御嶽山(RW→五ノ池泊)周遊
- GPS
- 12:21
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,524m
- 下り
- 1,535m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:00
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 2:25
- 合計
- 7:59
天候 | 初日曇りのち雨のち曇りガス強風 2日目晴れ強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
女人堂から三ノ池へのルートは通行止め |
その他周辺情報 | 鹿の瀬温泉は、下山時「本日臨時休業」とありました |
写真
感想
週末の天候がビミョーなため、より安定した天気を求めた結果、選んだ山は御嶽山
遠いのに単独峰でなかなか行く機会なく、提案したらメンバーの即応、即小屋予約により、決定
1日目
登山開始時は、天気もよく、花の写真をとりながら楽しく登っていたが、
急な坂登りになるあたりから、「昼過ぎ雨予報」どおりの雨、それも結構な雨量
私はいつものごとく登山開始しばらくの気分不良に、雨もあってペースが落ちたところ、刈谷市からのグループとご一緒に登る状態に
とりあえず女人堂にたどり着いたときはホッとしました
三ノ池へトラバースルートで向かうつもりでいたところ、この時期は通行止めだよ!と衝撃の発言、二の池回りで行くのでプラス1時間!
石室山荘では、登山道が小屋の中を通る、という別の衝撃を受けつつ、ブルーシートが敷かれた板の間に腰掛けさせていただき、雨が止んだことを喜びながら、二の池山荘に向かう
稜線に出たら、岩岩の道が白い平らな道に
左手は雪?白いよ?いや、火山灰では?と話しつつ、砂のような道を歩き、二の池山荘へ
温かく迎えていただき、危なかったら戻ってきたらよいよ、と言われながら、五ノ池山荘へ
雨は上がるも強風がますます激しくなり、ガスも濃くなり、道しるべの○を確実に見つけながら、賽の河原の白竜避難小屋へ(小屋があれば休みたい風の強さ)
避難小屋の先、二の池山荘で小屋の人に相談した、三ノ池側からの巻き道を進むため、分岐を探す
20m先も見えていなかったと思う
分岐が登りなので登ってみたら、進行方向と思われる場所に雪渓
雪渓のときはトラバースせずに引き返すことにして、階段のような下りを進んでみたら、コースは雪面よりだいぶ下にありました
風は背面からの吹上げになり、横風よりは歩きやすく、ガスの中、写真は撮れないものの花畑を堪能しながら尾根にでて、まもなく「五の池小屋」の石碑を発見
小屋どこ?と近づくとぼんやり建物の影がみえ、ようやく宿泊場所に到着
遅くなってしまって、心配をおかけしました
(二ノ池が電波が届くと聞いたときに、五ノ池に電話をいれるべきでした)
着替えて、乾燥室に濡れたものを置き、おいしい夕食とその後の焼きたてピザをいただいて、翌朝に備えて就寝です
2日目
朝
日の出は雲海の上からでした
五ノ池を初めて目にしました
強風がなければ、テラスでのんびり青い池を見るのもよいですね
5時30分の朝食を食べてから、体調不良のH女史は小屋で休み、
荷物を置いたまま、3人で継子岳一周のハイキングへ
寒さに強い私も、さすがの強風に、すぐにダウンを着る
着るためにウィンドブレーカーを脱ぐのもたいへん
花が多くて、立ち止まりが多い
強風のがれ場に、コマクサ咲いてました!
山頂下の風が少なめの場所は、花がたくさん
イワツメクサにミヤマダイコンソウ、
ミネズオウにミヤマキンバイ、アカモノ、コイワカガミ、チングルマ、
ミツバオウレン、アオノツガザクラは大群落、
タカネナナカマドも咲いていて、秋の紅葉も見事でしょうね
山頂は、板状節理を、ステゴサウルスの背びれのように立てたものがたくさんあって
不思議な風景でした
目の前に乗鞍岳、その北奥に北アルプス、北西側には白山、東に中央アルプスと南アルプスが一望できる、最強の場所でした
ライチョウがいるらしいが会うことができずに、五ノ池に戻り、
予約のアップルパイを食べて、五ノ池山荘を出発
お世話になりました
ハイキングと違って、荷物が重いと言いつつ、摩利支天分岐を目指す
来るときは避けた乗越に来て、(風を考えて)避けて正解とメンバーでつぶやいてた
賽の河原の広さを目にして、前日のガスの濃さを改めて思う
五ノ池でも二ノ池でも、心配されていたのだが、広さを知らないからこそ、確実に印を辿ることができたのだとつくづく感じました
白竜避難小屋の脇に銅像があることは前日も気づいていたが、銅像が銅の眼鏡をかけていることは気づけなかったし、避難小屋の脇に、御嶽山の案内板があることも気づかなった
強風でも、晴れはうれしい、ありがたい
二ノ池小屋では、2014年の噴火の話を小屋の方からお聞きしました。
小屋には噴石が置いてあり、池も噴火の火山灰で徐々に小さくなり、そのうち消えるだろうということ
小屋がシェルターになっていて、噴火対策をきちんと行っているから、安心して登山できること
剣が峰を登ると、避難シェルターがいくつもあり、当時噴火した地獄谷・八丁だるみが見え、多くの登山者が噴火に思いを馳せているようでした
剣が峰からは、あらゆる方向が見えて、展望のたのしさ、火山の荒々しさと多くの花々を楽しめる、来てよかったなと思われる山でした
下山は、登った道をひたすら下り、石室山荘付近では太陽にハロが現出
すれ違う登山者に教えてもらったようやく頭上をみて知りました(笑)
女人堂では、前日のお礼と昼食(餅入りおしるこ)を食べて、また下る
下り続けに飽きてきたところで、小動物が林道脇からちょろちょろ!
「やまね!」って言ってしまったが、後からメンバーが調べてみたら、小さいオコジョでした。オコジョですよね?
2匹が私たちを翻弄する
ロープウェイで下山し、鹿の鷁浩瑤臨時休業で、小坂温泉けやきの湯で入浴し、
県外メンバーと佐久平駅で別れて、帰宅しました
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