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Yamareco

記録ID: 702130
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

後立山縦走【唐松→五竜→鹿島槍→爺】

2015年08月18日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
13:57
距離
29.5km
登り
3,186m
下り
3,330m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:06
休憩
1:49
合計
13:55
2:54
45
3:39
3:44
21
4:05
4:05
11
4:16
4:17
31
4:48
4:50
10
5:00
5:04
26
5:30
5:32
10
5:42
5:45
8
5:53
6:07
50
6:57
6:58
31
7:29
7:31
2
7:33
7:45
41
8:26
8:32
126
10:38
10:46
9
10:55
11:06
42
11:48
11:49
29
12:18
12:28
25
12:53
12:53
24
13:17
13:17
5
13:22
13:23
18
13:41
13:41
22
14:03
14:04
21
14:25
14:25
13
14:38
14:41
22
15:03
15:20
13
15:33
15:35
14
15:49
15:49
24
16:13
16:15
3
16:18
16:19
30
【駐車場〜唐松岳頂上山荘】
前日は遅くまで土砂降りの雨。出発できるかどうか不安だったが出発予定時刻には雨は上がり予定より15分遅れでスタート。第三リフト終点まではリフト沿いに整備用の道がついているのでそこを上がって行きます。その先クワッドのところで遊歩道をグルグル行ったり来たり迷ってしまい時間ロス。「八方池山荘」は通過しました。そこからは「八方尾根」をともかく上へと進みます。ケルンがいくつもあるはずなのですが、全く気づかないまま「第三ケルン」まで来てしまいました。夜明け前だからなぁ〜。反対を振り向くと扇雪渓の辺りで空が染まってきました。モーゲンロートに輝く雪渓を期待したが結局曇に隠れて日は昇らず。残念な朝です。気を取り直し前進「唐松岳頂上山荘」に到着。まだ早いのでひとまず「唐松岳」山頂へ。ガスガスで展望全く利かず、下山します。メチャ寒い。山荘でコーヒーを飲み先を急ぎます。レンジャーの方に声をかけていただきました。牛首の岩場は危険なので注意するようにとのアドバイス、有り難いです。

【唐松岳頂上山荘〜五竜山荘】
山荘を出ると早速、牛首の鎖場。昨夜の雨で岩肌が濡れており緊張します。荷物が軽いので滑っても落ちそうにけどともかく「鎖を離したらアウト」と自分に言い聞かせる。すぐに鎖には慣れてペースも上がってきた。展望がない分、次に目指すピークが見えないので淡々と目の前の道を進む。そろそろ着くかなと思っていたらガスの間に「五竜山荘」が見えた。この区間1時間30分で計画通りのスピード。唐松からここまで人には会わず。「五竜山荘」ではコーヒーを頂き、概念図を見るとGのついたピークを超えていくようだが展望がないので全く実感が湧かない。

【五竜山荘〜キレット小屋】
「五竜岳」の山頂は稜線からすこし外れたところにある。ちょうど分岐の所で山荘から空身でピストンしている方に写真を撮影していただいた。あの雨の中よく山荘までたどり着いたなと思う。「八峰キレット小屋」まではガレた道が続く。コースタイムは4時間。長いようだが鎖や梯子、ピークへの登り下りが続くので飽きない。相変わらずガスは濃いが調子は上がってきた。稜線にへばりつく様に建つキレット小屋で本日3杯目のコーヒー。

【キレット小屋〜冷池小屋】
「八峰キレット」は気の抜けない難所。片側が切れ落ちて落ちたら即アウト。鎖がしっかりしているので離さなければ問題ないが緊張が続く。先行のツアー団体に追いつくが抜ける場所がないので最後尾につく。全員ハーネスを付けていたのでキレットの鎖はカラビナを架け替えて通過したのだろう。本日のハイライトである「鹿島槍」はまず「北峰」から。一面灰色の世界で今日はついていないと思ったらなんと目の前を雷鳥がトコトコ歩いている。逃げないというか飛べないようだ。人生初雷鳥、ラッキーだ。メインの「鹿島槍南峰」で少し晴れ間が見えた。ガスはかかっているが大分明るく夏らしくなってきた。「南峰」でパンの昼食。シェルを脱いで冷池小屋へ向かう。「南峰」から1時間で到着。

