焼岳〜割谷山〜西穂山荘〜西穂独標
- GPS
- 15:34
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,206m
- 下り
- 2,155m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 10:08
天候 | 一日目 晴れ 二日目 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・上高地帝国ホテル前バス停〜焼岳登山口 ほぼ平坦な舗装車道、未舗装道 ・焼岳登山口〜焼岳小屋 樹林帯内の緩やかな登り、途中アルミ梯子あり 本日最大の垂直岩を通過する梯子は転落注意 以後は笹原を巻く道で焼岳小屋(新中尾峠) ・焼岳小屋〜焼岳 焼岳展望台までは緩やかに尾根を行く展望の縦走路 中尾峠からは岩稜のきつい登りになり ペンキの丸印が不明瞭な箇所もあるので確認しながら通行 ・焼岳小屋〜割谷山〜西穂山荘 小さなアップダウンが連続し、体力を奪われました 今日刈ったばかりと思われる登山道以降、笹に覆われている箇所あり 最後に西穂山荘迄針葉樹林帯のきつい登りになります ・西穂山荘〜西穂独標 登山道、這松帯の中は道跡明瞭、 岩稜はペンキの丸印を確認しながら通過 ・西穂山荘〜焼岳登山口 整備の行き届いた登山道 |
その他周辺情報 | 梓湖畔の湯 https://sawando.ne.jp/trip/237/ バス停に近く、昼間は貸し切り状態、上高地に来ると定番です |
写真
感想
今年春から、新穂高ロープウェイが休止していると知り、
それなら憧れの西穂山荘もゆっくり泊まれるかと思い
ずっと天気の良い日を待ち焦がれておりました。
待ち望んだ日が漸く訪れ、急遽予約して出かけました。
憧れのホテル上高地帝国ホテル前から歩行開始したのは七時半、
この時点で西穂山荘到着時刻に少し不安がありましたが
一度歩いているコースでもあり、焼岳山頂までは快調で、
前回楽しめなかった北峰からの360度の絶景も満喫♪
しかし、焼岳小屋に帰還後、割谷山を通過する登山道は
起伏が思ったよりきつく、出会ったの方はたった一人、
登山道の草刈り後、帰る途中の方だったのではないかと思います。
何故なら割谷山手前で、刈ったばかりの新鮮な草の匂いが残っており
草刈り機も置かれ、以降、登山道が笹薮に覆われかけていたからでした。
割谷山三角点のあると思われる巻道を過ぎてから、
時折見える西穂山荘の赤い屋根はとてつもなく遠く見え、
目前の針葉樹林帯を登らないと西穂山荘に着かないと分かるに及んで
疲労困憊し足が上がらず、休憩しながら牛歩で前進。
なんと二時間遅れで漸く上高地分岐に到着し
西穂山荘の方にはご心配おかけし、本当に申し訳ありませんでした。
無事着けてほっとしましたけれど、計画の甘さを反省です。
部屋は貸し切り、暮れ行く笠ヶ岳を飽きずに眺められました。
明日天気になあれ!と笠ヶ岳に祈るも、足の疲労による痙攣で、
夜中に目覚めてしまい、どうなることかと思いました。
自分の体力に見合わない計画の結果故、仕方ありませんけれど…
翌日、朝食も全部食べられたので、行ける場所迄と山荘を出発。
遥か昔、ここからジャンダルムを経て、奥穂へ縦走しているのに、
全く登山道の記憶がなく、失われた記憶が無念です。
丸山を過ぎても、展望は開けるかどうか疑問でした。
しかし、ちらり前穂と明神が見えた後、梓川も西穂独標も見え
みるみる雲が去り、先行する二人の登山者に安心感も覚えました
でも、雲が切れると逆に足元の険しさに不安も覚え
西穂高岳への道は更に険しそうで、単独での登山にリスクを感じ、
西穂独標に到着後、自分の体力を考えて、引き返そうと決断。
何の思いもなく通り過ぎた過去が、今はいとおしく、感動を覚えます。
西穂山荘通過後、分岐から程なく、「きぬがさの池」付近で
キヌガサソウに会え、種池山荘付近の大群落を懐かしく思い出しました。
体力は年々衰える一方なのに、花たちに会いたい気持ちは消えません。
そんな気持ちが山歩きへの一歩になっているのかもしれません。
上高地帝国ホテル前に無事到着後、待つ間もなくバスが来て、
早く帰宅して美味しいビールが飲みたくなりました。
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