飯豊連峰 馬蹄形縦走【門内岳・北股岳・烏帽子岳・御西岳・飯豊本山】
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- GPS
- 32:00
- 距離
- 27.6km
- 登り
- 2,645m
- 下り
- 2,635m
コースタイム
- 山行
- 7:49
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 8:15
- 山行
- 10:40
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 11:13
特に下りは、途中から膝を打撲してからスローペースなのであまり参考になりませんが…
天候 | 14日:下界は薄曇りで天候の回復を期待してスタートしたのですが、稜線からはずっとガ〜ス〜で時々小雨が降ってました(T_T) 15日:朝からガ〜ス〜がかかってて稜線上は強風がビュービュー、雨も強くなったりと最悪な天候でした (;´Д`)!!! でも予定を変更して下山してたら、途中から雨が上がって蒸し暑くなり・・・(`へ´*)ノ 帰りに汗を流しに寄った飯豊梅花皮荘からは、夕日を浴びた綺麗な飯豊山塊が顔を出していました(  ̄▽ ̄)♪ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
山形県 小国町に入ってすぐ県道15号 飯豊登山口へと向い、道なりに走って行くと県道15号から260号へ変わり、そのまま進んで行くと飯豊山荘前登山口に着きます。 all舗装道路で道幅も有り乗用車でもぜんぜんOK〜d(⌒ー⌒)! 飯豊山荘の先と、ちょっと先の“湯の沢の橋”の辺りにも駐車場が有ります! |
コース状況/ 危険箇所等 |
マイナーコースなので危険個所はたくさん!!! 梶川峰コースも気をつけて歩かないといけませんが、特に大尾根コースの下りルートは要注意!【※まっ、登りでも充分デンジャランスですが…】 鎖やロープの無い岩(石)場や片側落ちている箇所多数有り…お好きなヒトにはたまらない山道です(^-^; でも飯豊は稜線上に出るととても歩き易く、どこまでも歩きたくなると思いますよ♪ ※ただし好天時のみですが… (*^^*) |
その他周辺情報 | 新潟方向からだと、荒川胎内ICを降りて関川村にコンビニが数件と新潟県民ご用達のホームセンター;コメリが有ります(^-^)v 時間が有れば“道の駅 関川”に寄っても楽しいかも… 下山後は飯豊山荘・飯豊梅花皮荘とも日帰り入浴が出来ます。大人:500円 |
写真
装備
備考 | 今回はもし酸素を持っていたら・・・ |
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感想
前々からお盆休みを使って「山でテン泊をしよう!」と言うお話しをM先生から頂いておりました。
予報だと若干天候に不安が残るものの、13日にお墓参りを済ませてから先生を迎えに行って県北に向かって出発!
今回の行先は、憧れの飯豊連峰♡
M先生の立てた山行計画は、飯豊の主だった山々をのんびりと二泊三日で回るプランでした♪
スタートは飯豊山荘で前泊をして翌朝ゆっくりとGO! 梶川峰コースから稜線に上がり、御西小屋から大日岳へ、戻って飯豊本山・本山小屋を見学して大尾根コースで下山する予定でしたが・・・
二日目の15日は朝から天候が悪く、御西小屋の様子を見てから大日岳行きをどぅするか決めようと話していたのですが想像通り早い時間から小屋はかなりの混みようです!!!
お盆で帰りの渋滞も気になったので、大日岳は今回は諦めその日の内に下山する事に急遽予定を変更して・・・
今回は(もかな?)経験豊富なM先生から、いろいろと山の事を教わりました。
山行計画の立て方や、その時の状況に応じたルート変更とか…また山行計画が決まったらそれに合わせての装備や食料・飲料水の準備と確認、ついでにパッキングのやり方までご指導頂きました! 本当にありがとうございましたm(_ _)m
前に何かの本で、その大きさを語る言葉で「遠い朝日、深い飯豊」と言うのを見た事があります。春先に滑った守門や浅草の上からから遠く浮かんで見えた大きな飯豊山塊は、ホントたっぷり歩ける魅力的お山で大満足でした。
また歩きにきますね♪
※追記:「梅花皮」とは、南洋諸島やインド・マレーの海域に生息するアカエイに似た魚(イバラエイ)の背中中央の縮れた感じの皮のことをいう。
この魚の皮に似ているのが飯豊連峰の石転び沢大雪渓で、スプーンカットされたザラ状の雪渓である為「梅花皮沢」の名がついたといわれている。 by 飯豊梅花皮荘
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新聞等のNEWSでご存知の方もおられると思いますが、お盆の飯豊で亡くなられた方がおりました!
