記録ID: 706450
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳、槍ヶ岳
2015年08月22日(土) ~
2015年08月24日(月)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 40.6km
- 登り
- 3,734m
- 下り
- 3,722m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:20
2日目
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:30
天候 | 1日目雨、2日目晴れすぐ曇り、3日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
急登も整備されている。 |
予約できる山小屋 |
槍平小屋
|
写真
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訪問者数:735人
1日目、新穂高温泉の駐車場は雨のせいか、無事停められた。
雨具を着て笠新道を進む。確かに急ではあるが、道は整備されている。
ガスも巻き、視界は悪く、槍穗展望地の看板もむなしい。杓子平に到着、視界が僅かに広がる。靴にも水が入り、気分が全く上がらない中、雷鳥の親子が現れた。2年振りか。雨の山行にも良い事もある。
抜戸の分岐点に着き、稜線を笠ヶ岳に向かい進む。約1時間で、テント場に到着した。いつのまにか雨も上がり、広いスペースにテントを張る。
夕暮れ、ガスが上がり槍ヶ岳の穗先が現れた。明日のご来光を祈り、就寝。
2日目、
起床し、東の空を眺めると槍ヶ岳から穂高連峰のシルエットが見える。準備し、笠ヶ岳山頂へ、向かう。登山者が次第に集り日の出を待つ。槍ヶ岳の右手から光が発する。素晴らしいご来光だ。これだけでも来た甲斐がある。でも西鎌尾根からの槍ヶ岳も見たい。
双六岳までの稜線は、再びガスに包まれる。秩父平ではお花畑に出会い気分は回復される。
鏡平登山道と合流し、双六岳へ、稜線をアップダウンし、進む。双六岳のテント場も、良く整備されている。でも、笠ヶ岳のテント場が上だ。
テント張り後、双六岳へ約50分。急登のあとは緩やかな山容。頂上は、やはりガス。鷲羽岳は時折顔を出す。双六岳からの槍ヶ岳は写真でもよく見る絶景だが、全く見えなかった。
明日、コースタイム12時間のロングコース、晴れを期待し、就寝。
3日目
2時半起き、4時ヘッドライトを点け、樅沢岳を登る。ガスに包まれてしまう。何とか晴れてほしいと祈りつつ稜線を歩く。
硫黄乗越の標識を過ぎと、次第に周りが明るくなる。ご来光は見えそうだが西鎌尾根の先は、ガスが物凄いスピードで流れている。赤岳、硫黄岳がハッキリと見え、そして槍の穗先が現れた。うれしいー!
晴れて周りが見える内に何とか槍ヶ岳に到達したい。昨日歩いた稜線と笠ヶ岳も視界に飛び込んでくる。千丈沢乗越を越え、ここからは、最後の急登。登山道日影に入り、何か動いた。一瞬ビックリしたが、雷鳥がいる。頭が赤いオスだ。2度も見られるとはラッキー。
槍の肩に4時間、頑張った。さあ、最後の岩場とハシゴにしがみつく。そして槍山頂。
下界は、雲海、標高の高い山々はそこから浮かび上がる。特に、黒部五郎岳が美しい。
客も以外と少なく、山頂で長居をした。
飛騨乗越を下る。下りは、やはり辛い。登山道は整備されているが、長い下り約1900m降りる。コースタイムを30分短縮し、無事下山。
雨の中の雷鳥との出会い、笠ヶ岳からの最高のご来光そして西鎌尾根からの槍ヶ岳を望めた大満足の山旅でした。◎
1日目、新穂高温泉の駐車場は雨のせいか、無事停められた。
雨具を着て笠新道を進む。確かに急ではあるが、道は整備されている。
ガスも巻き、視界は悪く、槍穗展望地の看板もむなしい。杓子平に到着、視界が僅かに広がる。靴にも水が入り、気分が全く上がらない中、雷鳥の親子が現れた。2年振りか。雨の山行にも良い事もある。
抜戸の分岐点に着き、稜線を笠ヶ岳に向かい進む。約1時間で、テント場に到着した。いつのまにか雨も上がり、広いスペースにテントを張る。
夕暮れ、ガスが上がり槍ヶ岳の穗先が現れた。明日のご来光を祈り、就寝。
2日目、
起床し、東の空を眺めると槍ヶ岳から穂高連峰のシルエットが見える。準備し、笠ヶ岳山頂へ、向かう。登山者が次第に集り日の出を待つ。槍ヶ岳の右手から光が発する。素晴らしいご来光だ。これだけでも来た甲斐がある。でも西鎌尾根からの槍ヶ岳も見たい。
双六岳までの稜線は、再びガスに包まれる。秩父平ではお花畑に出会い気分は回復される。
鏡平登山道と合流し、双六岳へ、稜線をアップダウンし、進む。双六岳のテント場も、良く整備されている。でも、笠ヶ岳のテント場が上だ。
テント張り後、双六岳へ約50分。急登のあとは緩やかな山容。頂上は、やはりガス。鷲羽岳は時折顔を出す。双六岳からの槍ヶ岳は写真でもよく見る絶景だが、全く見えなかった。
明日、コースタイム12時間のロングコース、晴れを期待し、就寝。
3日目
2時半起き、4時ヘッドライトを点け、樅沢岳を登る。ガスに包まれてしまう。何とか晴れてほしいと祈りつつ稜線を歩く。
硫黄乗越の標識を過ぎと、次第に周りが明るくなる。ご来光は見えそうだが西鎌尾根の先は、ガスが物凄いスピードで流れている。赤岳、硫黄岳がハッキリと見え、そして槍の穗先が現れた。うれしいー!
晴れて周りが見える内に何とか槍ヶ岳に到達したい。昨日歩いた稜線と笠ヶ岳も視界に飛び込んでくる。千丈沢乗越を越え、ここからは、最後の急登。登山道日影に入り、何か動いた。一瞬ビックリしたが、雷鳥がいる。頭が赤いオスだ。2度も見られるとはラッキー。
槍の肩に4時間、頑張った。さあ、最後の岩場とハシゴにしがみつく。そして槍山頂。
下界は、雲海、標高の高い山々はそこから浮かび上がる。特に、黒部五郎岳が美しい。
客も以外と少なく、山頂で長居をした。
飛騨乗越を下る。下りは、やはり辛い。登山道は整備されているが、長い下り約1900m降りる。コースタイムを30分短縮し、無事下山。
雨の中の雷鳥との出会い、笠ヶ岳からの最高のご来光そして西鎌尾根からの槍ヶ岳を望めた大満足の山旅でした。◎
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