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Yamareco

記録ID: 7027082
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

【日本三百名山 #173,174】飯豊山、朳差岳(川入→三国小屋→飯豊本山→大日岳→朳差岳→大石ダム)

2024年07月13日(土) ~ 2024年07月15日(月)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
23:43
距離
52.1km
登り
3,683m
下り
3,957m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:36
休憩
1:08
合計
5:44
距離 9.9km 登り 1,431m 下り 153m
10:31
20
10:51
8
10:59
33
11:32
11:47
18
12:05
19
12:24
12:39
20
12:59
14
13:13
14
13:27
13:37
7
13:44
13:45
32
14:17
10
14:27
7
15:37
21
15:58
6
16:04
16:05
4
16:15
2日目
山行
9:24
休憩
1:50
合計
11:14
距離 24.2km 登り 1,645m 下り 1,767m
3:55
26
4:21
12
4:33
4
4:37
4:38
14
4:52
23
5:15
5
5:20
5:35
14
5:49
11
6:00
6:01
9
6:10
13
6:23
14
6:37
5
6:42
6:52
18
7:10
36
7:46
7:49
28
8:17
22
8:39
8:55
11
9:06
9:07
64
10:11
53
11:04
11:15
18
11:33
17
11:50
12:15
27
12:42
39
13:21
5
13:26
13:48
13
14:01
5
14:06
23
14:29
9
14:38
14:43
17
15:00
9
3日目
山行
6:09
休憩
0:32
合計
6:41
距離 18.1km 登り 607m 下り 2,037m
5:06
25
5:31
5:32
34
6:06
6:07
27
6:34
6:35
3
6:38
6:52
23
7:15
31
7:46
27
8:13
8:14
22
8:36
50
9:26
27
9:53
10:07
48
10:55
17
11:12
35
天候 1日目:晴れ時々曇り
2日目:晴れのち雨
3日目:雨、下部は晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
【行き・7/12】
🚅 東京(18:28)→郡山(19:44)東北新幹線やまびこ155号・仙台行
🚃 郡山(20:18)→会津若松(21:33)JR磐越西線普通列車・会津若松行
🏨 会津若松ワシントンホテル
【行き・7/13】
🚃 会津若松(8:14)→山都(8:43)JR磐越西線普通・野沢行
🚌 山都(8:50)→川入(9:35)飯豊山登山アクセスバス
https://www.city.kitakata.fukushima.jp/soshiki/sangyo-y/37105.html
※飯豊山登山アクセスバスの時間は、本来の時間。実際は積み残されてしまい、折り返して戻ってきた車に乗ったため、1時間遅れで移動。
※「バス」とはなっているものの、実際はタクシー会社のワンボックスによる運行。

【帰り】
🚕 大石ダム(12:04)→桂の関温泉ゆ~む(12:15)荒川タクシー(0254-64-1042、3700円・内迎車料金100円)
※携帯電話(docomo)の電波は、大石ダムでようやく入る。
♨️ 桂の関温泉ゆ~む
🚶🏻‍♂️ 徒歩で移動
🍺 レストラン メイク
🚌 越後下関(14:23)→坂町(14:42)JR米坂線代行バス・坂町行
https://www.jreast.co.jp/press/2023/niigata/20240220_ni01.pdf
※ 乗り場は越後下関駅ではなく、新潟交通観光バス下関営業所前。
🚃 坂町(15:26)→新潟(16:22)JR羽越本線普通列車・長岡行
🚅 新潟(16:30)→東京(18:40)上越新幹線とき330号・東京行
コース状況/
危険箇所等
※ 特に注意を要するところのみ記す

【地蔵山西分岐の先→三国岳避難小屋】
岩稜の急登が続く。クライミング的要素が強い。

【大日岳→文平ノ池上】
急な下り。浮き石も多い。

【梅花皮小屋→北股岳】
急登。特に上部はザレている箇所あり。

【残雪の状況】
御西岳避難小屋→烏帽子岳の区間で、残雪の箇所がそこそこ。
急傾斜の箇所はないのでアイゼンなしで通過できたが、慎重な歩行が必要。
その他周辺情報 【下山風呂】
桂の関温泉ゆ~む https://www.sekikawamura.org/yu-mu