【冷池小屋〜種池山荘】
小屋で水を1L(150円)購入した。「赤岩尾根」の分岐で1時間半以上余裕があるので「爺ヶ岳」を目指す。少し展望も利くようになり楽しいハイキングになってきた。花はやはり太陽の光に下で輝く方が良い。手当たり次第目にとまった花を撮っていく。「爺ヶ岳」は手前の「中峰」に三角点があり、先にそちらに寄る。雷鳥の鳴き声がするが姿は見えない。ハイマツの中に隠れているのだろう。「爺ヶ岳」からは次の「種池山荘」から、その先の「針ノ木岳」までの稜線がきれいに見通せる。

【種池山荘〜登山口】
「種池山荘」でトイレを済ませ下山にかかる。「柏原新道」をしばらく下ると樹林帯に入り涼しいハイキング。下りでよく転倒するので今日は慎重に足を運ぶ。最終ケルンの辺りからは「扇沢」の駐車場が良く見える。やはり標高を下げると気温が高く汗が吹き出してくる。
CT; CT累計; (AT; AT累計)
黒菱平駐車場〜八方池山荘 1:10; 1:10 (0:45; 0:45)
八方池山荘〜唐松岳頂上山荘 3:30; 4:40 (1:39; 2:24)
山頂往復〜唐松岳頂上山荘 0:35; 5:15 (0:18; 2:42)
唐松岳頂上山荘〜五竜山荘 2:30; 7:45 (1:23; 4:05)
五竜山荘〜五竜岳 1:00; 8:45 (0:41, 4:46)
五竜岳〜キレット小屋 4:00; 12:45 (2:06; 6:52)
キレット小屋〜鹿島槍北峰分岐 2:45; 15:30 (0:51; 7:43)北峰往復含む
鹿島槍北峰分岐〜鹿島槍南峰 0:25; 15:55 (0:29; 8:12)
鹿島槍南峰〜冷池山荘 1:30; 17:25 (0:54; 9:06)
冷池山荘〜爺ヶ岳中峰 1:40; 19:05 (1:01; 10:07)
爺ヶ岳中峰〜種池山荘 0:40; 19:45 (0:35; 10:42)
種池山荘〜登山口 2:45; 22:30 (1:24; 12:06)  

合計歩行時間 12時間6分 コースタイム比短縮率 53.8%
合計休憩時間 1時間49分 休憩時間:行動時間 13.1% 
合計行動時間 13時間55分 コースタイム比短縮率 61.9%
  
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
黒菱平第三リフト駐車場(無料)、休業中のレストランの水洗トイレ使用できます。
出発時に数台駐車していました。
コース状況/
危険箇所等
鎖場多数、梯子少々。晴れていると高度感あって怖い場所もあると思います。
当日はガスっておりあまり下を見ることなく荷物が軽かったので難所も通過できました。すれ違いは場所を選びます。混雑する時期は渋滞するでしょう。
その他周辺情報 【水場】
天然の水場はないので山小屋で購入。
【トイレ】
スタートの黒菱第三リフト駐車場にあり、それ以外は山小屋のを有料で使用。
【温泉】
くろよんロイヤルホテル(720円)13:00-0:00


