後立山テン泊縦走 白馬・唐松・五竜・鹿島槍

2015年09月19日(土) ~ 2015年09月22日(火)

• GPS: 78:54
• 距離: 39.0km
• 登り: 4,747m
• 下り: 4,646m

コースタイム

コースタイムは後日追加予定。

天候

19日:くもり 時々晴れ
20日:晴れ のち くもり
21日:晴れ のち くもり
22日:晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

[往路]
毎日あるぺん号
22:25:竹橋ー6:00白馬猿倉 7,700円
http://www.maitabi.jp/bus/tokusyu14.php

[復路]
扇沢ー信濃大町駅 35分　1,360円
(7:00/7:55/8:55/9:30/10:00/11:30/12:30/13:30/14:00/14:30/15:00/・)
https://www.alpico.co.jp/access/hakuba/ogizawa/

信濃大町駅ー松本ー新宿　電車　7,130円　※松本から特急

その他周辺情報

薬師の湯（扇沢から信濃大町駅までの間にある大町温泉郷下車）
700円（割引券利用で500円に。種池山荘にも割引券がある。）
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/index.html

写真

9/19 6:03

ほぼ満席のあるぺん号で6時前に猿倉に到着。

9/19 6:50

はじめのうちは良い感じで進むも、見え始めた稜線に不穏なものが。ガッチリ捉えられてるような。

9/19 6:57

白馬尻小屋。

9/19 6:58

小休憩。15〜20分くらい先でチェーンスパイクを装着。

9/19 7:23

それがこの地点。

9/19 7:36

裂けてます。ルート通りに行けば何も問題なし。

9/19 7:44

むしろ落石が危険だそうで。よく見ると（見なくても）あちこちにゴロゴロと。

9/19 7:45

9/19 8:17

9/19 9:06

9/19 9:06

少し雲がとれてきたような。

9/19 9:11

緊急避難小屋。

9/19 9:45

建物が見えてくる。

9/19 9:51

村営白馬岳頂上宿舎。素っ気ないネーミング。

9/19 10:09

9/19 10:09

山頂方面と白馬山荘。

9/19 10:19

この稜線が県境のようで。

9/19 10:26

東側はダメそうだ。

9/19 10:33

山頂に着いてみたら、北側も雲海まみれ。

9/19 10:35

白馬山2932m登頂。端っから今回の縦走の最高地点。

9/19 10:55

白馬山荘にあるレストラン、スカイプラザ白馬で昼食。本当は11時からなのを15分ほど前に受け付けていただいた。

9/19 11:16

待っている間に店内を物色。電波状況がイラストに。

9/19 11:01

カツカレー。「揚げ物はダメなんですよ」と言いながらjirou氏もカツカレーを食す。

9/19 11:18

ケーキまで食べる。明らかに食べ過ぎ。4種類あって、これはマロンなんとか。あとチーズケーキと小倉抹茶とチョコっぽいのがある（曖昧）。

9/19 11:39

今回の北アルプスもイワヒバリがお出迎え。「また来たの？」って感じの顔。

9/19 11:39

歩いておる。

9/19 12:18

食べ過ぎたので、少し休憩の後に出発。

9/19 13:14

ガレていることに不平を漏らすjirou氏。

9/19 13:18

白馬三山のふたつめ、杓子岳。

9/19 13:19

これはマズイ。

9/19 14:14

ガスり始めた中を白馬三山のみっつめ、白馬鑓ヶ岳。尖ってない。

9/19 14:17

本日の宿泊地、天狗平へ向かう。

9/19 14:32

テン場を視認。

9/19 14:54

なかなか立派な小屋。自炊室がテン泊者もウェルカムなのですごく助かった。ケーキで食べ過ぎたのに懲りて釜プリンを食べなかったのを後悔。

9/19 16:25

風が強めだったので、比較的避けられそうな場所を選ぶ。そこまで空いてない訳だけど。

9/19 16:32

水場。ここから先は有料の水場ばかりなので、翌日満タンにして出発した。不帰嶮を通るので、不安な人は真似をしないように。

9/19 16:39

池。

9/19 17:01

テン場からは白馬鑓がよく見える。でも尖ってない。

9/19 17:58

テン場から池を越えた先が日没スポット。

9/19 18:00

ちょっと出遅れた・・・。

9/19 21:44

夜、寒い中で写真を撮っていて風邪気味に。

9/19 21:46

9/20 5:20

そして朝日は雲に阻まれる。

9/20 6:12

気を取り直して2日目も6時頃に出発。

9/20 6:14

2日目の宿泊地は五竜山荘のテン場。

9/20 6:50

9/20 7:14

好天の為、劒・立山がよく見える。

9/20 7:23

9/20 7:34

不帰一峰。

9/20 7:36

ここからが2日目の核心。

9/20 7:57

9/20 8:03

