる。可憐な花だ。
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標高を上げるとツマトリソウが見られるようになる。可憐な花だ。
ミツバツチグリだろうか?数は少ないが黄色い花も咲いている。
ミツバツチグリだろうか?数は少ないが黄色い花も咲いている。
オノエラン。
八合目に到着。七合目は見当たらなかった。五合目から先はずいぶんと間隔が短い。
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八合目に到着。七合目は見当たらなかった。五合目から先はずいぶんと間隔が短い。
すぐ目の前には丹後山が横たわる。つかみどころのない、のっぺりとした山だ。
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すぐ目の前には丹後山が横たわる。つかみどころのない、のっぺりとした山だ。
あちらこちらでタテヤマリンドウが見られるようになる。
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あちらこちらでタテヤマリンドウが見られるようになる。
九合目で主稜線に到達する。
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九合目で主稜線に到達する。
ここから南に向かう尾根は、遠く巻機山に続いているが、登山道は無い。
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ここから南に向かう尾根は、遠く巻機山に続いているが、登山道は無い。
薄っすらと踏み跡が見えるが、ほとんど藪漕ぎだ。
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薄っすらと踏み跡が見えるが、ほとんど藪漕ぎだ。
ここから丹後山目指して笹原の中を歩いていく。
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ここから丹後山目指して笹原の中を歩いていく。
中ノ岳と、その左に八海山が見える。
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中ノ岳と、その左に八海山が見える。
笹原の中に丹後山避難小屋が見えてきた。
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笹原の中に丹後山避難小屋が見えてきた。
左:中ノ岳、右:巻機山の標識。まるで巻機山まで登山道が通じているかのような書き方だ。
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左:中ノ岳、右:巻機山の標識。まるで巻機山まで登山道が通じているかのような書き方だ。
丹後山避難小屋に到着。久々の重い荷物の登山でかなり疲れてしまった。
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丹後山避難小屋に到着。久々の重い荷物の登山でかなり疲れてしまった。
小屋の中はきれいに清掃されている。
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小屋の中はきれいに清掃されている。
小屋に荷物を置いたら丹後山まで行ってみる。
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小屋に荷物を置いたら丹後山まで行ってみる。
立派な石柱は上部に「丹後山」と彫られている。
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立派な石柱は上部に「丹後山」と彫られている。
山頂からは360度の展望が広がるが、だだっ広いため周囲の山をあまり望めない。
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山頂からは360度の展望が広がるが、だだっ広いため周囲の山をあまり望めない。
時間は有り余っているので、周囲の景色を眺めるためウロウロと歩き回る。
下津川山と、右奥に見えるのは巻機山だ。
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時間は有り余っているので、周囲の景色を眺めるためウロウロと歩き回る。
下津川山と、右奥に見えるのは巻機山だ。
明日歩く予定の中ノ岳に続く稜線。
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明日歩く予定の中ノ岳に続く稜線。
中ノ岳は鋭角に聳える非常に立派な山だ。この辺りでは標高も一番高い。
ダサいのは名前だけで、もっと評価されてよい山だと思う。
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中ノ岳は鋭角に聳える非常に立派な山だ。この辺りでは標高も一番高い。
ダサいのは名前だけで、もっと評価されてよい山だと思う。
この辺りにも花は多い。ミツバオウレンがたくさん咲いている。
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この辺りにも花は多い。ミツバオウレンがたくさん咲いている。
コミヤマカタバミ。
コミヤマカタバミ。
アズマイチゲ。もう花は終わりかけだ。
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アズマイチゲ。もう花は終わりかけだ。
小屋に着いて5時間。暇を持て余したが、だいぶ日が傾いてきた。
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小屋に着いて5時間。暇を持て余したが、だいぶ日が傾いてきた。