[2:54] 草木も眠る丑三つ時、出発!
2015年08月18日 02:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 2:54
[2:54] 草木も眠る丑三つ時、出発!
[4:16] 第三ケルン。途中他にもケルンがあるはずなのだが気づかないままここまで来てしまった。
2015年08月18日 04:16撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:16
[4:16] 第三ケルン。途中他にもケルンがあるはずなのだが気づかないままここまで来てしまった。
[4:19] ここへ来て先ほどのケルンが第三だと理解できた。
2015年08月18日 04:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:19
[4:19] ここへ来て先ほどのケルンが第三だと理解できた。
[4:37] ミヤマシシウド?
2015年08月18日 04:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:37
[4:37] ミヤマシシウド?
[4:47] 扇雪渓、朝日に染まれ〜
2015年08月18日 04:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:47
[4:47] 扇雪渓、朝日に染まれ〜
[4:53] 雲海の上からさぁ来るぞ〜
2015年08月18日 04:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 4:53
[4:53] 雲海の上からさぁ来るぞ〜
[4:53] 扇雪渓、朝日に染まらず....残念
2015年08月18日 04:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:53
[4:53] 扇雪渓、朝日に染まらず....残念
[4:53] 一瞬の朝焼けと思ったがこのまま雲に隠れてしまう。
2015年08月18日 04:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:53
[4:53] 一瞬の朝焼けと思ったがこのまま雲に隠れてしまう。
[4:54] あれが最初の目標唐松岳かな。気を取り直して前進。
2015年08月18日 04:54撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 4:54
[4:54] あれが最初の目標唐松岳かな。気を取り直して前進。
[5:15] コガネギク?
2015年08月18日 05:15撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:15
[5:15] コガネギク?
[5:16] 貴方は誰?
2015年08月18日 05:16撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:16
[5:16] 貴方は誰?
[5:17] ワカラナイ???
2015年08月18日 05:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:17
[5:17] ワカラナイ???
[5:17] チングルマ
2015年08月18日 05:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:17
[5:17] チングルマ
[5:31] 唐松岳頂上山荘に到着しました。ここは素通りして山頂に向かいます。
2015年08月18日 05:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:31
[5:31] 唐松岳頂上山荘に到着しました。ここは素通りして山頂に向かいます。
[5:43] 唐松岳、誰もいませんでした。周囲は真っ白。この天気だし展望無いし、仕方なくさっさと下ります。
2015年08月18日 05:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:43
[5:43] 唐松岳、誰もいませんでした。周囲は真っ白。この天気だし展望無いし、仕方なくさっさと下ります。
[5:43] 一応三角点タッチ。指無し手袋では凍えるようでした。用具選択失敗。
2015年08月18日 05:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 5:43
[5:43] 一応三角点タッチ。指無し手袋では凍えるようでした。用具選択失敗。
[5:43] 唐松岳の標識。この辺りは全部黄色なのですね。
2015年08月18日 05:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 5:43
[5:43] 唐松岳の標識。この辺りは全部黄色なのですね。
[6:00] 本日2度目の唐松岳頂上山荘。メチャ寒かったです。コーヒーでホッと一息。まだ朝食の準備はできていないようで皆さん食堂前で待ってました。私一人ザック背負って浮いてました。
2015年08月18日 06:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:00
[6:00] 本日2度目の唐松岳頂上山荘。メチャ寒かったです。コーヒーでホッと一息。まだ朝食の準備はできていないようで皆さん食堂前で待ってました。私一人ザック背負って浮いてました。
[6:19] 小屋を出てすぐに牛首の鎖場。ここから濡れた岩肌に緊張が走ります。
2015年08月18日 06:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:19
[6:19] 小屋を出てすぐに牛首の鎖場。ここから濡れた岩肌に緊張が走ります。
[6:34] 陰鬱な岩場が続く。灰色の世界、これが続くのか?
2015年08月18日 06:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:34
[6:34] 陰鬱な岩場が続く。灰色の世界、これが続くのか?
[6:41] 貴方は誰?
2015年08月18日 06:41撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:41
[6:41] 貴方は誰?
[6:50] と聞いても応えてくれるわけもなく.....
2015年08月18日 06:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:50
[6:50] と聞いても応えてくれるわけもなく.....
[6:50] 野イチゴでしょうか?美味そうだけどここは採れないでしょうね。
