乗鞍岳（中洞権現尾根〜奥千町避難小屋〜剣ヶ峰）

2024年08月08日(木) ~ 2024年08月09日(金)

• GPS: 21:52
• 距離: 22.6km
• 登り: 1,876m
• 下り: 1,845m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:47
• 休憩: 0:16
• 合計: 10:03

距離 9.4km 登り 1,200m 下り 361m

8:41 スタート地点
8:42 8:43 阿多野郷林道ゲート
9:55 10:10 乗鞍岳中洞権現ノ尾根コース登山口
16:44 中洞権現
18:44 奥千町避難小屋

2日目

• 山行: 10:32
• 休憩: 1:26
• 合計: 11:58

距離 13.2km 登り 676m 下り 1,484m

5:56 奥千町避難小屋
8:16 8:28 中洞権現
9:00 9:10 皿石原
10:57 11:20 乗鞍岳
12:14 皿石原
12:34 13:07 中洞権現
16:58 17:05 乗鞍岳中洞権現ノ尾根コース登山口
17:53 17:54 阿多野郷林道ゲート
17:54 ゴール地点

天候

1日目：晴のち夕立、2日目：晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

阿多野郷林道ゲート前に数台駐車可、AiMiX南乗鞍Base（旧アイミックス自然村南乗鞍オートキャンプ場）から未舗装

コース状況／危険箇所等

中洞権現尾根の2200m付近は笹藪が濃く、森林限界上のハイマツ帯も踏み跡不明瞭

写真

8/8 8:40

阿多野郷林道ゲートから出発。前夜は仕事を終えてから車を大阪から高山まで走らせ、高山で前泊しました。

8/8 8:44

登山口まで林道歩き。最初はカラマツ林。

8/8 9:11

ダケカンバが目立つようになった。

8/8 9:17

道端にソバナがたくさん咲いていた。

8/8 9:32

黒谷を渡る。

8/8 9:47

登山口に到着。ここで朝食にした。

8/8 10:27

九十九折れの登山道を登って行く。2日分の水4Lを担いでいるのでザックが重い。

8/8 11:08

斜面をトラバース。

8/8 11:23

中洞権現尾根に乗った。

8/8 11:27

笹藪漕ぎが始まった。

8/8 12:59

この辺りが笹藪max。下りのためによく観察しながら登る。

8/8 13:11

この辺りは最近刈り払いされたようで、藪から解放されたので昼食にした。

8/8 13:38

8/8 15:04

森林限界に出た。この少し手前から夕立が降ってきた。

8/8 15:12

夕立のなかハイマツ帯を登って行くが、踏み跡が不明瞭で所々ハイマツの上を歩いた。

8/8 16:19

屏風岳と大日岳が見えてきた。

8/8 16:43

ようやく中洞権現に到着。

8/8 16:59

夕立も上がり、中洞権現から奥千町避難小屋に下って行く。

8/8 17:16

振り返ると屏風岳に虹がかかっていた。夕立の中を登って来たご褒美。

8/8 17:21

里見岳。

8/8 17:21

屏風岳。

8/8 17:22

景色ばかり見ていたら日が暮れそうなので先を急ぐ。

8/8 17:22

晴れてきた。

8/8 17:35

やっぱり振り返ってしまう。

8/8 17:37

8/8 17:49

樹林帯に降りてきた。道が川になっている。

8/8 18:01

8/8 18:10

ずいぶん下ってきた。

8/8 18:30

草原に出た。

8/8 18:37

振り返ると乗鞍岳がアーベントロートに染まっていた。これだから山は止められない。

8/8 18:42

夕暮れの頃、奥千町避難小屋に到着。小屋は貸し切りだった。

8/9 4:39

夜が明けた。昨夜は満天の星だった。

8/9 5:52

一夜お世話になった奥千町避難小屋。

8/9 5:52

日の出とともに剣ヶ峰に向けて出発。

8/9 5:53

お地蔵様に安全を祈願。

8/9 5:55

今日は御嶽山がきれいに見える。

8/9 5:58

笠ヶ岳も。

8/9 5:59

8/9 6:01

オヤマリンドウ。

8/9 6:05

樹林帯に入る。

8/9 6:14

8/9 6:16

カニコウモリ。

8/9 6:17

ミヤマアキノキリンソウ。

8/9 6:24

シラネニンジン。

8/9 6:36

8/9 6:54

樹林帯を抜けた。

8/9 6:54

