折立から山小屋縦走3泊。薬師岳・間山・スゴノ頭・越中沢岳・五色ヶ原、室堂へ。

2024年08月12日(月) ~ 2024年08月15日(木)

• GPS: 31:27
• 距離: 28.9km
• 登り: 3,313m
• 下り: 2,249m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:56
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:15

距離 9.1km 登り 1,427m 下り 88m

7:04 折立
7:11 十三重之塔 慰霊碑
8:16 8:23 太郎坂
9:04 9:24 青淵
9:36 9:48 積雪深計測ポール
10:28 ベンチ
11:19 11:27 五光岩ベンチ
11:44 太郎兵衛平
12:19 12:51 太郎平小屋
13:13 薬師峠
14:16 薬師平
15:19 薬師岳山荘

2日目

• 山行: 5:52
• 休憩: 0:56
• 合計: 6:48

距離 6.1km 登り 327m 下り 750m

6:58 薬師岳山荘
7:41 7:52 薬師岳避難小屋跡
8:19 9:02 薬師岳
10:36 北薬師岳
12:43 12:45 間山
13:46 スゴ乗越小屋

3日目

• 山行: 7:09
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:26

距離 6.3km 登り 875m 下り 655m

6:26 スゴ乗越小屋
7:09 7:20 スゴ乗越
10:40 11:45 越中沢岳
14:01 14:02 鳶山
14:52 五色ヶ原

4日目

• 山行: 6:08
• 休憩: 1:23
• 合計: 7:31

距離 7.4km 登り 684m 下り 756m

6:25 五色ヶ原
7:06 7:07 ザラ峠
8:29 8:36 獅子岳
9:30 9:31 鬼岳東面
10:33 浄土山南峰
10:40 浄土山
11:39 11:57 室堂山展望台
12:29 立山室堂山荘
12:46 13:00 室堂
13:01 13:43 ホテル立山
13:46 室堂
13:56 室堂バスターミナル

天候

はれたりくもったり

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー ケーブルカー（ロープウェイ／リフト） 飛行機

初日
　飛行機：福岡空港7:20ー小松空港8:45
　バス　：小松空港ー小松駅
　新幹線：小松ー富山　富山観光
　富山駅近くホテル泊　
2日目
　電車　：電鉄富山5:18ー有峰口5:55　特急
　タクシー：有峰口6:00ー折立6:40　
　※この日折立の駐車場は満車。
　薬師岳山荘泊
3日目
　スゴ乗越小屋
4日目
　五色ヶ原山荘
5日目
　バス　：室堂14:00ー美女平
　ケーブルカー：美女平ー立山駅15:15
　電車　：立山15:27ー電鉄富山16:22　特急
　新幹線：富山17:30ー小松18:16
　バス　：小松駅前18:30ー小松空港18:45
　飛行機：小松空港19:35ー福岡空港21:10
　福岡市営地下鉄で帰宅