2015年08月18日 06:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:50
[6:50] 野イチゴでしょうか?美味そうだけどここは採れないでしょうね。
[6:52] 綺麗な紫
2015年08月18日 06:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:52
[6:52] 綺麗な紫
[6:52] タテヤマウツボグサ?
2015年08月18日 06:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:52
[6:52] タテヤマウツボグサ?
[6:58] オヤマリンドウ?
2015年08月18日 06:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 6:58
[6:58] オヤマリンドウ?
[7:06] オオレイジンソウ?
2015年08月18日 07:06撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:06
[7:06] オオレイジンソウ?
[7:30] 遠見尾根の分岐に到着。晴れていたら写真とりまくりだっただろうけど....
2015年08月18日 07:30撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 7:30
[7:30] 遠見尾根の分岐に到着。晴れていたら写真とりまくりだっただろうけど....
[7:31] ガスの中五竜山荘が顔を出した。
2015年08月18日 07:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:31
[7:31] ガスの中五竜山荘が顔を出した。
[7:34] 五竜山荘に到着。ここでもコーヒーを頂き朝食にしました。寒いので外にいられない。
2015年08月18日 07:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:34
[7:34] 五竜山荘に到着。ここでもコーヒーを頂き朝食にしました。寒いので外にいられない。
[7:46] おっ、少し晴れ間が、雪渓も見えたぞ....
2015年08月18日 07:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 7:46
[7:46] おっ、少し晴れ間が、雪渓も見えたぞ....
[7:46] 五竜岳への登り。全貌は見えない。
2015年08月18日 07:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:46
[7:46] 五竜岳への登り。全貌は見えない。
[7:46] 五竜山荘から向かって左側の雪渓。
2015年08月18日 07:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:46
[7:46] 五竜山荘から向かって左側の雪渓。
[7:48] ガスに煙る五竜山荘。これはこれで絵になるけど...
2015年08月18日 07:48撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 7:48
[7:48] ガスに煙る五竜山荘。これはこれで絵になるけど...
[8:07] 天国へ召されていくような岩場です。Stairway to Heaven
2015年08月18日 08:07撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:07
[8:07] 天国へ召されていくような岩場です。Stairway to Heaven
[8:08] 五竜手前に連続する鎖場
2015年08月18日 08:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:08
[8:08] 五竜手前に連続する鎖場
[8:20] こんな鎖があちこちに出てきます。
2015年08月18日 08:20撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:20
[8:20] こんな鎖があちこちに出てきます。
[8:20] 五竜への登りを上から見下ろしたところ。かなり急で悪いです。ここ下りるのちょっと嫌な感じ。南下コースで良かったです。
2015年08月18日 08:20撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:20
[8:20] 五竜への登りを上から見下ろしたところ。かなり急で悪いです。ここ下りるのちょっと嫌な感じ。南下コースで良かったです。
[8:27] 五竜山頂への分岐で山荘から空身でピストンしていた方に撮影していただきました。ラッキー
2015年08月18日 08:27撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
2
8/18 8:27
[8:27] 五竜山頂への分岐で山荘から空身でピストンしていた方に撮影していただきました。ラッキー
[8:28] これがピークへの目印。見逃しそうです。
2015年08月18日 08:28撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:28
[8:28] これがピークへの目印。見逃しそうです。
[8:31] 五竜岳到着。展望全く無し。予定より19分早い到着。この調子なら最後まで行けそうだ。
2015年08月18日 08:31撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 8:31
[8:31] 五竜岳到着。展望全く無し。予定より19分早い到着。この調子なら最後まで行けそうだ。
[8:34] 分岐まで戻りました。ここは右のキレットへ向かいます。この下りも悪いです。
2015年08月18日 08:34撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:34
[8:34] 分岐まで戻りました。ここは右のキレットへ向かいます。この下りも悪いです。
[8:47] チシマギキョウかイワギキョウ?
2015年08月18日 08:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:47
[8:47] チシマギキョウかイワギキョウ?
[8:47] ガレた急坂。落石もらいそうだ。混雑した時期はヘルメットいるでしょうね。
2015年08月18日 08:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:47
[8:47] ガレた急坂。落石もらいそうだ。混雑した時期はヘルメットいるでしょうね。