御嶽山。

8/9 6:55

笠ヶ岳と黒部五郎岳、北ノ俣岳。

8/9 6:55

山頂はまだ遠い。

8/9 7:13

中洞権現に向けてハイマツ帯を進む。

8/9 7:37

下に五色ヶ原が見えてきた。3日後に息子夫婦と訪れる予定。

8/9 7:39

8/9 7:40

8/9 8:10

中洞権現に到着。

8/9 8:30

昨日登って来た中洞権現尾根と御嶽山。

8/9 8:31

その左に中央アルプス。

8/9 8:34

屏風岳の右に大日岳が見えてきた。

8/9 8:39

皿石原。

8/9 8:40

8/9 8:45

8/9 8:45

8/9 8:47

チングルマは綿毛になっていた。

8/9 8:59

屏風岳と大日岳の南側を進む。

8/9 9:01

ヨツバシオガマ。

8/9 9:08

ウメバチソウ。

8/9 9:12

ウサギギク。

8/9 9:14

8/9 9:19

オトギリソウ。

8/9 9:27

8/9 9:52

8/9 9:59

8/9 10:00

高天ヶ原。

8/9 10:01

8/9 10:17

大日岳の東側に回り込むと剣ヶ峰が見えてきた。

8/9 10:32

イワツメクサ。

8/9 10:33

ミヤマダイコンソウ。

8/9 10:33

大日岳と剣ヶ峰の鞍部の手前はお花畑になっていた。

8/9 10:34

8/9 10:36

コマクサ。

8/9 10:41

大日岳と剣ヶ峰の鞍部に着くと反対側に権現池が見えた。

8/9 10:42

剣ヶ峰に向けて最後の登り。

8/9 10:47

右側から回り込む。

8/9 10:55

山頂の祠が見えた。

8/9 11:05

ついに剣ヶ峰の山頂に到着。

8/9 11:06

ちょうど山頂に着く頃に雲が上がって来て展望は得られず。

8/9 11:12

今日はまだ長いし、さっさと下山開始。

8/9 11:16

大日岳との鞍部から大日岳の南側を下って行く。

8/9 11:59

今日も夕立が来るのだろうか？出来れば夕立の中の笹藪漕ぎは避けたい。

8/9 13:05

中洞権現に戻って来た。

8/9 13:06

昼食の後、中洞権現尾根を下り始める。道が不明瞭でケルンとコンパスを頼りにハイマツの薄い所を下って行く。

8/9 13:12

8/9 13:14

晴れてきた。

8/9 13:24

踏み跡が不明瞭でハイマツの上を歩いて下って来ると、踏み跡らしいところに出た。

8/9 13:33

8/9 13:36

8/9 13:54

ハイマツの藪漕ぎ、下にはシャクナゲも。

8/9 14:00

8/9 14:05

8/9 14:10

森林限界に戻って来た。

8/9 14:15

8/9 14:19

ゴゼンタチバナがたくさん咲いていた。

8/9 14:28

ギンリョウソウ。

8/9 14:30

8/9 14:36

モミジカラマツ。

8/9 15:15

笹藪max地帯を通過。登りによく観察しておいたので迷わずに下れた。

8/9 16:09

中洞権現尾根を離れトラバース道へ。

8/9 17:05

登山口に降りてきた。ここから林道歩き。

8/9 17:53

林道ゲートに戻るともう一台車が止まっており、片付けをしていると渓流釣りの方が戻って来られしばらくお話をさせて頂いた。この後は乗鞍岳第2戦のために車で野麦峠を越え、乗鞍高原温泉に泊まりました。

撮影機器：

Canon PowerShot G9 X Canon

感想

minekaraminehe

以前中央分水嶺を関西から西へ東へと登り、2019年の秋に郡上市の大日ヶ岳と鷲ヶ岳に登って次は川上岳、位山、そして千町尾根から乗鞍岳と思っていましたが、新型コロナで中断したままになっていました。最近は近郊の低山歩きばかりしていましたが、この夏休みは5年ぶりに遠征する気になり千町尾根から乗鞍岳に登ることにしましたが、丸黒尾根や九蔵ノ尾根は藪が深いようなので、比較的藪がましな中洞権現尾根から登ってみることにしました。夏山シーズン真っ只中というのに剣ヶ峰の山頂以外では2日間誰にも会わず、藪を漕ぎ、夕立に濡れ、原始の乗鞍岳を少し体感することができました。乗鞍岳は最も容易に登れる3000m峰というイメージが強くて今まで登ったことがありませんでしたが、実はとても大きな山で大半は手つかずの自然が残っていることが理解でき、ファンになってしまいました。特に飛騨側はこれからも一部の人のみが訪れることが出来る場所であり続けてほしいと思います。