ドM向け・空木〜木曽駒〜将棊頭（駒ヶ根高原〜桂小場）

2024年08月08日(木) ~ 2024年08月10日(土)

• GPS: 23:43
• 距離: 29.5km
• 登り: 3,259m
• 下り: 2,918m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:36
• 休憩: 1:41
• 合計: 9:17

距離 10.4km 登り 2,031m 下り 464m

4:46 空木岳登山口駐車スペース
5:23 5:24 空木岳登山道取付地点
5:30 空木岳登山道入口
5:50 6:07 林道終点
6:22 6:23 タカウチ場
7:01 7:22 池山尾根水場
7:53 尻無
8:14 マセナギ
9:04 9:19 大地獄
9:21 小地獄
9:42 9:43 ヨナ沢ノ頭
10:39 10:52 空木平カール分岐点
11:05 空木岳避難小屋
11:40 11:41 空木平カール
12:11 12:13 空木駒峰ヒュッテ
12:22 12:51 空木岳
14:03 木曽殿山荘

2日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:46

距離 7.8km 登り 1,002m 下り 630m

5:58 木曽殿山荘
6:22 6:23 東川岳
7:41 7:42 熊沢岳
8:48 大滝山
9:24 檜尾岳
10:40 10:41 濁沢大峰
12:04 島田娘
12:13 極楽平
12:20 サギダルの頭
12:24 12:46 三ノ沢分岐
13:14 13:37 宝剣岳
13:44 宝剣山荘

3日目

• 山行: 5:39
• 休憩: 0:53
• 合計: 6:32

距離 11.3km 登り 226m 下り 1,823m

6:06 宝剣山荘
6:08 6:09 天狗荘
6:21 6:22 中岳
6:29 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
6:45 7:08 木曽駒ヶ岳
7:22 馬ノ背分岐
8:10 8:16 濃ヶ池分岐
8:19 8:20 黒沢分岐
8:37 8:38 遭難記念碑（聖職の碑）
9:02 9:08 西駒山荘
9:11 9:15 水場
9:42 胸突の頭
10:00 10:02 津嶋神社
10:35 胸突八丁（信大コース分岐）
10:53 10:55 大樽小屋
11:13 白川分岐
11:17 11:18 馬返し
11:24 横山道分岐
11:36 11:41 野田場
12:38 桂小場
12:38 ゴール地点

天候

8/8（木）晴時々曇→小屋到着後、一時雨
8/9（金）晴時々曇→小屋到着後、一時雨
8/10（土）晴

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

8/7（木)：会社研修後、JR神田万世橋ビル16:20→首都高、中央道→19:35タイムズ 「アルプス中央信用金庫」にクルマ1台デポ（2800円）→駒ヶ根プレモントホテル（泊、6300円/泊）

その他周辺情報

・日帰り温泉：「露天こぶしの湯」750円/人（JAF会員、モンベル会員は50円引）
　https://drop-of-alps.com
・昼食：手打ちそば「こやぶ」とろろそば1100円
・コインランドリー：「福来ら ベルシャイン駒ヶ根店」
　https://mizuho-inc.com/survice/service-title-3/