[8:47] ガレガレ、ガスガス
2015年08月18日 08:47撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:47
[8:47] ガレガレ、ガスガス
[8:52] 鎖が続く。コースはM向きだけど俺はMじゃない。
2015年08月18日 08:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 8:52
[8:52] 鎖が続く。コースはM向きだけど俺はMじゃない。
[8:53] この辺の鎖は登りは使わずに行きます。
2015年08月18日 08:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:53
[8:53] この辺の鎖は登りは使わずに行きます。
[8:56] マツムシソウ?
2015年08月18日 08:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:56
[8:56] マツムシソウ?
[8:56] サクサク歩いても花は目につく。何の花?
2015年08月18日 08:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:56
[8:56] サクサク歩いても花は目につく。何の花?
[8:56] トウヤクリンドウ
2015年08月18日 08:56撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 8:56
[8:56] トウヤクリンドウ
[9:09] こんなこと登るのですか?はいペンキマークありますよね。
2015年08月18日 09:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 9:09
[9:09] こんなこと登るのですか?はいペンキマークありますよね。
[9:09] 右側へは落ちたらアウト。しっかり鎖を掴んでGO
2015年08月18日 09:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 9:09
[9:09] 右側へは落ちたらアウト。しっかり鎖を掴んでGO
[9:09] G5だそうです。
2015年08月18日 09:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 9:09
[9:09] G5だそうです。
[9:38] これから先へ進むほうでしょうか。
2015年08月18日 09:38撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 9:38
[9:38] これから先へ進むほうでしょうか。
[9:42] 本日初めての梯子。鎖ばかりだったので何だか嬉しい。
2015年08月18日 09:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 9:42
[9:42] 本日初めての梯子。鎖ばかりだったので何だか嬉しい。
[9:46] 北尾根の頭
2015年08月18日 09:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 9:46
[9:46] 北尾根の頭
[9:50] 晴れなら思わず走り出したくなる道ですが.....
2015年08月18日 09:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 9:50
[9:50] 晴れなら思わず走り出したくなる道ですが.....
[9:58] 口の沢のコル、2416m。ここは標識赤ですね。
2015年08月18日 09:58撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 9:58
[9:58] 口の沢のコル、2416m。ここは標識赤ですね。
[10:17] 垂直に登っていけという矢印
2015年08月18日 10:17撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 10:17
[10:17] 垂直に登っていけという矢印
[10:23] 登りは良いけど下りは鎖ないと嫌な感じです。
2015年08月18日 10:23撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 10:23
[10:23] 登りは良いけど下りは鎖ないと嫌な感じです。
[10:29] キレット方面なんでしょうけど何が何だか.....
2015年08月18日 10:29撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 10:29
[10:29] キレット方面なんでしょうけど何が何だか.....
[10:37] キレット小屋到着。再び難所が控える。ここでもコーヒーいただきました。
2015年08月18日 10:37撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
8/18 10:37
[10:37] キレット小屋到着。再び難所が控える。ここでもコーヒーいただきました。
[10:50] キレット小屋上から。よくあんなところに建てたなぁ〜
2015年08月18日 10:50撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 10:50
[10:50] キレット小屋上から。よくあんなところに建てたなぁ〜
[10:53] いよいよ核心部。こんな所がいくつも出てくる。緊張MAX
2015年08月18日 10:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 10:53
[10:53] いよいよ核心部。こんな所がいくつも出てくる。緊張MAX
[10:57] え〜、この向こうへ行くの?一瞬止まってマジマジと見つめてしまう。
2015年08月18日 10:57撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 10:57
[10:57] え〜、この向こうへ行くの?一瞬止まってマジマジと見つめてしまう。
[11:00] キレットから下を撮る。ガスっているがこれはヤバい。
2015年08月18日 11:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 11:00
[11:00] キレットから下を撮る。ガスっているがこれはヤバい。
[11:00] 微妙に谷側へ傾斜した道。滑ったらアウト。慎重に....
2015年08月18日 11:00撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 11:00