【下山メシ】
レストラン メイク http://www.vill.sekikawa.niigata.jp/tourism/2820/2824/index.html
※ ゆ~むから、代行バス乗り場に向かう途中にある、1階の精肉店が直営するレストラン。タクシーの運転手さんに教えてもらいました。安いのにボリューミー。
行きは、東北新幹線やまびこ号。だいぶ廃車が進んで、稼働しているのは残りわずかとなったE2系に乗ります。まだ引退の発表は出ていませんが、E2系に乗るのはこれで最後かも、なんて毎回思います。
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行きは、東北新幹線やまびこ号。だいぶ廃車が進んで、稼働しているのは残りわずかとなったE2系に乗ります。まだ引退の発表は出ていませんが、E2系に乗るのはこれで最後かも、なんて毎回思います。
会津若松駅から列車に乗り込みます。
会津若松駅から列車に乗り込みます。
Suica非対応区間なので、切符を買います。自動券売機で乗車券を買うのは久しぶり。山都駅まで510円。
Suica非対応区間なので、切符を買います。自動券売機で乗車券を買うのは久しぶり。山都駅まで510円。
磐越西線のキハ110系。登場してからだいぶ時間が経ちますが、個人的にはこの造形、カラー、そしてパワフルな走りが好きです。
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磐越西線のキハ110系。登場してからだいぶ時間が経ちますが、個人的にはこの造形、カラー、そしてパワフルな走りが好きです。
山都駅からのアクセスバス。「バス」とはいうものの地元のタクシー会社のワンボックス。この日は写真のハイエースの他に5,6人しか乗れないワンボックスがもう2台。当然、これで全員を乗せられるわけなく、自分は積み残され組。

タクシーのドライバーは十分な説明もなく出発してしまい、自分も含めてタクシー会社に電話してもつながらず。他の方が役所の担当課に電話してもまるで他人事で、午後の便まで待ってください、とか言い出す始末。結局、先発組を送って戻ってきた車に乗れたが、その時点で1時間遅れ。
山都駅からのアクセスバス。「バス」とはいうものの地元のタクシー会社のワンボックス。この日は写真のハイエースの他に5,6人しか乗れないワンボックスがもう2台。当然、これで全員を乗せられるわけなく、自分は積み残され組。