14日に荒天の為、自分達が入った山小屋:梅花皮小屋の中には天候不順で逃げ込んだ人達の中に、とても具合が悪そうな方が一人横になって休まれてました。
小屋の管理人さんと、前に入られた四人組のパーティがいろいろと介抱していましたが、高山病にかかった様で一晩中かなり咳き込んでいて・・・
経験豊富なM先生[人間担当ではありません!]が、「小屋に携帯酸素やちょっとした薬が置いてあればすぐに対応が出来るのに!」、「症状がかなり酷いからもしかするとこのまま…」と話されておりました。
以前ほど登山者は多くないものの、山小屋や登山道を管理する人達の高齢化山間部の過疎化が進み、最低限必要な用具・装備や医療具やその知識が不足しているのが現状です!
もし山小屋に酸素や薬が常備してあって、下から無線等で的確な指示があれば今回の様な惨事は防げたのでは無いでしょうか?
飯豊の山小屋の管理者さん達が必死に介護していたのですが・・・
今回の山行で思った事:山遊びはあくまで『自己責任』ですが、自ら体調を考え絶対に無理はしない!【今までもかなり余力を残して歩いていたのですが、単独での山行を考えたらもぅ一回登り返せる位の体力を温存しとかなきゃいけないのかな!?】
あと最低限の山の知識《緊急の救助方法や地図読み・気象への対応方法などetc…》は絶対に必要だと強く感じました!!!
フォローさせて頂いてるkikkorin さんはよく登山道整備をされていますが、そんな人達のお陰で自分達が楽しませて貰ってる事に感謝しますm(_ _)m
長くなってしまいましたが、山の中では街中と違ってちょっとした事から大惨事に繋がりかねません! これからも楽しい山遊びが続けられます様に、皆さんも充分にお気をつけて歩かれてくださいねっd(⌒ー⌒)!
飯豊連峰縦走、お疲れさまでした(^^)/
あいにくのガスでしたが、美しい高山植物たちに出会えた山旅でしたね
重いザックであの「ダイグラ尾根」を下るのは、さぞかし大変だったでしょう
tomofox2さんのレコを拝見して、初めて梅花皮小屋でのアクシデントを知りました。亡くなられた方、そしてご家族の方々には、心よりお悔やみを申し上げます。
「単独での山行を考えたらもぅ一回登り返せる位の体力を温存しとかなきゃいけない…」
おっしゃるとおりです。また一つ、勉強させていただきましたm(_ _)m
こちらこそ、今回の山行が決まってから Forest21さんのレコを何度も見ながら飯豊をイメージしておりました!
当初二泊三日の予定だったので大尾根の帰りは、まだザックにたっぷり荷物
梅花皮小屋での事は“飯豊朝日連峰の登山者情報”に出ていますよ!
いろいろと考えさせられる山行でしたが、これからもお互い楽しい山遊びを続けて行きたいですね
山ではいろんな事が起こるものですね。私はまだ人(自分も含めて)の生死に関わるような場面に立ち会ったことはありませんが、自分になにが出来るのか考えさせられます。
私はいつも、自分を知ること(知ろうとすること)と自分を過信しないことを念頭に置いています。単独で山に入るのなら、絶対に他人に迷惑をかけない、すべて自分で完結するための心構えと準備(装備)が必要なのではないでしょうか。
私の宣伝をして頂いてありがとうございます
それよりも気持ちだけでボランティアでやっておられる方たちにはホント、頭がさがりますね。
これからも感謝の気持ちを持って山をエンジョイしましょう!
kikkorinさんのレコ、いつも拝見させて頂いてます
お仕事とはいえ、大変な作業をされているので本当に関心しております
kikkorinさんの仰る通り「自分を知ること(知ろうとすること)と自分を過信しないこと」、「単独で山に入るのなら、すべて自分で完結する」は基本ですよね!
それでも自然の中では予期せぬ出来事が起こり得るのですから・・・
今回もお世話になったM先生は、滑落等の事故は何度か直面した事が有るそうですが山小屋では今まで無かったと話しておりました。
タイムを競ったりチャレンジするのも楽しみ方の一つですが、自らの力で無事に下山するというのが最終目的であってほしいですね
ホント感謝の気持ちと基本を忘れずこれからも楽しみましょ
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