[11:00] 微妙に谷側へ傾斜した道。滑ったらアウト。慎重に....
[11:09] ガスに煙る雪渓。稜線もひんやりです。シェル着て丁度良い。
2015年08月18日 11:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 11:09
[11:09] ガスに煙る雪渓。稜線もひんやりです。シェル着て丁度良い。
[11:42] 鹿島槍北峰への分岐。せっかくだから寄って行きます。
2015年08月18日 11:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:42] 鹿島槍北峰への分岐。せっかくだから寄って行きます。
[11:45] 人生初雷鳥、ラッキー。
2015年08月18日 11:45撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 11:45
[11:45] 人生初雷鳥、ラッキー。
[11:46] 自分の前をトコトコ歩いていきます。
2015年08月18日 11:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 11:46
[11:46] 自分の前をトコトコ歩いていきます。
[11:49] 鹿島槍北峰。ここには三角点はありません。
2015年08月18日 11:49撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:49] 鹿島槍北峰。ここには三角点はありません。
[11:52] 北峰からの帰りにもさっきの雷鳥いました。
2015年08月18日 11:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 11:52
[11:52] 北峰からの帰りにもさっきの雷鳥いました。
[11:52] 2羽の雷鳥、番いでしょうか。
2015年08月18日 11:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:52] 2羽の雷鳥、番いでしょうか。
[11:52] 雷鳥逃げません。
2015年08月18日 11:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:52] 雷鳥逃げません。
[11:53] 北峰の分岐に戻ってきました。予定より2時間早いです。
2015年08月18日 11:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[11:53] 北峰の分岐に戻ってきました。予定より2時間早いです。
[12:04] チシマギキョウ?
2015年08月18日 12:04撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:04
[12:04] チシマギキョウ?
[12:04] コガネギク
2015年08月18日 12:04撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:04] コガネギク
[12:05] ???
2015年08月18日 12:05撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:05
[12:05] ???
[12:05] ???
2015年08月18日 12:05撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:05
[12:05] ???
[12:18] 本日の本命、鹿島槍南峰。
2015年08月18日 12:18撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 12:18
[12:18] 本日の本命、鹿島槍南峰。
[12:18] 鹿島槍南峰の三角点
2015年08月18日 12:18撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:18
[12:18] 鹿島槍南峰の三角点
[12:19] 鹿島槍南峰にはケルンが2つありました。
2015年08月18日 12:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:19
[12:19] 鹿島槍南峰にはケルンが2つありました。
[12:19] 鹿島槍南峰のケルン左側。1個積んでおきました。
2015年08月18日 12:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:19] 鹿島槍南峰のケルン左側。1個積んでおきました。
[12:22] ここで昼食にします。途中行動食でカロリー摂取しているのでパン1個のみ。
2015年08月18日 12:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:22] ここで昼食にします。途中行動食でカロリー摂取しているのでパン1個のみ。
[12:26] 反対から登ってきた登山者に撮っていただきました。登山口から7時間かかったそうです。
2015年08月18日 12:26撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:26] 反対から登ってきた登山者に撮っていただきました。登山口から7時間かかったそうです。
[12:46] 布引山への登り
2015年08月18日 12:46撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 12:46
[12:46] 布引山への登り
[12:52] 布引山、2683m
2015年08月18日 12:52撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:52] 布引山、2683m
[12:53] 東側の雪渓の末端が見えてます。ダイレクト尾根の下部でしょうか。
2015年08月18日 12:53撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[12:53] 東側の雪渓の末端が見えてます。ダイレクト尾根の下部でしょうか。
[13:08] スミレ系?
2015年08月18日 13:08撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:08] スミレ系?
[13:10] ウサギギク
2015年08月18日 13:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:10] ウサギギク
[13:10] ???
2015年08月18日 13:10撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 13:10
