薬師岳 薬師峠で日本酒と司馬遼太郎と

2024年08月10日(土) ~ 2024年08月11日(日)

• GPS: 11:58
• 距離: 21.1km
• 登り: 1,795m
• 下り: 1,793m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 2:12
• 合計: 8:37

距離 13.8km 登り 1,683m 下り 739m

4:13 スタート地点
4:15 折立
4:19 4:20 十三重之塔 慰霊碑
5:10 太郎坂
5:42 5:52 青淵
6:04 6:05 積雪深計測ポール
6:28 ベンチ
6:58 7:05 五光岩ベンチ
7:20 7:21 太郎兵衛平
7:43 7:46 太郎平小屋
8:04 8:57 薬師峠
9:24 9:32 薬師平
10:04 薬師岳山荘
10:30 10:31 薬師岳避難小屋跡
10:44 11:28 薬師岳
11:46 11:47 薬師岳避難小屋跡
12:05 薬師岳山荘
12:28 12:30 薬師平
12:50 薬師峠

2日目

• 山行: 3:11
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:21

距離 7.3km 登り 112m 下り 1,054m

6:37 薬師峠
6:58 6:59 太郎平小屋
7:18 太郎兵衛平
7:37 五光岩ベンチ
8:09 8:16 ベンチ
8:40 積雪深計測ポール
8:51 青淵
9:18 9:19 太郎坂
9:55 9:56 十三重之塔 慰霊碑
9:58 ゴール地点

天候

晴れだが、周辺はガス優勢

アクセス

利用交通機関：

自家用車

有峰林道から折立

コース状況／危険箇所等

よく整備されています。ステップ、石畳、ベンチなど、他の登山道では、あまりみない設備も多くあり、上りやすくしてくれています。一点、薬師峠より上の、沢沿いの部分で、迷わせる場所が幾つかありました。何人も間違えるので、道みたいに見えます。白ペンキの⭕️か❌があるので、慎重に進みましょう。薬師平にでると、東南尾根が、かなり目立ちます。避難小屋も見え、なんだか山頂に見えてしまいますが、ニセです。山頂は左手でしかもまだ見えないので、ぬか喜びしないように。薬師岳山荘を過ぎて、森林限界を超えると、ざれ場です。歩きにくい比較的急登の九十九折りとなります。ガスると目印が少ないので、不安になるかも。カール側に落ちないように、注意が必要です。

その他周辺情報

立山あるぺん村なる、大きなドライブインを見つけた。あとは、有名なサンダーバードで、ももの直売をやってました。自分は、立山インター側の日の出製菓さんの工場で、白エビ煎餅をお土産に買いました

写真

8/9 17:09

前日入り　一人前夜祭　先週に引き続き、原信のタレカツ丼　まじ美味い　平日だと言うのに、駐車場はほぼ満車。臨時駐車場があるので、ご安心を

8/9 17:03

去年かな？熊の被害がありましたよね？キャンプ場には電気柵がありました。北電さん、至れり尽くせりです

8/10 4:15

ヘッデンスタート
本当は4時に出たかったのですが、誰も出て行かないので、待ちました。だって、先頭は怖いじゃないですか、熊が。今日はソロだし。

8/10 4:42

ほどなく夜が開けて来た

8/10 5:11

おっ！有名人(ロボット？)発見。ピッカピカに生まれ変わった様です。則巻博士、ありがとうございます！んちゃ

8/10 5:32

北ノ俣岳かな

8/10 5:43

お〜、ごたいめーん　あそこに登るんですね

8/10 5:53

剱立山に光がさす
先週の早月尾根同様、折立からは西斜面なので、日の出は遅めです。東斜面に比べ、暑くなるまでに、多少の標高が稼げます。

8/10 6:01

8/10 6:04

積雪深ポール
ドイツ🇩🇪国旗の配色なんですね

8/10 6:05

ミヤマママコナ

8/10 6:30

天国へ続く階段のよう
気持ちよし

8/10 6:53

ウソ　（鳥の名前だよ）　高山でホシガラス以外を見かけるのは、嬉しい　(いや、ホシガラスごめん、君をみに行く事もあるよ)

8/10 7:07

ほ～、これが、あのハイジ尾根かな？
滑りたい。⛷️
ここまでどうやって来るかなんだよね。やっぱ、チャリ？

8/10 9:29

ニッコウキスゲ　槍ヶ岳を添えて

8/10 7:35

太郎平小屋見えた

8/10 7:36

チングルマの綿毛たち
のんびり良い景色

8/10 7:46

太郎平小屋到着

8/10 7:59

オヤマリンドウ

8/10 8:56

薬師峠に到着
太郎平キャンプ場に改名？
午前中に着いたので、出張所は閉鎖　来る途中で小屋で受付を済ます　まだ、場所は選びたい放題。ササっとテントを設営して、身を軽くしてから、薬師岳に向かいます

