木曽駒ヶ岳 福島Bコースから将棊頭山・茶臼山へ日帰り周回 最後は渡渉も
- GPS
- 11:04
- 距離
- 21.1km
- 登り
- 2,100m
- 下り
- 2,094m
コースタイム
- 山行
- 9:36
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 10:48
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ペンション「ヒルトップ」の少し先 木曽駒高原は途中分岐が多数ありますが、「ヒルトップ」の案内看板に従って進むとわかりやすいです |
コース状況/ 危険箇所等 |
○福島Bコース(コガラ登山口〜木曽駒ヶ岳) 歩く人は少ないようですが、よく整備された道です 7合目の避難小屋までは急登が続きます 7合目〜8合目のトラバース道は木橋や梯子がいくつもありますが、朽ちたように見えて意外にしっかりしています 水場は4号目半と8合目にあり ○宝剣山荘〜農ヶ池〜稜線分岐 カールを250M下りあとは稜線分岐まで水平にトラバースです が、トラバース部は細かいアップダウンが意外にあります ○稜線分岐〜将棊頭山〜茶臼山 快適な稜線漫歩ですが、視界のない場合は道迷いに注意 将棊頭山は縦走コースから外れて10分ほど歩きます 茶臼山へは西駒山荘を経て進みます ○茶臼山〜コガラ登山口 茶臼山から1200Mを一気に下ります 山と高原地図では4時間の行程ですが、歩き慣れた人なら3時間かからないと思います 途中にある看板には次のポイントまでの所要タイムが記されていますが、いずれも地図のタイムよりかなり短く書かれていました 急坂は針葉樹の落葉が積もって歩きやすいです 順調に下って最後に落とし穴が(途中に注意喚起の看板がいくつもあり想定内でしたが) 正沢川に架かる橋は一昨年の水害で流されて復旧されていません 今年の夏頃までは丸太の仮設橋があったようですが、それも流され?今日は頼りない丸太が一本渡してあるだけでした。これはバランス感覚が悪い自分にはちょっと無理。すぐ近くにはジャンプすれば渡れそうなポイントもありますが、着地に失敗すると大惨事。少し戻ったところに丸太になりそうな枯枝がたくさん落ちてましたが、一人で持ってくるのは大変です。ここは潔く靴を脱いで渡渉しました。先に靴を対岸へ放り投げ、ストックを頼りに流れへ向かいます。先日の台風の影響か水量は多く水深は膝上あたり。太腿まで沈むところで流れに持っていかれそうになりましたが、なんとか踏みとどまって無事渡ることができました。 |
写真
感想
初めての中央アルプス、最初はやっぱり木曽駒ヶ岳でしょう!という訳で、ロープウェイを使わずに木曽福島から日帰りで周回してきた。
このコースはレコ友が昨年テント泊で周回しており、とても良い感じだったので自分も機会を待っていた。
そのレコ友との山行き(別の山)が都合で流れたため、代替案としてこのプランが浮上。調べてみると自宅から登山口まで3時間程度と意外に近い。しかも南アへ行く際によく通っていた木曽町の国道19号から入ってすぐのところ。車中泊しなくても自宅で寝て未明に出発すれば6時頃登山口を出発できそうだ。
当初はレコ友と同じくテント泊で準備していたが、前日にヤマテンの予報を見ると日曜の天気が良くない。予報では雨と風が強いらしく頂上のテント場で一晩過ごして翌日稜線を歩くには適さない感じ。このコースの周回距離は20Km程度で累積標高も2000Mほど。これなら日帰りも可能かな?