笹原と小屋が夕日に照らされている。
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笹原と小屋が夕日に照らされている。
夕日を浴びる平ヶ岳。いつか行ってみたい山だ。
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夕日を浴びる平ヶ岳。いつか行ってみたい山だ。
ガサゴソと音がしたので見てみると、一頭のシカが笹原を駆けている。
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ガサゴソと音がしたので見てみると、一頭のシカが笹原を駆けている。
19時。ようやく日の入りの時間。
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19時。ようやく日の入りの時間。
山の向こうに沈むかと思ったら、それより少し上の方で太陽が沈んでいく。
ここからだと全く見えないが、あの位置に水平線があるようだ。
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山の向こうに沈むかと思ったら、それより少し上の方で太陽が沈んでいく。
ここからだと全く見えないが、あの位置に水平線があるようだ。
完全に日が沈んだ。丹後山避難小屋で宿泊するのは自分一人。
明日に備えて早めに寝る。
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完全に日が沈んだ。丹後山避難小屋で宿泊するのは自分一人。
明日に備えて早めに寝る。
日の出の時間は4時半。太陽は再び雲の中に隠れていく。
2
日の出の時間は4時半。太陽は再び雲の中に隠れていく。
雲の上から再び日の出。
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雲の上から再び日の出。
朝食をとったら出発。まずは丹後山へ。標高1809m。
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朝食をとったら出発。まずは丹後山へ。標高1809m。
太陽に照らされて雪渓がオレンジ色に光っている。
2
太陽に照らされて雪渓がオレンジ色に光っている。
ショウジョウバカマ。ほとんど終わりかけだが、ところどころ咲いている花がある。
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ショウジョウバカマ。ほとんど終わりかけだが、ところどころ咲いている花がある。
タテヤマリンドウは日の光が当たるまで花を閉じている。
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タテヤマリンドウは日の光が当たるまで花を閉じている。
どこを見渡しても山また山。
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どこを見渡しても山また山。
笹原の中の道を歩いていく。
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笹原の中の道を歩いていく。
利根川水源碑。ここが流域面積日本一の利根川の最初の一滴だ。
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利根川水源碑。ここが流域面積日本一の利根川の最初の一滴だ。
この沢が利根川最奥部だ。
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この沢が利根川最奥部だ。
まだ大きな雪渓が残っている。ここで解け出した水のうち、
何パーセントが蒸発せずに太平洋まで辿り着くのだろう?
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まだ大きな雪渓が残っている。ここで解け出した水のうち、
何パーセントが蒸発せずに太平洋まで辿り着くのだろう?
朝陽に輝く中ノ岳。
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朝陽に輝く中ノ岳。
こちらは巻機山。空気が澄んでいて遠くまでよく見える。
2
こちらは巻機山。空気が澄んでいて遠くまでよく見える。
大水上山から平ヶ岳に続く尾根。魅力的な尾根だが、ここも登山道は無い。
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大水上山から平ヶ岳に続く尾根。魅力的な尾根だが、ここも登山道は無い。
大水上山山頂に到着。標高1831m。
群馬県の最北端だ。
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大水上山山頂に到着。標高1831m。
群馬県の最北端だ。
右手に見える兎岳まで、いったん降って登り返す。
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右手に見える兎岳まで、いったん降って登り返す。
ハクサンチドリの花が咲いている。
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ハクサンチドリの花が咲いている。
兎岳に到着。標高1926m。
標識がかわいらしい。
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兎岳に到着。標高1926m。
標識がかわいらしい。
越後三山が並んでいる。主峰の中ノ岳がひときわ大きい。
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越後三山が並んでいる。主峰の中ノ岳がひときわ大きい。
歩いてきた稜線を振り返る。
3
歩いてきた稜線を振り返る。
兎岳から荒沢岳に続く尾根道。近年登山道が整備された。
