木曽駒ヶ岳から空木岳を繋いで歩く
- GPS
- 20:08
- 距離
- 23.7km
- 登り
- 1,632m
- 下り
- 3,409m
コースタイム
- 山行
- 2:08
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 3:04
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 9:05
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:31
天候 | 晴れ⇒曇り⇒雨⇒大雨⇒曇り⇒晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央道駒ヶ根ICで降りて真っすぐ菅の台バスセンターに移動して駐車場に駐車 大変分かり易いアクセスだと思います |
コース状況/ 危険箇所等 |
コースは木曾駒ケ岳から空木岳、更に徒歩下山と大変長いのでいくつかのパートに分けて記載します 【1】千畳敷から木曾駒ケ岳(往復) 【2】千畳敷から島田娘、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、木曽殿山荘と繋ぐ縦走路 【3】木曽殿山荘から空木岳 【4】空木岳から下山開始、小地獄・大地獄、菅の台バスセンター 本当はもっと詳細に記載したいのですが長くて無理なのでこの粒度で記載します 【1】千畳敷から木曾駒ケ岳(往復) 千畳敷は駒ケ岳ロープウェイ千畳敷駅(標高2612m)からの登山となります。元々高い標高で高原気分と宝剣岳の絶景を見ながらの道程なのでテンション高いまま進めます。道は遊歩道のように整備されていますが浄土乗越までの急騰は簡単ではありません。足を残しつつゆっくり登るべきでしょう。でもここには未就学児童や乳飲み子を背負った夫婦なども登っていてもはや登山道と言うのも憚られるほどです。 一旦、宿泊予定の宝剣山荘にチェックインして荷崩しして軽身になって木曽駒ケ岳に往復してこのルートは一旦終了 距離:約2.5km 時間:約3時間(千畳敷⇒乗越浄土⇒宝剣山荘⇒木曾駒ケ岳⇒宝剣山荘) 山頂休憩含む 勝手な登山道評価:A(安全) 【2】千畳敷から島田娘、檜尾岳、熊沢岳、東川岳、木曽殿山荘と繋ぐ縦走路 宝剣山荘に宿泊し朝食後一旦駒ケ岳ロープウェイ千畳敷駅まで降りてから、宝剣岳を避けて極楽平に登り返してから空木岳に通じる縦走路を南下するうルート。この間も実は変化が激しくてアップダウンあり、岩場越えの鎖場有りなど今回のルートのほぼ核心部と言って良い部分なのですが詳細には記載しきれないので代表的な印象を記載しておきます。 距離:約8.0km 時間:約9時間 (千畳敷⇒極楽平⇒島田娘⇒濁沢大峰⇒檜尾岳⇒熊沢岳⇒東川岳⇒木曽殿山荘) 長いし岩場のアップダウンあるしで結構な難易度です 勝手な登山道評価:C(要注意) 【3】木曽殿山荘から空木岳 木曾殿山荘から空木岳までは直登気味の急騰と山頂直下の岩場の緊張感があります。 本当に気を抜かせてくれない凄い山と実感できるルートです 距離:約2.0km 時間:約1.5 時間(木曽殿山荘⇒空木岳山頂) 急騰と山頂直下の岩場は要注意。下手するとここでドロップしかねない 勝手な登山道評価:C(要注意) 中間的にな登山道は良く整備されていてむしろA評価なれど岩場ゾーンは 判断に迷うような場所もあり結構緊張するので全般的には安心できない そんな道が好きな人には大好物的な場所です 【4】空木岳から下山開始、小地獄・大地獄、菅の台バスセンター 空木岳山頂後は長い長い下山の路が待っています。 山頂直下も広やかで空木平と呼ばれる真砂土中心の砂地広場で安心感有り その後、樹林帯に入ってから痩せ尾根通過が必要な大地獄・小地獄がある。 鎖場やワイヤー場となっているがここまでの経験値からすると問題無い感じ。 それよりも問題は距離で下山時標高差が2000mを超える下り体力が必要 距離:約15.0km 時間:約6.0時間(空木岳山頂⇒駒峰ヒュッテ⇒ヨナ沢の頭⇒小地獄・大地獄 ⇒マセナギ⇒タカウチ⇒林道終点⇒菅の台バスセンター) 勝手な登山道評価:B(少し注意) |
その他周辺情報 | ■登山時 1)菅の台バスセンター チケット売り場がありバスとロープウェイのセット券を買いました 周辺にトイレも自販機もあるので不自由しません 2)しらび平 路線バスの終点で駒ケ岳ロープウェイの乗車駅がある場所 当然ですがトイレ、売店などあります 3)千畳敷 駒ケ岳ロープウェイの終点。日本最高所の駅2612m トイレ、レストラン、売店など充実しています レストランはキャッシュレス用オーダーマシンもあります 総じてここまでは登山の恰好をしていない一般観光客も沢山います 従って人は多くいつも混雑しているイメージです ■下山時 1)こまくさの湯 菅の台バスセンターから山側に少し行ったところにある日帰り風呂 入浴料700円 とても大きくてきれいな施設です |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
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感想
8月18日(日)〜20日(水)
木曾駒ケ岳から空木岳と百名山2座を繋いで歩いて来ました。
木曾駒ケ岳は過去一度登っているので私の今回のターゲットは空木岳でしたが2座狙いとなったため極楽平から空木岳の縦走路を歩くこととなり貴重な体験をさせて頂きました。3日間とも雰囲気の異なる山行となったので分けて書くと以下の感じ。
(1)8/18木曾駒ケ岳周辺
千畳敷まではロープウェイで来る観光客中心の山なので登山装備していると少し恥ずかしくなるくらいの軽装登山者が多いイメージ。確かに実質300mの登山でほぼほぼ3000mの高山の気分を味わえるので良い経験の場だろうと思います
(2)8/19千畳敷⇒極楽平⇒島田娘⇒檜尾岳⇒熊沢岳⇒東川岳の縦走路
アップダウンも多くかつ岩場中心なので緊張感もあり体力を使うルートとなります。本格的な登山者しか入らないからなのか前日と打って変わって静かな山行になりました。
(3)8/20木曽殿山荘⇒空木岳⇒池山尾根⇒菅の台バスセンター
木曽殿山荘からの空木岳は前日の延長で岩場越え、鎖場越えの厳しいコースですが一旦山頂に出るとそこからは大地獄・小地獄はありますがほぼ危険個所の無い、長い長い降りルートとなります。ここもこの長さが障壁となって本格的な登山者しかいない感じです。
と言う事はやはり、空木岳は難易度の高いやりがいのある山だったという事かも知れません。実は百名山挑戦で何度か断念して再挑戦になっている山があるのですが空木岳もその一つで今回で実に3回目の挑戦でようやくたどり着いたという事で個人的にはとても感動していますし同行してくださったFさんには大変感謝しております。
どうもありがとうございました(^_^)v
日本百名山 空木岳(うつぎだけ)
標高2864m
通算94座となりました。
残りは6座ですが全て難しい山なので気が抜けません
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