写真

8/8 4:46

池山林道が通行止めのため、駒ヶ根高原スキー場駐車場の最上段に駐車。駐車場は4段ほどあるので満車になることは無なそう

8/8 4:47

標高差2000mの長丁場なので少し早めに出発

8/8 5:58

林道を横切って直登する登山道を汗だくになって登り本来の登山口に到着。
伊那谷は今日も暑くなりそうだ

8/8 5:59

工事関係車が残された駐車場奥の東屋で休憩中。
ここからは写真右手のトイレ裏から登ったが、林道（遊歩道？）を上がった方が楽そう

8/8 6:26

林道終点の先、タカウチ場のあたりは穏やかな登り

8/8 7:01

池山小屋分岐の水場着。ここから木曽殿山荘まで水場は無いので、命の水場とも言えそう

8/8 7:40

水場から九十九折りを上ると植生が変わった

8/8 8:43

マセナギを過ぎると階段と鎖場が始まる

8/8 8:52

鎖場のある大地獄を通過中

8/8 9:03

小地獄を通過すると鎖場は終了するが、引き続き、傾斜はキツい

8/8 9:32

ヨナ沢の頭付近も階段のオンパレード

8/8 11:05

空木平避難小屋着。
手前で同行者の靴底が剥がれてしまった…

8/8 11:32

避難小屋先の沢ではチョロチョロの湧水が所々に見られたが、給水には時間が掛かりそう

8/8 11:43

駒峰ヒュッテを仰ぎつつ、バテバテになって登る

8/8 12:38

駒峰ヒュッテからの登りもビミョーに辛い

8/8 12:40

7.5時間で空木岳山頂着。疲れた〜

8/8 12:44

山頂は広い

8/8 12:45

ガスが切れて南駒ヶ岳に続く稜線が少し見えた

8/8 12:58

空木岳山頂からは岩稜帯を下る

8/8 13:11

表面がザラザラした花崗岩なので手袋をした方がベター

8/8 13:46

岩稜帯を越えると、木曽殿山荘と明日登る東川岳が望めた

8/8 14:02

水を2L消費し、登山口から9時間掛けて到着。
小屋番の方によれば「9時間は早い」とのこと。
到着後に大雨になり、義仲の力水に給水に行けず、ペットボトルの水を購入（300円/500ml）