とりあえず日帰り用のザックも準備して未明に自宅出発。登山口で再度予報を確認したところ、やはり日曜の天気予報は悪い。
という訳で、日帰りザックにパッキングし直し登山開始となった。周回だと途中で日没となる可能性があるため、山頂到着時間によっては福島Bコースピストンも考慮する。
林道歩きが終わると、かなりの急登が続くが足は今日もとても快調。順調に標高を稼ぎ、予定よりもかなり早く頂上到着。計画通り周回コースを余裕を持って歩くことができた。濃ヶ池から稜線分岐まではナナカマドの紅葉がかなり進み、真っ赤に色付いた木も。来週のシルバーウィークには見事に色付いてくれるだろう。
このコース、木曽駒ヶ岳〜宝剣岳はロープウェイで上がってきた人々で混み合うが、その他はほとんど人に出会うこともない。稜線での展望も良く、静かで良い山歩きだった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
dokuboさん、おはようございます
いゃ〜 日帰りだったのですね
「周回距離は20Km程度で累積標高も2000Mほど」って軟弱な僕なら無理(笑)
さすがの健脚ぶりです
昨日は天気が久々によくって、眺めは良かったみたいですね
我が家はまたも白山へ こっちも良かったですよ
やっぱり山登りは景色が良いのが一番ですね
でも我が家が木曽駒へ登るならロープウェー利用です(笑)
toshiさん、おはようございます。
前日の予報を見て、こりゃテントで行くとまた大変な目にあうかも、とビビってしまい、とりあえず両方持って出かけて現地判断しました。
明るくなってから出発したのですが、結果として無理なく周回でき、眺望にも恵まれ満足です。
木曽駒はほとんどの人がロープウェイ利用ですが、日帰りで木曽駒〜宝剣だけでなく、1泊して濃ヶ池までのんびり歩くと良いかも。
dokuboさん、こんにちは。
確かにこのルートはテン泊で歩きたいですね!
良いレコを見せてもらいました。
近々テン泊で計画してみたいと思います。
それにしても川の渡渉は大変でしたね・・・究極の選択になりそう。
Sanchanも八ヶ岳は日帰り?
このコース、傾斜もそこそこあって、なかなか登り応えがありました。
なんといっても人がほとんどいないのが良いです。
(木曽駒〜宝剣は人混みでギャップが激しいですが)
渡渉は最初から想定してザックにサンダルを入れてました(笑)
結局は数歩で渡れるので裸足でしたが、流れが速くヤバッでした。
本来なら徳本峠クラシックルートをご一緒する予定だったところ、本当にごめんなさい。まさか先週の登山(くしくも中央アルプス)でグネッてしまうとは(T_T)
木曽駒の大きさを感じるんなら絶対にこのコース、おすすめルートを初の中央アルプスで選んでもらえてうれしい限りです。
急遽の代替でこのルートを、しかも日帰りで いやはや健脚すぎですよ。
脚が全治したら、そのときこそはクラシックルート、お願いします。 ってついていけるか不安ですぅ...
kazさん、おはようございます。
kazさんのレコのおかげで素晴らしい中アデビューとなりました。ぐるりと周回したおかげで木曽駒の色々な表情を見ることができ、楽しかったです。
今年はテント担いでロングコースを何度か歩いてるので、日帰りザックだと足が軽い。福島Bコースは急登が続きますが、路盤がしっかりしていて登りやすかったです。
徳本峠のクラシックルートは標高を稼がないロングコースなので、のんびり歩きましょう。
初めまして。
翌日、同じコースを逆回りで周回しました(宝剣には寄っていませんが)。
あそこを渡渉したんですね!すごい!
僕には渡渉の勇気はなくて、枝を川底に突きながら丸太の上を渡りました。
出発からまだ20分くらいなのに、緊張で喉がカラカラになりました(笑)
tonittaさんはじめまして、コメントありがとうございます。
翌日逆周りで周回されたのですね。お疲れさまです。
自分も最初は丸太を渡ろうと足を置きましたが、これは途中で落ちる。落ちたらコケて全身ズブ濡れは免れないと思いました。
渡渉は最初から予想していたので躊躇なく水に入りましたが、見た目よりも深く流れが速かったです(汗)
自分の場合、tonittaさんとは逆周りで正沢川が最後だったので多少濡れてもいいや、との思いがありましたが、最初に川だったら引き返したかもしれません(笑)
将棋頭山に、行きたかっただけに
レコ拝見してて、うらやましく思います。
でも、この距離は、僕には無理、
健脚お見事です。
山頂で泊まれなかったには
残念でしたね。
ここのテン場のロケーションは
素晴らしいでしょうね。
komakiさん、コメントありがとうございます。
komakiさんも木曽駒行かれたのですね!
将棊頭山では天気も良く眺望バッチリでしたが、日帰りの強行日程なためピークハントのみでゆっくりできなかったのが心残りです。
テント場は山頂直下で素晴らしいロケーションですね。
来年以降、空いている季節を狙って泊まりに行こうと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する