タクシーのドライバーは十分な説明もなく出発してしまい、自分も含めてタクシー会社に電話してもつながらず。他の方が役所の担当課に電話してもまるで他人事で、午後の便まで待ってください、とか言い出す始末。結局、先発組を送って戻ってきた車に乗れたが、その時点で1時間遅れ。
1日目 10:31
というわけで、川入登山口をスタート。
まずは舗装路歩き。
1日目 10:31
というわけで、川入登山口をスタート。
まずは舗装路歩き。
1日目 10:51
御沢野営場に到着。駐車場は満車状態。
1日目 10:51
御沢野営場に到着。駐車場は満車状態。
1日目 11:01
御沢小屋跡。ここから登山道。
1日目 11:01
御沢小屋跡。ここから登山道。
樹林帯の尾根を登っていく。日差しはないもののとにかく暑い。
樹林帯の尾根を登っていく。日差しはないもののとにかく暑い。
峰秀水の水場。暑くて苦しかったので、この冷たさは生き返る!
峰秀水の水場。暑くて苦しかったので、この冷たさは生き返る!
地蔵山西分岐を過ぎると、三国岳が見えてきた。急登が控える。
地蔵山西分岐を過ぎると、三国岳が見えてきた。急登が控える。
三国岳への急登。クライミング要素たっぷり。ストックは収納。
三国岳への急登。クライミング要素たっぷり。ストックは収納。
なかなか長い急登である。
なかなか長い急登である。
1日目 14:34
三国岳避難小屋に到着。ついついサイダーを買ってしまう。ただし、空ペットボトルは持ち帰り(100円追加で払えば処分してもらえるらしい)。
1日目 14:34
三国岳避難小屋に到着。ついついサイダーを買ってしまう。ただし、空ペットボトルは持ち帰り(100円追加で払えば処分してもらえるらしい)。
切合小屋に向かって進む。小さなピークのアップダウンを繰り返しながら、高度を上げていく。
切合小屋に向かって進む。小さなピークのアップダウンを繰り返しながら、高度を上げていく。
ニッコウキスゲ
ヒメサユリ
1日目 16:12
最初の積み残され事件で内心動揺したが、なんとか切合小屋に到着。小屋の人曰く「異常な混み方」
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1日目 16:12
最初の積み残され事件で内心動揺したが、なんとか切合小屋に到着。小屋の人曰く「異常な混み方」
なんとか小屋裏手のテン場にスペースを発見し、テントを張ることができた。結構離れたところにもテントが張られていて、寝づらそうな斜面にテントを張っていた人も。
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なんとか小屋裏手のテン場にスペースを発見し、テントを張ることができた。結構離れたところにもテントが張られていて、寝づらそうな斜面にテントを張っていた人も。
時々ガスが晴れて、大日岳の姿を望める。
時々ガスが晴れて、大日岳の姿を望める。
稜線の向こうに日が沈む。
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稜線の向こうに日が沈む。
2日目 3:54
午後から雨が降る予報だったため、切合小屋を早立ち。
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2日目 3:54
午後から雨が降る予報だったため、切合小屋を早立ち。
まずは草履塚へ向かっての登り。途中、雪渓の上部を歩く。気温が高いため、凍ってはいない。
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まずは草履塚へ向かっての登り。途中、雪渓の上部を歩く。気温が高いため、凍ってはいない。
草履塚から、ようやく飯豊本山の全容が見えた。
草履塚から、ようやく飯豊本山の全容が見えた。
草履塚と姥権現の間の鞍部から。
草履塚と姥権現の間の鞍部から。
太陽が顔を出した。
太陽が顔を出した。
ミヤマウスユキソウ
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ミヤマウスユキソウ
ミヤマウスユキソウ
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ミヤマウスユキソウ
一ノ王子に向かっての登り。
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一ノ王子に向かっての登り。
一ノ王子に向かっての登りの途中。振り返って、遠く切合小屋が見える。
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一ノ王子に向かっての登りの途中。振り返って、遠く切合小屋が見える。
一ノ王子のテン場。だいぶ撤収されたようだが、こちらもなかなかのテントの数。
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一ノ王子のテン場。だいぶ撤収されたようだが、こちらもなかなかのテントの数。
2日目 5:20
本山小屋に到着。
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2日目 5:20
本山小屋に到着。
少し休憩した後、本山の山頂に向かう。
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少し休憩した後、本山の山頂に向かう。