8/10 9:01

沢沿いの道を進みます
さすが源流域、水が豊富です

8/10 9:39

東南尾根
真正面に見えるので、山頂と見違えやすい　38豪雪の折、愛知大学山岳部が、この尾根に迷い込み大量遭難する悲劇が

8/10 9:45

ここだけ御花畑　多分、最後まで雪が残っていたのだろう

8/10 9:45

チングルマとハクサンイチゲと

8/10 9:46

イワイチョウ

8/10 9:59

坂の上の雲
山頂は、左のあれか？

8/10 10:03

薬師岳山荘到着
ちょうど、ヘリで荷揚げ中　大量のペット飲料を届けてくれました

8/10 10:22

砂漠のようなザレ場の九十九折り

8/10 10:32

薬師岳、今いくぞ

8/10 10:47

登頂

8/10 10:51

行きたかったな〜　水晶岳

8/10 11:02

行きたかったな〜　雲ノ平
予約までは、できたんだけど　スケジュールの関係で断念

8/10 11:03

行きたかったな〜　鷲羽岳　
なるほど鷲だ　アメリカの国章みたいな

8/10 11:03

赤牛岳

8/10 11:07

野口五郎岳　真砂岳

8/10 11:37

雄大な圏谷群を眺めながら、下山開始
先週に引き続き、昼前になると麓から雲がモクモク
この時期、朝イチしかダメですね。剱岳も含めほぼ隠れてしまった。黒部源流部の山々は、待っててくれたので、ヨシとしよう

8/10 11:45

東南尾根
ケルンと×印があります

8/10 11:49

こっちが正解　雲の中の薬師平へ

8/10 12:17

お花畑

8/10 12:22

ハクサンフウロ

8/10 12:23

ミヤマリンドウ

8/10 12:44

フキユキノシタ
最初、ワサビかと思った

8/10 12:49

キャンプ場にきか〜ん

8/10 13:37

さあ、今回の主目的、涼しい高山でのchillタイム
酒パックはアレですが、中身は雪中梅に入れ替えてますよ〜！
Helinoxに腰を下ろして、司馬観の中に浸かります
お万阿が神人に拐われて、なんだか凹む

8/10 16:49

百張りを超える村が出現
そんな中、本日のNo2を授かる名誉にあずかりました！

8/10 16:52

キラキラシャンデリア蜘蛛の巣
キャンプ場もガスで覆われ水けたっぷり

8/11 3:25

本当は星の撮影の為に早起きしたんだけど、薄〜くガスが掛かってたのか、思うほど鮮やかさがなくて、代わりにテン場などを撮影

8/11 6:58

皆さん、夜明け前から出撃して行かれました。薬師岳で朝日を見るなら、2時半が最低限ラインでしょう
自分は、明るくなるのを待って、ゆっくり撤収、下山開始

8/11 9:17

今日は山の日、そしてTJAR戦士さん達がこちらに向かって爆走中
休憩されているのは、静岡の高校山岳部さん

8/11 9:38

クロベヘアピン

8/11 9:41

クロベシケイン

8/11 9:56

げざ〜ん

8/11 9:58

思ったほど、カオスでない　臨時駐車場の威力か

8/11 11:32

日の出製菓さんで、白エビ煎餅ゲットしておしまい

撮影機器：

NIKON 1 V1 NIKON CORPORATION

iPhone XR Apple

装備

個人装備

調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ 傘 カメラ ポール テント テントマット シェラフ ランタン 椅子

感想

パイピー

盆休み、普段は行けないロングに出たい。それならば雲ノ平か？贅沢に4日ほどかけて、薬師岳、黒部五郎岳、鷲羽岳、水晶岳を回ってこよう。雲ノ平キャンプ場は満員か。キャンセルに目を光らせよう。おっ！空いたぞ、早速予約。よしよし、計画は順調、の筈だったんだけど、家族からNG。一泊だけはなんとか了解を頂きました。四つの山の中で、薬師岳はピストンになるから、今回登っておけば、次回、行程を短縮できるかもしれないし。キャンプ場で日本酒片手に読書に耽るのも、普段出来ないと言えば出来ない。目的チェンジで。テン泊装備は重くなりがちだけど、今回はchillなので、快適重視で。キャンプ場に置いて行けるし。えっちらおっちら担ぎ上げ、テント設営。散々混むよ～と脅かされたけど、早出の技を使い、競争は回避する。空身で薬師岳に登頂！安定の雲海。これはこれで良し。ただ、薬師岳側からも剱岳を見たかった。また今度。雲ノ平の偵察も済ませて、下山開始、空身で楽々キャンプ場に到着、さあ、呑むぞー。地元の雪中梅だもんね。あー極楽極楽。山容も穏やかで、優しい山だな～。景色も本番アルプスみたいで、非日常感あるなー。アルプス行ったこと無いけど。ほろ酔いつつ、司馬遼太郎片手に、上々の山の日イブを満喫出来ました