いつか歩いてみたい道だが、荒沢岳まではかなり遠い。
2
兎岳から荒沢岳に続く尾根道。近年登山道が整備された。
いつか歩いてみたい道だが、荒沢岳まではかなり遠い。
少しだけハクサンコザクラが咲いている。
2
少しだけハクサンコザクラが咲いている。
残雪地帯に突入。まだ登山道にこんなに豊富に残雪があるとは思わなかった。
まだ6時で雪の表面が固く、滑って歩きにくい。
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残雪地帯に突入。まだ登山道にこんなに豊富に残雪があるとは思わなかった。
まだ6時で雪の表面が固く、滑って歩きにくい。
この辺りはなぜか枯れ木が多い。
2
この辺りはなぜか枯れ木が多い。
アカモノ。
カタクリ。
ところどころでツツジの花も残っている。
ところどころでツツジの花も残っている。
この辺りで中ノ岳避難小屋泊と思われる人とすれ違う。
2
この辺りで中ノ岳避難小屋泊と思われる人とすれ違う。
これはオオサクラソウだろうか?写真ではあまり正しい色にならないが、
かなり濃い赤紫色の花でよく目立つ。
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これはオオサクラソウだろうか?写真ではあまり正しい色にならないが、
かなり濃い赤紫色の花でよく目立つ。
ツバメオモト。
最低鞍部まで降る。ここから中ノ岳まで350mほどの登りだ。
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最低鞍部まで降る。ここから中ノ岳まで350mほどの登りだ。
まっすぐな雪渓が続いている。おそらく滝沢だ。
背後の格好良い山は荒沢岳。
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まっすぐな雪渓が続いている。おそらく滝沢だ。
背後の格好良い山は荒沢岳。
あちらこちらにシラネアオイが咲いている。1属1種の日本の固有種。
この花を見るのは日光白根山に登った時以来、2度目だ。
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あちらこちらにシラネアオイが咲いている。1属1種の日本の固有種。
この花を見るのは日光白根山に登った時以来、2度目だ。
歩いてきた稜線を見渡す。真ん中が兎岳、右端が本日の出発地点の丹後山だ。
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歩いてきた稜線を見渡す。真ん中が兎岳、右端が本日の出発地点の丹後山だ。
中ノ岳まであともう少し。
2
中ノ岳まであともう少し。
ツガザクラ。小さくてかわいい花だ。
2
ツガザクラ。小さくてかわいい花だ。
イワナシ。
刃物のようにとがった雪。左から奥に進んで雪の上に乗る。
この辺りは十字峡登山口からの道との合流点。
もう朝一で登ってきた先行者がいる。
2
刃物のようにとがった雪。左から奥に進んで雪の上に乗る。
この辺りは十字峡登山口からの道との合流点。
もう朝一で登ってきた先行者がいる。
山頂直下、シャクナゲの花が咲いている。
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山頂直下、シャクナゲの花が咲いている。
中ノ岳に到着。標高2085m。
出発から3時間以上かかり、思った以上に長い道のりだった。
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中ノ岳に到着。標高2085m。
出発から3時間以上かかり、思った以上に長い道のりだった。
目の前に見えるのは荒沢岳。
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目の前に見えるのは荒沢岳。
こちらは八海山。迫力のある姿だ。
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こちらは八海山。迫力のある姿だ。
すぐそばに懐かしい中ノ岳避難小屋が建っている。
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すぐそばに懐かしい中ノ岳避難小屋が建っている。
少し寄り道して中ノ岳避難小屋を覗いてみる。
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少し寄り道して中ノ岳避難小屋を覗いてみる。
中は16年前と変わらず、きれいに清掃されている。
2
中は16年前と変わらず、きれいに清掃されている。
中ノ岳避難小屋まで足を延ばしたもう1つの理由は、越後駒ヶ岳の眺め。
ここまで来れば、立派な山容の越後駒ヶ岳の全容が眺められる。
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中ノ岳避難小屋まで足を延ばしたもう1つの理由は、越後駒ヶ岳の眺め。
ここまで来れば、立派な山容の越後駒ヶ岳の全容が眺められる。
山頂で休憩と少し登山者とおしゃべりをしたら、下山を開始する。
分岐点のある雪渓までは元来た道を降る。
2
山頂で休憩と少し登山者とおしゃべりをしたら、下山を開始する。
分岐点のある雪渓までは元来た道を降る。
ここから尾根道を降っていく。眼下の丸い平地が日向山だ。
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ここから尾根道を降っていく。眼下の丸い平地が日向山だ。
最高の展望が広がる尾根道。正面が巻機山だ。
今回の山行ではずっと巻機山が見えていた。
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最高の展望が広がる尾根道。正面が巻機山だ。
今回の山行ではずっと巻機山が見えていた。
しおれかけのヒメシャガ?