2日目 5:47
飯豊山本山に到着。日本三百名山173座目。
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2日目 5:47
飯豊山本山に到着。日本三百名山173座目。
西側の風景。大日岳に寄った後、縦走で進む方向。右手奥には目指す朳差岳も見える。
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西側の風景。大日岳に寄った後、縦走で進む方向。右手奥には目指す朳差岳も見える。
こちらは大日岳方向。まずはあの奥の頂へ。
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こちらは大日岳方向。まずはあの奥の頂へ。
だいぶ日が高くなってきた。この時点ではまだ晴れ。
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だいぶ日が高くなってきた。この時点ではまだ晴れ。
イワカガミ
ニッコウキスゲの群落。
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ニッコウキスゲの群落。
2日目 6:42
御西岳避難小屋に到着。
2日目 6:42
御西岳避難小屋に到着。
ニッコウキスゲとヒメサユリ
ニッコウキスゲとヒメサユリ
大日岳へ向かう途中。途中までは快適なトレイルだが、最後にどーんと急登。
大日岳へ向かう途中。途中までは快適なトレイルだが、最後にどーんと急登。
2日目 7:46
大日岳の山頂に到着。飯豊山地の最高峰。
2日目 7:46
大日岳の山頂に到着。飯豊山地の最高峰。
大日岳の山頂から、縦走する方向。烏帽子岳、北股岳。
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大日岳の山頂から、縦走する方向。烏帽子岳、北股岳。
イイデリンドウ
御西岳避難小屋に戻ってきて少し休憩。烏帽子岳方面に向かって、縦走再開。途中、御西岳避難小屋を振り返る。
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御西岳避難小屋に戻ってきて少し休憩。烏帽子岳方面に向かって、縦走再開。途中、御西岳避難小屋を振り返る。
ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
2日目 11:06
なかなか疲れるアップダウンを繰り返しながら、烏帽子岳に到着。
2日目 11:06
なかなか疲れるアップダウンを繰り返しながら、烏帽子岳に到着。
烏帽子岳山頂から縦走してきた方向を振り返る。山の向こうから雲が湧き立ってきている。
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烏帽子岳山頂から縦走してきた方向を振り返る。山の向こうから雲が湧き立ってきている。
2日目 11:48
梅花皮小屋に到着。
ドリンク類は小屋から少し離れた水場で冷やしながら売っている。料金は、小屋の中の料金箱へ。
2日目 11:48
梅花皮小屋に到着。
ドリンク類は小屋から少し離れた水場で冷やしながら売っている。料金は、小屋の中の料金箱へ。
梅花皮小屋から石転ビ沢を見下ろす。なかなかの高度差。
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梅花皮小屋から石転ビ沢を見下ろす。なかなかの高度差。
梅花皮小屋を出発し、すぐに北股岳への急登。上部はザレ気味。
梅花皮小屋を出発し、すぐに北股岳への急登。上部はザレ気味。
2日目 12:42
北股岳の山頂に到着。
2日目 12:42
北股岳の山頂に到着。
2日目 13:26
門内小屋に到着。これは休憩後の出発前に撮った写真なので、1つアイテムが消えている。
2日目 13:26
門内小屋に到着。これは休憩後の出発前に撮った写真なので、1つアイテムが消えている。
あれ、おかしいな、門内小屋は通過点なのに。
休憩しようとしたら、小屋のおじさんに、頼母木小屋までのガソリンに!冷えたビールあるよ!と猛烈アピールされてしまった。酒飲みとしては、断るのは恥。
注)ちゃんとこの先の道の状況や危ないところかないか確認してから、飲む判断をしています。
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あれ、おかしいな、門内小屋は通過点なのに。
休憩しようとしたら、小屋のおじさんに、頼母木小屋までのガソリンに!冷えたビールあるよ!と猛烈アピールされてしまった。酒飲みとしては、断るのは恥。
注)ちゃんとこの先の道の状況や危ないところかないか確認してから、飲む判断をしています。
ヒメサユリ
やはり夏の高い山だから、トンボが多い。
やはり夏の高い山だから、トンボが多い。
2日目 14:42
丸森尾根分岐。ここで雨に降られる。頼母木小屋まであとわずかなので、ザックカバーだけして荷物だけは守り、服はびしょ濡れ覚悟で急ぐ!
門内小屋でガソリン注入していなければ、雨に降られなかったかもしれない?いや、そんなifの世界の話は知らん(笑
2日目 14:42
丸森尾根分岐。ここで雨に降られる。頼母木小屋まであとわずかなので、ザックカバーだけして荷物だけは守り、服はびしょ濡れ覚悟で急ぐ!
門内小屋でガソリン注入していなければ、雨に降られなかったかもしれない?いや、そんなifの世界の話は知らん(笑