[13:10] ???
[13:11] チングルマ
2015年08月18日 13:11撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:11] チングルマ
【13:24】冷池山荘。計画では15:00過ぎに通過なので随分余裕ができました。
2015年08月18日 13:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 13:24
【13:24】冷池山荘。計画では15:00過ぎに通過なので随分余裕ができました。
[13:24] ここで水を1L購入しました。
2015年08月18日 13:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:24] ここで水を1L購入しました。
[13:35] 冷池山荘を振り返る。少し青空が出てきた。
2015年08月18日 13:35撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:35] 冷池山荘を振り返る。少し青空が出てきた。
[13:39] 冷乗越の赤岩尾根への分岐です。ここが最後のエスケープ場所ですが余裕あるのでそのまま爺ヶ岳へ進みます。
2015年08月18日 13:39撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:39] 冷乗越の赤岩尾根への分岐です。ここが最後のエスケープ場所ですが余裕あるのでそのまま爺ヶ岳へ進みます。
[13:42] 鹿島槍の方は雲が湧き上がって見えず。
2015年08月18日 13:42撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:42] 鹿島槍の方は雲が湧き上がって見えず。
[13:44] 立山とか剣の方かな?
2015年08月18日 13:44撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[13:44] 立山とか剣の方かな?
[14:18] 爺ヶ岳中峰は左へ急登。
2015年08月18日 14:18撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[14:18] 爺ヶ岳中峰は左へ急登。
[14:24] 爺ヶ岳中峰へ到着。予定では16:05着なので随分巻きました。
2015年08月18日 14:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[14:24] 爺ヶ岳中峰へ到着。予定では16:05着なので随分巻きました。
[14:24] 爺ヶ岳中峰の三角点、文字は読めませんでした。
2015年08月18日 14:24撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 14:24
[14:24] 爺ヶ岳中峰の三角点、文字は読めませんでした。
[14:38] せっかくなので爺ヶ岳南峰にも寄っていきます。
2015年08月18日 14:38撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[14:38] せっかくなので爺ヶ岳南峰にも寄っていきます。
[14:39] 南峰のケルン。三角点の代わりですね。
2015年08月18日 14:39撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 14:39
[14:39] 南峰のケルン。三角点の代わりですね。
[14:39] 針ノ木岳の雪渓でしょうか?
2015年08月18日 14:39撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 14:39
[14:39] 針ノ木岳の雪渓でしょうか?
[14:43] 次の休憩ポイント、種池山荘が稜線上に見えてます。
2015年08月18日 14:43撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 14:43
[14:43] 次の休憩ポイント、種池山荘が稜線上に見えてます。
[15:20] ???
2015年08月18日 15:20撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 15:20
[15:20] ???
[15:22] 種池山荘下から爺ヶ岳を望む。ようやく晴れ間が見えてきました。
2015年08月18日 15:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 15:22
[15:22] 種池山荘下から爺ヶ岳を望む。ようやく晴れ間が見えてきました。
[15:22] 種池山荘。水も十分あるしトイレのみです。
2015年08月18日 15:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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[15:22] 種池山荘。水も十分あるしトイレのみです。
[15:22] 反対側の針ノ木の雪渓が綺麗に見えます。
2015年08月18日 15:22撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 15:22
[15:22] 反対側の針ノ木の雪渓が綺麗に見えます。
[16:09] 扇沢見えてきました。まだまだ下り残ってます。
2015年08月18日 16:09撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
8/18 16:09
[16:09] 扇沢見えてきました。まだまだ下り残ってます。
[16:19] 最後のケルンです。ゴール間近。今日一日ありがとう!
2015年08月18日 16:19撮影 by  GR, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
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8/18 16:19
[16:19] 最後のケルンです。ゴール間近。今日一日ありがとう!
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル タイツ ショーツ 靴下 グローブ 雨具上下 日よけ帽子 着替え トレイルシューズ ザック ザックカバー 朝食 昼食 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 現金 ビーニー
備考 手袋は指を覆うものの方が良かった。