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しおれかけのヒメシャガ?
中ノ岳に向かう登山者と次々とすれ違う。
みんな普通に歩いているが、単純標高差でも1600m以上あるかなり大変なルート。
この山域に来る人は健脚者ばかりなのだろうか?
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中ノ岳に向かう登山者と次々とすれ違う。
みんな普通に歩いているが、単純標高差でも1600m以上あるかなり大変なルート。
この山域に来る人は健脚者ばかりなのだろうか?
ゴゼンタチバナ。
ゴゼンタチバナ。
ツクバネウツギ。本当にこの山はたくさんの種類の花が咲いている。
一面お花畑、というのは無いが、雪解け直後ということもあり、いろいろな花が目を楽しませてくれる。
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ツクバネウツギ。本当にこの山はたくさんの種類の花が咲いている。
一面お花畑、というのは無いが、雪解け直後ということもあり、いろいろな花が目を楽しませてくれる。
日向山に近づくと傾斜が緩み、残雪が多く出てくる。
この辺りは平らなので歩くのに支障はない。
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日向山に近づくと傾斜が緩み、残雪が多く出てくる。
この辺りは平らなので歩くのに支障はない。
小さな池。ここは雪が完全に溶けて無くなっている。
登山道がちょっと水浸しだ。
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小さな池。ここは雪が完全に溶けて無くなっている。
登山道がちょっと水浸しだ。
五合目に到着。
五合目のところに日向山の標識があったが、少し登った先が本当の山頂。
ここには雨量観測所がある。
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五合目のところに日向山の標識があったが、少し登った先が本当の山頂。
ここには雨量観測所がある。
三角点があるのはこちら。日向山、標高1561m。
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三角点があるのはこちら。日向山、標高1561m。
中ノ岳を仰ぎ見る。だいぶ降ってきたがまだ半分だ。
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中ノ岳を仰ぎ見る。だいぶ降ってきたがまだ半分だ。
こちらは八海山。
まだ10時だが、朝早かったのでここで昼食休憩をとる。
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こちらは八海山。
まだ10時だが、朝早かったのでここで昼食休憩をとる。
三国ダムが見えてきた。下山まであともうひと踏ん張りだ。
2
三国ダムが見えてきた。下山まであともうひと踏ん張りだ。
中ノ岳から見下ろしていた周囲の山々は、もう遥かな高みにある。
2
中ノ岳から見下ろしていた周囲の山々は、もう遥かな高みにある。
三合目まで降ってきた。かなり足が疲労してきた。
降りでこんなに疲労するとは誤算だ。
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三合目まで降ってきた。かなり足が疲労してきた。
降りでこんなに疲労するとは誤算だ。
岩場を降る。
続いて鎖の設置された急斜面の登山道。
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続いて鎖の設置された急斜面の登山道。
一合目。あと僅かだ。
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一合目。あと僅かだ。
最後はなぜか鎖の設置された、いびつな階段になっている。
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最後はなぜか鎖の設置された、いびつな階段になっている。
無事下山。足が疲れ果てた。日ごろの鍛錬不足か、歳のせいか。
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無事下山。足が疲れ果てた。日ごろの鍛錬不足か、歳のせいか。
駐車場まで少し車道を歩く。
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駐車場まで少し車道を歩く。

感想

今回の山行は天候に恵まれ、最高の展望と、そして多くの花々を眺めることができた。
一方、体力的にはかなりきつく、体力の衰えを感じた山行だった。

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