2日目 15:09
結構しっかり服は濡れた状態で、頼母木小屋に到着。雨の中、テントを張るのも精神的に嫌だったので、小屋泊にした。
2日目 15:09
結構しっかり服は濡れた状態で、頼母木小屋に到着。雨の中、テントを張るのも精神的に嫌だったので、小屋泊にした。
夕方になって、雨は引き続き降っているものの、ガスが晴れた。朳差岳が見える。手前の鉾立峰の登りがきつそう。
夕方になって、雨は引き続き降っているものの、ガスが晴れた。朳差岳が見える。手前の鉾立峰の登りがきつそう。
3日目 5:06
頼母木小屋を出発。
引き続き雨であるが、風は思ったより弱い。気温も高い。というわけで、計画通り朳差岳を目指す。
3日目 5:06
頼母木小屋を出発。
引き続き雨であるが、風は思ったより弱い。気温も高い。というわけで、計画通り朳差岳を目指す。
雲から少しだけ頭を見せる鉾立峰。
雲から少しだけ頭を見せる鉾立峰。
ちょっとこの間、写真を撮り忘れたが、朳差岳の山頂が見えてきた。この手前、鉾立峰の斜面は両方向ともかなり急。かなりタフな登りだった。
ちょっとこの間、写真を撮り忘れたが、朳差岳の山頂が見えてきた。この手前、鉾立峰の斜面は両方向ともかなり急。かなりタフな登りだった。
3日目 6:35
朳差岳の山頂直下にある、朳差小屋。中は見ていない。
3日目 6:35
朳差岳の山頂直下にある、朳差小屋。中は見ていない。
3日目 6:38
朳差岳の山頂に到着。写真は山頂に到着後、少し時間が経ってから撮影。
3日目 6:38
朳差岳の山頂に到着。写真は山頂に到着後、少し時間が経ってから撮影。
iPhoneのカメラに水滴がついていて、ぼやけた写真になってしまったが、朳差岳の山頂から望む。左に飯豊本山。
iPhoneのカメラに水滴がついていて、ぼやけた写真になってしまったが、朳差岳の山頂から望む。左に飯豊本山。
同じく朳差岳の山頂から西方向。飯豊に登るきっかけの1つとなった、二王子岳が見える。
同じく朳差岳の山頂から西方向。飯豊に登るきっかけの1つとなった、二王子岳が見える。
下山開始。朳差岳の山頂からほんのわずか歩くと、池塘が。
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下山開始。朳差岳の山頂からほんのわずか歩くと、池塘が。
3日目 9:26
前朳差岳から長い、そして所々傾斜がきつい下りを経て、東俣第2橋に到着。この間、写真を撮ることに思いつかないまま、ほぼ無心で下ってきていた。
3日目 9:26
前朳差岳から長い、そして所々傾斜がきつい下りを経て、東俣第2橋に到着。この間、写真を撮ることに思いつかないまま、ほぼ無心で下ってきていた。
3日目 9:53
林道終点に到着。前の東俣第2橋からここまでの間、ずっと下り、というわけではなく、谷底に近いところから結構登り返す。ここまでほとんど休憩無しだったので、登りがかなりしんどかった。
3日目 9:53
林道終点に到着。前の東俣第2橋からここまでの間、ずっと下り、というわけではなく、谷底に近いところから結構登り返す。ここまでほとんど休憩無しだったので、登りがかなりしんどかった。
林道終点で少し休憩した後、林道を歩きだす。一部、川が道路の斜面を削ってしまったせいで、ここ最近、この林道は通行止めなのだが、決して荒れているというわけではなく、道は比較的綺麗。
林道終点で少し休憩した後、林道を歩きだす。一部、川が道路の斜面を削ってしまったせいで、ここ最近、この林道は通行止めなのだが、決して荒れているというわけではなく、道は比較的綺麗。
金山の清水。この日の下の部分は晴れていて、非常に助かる。
金山の清水。この日の下の部分は晴れていて、非常に助かる。
金山の清水。沢水を汲む。
金山の清水。沢水を汲む。
金山の清水にて。昔、鉱山があったということなので、その遺物?
金山の清水にて。昔、鉱山があったということなので、その遺物?
東俣林道の崩壊箇所。
東俣林道の崩壊箇所。
3日目 11:11
東俣彫刻公園の林道ゲート。車はここまで。タクシーを呼ぼうにも、docomo圏外。やっぱり大石ダムまで歩く。
3日目 11:11
東俣彫刻公園の林道ゲート。車はここまで。タクシーを呼ぼうにも、docomo圏外。やっぱり大石ダムまで歩く。
車道てくてく。
どれがゴジラ岩なのか、わからなかった。
どれがゴジラ岩なのか、わからなかった。
3日目 11:47
ゴールの大石ダムに到着。ダム堤体上でdocomoの電波が入ったので、そこでタクシー会社に電話。15分ほどでタクシー到着。関川村中心部の日帰り温泉ゆ〜むへ向かう。
3日目 11:47
ゴールの大石ダムに到着。ダム堤体上でdocomoの電波が入ったので、そこでタクシー会社に電話。15分ほどでタクシー到着。関川村中心部の日帰り温泉ゆ〜むへ向かう。
関川村の中心部は、古い町並みが続きます。
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関川村の中心部は、古い町並みが続きます。
下山メシは、タクシーの運転手さんに教えてもらった、レストラン メイク。
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下山メシは、タクシーの運転手さんに教えてもらった、レストラン メイク。
ヒレカツ!美味しかった〜
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ヒレカツ!美味しかった〜