写真

8/11 10:24

富山駅前に前泊。初日は時間があるので観光案内所で情報収集し市内観光。

8/11 18:41

今夜は8番ラーメン。北陸では定番？

8/11 19:09

電鉄富山駅。アルペンルート立山方面へ。

8/12 5:57

有峰口に着きました。小さな駅前に何台もタクシーが待っている。

8/12 6:23

予約タクシーで折立へ。6時に林道が開門するのに合わせて。約40分。

8/12 6:43

タクシーご一緒してくれたuriさんありがとう。折立駐車所は満杯。ここで準備します。

8/12 6:44

薬師岳登山口です。ここにくるのは2年ぶり。

8/12 8:07

小さな花のつぼみ。これから開花するのでしょう。

8/12 8:10

樹林の中を進みます。

8/12 8:25

木漏れ日が射して綺麗

8/12 9:04

ベンチの休憩場。ここから日差しがまぶしくなる。

8/12 9:16

北の方面。あれは何の山かな。

8/12 10:28

天気が良くて空の青さが映えます

8/12 10:30

標高が上がってきました。雲を抜け眼下に雲海のようになっている

8/12 10:32

階段を太郎平小屋までずっとのぼっていく

8/12 10:44

ここから見下ろす景色は最高ですね。

8/12 10:45

日が強くて汗びっしょり、ザックの重さで肩痛くなってこまめに休憩。

8/12 11:22

薬師岳方面。迫力ある山容を望みながらひたすら登っていきます。

8/12 11:30

中腹は草原が広がっている。

8/12 12:12

ここまでやってきたぞー、の喜びのポーズ。

8/12 12:25

太郎平小屋の峠に着きました。多くの人で賑わってます。

8/12 12:26

黒部五郎岳、三俣蓮華方面

8/12 12:31

太郎平小屋のラーメンを頂きます。大盛り！さっぱりした味付け。

8/12 13:02

太郎平小屋を後にして、薬師峠へ快適な木道を行きます。

8/12 13:04

向こうにみゆる薬師岳

8/12 13:06

あの向こうの山あいに黒部五郎小屋がうっすらと。2年前雨の降りしきる中お世話になりました。

8/12 13:12

薬師峠のテント場。多くのテントで人気ですね。水は豊富なようです。

8/12 13:49

薬師台への沢の道。すごく登りにくい。重装備で足を取られ体力をごっそり持って行かれる。

8/12 14:32

薬師平から稜線が見えてきました。

8/12 15:01

振り返ると黒部五郎の山なみ。

8/12 15:04

稜線にたどり着きました。ここまで長かった。標高差1300mぐらい登ってきた。

8/12 15:20

薬師岳山荘が間近にみえてきた。

8/12 18:14

今日の晩ご飯。やくし、ですね。

8/12 18:38

夕日は雲の中に落ちていく。

8/12 18:39

日没にも雲が流れていき光りの表情は刻々と変化します。

8/12 18:47

とっても綺麗で見れてよかった。

8/13 5:48

白い花が盛夏に咲いている。トウヤクリンドウ

8/13 5:50

トウヤクリンドウは毎日開花するが日が射さないと閉じるらしい。

8/13 7:04

薬師岳へ登っていきます。すぐ真下には小屋が小さくなっていく。

8/13 7:40

ここらは砂地、細かい岩片になっている。

8/13 7:47

雲がかかってきました

8/13 7:52

あれですね。山頂の祠もみえてきた。

8/13 8:16

山頂は雲がはれ、空の青さが映えてくる。

8/13 8:29

8/13 8:46

しばらく山頂でまったり過ごします

8/13 9:08

北薬師岳へは岩稜の稜線。

8/13 9:18

綿のように密集している小さな白い花。なんていうのでしょうか。

8/13 9:24

こういう道はわくわくするんだね。

8/13 10:20

北薬師岳山頂2900m。

8/13 10:52

スマートウォッチの表示があがる。なかなかこの高度は体験できないのでワクワクします。

8/13 11:00

谷間に黒部川の源流が流れる

8/13 11:52

ここは稜線上の谷間になっていて風が弱くお花畑になっている。

8/13 11:49

ミヤマキンバイ。稜線に生える夏の花。もしかしてシナノキンバイにも似てる。

8/13 11:54

チングルマ。花びらも綿毛も綺麗。

8/13 11:55

可憐な花で高山で一際美しい。

8/13 11:56

ここらはお花畑が広がっている。

8/13 12:04

風の強い稜線上。ガスがかかってきた。

8/13 12:07

一輪の花がハイマツに守られている。ウサギキク。

8/13 12:28

だいぶ雲がかかってきた。すずしくなって上着を羽織ります。

8/13 12:45

間山。まやまにつきました。少し休憩。

8/13 12:50

これから開花する。これはチングルマでしょうか。

8/13 17:37

雲がかかり山の景色は一変してきました

8/13 17:43

スゴ乗越小屋に到着。

8/13 18:47

小屋はレトロな感じ。でも居心地の良い山小屋でした。

8/13 18:49

あちらは黒部川向こうの鹿島槍ヶ岳や五竜岳方面。

8/13 18:52

スゴからの眼下に登山道が延びているのが見える。モノクロだとはっきり分かり易い。

8/13 18:52

山の荒々しさが感じられる。

8/14 6:29

スゴ乗越のテント場

8/14 7:06

ここらは樹林帯を行きます。夜の雨でびっしり濡れているので雨具を装着。

8/14 7:21

雨露を蓄えた葉っぱたち

8/14 7:38

イワギキョウ。岩場に生える。花びらは閉じている。

8/14 8:23

稜線上は景色が良くテンションあがります。

8/14 8:29

スゴ乗越小屋とテント場はオアシスのよう。

8/14 8:38

スゴノ頭の脇の広場。ここは見晴らしよい。

8/14 8:45

