記録ID: 7062789
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
岩屋デビュー「焼山・金山」
2024年07月26日(金) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 20:27
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 2,931m
- 下り
- 2,946m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 7:21
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 9:06
距離 15.3km
登り 1,933m
下り 988m
日帰り
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 10:49
距離 16.1km
登り 998m
下り 1,957m
天候 | 1日目 26日 金曜日 高曇り一時霧 西の風3〜5m 視界はいいけど雲が増えた 2日目 27日 土曜日 曇り 朝のうち霧 しだいに日射しも 西の風 始め5〜10m 最後は0〜2m 10時頃に周りの山も見えた 雲が多い2日間だった 初日の午後(3時頃)雨予報だったけど振られずに幸い 2日目早朝 霧で見晴らしが無かったのは残念 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは5台くらい 手前で何ヵ所か 路側に停まる トイレ無し 国道に出て新潟方面に道の駅小谷 長野方面にコンビニが有る |
コース状況/ 危険箇所等 |
金山登山口から 天狗原山→金山→富士見峠→焼山を往復 焼山手前の泊岩で1泊 全体に明瞭な道 濡れると滑る土 天狗原山まで いくつかピークを越える整備の良い道 雨なら沢になるセクションも有る 時々 木の間から展望 登り始めブナ大木が点在する P1749付近はミヤマママコナとシャジン P1970付近はシナノナデシコとタカネナデシコ 山頂手前 石仏の原から花畑が点在する 金山まで 整備の良い道 数ヶ所ほんの数m崩れかけのトラバース有り 次々に花が登場する 圧巻は神の田圃 ハクサンフウロ・カラマツソウ・イブキトラノオなど高密度の花畑が広がる 富士見峠まで 整備が良く歩き易い道 刈り払いされているのは富士見峠まで 一部で若い笹が伸び始め 秋以降はちょっとした笹こぎ区間ができるかも 笹ヶ峰の分岐(富士見峠)は赤いリボンがひとつ有るだけで草藪に見えた ニッコウキスゲの小群落が点在する ギボウシの小群落が1ヶ所有り ザレ斜面に点在するシナノナデシコが目立つ 焼山まで 明瞭な道だけど草藪がかぶる 笹倉温泉分岐には手製の道標が有る 焼山方向120mで泊岩(左に少し下りる) 灌木がなくなるとザレと岩ゴロの道になる ペンキマークとリボンを結んだ石がたくさん 固定ロープの岩場が1ヶ所有るけどグリップが効き 手がかり足がかりは充分有る むしろ途中に引っ掛かった石が複数有るのでロープを振ったりするのは危険かもしれない 自分で落とした石に当たる可能性が有る 水場 15年前の地図で富士見峠のすぐ先 左手の雪渓で水を採れると有る ヤマレコのマップには記載無し 現地では雪渓下り口らしき赤リボンを見たが藪になっていた 少し金山方向で雪渓の下流から流水音が聞こえるし みんなの足跡で下りている人がある ここは一段と藪が濃い 下山時 少し寒いくらいの天候で1リットルの手持ちが有ったので寄らず 登山口から登り1時間に地図記載の水場が有る パイプから少し冷たい水が出ていたのでわき水だと思う 下山中 意外な日射しと無風状態で水不足になりここで1リットル補給 念のため簡易浄水器を通した(マヨネーズのチューブみたいな物 非常用としては充分 しだいにフィルターが目詰まりするので縦走するには無理が有る) |
その他周辺情報 | サンテイン小谷で汗を流した 少しトロミが有る 700円 周辺の温泉はそれぞれ特徴が有る 国道の6km程手前のオタリアンジェラート 地元産も含めたフレーバーが揃う 少しお値打ち |
写真
撮影機器:
感想
前回の山行が営業小屋2泊の大名登山で 大散財したので(1泊2食で15000円超え!)、今回は避難小屋利用の貧乏登山である。
向かったのは 新潟焼山。
今よりは 体力が有った頃、火打山に登った時は入山規制されていた。
小谷側の金山登山口から歩けば、焼山の手前に避難小屋が有って、二日行程でちょうどいい。
道中の花の名山、金山も花のシーズンだ。
その避難小屋と言うのが、なんと岩屋なのだ!
山岳界の大先輩と同じ体験できる。
日本スポーツ登山黎明期、宗教登山の修験者、上信国境には国定忠治隠れ岩なんてのも・・
その岩屋は想像以上に快適だった。
乾いた床(ここは重要)は詰めれば9人分のスペース。
壁と天井はトタンが貼ってある。
難点と言えば湿気で、3時間程干したシュラフはウルウルシトシトになった。
昔の人のように土の床、岩むき出しの壁天井、外壁は隙間が大きくなんてのは、大変だったと想像した。
山に泊まった朝は、大展望に恵まれるかと期待したが、それははずれた。
その代わり、道中の花はピークだった。
荒涼とした火山の噴火口と、花畑、対照的な楽しみの山行でした。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:181人
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する