しっとり長沢背稜を雲取山から水松山へ。下山はバリルート中尾根・孫惣谷経由でタワ尾根・金岱山の巨樹へ
- GPS
- 07:55
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,532m
- 下り
- 2,483m
コースタイム
- 山行
- 7:23
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:55
天候 | 雨か霧雨、一時曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR 小宮4:51(八高線)4:56拝島5:59(青梅線青梅乗り換え)6:00奥多摩 西東京バス 奥多摩6:05⇒鴨沢6:40 復路 西東京バス 東日原14:50⇒15:10奥多摩駅 JR 奥多摩駅15:26(ホリデー快速)16:10拝島16:30(八高線)16:35小宮 |
コース状況/ 危険箇所等 |
鴨沢〜雲取山〜長沢背稜分岐;良く歩かれていていい道です 長沢背稜分岐〜水松山手前;一般道ですが、道標少なめ、道は細く、今の時期は草で覆われているところもあります。 水松山手前〜水松山〜中尾根〜孫惣谷;バリルートです。 ・水松山へは天祖山への分岐の手前で尾根をたどります。踏み跡かすか ・水松山〜中尾根〜孫惣谷は水松山から南への踏み跡をたどり、 すぐに縦走路を横切ってそのまま尾根上のかすかな踏み跡をたどります。 標高1630m付近、真すぐ尾根を下りると南への枝尾根に入り込んで しましますので、南東へ下ります。 ・尾根が狭いところは踏み跡がありますが広くなるとはっきりしませんので、 地図&磁石orGPSで方向を確認しながら下ります。 ・標高1250m付近で左へ尾根から離れて巻いて下るはっきりした踏み跡に 入ります。しるしはありませんので要注意です。その先ジグザグに下って 孫惣谷にでます。すぐに飛び石で渡り対岸の踏み跡をたどります。 また孫惣谷におり、ここで再び渡り返し、朽ちて危なげな桟道を2つ渡ると 下に新し木橋が見えてきてそこに降り立ちます。この橋の手前に右への分岐 がありますが、鉱山施設につき立ち入り禁止の立て札があります。 早朝や夜だったら通れると思います(先月はこっちから来ました) 緊急の場合はそちらへ下った方がいいです。 ・孫惣谷〜タワ尾根1300m付近;最初は結構登ります。途中で御供所・日原 が右方向を示す標識がありますが、無視してなるべくしっかりした踏み跡を たどった方が良いです(今回この標識の通りに行ったらとても細くてあるき にくい踏み跡でした。1月に反対から降りてきた時ははっきりした踏み跡で きました)。はっきりした踏み跡でジグザグに登ると水平道になって、 あとはその道をずっとたどります。途中崩れているところもありますが、 獣がたくさん利用しているようで、なんとか歩けます。 オロセ尾根を越えると少しジグザグの登り、その後も斜上する道となり、 タワ尾根に近づきますが、最後の最後で崩れているところを上に登って 超えます。 ・タワ尾根〜金岱山の巨樹;巨樹の手前で踏み跡ははっきりしないところが あります。人形山から少しいったところで右に直角に曲がります。 ・巨樹〜一石神社(登山口);最初は東方向への踏み跡で、すぐに右にターン して正規の方向に向かいます。一石山からは非常に急な下りで滑落注意。 ・藪はありません。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
予備ミニライト
予備電池ライト用&gps用
カメラ用)
1/25
000地形図
コンパス(時計内蔵&GPS内蔵)(2)
笛
筆記具
保険証
飲料(容器)
ティッシュ
バンドエイド
バンダナ
携帯電話
計画書
折りたたみ傘
レインスーツ
ストック
GPS(ルート登録済)
時計(コンパス
高度計)
非常食
日焼け止め
帽子(キャップ)
レスキューシート人形型(1)
カメラ1
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感想
【目的】
\莉気例ヶ岳&赤石岳で思いのほかに疲労して思った通り歩けなかったため、体力確認。
⊃緇昌海ら南東へ下るバリルートの中尾根が、長沢背稜からのエスケープとそして使えるか確認。(先月登りで使い、八丁橋から長沢背稜への最短ルートとして有用なルートと認識、
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-675050.html
下りで使えれば、便利なエスケープルートになると考え、その確認に行きました)
タワ尾根の西側中腹にある水平道の探索・踏破
ヤマレコで過去の記録を確認すると、急なトラバース部分が崩れていて危険とのレコもありましたが、今年の1月に部分的に歩いた限り、手入れもされていて問題なさそうだったので、全ルート探索。