これからまだあれを超えるんだよね。見た目キツそう。

8/14 9:40

歩いてきた道筋

8/14 9:40

さっきまでいたスゴノ頭の展望所。

8/14 9:51

さっきまでいたスゴノ頭の展望所。

8/14 10:35

こういう道はわくわくするんだね。

8/14 10:46

越中沢岳山頂2591m。ここまできると体が慣れて楽になってきた。

8/14 10:59

山小屋のお弁当。おにぎりに具材が入っていてこれだけでおなかいっぱいになった。ここでのむお茶は格別。

8/14 11:03

8/14 11:45

8/14 11:54

西側の雲をさえぎる。

8/14 12:05

これをあの先は行きます。風はあまりなさそう。

8/14 12:28

ハクサンフウロ。黄色の花はブナタに似ている。

8/14 13:42

ハクサンイチゲに似ています。

8/14 14:07

ここいらはお花畑

8/14 14:15

木道の脇もお花畑

8/14 14:20

五色ヶ原に近づくとまだ雪渓が残っている。

8/14 15:26

五色ヶ原山荘に到着。

8/15 5:11

翌朝、五色ヶ原に朝日が昇るのを待ちます。

8/15 5:12

太陽が姿を見せました。

8/15 5:13

五色ヶ原ははんのり赤く染まります。

8/15 5:13

日が出てきました。あれは五竜岳方面か。

8/15 5:20

日は昇りました。おはようございます。

8/15 5:22

雲海を照らす朝日。あの山にも多くの登山者がいるしょう。

8/15 5:24

8/15 5:25

五色ヶ原の草原は昨晩の雨がのこり輝いて見える。

8/15 5:25

この花の名前はわかりませんが、とても幻想的で綺麗でした。

8/15 6:19

五色ヶ原では高原と周辺の山々の景色を楽しめます。

8/15 6:28

室堂へ出発。木道を行きます。

8/15 6:30

とっても歩きやすい。空がまぶしい。

8/15 6:32

獅子岳、龍王岳へ

8/15 6:35

室堂へ出発。木道を行きます。

8/15 6:47

振り返ってこれまで走破し来てた山々。

8/15 6:55

朝露に濡れるキワギキョウ。

8/15 6:58

立山カルデラのむこうに龍王山、浄土山。

8/15 7:04

ザラ峠。立山カルデラの絶壁が見られる

8/15 7:29

ミヤマウイキョウかな。小さな白い花を付ける。ハクサンボウフウ(白山防風)にも似てる。

8/15 7:36

疲れた体にお茶が美味しい

8/15 8:14

ここにも花畑が。

8/15 8:20

かなり登り返します。

8/15 8:26

獅子岳2714m。

8/15 8:49

ここにも白や黄色や紫の花が咲きみだれる。

8/15 8:57

最後に目指す龍王岳は荒々しい。

8/15 10:46

浄土山を越え、展望台がかなり下に見えてきた。ここの岩場の下りはキツかった。

8/15 11:27

五色ヶ原山荘のお弁当。おいしく頂きました。

8/15 11:52

展望台から五色ヶ原、薬師岳方面

8/15 12:04

室堂が一望

8/15 12:29

立山室堂山荘前の広場から。立山山頂は雲がかかる

8/15 12:33

雲が晴れてきました。もう少し時間あればあそこにも登ってみたかった。

8/15 12:34

立山雄山の山頂。祠の建物が見える

8/15 12:38

大日小屋が小さく望める

8/15 12:39

北側の大日岳と奥大日岳の山容。こちらも迫力ある。

8/15 12:39

立山室堂山荘と立山連峰

8/15 12:44

平日ですがけっこう観光の人が多いです。

8/15 12:48

立山と言えばバスターミナル前のここから記念撮影が定番ですね。

8/15 15:19

電鉄立山駅。ちょうど特急に乗れた。特急料金400円。

8/15 17:24

甘い物がほしくなる。約1週間ぶりのデザート

8/15 17:52

新幹線は金沢駅で乗換。直通は少なくて面倒。

8/15 19:22

小松空港からはプロペラ機で福岡まで。九州から飛行機で便利に北陸まで来れる。また北アルプスの北部に来てみたい。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

NIKON Z 50 NIKON CORPORATION

感想

としお

2024年夏の遠征登山。
北アルプスの薬師岳・立山連峰へ⛰️

折立から入山し、薬師岳から立山への稜線を歩いて来ました。
北アルプスの大きな山容を眺めながら歩けてうれしい。
稜線上の山小屋で朝日を迎え🌄
眼下に浮かぶ雲海の景色と、山々のマブシイ景色に囲まれて、
とても思い出深い山行となりました。

お盆の時期で山は賑やかでした。
皆さん山を楽しまれている様子を感じ入ります。

折立までタクシーシェアしてくれたお二人さん感謝です。
同じスケジュールで室堂までご一緒することになりましたね。
のんびりの私とは違って健脚のお二人は足が速くてすごい。

山小屋3泊とも後から着いて、お出迎えされるようになりました。
一人で行ったけど、一人でないみたいで、
こういうこともあるんだなあ、と山でのご縁に感じ入ります。

薬師岳縦走は、黒部五郎岳、雲ノ平や
黒部川の向こうの水晶岳、赤牛岳、果ては鹿島槍ヶ岳や五竜岳まで
険しく美しい山なみを堪能できるコースでした。

縦走中、ガスが立ち込めたり、晴れ間がでたりと、
わずかの間に山の表情がかわり山の美しさが際立ちます。

初日の折立〜薬師峠〜薬師岳山荘では体が慣れず、
ザックの重さも相まってゼーゼーできつかった😵
翌日に残らないようにしっかり食べて飲んで🍺体をリセット。

山小屋から朝日が昇ってくる絶景にワクワクし😃
稜線を歩けば極上のトレイルが続き、
目の前に広がる景色に気分は盛り上がります🤩

素晴らしい景色と、たくさんのお花を見ながら大満足の登山でした✨✨
日差しが厳しく大汗かいて疲れたけど、大満足の北アルプス。
またチャレンジしたい。