西穂-奥穂-前穂縦走(ジャンダルム経由)
- GPS
- 18:53
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,743m
- 下り
- 2,711m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:30
- 山行
- 10:29
- 休憩
- 4:18
- 合計
- 14:47
- 山行
- 1:43
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 1:44
天候 | 1日目くもり後雨、2日目晴れ(ガスあり)、3日目くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
今回コース上に雪は無し |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
携帯トイレ
|
---|
感想
以前より行きたいと考えていたジャンダルム経由の西穂-奥穂の縦走を行いました。さらに前穂の頂上に立つと日本の3000m峰すべてに登ったことになるので、今回いろんな意味で期待と不安が入り混じった山行になりました。
まず無雪期シーズンに入って早目の段階の時期に行きたいなと思いましたが、7月の初めは梅雨の真っ只中で天候が安定せず、その中で今回の日程では真ん中の日に1日晴れが続く予報だったため、当初2泊目を穂高岳山荘に考えていたのを岳沢まで下りる計画に予定を変更して山行に臨みました。
1日目は昼から雨予報だったため昼までに小屋に到着し、丁度テントを設営している頃に雨が降り出したため、雨に濡れながらの登山を避けることが出来ました。夕方に山の天気に詳しい山荘の支配人がテント場まで来てテント泊の人にも明日の天気について解説して下さりました(初めてこちらの小屋のテント泊を利用したためその事を知りませんでした)。その中で明日は天気は晴れるとのことでその点では予想通りでホッとしましたが、朝方はガスがかかり風がかなり強く吹く可能性があるということで少し心配になってきました。
2日目は少し早目の午前4時前に出発し、雨はやんでいましたが真っ暗でガスがかかり、さらに言われていたように稜線に出ると強風が吹き荒れていました。そういう状況で気分的には大分下がってしまいましたが、まずは西穂まで登りその時の状況で山行を続けるかどうか判断することにしました。幸い風は場所やタイミングによりかなり強度が変わり、さらに次第にガスが取れてきて周りの景色も見えるようになると不安も大分解消されました。そこで西穂から先も進んで行くことにしました。そこから先は緊張が続き、スリップは絶対に許されないため慎重に確実に進むことを優先させました。景色は風により目まぐるしく変わり、時折はっとするような一瞬に出合うこともありました。その中で何とか昼前に奥穂に到着することが出来ました。この日西穂山荘から奥穂山頂まで誰にもお会いせず、少なくとも反対側からコースに入られた方は誰もいらっしゃられないようでした。
その後無理せずエスケープで穂高岳山荘に向かうことも考えられましたが、その時点ではまだ大丈夫に感じそのまま進みました。ただ吊尾根を大分進んだ段階でおそらく筋肉疲労の影響か脚が踏んばれない状況になり大幅にペースが落ちてしまいました。重太郎新道では小屋が見えてもなかなか着かないもどかしさを感じながら、ここで怪我をしてしまったら意味がないと思い我慢しながらゆっくりと進みました。結果的に岳沢小屋に到着したのは午後7時前になってしまい、自分の体調面も含めた計画の甘さを痛感させられました。それでも3日目上高地まで無事到着し、反省の多い山行ではありましたが記憶に残る山行になりました。
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