【結果]
‖領漏稜А足の調子は良くも悪くもなく、先週のように足が思いことはありませんでしたが軽いわけでもなく、すいすい登れる感じではありませんでした。
それでも、鴨沢から小袖乗越の村営駐車場まで、前方を歩く雲取が初めてという若者が快調に登っていくのに引っ張られて次第に調子を上げ、鴨沢バス停から雲取山避難小屋まで2:45と多分過去最短で登れました(でも、鴨沢からはあまり登らないので、七ッ石山によらずに雲取を目指したのも初めてか)
ただ、その後少し失速し、芋の木ドッケから長沢山への時間は、先月の逆コースの時よりもかかってしまいました。
それでも、帰りの東日原発のバスの時間が14:50でそれを逃すと16:17までないので、孫惣谷からバリルートでタワ尾根への登り返しとタワ尾根の下り、最後の道路ではかなり走り、なんとか3分前にバス停に到着することができました。バスに間に合わそうという目標ができると、あらたなエネルギーが湧いてきます。
中尾根;危険個所がなく藪もないので、十分エスケープとして非常時に使えると思いました。ただ、迷いそうな個所が2カ所あるので(コース状況参照)下見は必須でしょう(使う場合はあくまで自己責任で)。
タワ尾根西側水平道;崩れているところもありましたが、通行に苦労することはなく、歩けました。ただオロセ尾根を越えてからは予想外の登りで、前述のバスに間に合わすためにはこの登りが結構しんどく途中何度か諦めかけました。
【その他の記録、感想】
急遽、電車で奥多摩へ行くことにしました。目的↓を当初の目的として、日原からヨコスズ尾根を登って酉谷山経由で水松山へ行こうと思って家を出ましたが、奥多摩駅で日原行のバスの待ち時間が長いので、気が変わって鴨沢から雲取経由で行くことにしました。そうするとブナ坂から水松山までは先月の逆コースになります。
バスの中でヤマレコのヤマプラ機能を使ってスマホで計画を作りました(一般道部分だけ)
天気は前日の予報よりも悪く、奥多摩駅ですでに雨、鴨沢ではほとんどやみましたが、標高1000m位から上はガスで途中結構激しく降りましたが樹林なので木から落ちてくる水滴を避けるために傘をさして登りました。
ブナ坂付近手前から雲取山までは止んで、天気回復を期待させましたが、北側へ下るとすぐまた雨になり、その後は中尾根の途中までずっと降り続きましたが傘1本で歩き通りました。気温は結構涼しく、雲取からの下り始めではTシャツ1枚では寒いくらいでしたが、芋の木ドッケののぼりではすぐに汗だくになり、その後も汗だけはたくさんかきました。
夏場は人が少ない雲取周辺ですが、この天気ではさすがに長沢背稜に登りに来る人は無く、雲取山以降は誰にも会いませんでした。雨の降る中黙々と歩きましたが、しっとりとし手苔むした長沢背稜はそれはそれでとても癒されました。
この区間少しゆっくり歩いてしまったため、そのつけがあとで回ってきて、日原のバスに間に合わるためにバリルートやタワ尾根の激下りを真剣に走るはめになり、滝のように汗をかきました。
今回もう一つ隠れた目的がりましたが、それは大ダワでのGPSの怪現象の確認でした。詳細は先月のレコに書きましたが、大ダワ付近でGPS電源がおちてしまい、ルート記録されないことが2回続けて起こったので、今回はGPSを注意しながら歩きましたが、問題ありませんでした。逆ルートだと発生しないのでしょうか。
shigetoshiさん、おはようございます。
水松山に今年4度目とは、かなりマニアックな
気がします
私もこの周辺で何本か歩きたい尾根があるのですが
(巨木めぐり、したいなあなんて)結局、行けていません。
紅葉時期にはまたタワ尾根へとは思っているのですが
タワ尾根の激下り、走れるものですか
この天気だと、急なだけでなく、濡れてますよね。
youtaroさん、おはようございます
水松山は縦走路から外れた寂しい山なので、とてもマイナーですよね。
この山に反応するとはさすがyoutaroさんです。
長沢背稜へ行く時は、水松山は縦走路から離れていますが、
静かでとてもいい雰囲気のところだし、山頂を通った方が少し近道
なので通るようにしています
それでも、長沢山も今年4回目なので異常に多いと思いますが
水松山付近はカエデの木がとてお多かったので、紅葉がすごいと
思います。その時期にまた行ってみたいと思っています。
都合があったらご一緒しましょう
一石山から下の下り、ご指摘のように湿った土でとても滑りました。
半分は固い雪の上のように滑りながら降りましたが、横に落ちたら
滑落間違いなしなのでとても気を使いました。
この下りで走るのも無理かと、何度かバスを諦めかけました
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