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも サンダル 軽アイゼン ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 携帯浄水器 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 モバイルバッテリー 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯電話 ココヘリ 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ 座布団 熊鈴 熊スプレー テントポール テント テントマット シェラフ 照明

感想

今回の遠征は、飯豊山地。昨年の5月に、日本三百名山の131座目として新潟県の二王子岳に登った際に、山頂から眺めた飯豊連峰主脈の圧倒的な存在感にやられてしまって、これは絶対縦走したいと思ったのが、計画作りのきっかけでした。
二王子岳の記録: https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5490198.html

その計画を実行に移すときは突然やってきた。海の日の連休、まだ梅雨前線が活発で天気はどこもイマイチ。どこの山に行こうか悩んでいたところ、連休に入る直前に晴れ予報に変わったのが、東北方面。だったら、飯豊だ!3日で縦走する計画だったし、3連休にはちょうど良い、ということで、作ってあった計画の詳細を詰め、切符を手配し(ちょうどJREポイントが大量に余っていたので、往復の新幹線代はポイント消費)、会津若松の前泊ホテルを予約し(これもポイント消費)で、そそくさと準備。先月に北海道遠征でかなり念入りに準備したときの記憶がまだ新しいので、装備関連もさくっと準備完了。そして、金曜の夜に仕事を終えると、急いで家に戻って着替えて装備を持って、新幹線に乗車。会津若松へ移動。

明くる土曜日、山都駅までは良かったのだが、そこでアクセスバスに積み残されるという事態。バスの運行は喜多方市がタクシー会社に委託している形と思うけど、そのタクシー会社は限られた台数で頑張ったとは思う。ただ、もうちょっと先の見通しとかをちゃんと伝えてほしかったなぁ。取り残された10名は最初のうちは良かったものの、じきにみんな不安になってきて、タクシー会社や役所に電話をかけまくるようになってしまった。一番ひどかったのは役所の担当課。アクセスバスの告知は役所名義でやっているにも関わらず、完全にタクシー会社に丸投げで、自分たちは何もできない、挙げ句の果てには午後の便(13:45発)を待ってくれ、という始末。結果的には、折り返して戻ってきた車に乗車できたので、1時間遅れで済んだので事なきを得たのだけれど、連休ということはわかっていたはずなので、万が一の事態を想定してバックアップ体制を確保しておくとかしてほしかったな。あと役所は丸投げせず自分事ととして対応してほしかったし、たぶんこれは喜多方市として調達している事業だと思うのけど、調達する際の仕様にこういう事態を想定しておくことをちゃんと盛り込むべき、、、だいぶ印象悪くなりました(でも調達情報が見つからないんだよなぁ、、、随契なのか?)

最初のアクシデントはあったものの、縦走は楽しかった。ちょっと気温が高くて暑かったのと、最後雨には降られたけど、二王子岳から見たとおりの長大な主脈歩きを堪能できたし(その分、アップダウンが辛かった)、また色とりどりの花々が咲き誇っていて、歩いていて全く飽きなかった。

あと、小屋の管理人さん、みんなお酒大好きね。門内小屋では「頼母木小屋までのガソリンに!冷えたビールあるよ!」とアピールされ、頼母木小屋のおじさんも「ビールもっと冷やしておくからね!明日の活力のためにいっぱい飲んでちょーだい!」と勧めてくるし笑 こういう小屋が多い山域は好きです。

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コメント

お疲れ様でした。10人の残された組でテント場で一緒だった者です。大日岳寄っての12時前に下山とはかなりの健脚!さすがです。
自分は大日パスして2泊で強硬しましたが、門内小屋でのテントで雨がひどく浸水して悲惨でした😩
頼母木からの日本海の眺めに感動。あの景色が見れたら、飯豊温泉降りなくて正解でした。

タクシーの運転手さんが12時頃乗せて道の駅まで行ったって言ってましたよ〜多分そうかなと

今度はスリッパの人見かけたら押し退けて先に乗りましょうね!

でわでわまた山で
2024/7/17 12:42
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ocs175さん、コメントありがとうございます。
そちらのレポートにもコメントを残しましたが、やはりそうでしたか。
はい、お昼頃に道の駅まで移動したのは私でしたね。さすが田舎のタクシー、すぐわかってしまう笑

2日目は夕方からひどい雨でしたよね。私も雨が本降りになる前に小屋に滑り込めず、悲惨でした。
バスの件も含め、お互いにお疲れ様でした。またどこかの山でお会いしましょう!
2024/7/18 7:15
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ちゃーまるさん
返信遅くなりスイマセン。沢山のレコ拝見しました。日本中の山々駆け巡って経験豊富。電車好きも垣間見れてかつ文才があり羨ましい限り。楽しく拝見しましたよ〜
山のレベルが段違いですが、今後の山行のベンチマークにしたいと思っております!
橋を過ぎれば下りだと思い込んでいたのには猛省です。ほんときつかった!聞いてないし!
今度は山で電車の話しでもいかかでしょうか?

でわではまた山で(@^^)/~~~
2024/7/25 19:52
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