感想

【本日のコース】
後立山の「唐松岳」から「爺ヶ岳」まで日帰りでガッツリ歩いてみました。メインは「鹿島槍」。亡くなった叔母が大好きだった山です。叔父と知り合ったのが山岳会らしい。昭和10年代の生まれなので元祖山ガールだったのでしょう。墓石に「鹿島槍」が彫ってあったので筋金入りですね。

このコース、「柏原新道」から北上するコースと「八方尾根」から南下するコースがとれますが、今回は妹夫婦と長男が同日に「唐松岳」に登り車の回収をする関係で南下コースにしました。この方がスタート(黒菱第三リフト)地点の標高が高く遥かに楽です。

日の入りまでに下山する予定で逆算すると自分のスピードでは2:40スタートがギリギリ。これなら「唐松岳」の途中で日の出を拝めるし丁度良いかなと立てたのが今回の計画です。大体コースタイムの60%〜70%で歩き通すつもりでした。時間が押したら「冷池山荘」通過後「赤岩尾根」へエスケープするつもりでしたが結果的に予定より1時間20分早く下山することができました。

【装備】
ザックはRaidlightの12L。トレラン用のザックでポケットがたくさんあり入れる場所を決めておけば物の出し入れに便利です。特にストックを装着するシステムが前面と背面の両方についているので、岩稜帯で着脱を繰り返す場面では時間をロスせず優れたシステムだと思います。また前面にボトルを2本装着できるので、水とスポーツドリンクを入れました。ハイドレーションと合わせ飲料は合計2Lを担ぎました。途中でコーヒーを3杯、水を1L購入しました。食料は朝食のオニギリと昼食のパン、行動食はジェル,チョコレート、キャンディー、非常食はエネルギーバー、羊羹、グミを持参しました。全部で5kg位だと思います。この重さなので難所の岩稜帯でもバランスを崩すことなく楽に歩けました。靴はアシックスのトレランシューズです。軽いですがかなり使い古した靴だったので結構滑りました。「唐松岳」からの主稜線に乗ってからは風が出て寒く「鹿島槍南峰」まで半袖の上にシェルを羽織って丁度良い位でした。ヘルメットは敢えて持参せず。お盆過ぎかつ天候も悪く人はそれほど多くないのでもらい落石の可能性は少ないという想定です。本来は持参すべき山域でしょう。

【感想】
北アの北部は初めての山域。雑誌や他の方のレコ・ブログを読んでいると、なんとなく雰囲気は判るのですが、実際に自分で歩いてみると印象が異なることもしばしば。期待していたのは青空をバックにした白馬や立山、進む方向に聳える荒々しい岩稜です。ところが実際に行ってみると雨は上がったものの、ガスに煙り全く展望の利かない中、淡々と歩を進める山行でした。でも良かったのは先が見えないので目の前だけに集中すれば良いので余計なことを考えずにペースを刻めたことです。

道中お話した方は皆さん私の格好を見て走っているのですね?と聞いてこられましたが、このコース走ったら滑落してしまいます。装備と格好はトレランっぽいですが全部歩きです。北アのコースタイムは南アに比べて甘いと聞いたことがありますが、やはりそれは本当の様です。計画より遅れて出発しても1時間以上おつりがきました。鎖場での渋滞を心配しましたが前半は朝早くて人には会わず、終日反対から団体が来て困ったことはありませんでした。

叔母が登っていたころ装備も重く山小屋も今ほど整備されていなかったことでしょう。山の話はしたことないがここに昭和の前半に来るなんてスゲーなと思いました。良い追悼登山になりました。

【同じコースを歩かれる方へ】
反対から登る場合(北上コース)、登山口の標高が低いのでプラス2時間程度みておいた方が良いでしょう。その場合リフトに乗り遅れても「八方池山荘」から黒菱の駐車場までタクシーを呼べば駅に戻れます。南下する場合「扇沢」の最終バスは17:55なのでスタートはもう少し遅くても大丈夫でしょう。ただし週末やお盆休みは鎖場が渋滞するので時間を正確に読むのは難しいと思います。遅れた場合は1つ手前の尾根(南下の場合は「赤岩尾根」、北上の場合は「遠見尾根」)でエスケープできます。

もっともこのコース見所満載なのでせかせかと1日で歩いてしまうのはもったいないです。宿泊すれば朝日・夕日、星空、季節によっては花や紅葉などを存分に楽しむことができるでしょう。

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