8/8 16:59

ありがたい夕食。
この日は20人弱が2階の大広間で2列の川の字になって就寝。
ちなみに、1泊2食で1.2万円/人

8/9 4:58

ありがたい朝食

8/9 5:33

翌朝、義仲の力水へ。
山荘HPには「そろそろ枯れる」と記されていたが、昨夕の降雨の恩恵で問題無く2Lを給水

8/9 5:50

天気予報では悪天予想だったが好天！
南駒ヶ岳が格好が良い

8/9 5:50

自分達以外は全員逆コースだった模様…

8/9 5:51

我々だけ東川岳へ！

8/9 6:11

マイナーな東川岳だが、鋭く尖っている

8/9 6:23

東川岳山頂着。御嶽山と乗鞍岳にご対面

8/9 6:23

中央奥に尖った宝剣岳。近いような遠い様な…。
右手には檜尾避難小屋

8/9 6:23

振り返ると、空木岳と南駒ヶ岳

8/9 8:21

熊沢岳先の2680m峰下りには鎖場

8/9 8:22

強い日差しを浴びながらアップダウンを繰り返す。
木曽側からの涼風が救い

8/9 8:33

大滝山への登りで雷鳥の親子を発見！黄色の足環を付けていた。
この先でも青色の足環を付けた親子の雷鳥を発見

8/9 9:03

大滝山から檜尾岳の登りでシャリバテ気味になり、木曽殿山荘で支給された弁当（2000円）を補給

8/9 9:25

檜尾避難小屋を見ながら檜尾岳を通過

8/9 9:45

次の登りは濁沢大峰

8/9 11:43

その次の登りは島田娘（2858m）。
ガスが出てきた

8/9 12:16

極楽平を過ぎると、足下に千畳敷駅

8/9 12:38

遭難の碑がある三ノ沢岳分岐でヘルメットを装着。
ガスが切れて宝剣岳山頂が一瞬、見えた。登攀開始！

8/9 12:48

最初の岩峰は木曽側に巻き気味に越える

8/9 12:53

最初の岩峰を越えると宝剣岳山頂が見える

8/9 12:53

山頂には一旦、鞍部に下る

8/9 12:54

鞍部への最初の鎖場

8/9 12:59

二つ目の鎖場は長くて高度感あり。
少し怖いが楽しい

8/9 13:05

鞍部から山頂方向。山頂直下には鎖場あり

8/9 13:10

鎖場に上がると下山者が降りてきたため、岩の隙間で時間待ち

8/9 13:22

宝剣岳山頂着。山名標は無く、祠のみだが達成感あり

8/9 13:45

宝剣岳山頂から宝剣小屋はすぐそこ。
8時間行動を振り返りながらソフトクリームを食べていたら雨が降り始める

8/9 16:58

ありがたい夕食。
ちなみに、1泊2食で1.3万円/人

8/10 5:28

ありがたい朝食

8/10 5:40

窓は無いが個室が嬉しい

8/10 5:40

使用しなかったが、天井灯にコンセントあり。
ここから携帯充電可能

8/10 5:53

最終日の朝、昨日登った宝剣岳が見えた。
北側からは小さな岩山にしか見えない

8/10 6:09

木曽駒ヶ岳に向かう。その前に中岳へ

8/10 6:20

途中、振り返ると宝剣岳。
手前は宝剣山荘と同系列の天狗荘

8/10 6:21

左から北岳、間ノ岳、富士山、ちょこっと尖っている塩見岳、悪沢岳、台形上の赤石岳と聖岳、少し離れて右肩上がりの光岳

8/10 6:22

中岳から木曽駒ヶ岳と御嶽山。
その下には駒ヶ岳頂上山荘

8/10 6:38

木曽駒ヶ岳への登りでも雷鳥発見。
赤色の足環を付けていた

8/10 6:43

木曽駒ヶ岳山頂着。
ようやく北アルプスに対面し、乗鞍〜笠〜黒部五郎〜穂高〜槍〜立山〜常念〜白馬が見える

8/10 6:53

八ヶ岳

8/10 7:00

登ってきた山々。
南駒ヶ岳はその左にある空木岳と遜色ない風格を感じる

8/10 7:28

御嶽山と乗鞍岳。
手前の谷間の街は木曽福島か？

8/10 7:34

木曽駒ヶ岳から馬の背を歩いて将棊頭山へ。
眼下には濃ヶ池。ようやく稜線闊歩

8/10 7:55

振り返ると宝剣岳

8/10 8:39

将棊頭山の登りで聖職の碑を通過。
中学生の時、亡父に連れられて鶴田浩二主演の映画を観た記憶が蘇る。合掌

8/10 8:49

将棊頭山をトラバースすると西駒山荘。
改装間もない様でとても綺麗で泊まってみたい。
タクシー会社に電話して桂小場への迎車予約をしたが、「桂小場到着30分前後に電話して欲しい」とのこと

8/10 9:11

小屋から少し下ると天命水。
冷たくて美味しい

8/10 9:29

西駒小屋から下り始めると前方に茶臼山。
手前の禿げた辺りが胸突ノ頭

8/10 9:35

胸突ノ頭着。
ここで木曽駒ヶ岳とはお別れ

8/10 10:44

1時間ほど下ると、タクシー会社の張り紙が付いた大樽避難小屋着。
裏にはトイレ、水場に向かう道があった。

8/10 11:11

木曽駒ヶ岳から桂小場まで標高差1700mあるが、昔から学校登山で使われていただけあって、非常に歩きやすい

8/10 11:36

そろそろ枯れそうな野田場の水場着。
この先のちりめん坂で再度、タクシー会社に電話を入れる

8/10 12:24

ぶどうの泉を通過。
ここの水場は問題なし

8/10 12:38

桂小場に下山！
docomoが繋がる事を確認しながら待っていると、10分ほどでタクシーが上がってきた。
伊那市駅までは、運賃4500円+迎車200円

8/10 12:41

今回の縦走は木曽殿山荘の予約が取れず、駒ヶ根高原から空木岳に登ったが、逆コースの方が圧倒的に楽と思う

8/10 16:22

駒ヶ根のショッピングモール「ベルシャイン」から今回、歩いた空木岳〜木曽駒が望めた

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

干し芋

初めての中央アルプスを存分に楽しむために計画した。
核心部は、1日目の駒ヶ根高原〜空木岳の標高差2000mの登り、2日目のアップダウンがある稜線歩き＆宝剣岳の岩登りとなるが、「60歳でも案外、行ける！」の印象。
雨に降られること無く、十分に景色を楽しむ事ができた。