9/20 8:05

不帰嶮。

9/20 8:16

9/20 8:19

不帰二峰北峰。

9/20 8:26

9/20 8:40

不帰二峰南峰。

9/20 9:14

三峰を見逃して唐松岳に着いてしまった。

9/20 9:18

唐松岳頂上山荘が見える。テン場、結構下るなぁ。

9/20 9:20

9/20 9:26

唐松から山荘の間で、槍がちょこっと見える。

9/20 9:33

こっちの鑓もまだ見える。

9/20 10:15

山荘。WCが200円とちょっとお高め。果汁50％みかんゼリーが200円とリーズナブル。

9/20 10:37

八方尾根分岐。

9/20 10:56

9/20 11:04

気温が上がったことによって東側から上がってくる雲を、西からの強い風が押し返している図。稜線くっきり。

9/20 11:08

9/20 11:24

確かこれはナナカマド。

9/20 11:29

奥に見えるのが五竜。山荘は手前のピークに隠れて直前まで見えない。

9/20 11:42

jirou氏がオタマジャクシだと主張していた池塘に住む生き物。でもやっぱりサンショウウオっぽい。

9/20 11:48

9/20 12:02

ちょっとモードを変えて撮ってみる。おそらくもう少ししたらこんな感じに色付くんじゃないだろうか。

9/20 12:18

五竜岳山荘に到着。テン場がほとんど埋まっているように見える。

9/20 12:18

実際、ちょうどテン場が埋まったので、通路脇に張ることに。

9/20 15:22

その後、通路もいっぱいに。山荘は1畳に3人との噂。

9/20 17:30

さらに僅かな空きスペースにもテントが。山荘も1畳に4人とか。食事は6回だか7回だかで21時頃まで続いていた。

9/20 17:31

夕日に染まる唐松方面。

9/20 17:42

この日も雲が手ごわい。

9/20 17:49

9/20 17:55

西からの風が落ち着いたため、東から流れ込む雲。

9/20 18:05

月と五竜岳。

9/20 18:19

9/20 19:56

五竜に沈んでいく月。

9/20 20:00

信濃大町の明かり。

9/21 4:55

3日目は3:30頃に起き、五竜岳からのご来光を目指す。夜明け前の空の色があまりに神秘的。

9/21 5:17

五竜の山頂は東西に伸びたピークの西側にあるので、登頂を後回しにしてご来光待ち。

9/21 5:26

そして・・・

9/21 5:31

雲を赤々と照らしながら陽が昇ってくる。

9/21 5:34

9/21 5:35

朝焼けに染まる劒・立山。

9/21 5:35

9/21 5:36

この日乗り越えていく稜線。鹿島槍も赤く染まる。

9/21 5:42

ご来光をたっぷり拝んだ後、五竜の山頂へ。

9/21 6:19

そして、冷池へ向かう。前日の様子からわかることは、昼頃に着かないとテン場を失う可能性があること。

9/21 6:20

劒の佇いはさすがというもの。ただし、気になるのはその背後にある白いやつ。

9/21 6:22

ここもなかなかの岩場で、大部分の人はヘルメット着用の様子。

9/21 6:24

ときどき振り返って五竜岳。個人的にはこっち側からの五竜の方が好き。

9/21 6:28

G5。Gというのは岩尾根を表すグラート(Grat）というドイツ語から来ているそうな。

9/21 6:30

英語ではリッジ（Ridge）、フランス語ではアラート（Arete）。

9/21 6:36

9/21 6:39

イワギキョウ。

9/21 6:48

9/21 7:20

北尾根ノ頭。

9/21 7:37

口ノ沢のコル。

9/21 8:01

鎖場の途中という半端なところにある小屋まで25分の表示。25分は結構キツいような。混んでると無理。

9/21 8:28

残り10分の表示からはむしろ10分かからない。

9/21 8:31

八峰キレット小屋。

9/21 8:30

やけに忙しそうでコーヒーも買えなかった。

9/21 8:59

小屋から出発して10分もしないうちに、八峰キレットの核心部。難度がどうというより、渋滞すると危険。

9/21 9:05

9/21 9:42

核心部を抜け、じわじわと登っていく。・・・なんか山頂が見えなくなってきてんだけど。

9/21 9:57

北峰と南峰をつなぐ吊尾根分岐。

9/21 10:04

ザックをデポして身軽になり、5〜10分程度で北峰へ。
はい、真っ白です。

9/21 10:16

真っ白な吊尾根を目の前にして、南峰に向かう足取りが重い。

9/21 10:41

そして南峰へ。開き直ってランチタイム。

9/21 10:56

少し視界が開ける。前日と同じく、稜線まで上がった雲が西風で押し返されている状況。

9/21 11:27

昼食を終え、冷池へ向かう。

9/21 11:45

布引山。

9/21 11:47

ホシガラス。

9/21 12:08

冷池に近づくと、植物の種類が変わってくる（気がする）。

9/21 12:21

テン場に到着し、まだそれなりの場所が空いているのを確認して一安心。受付をしようと山荘に向かうが意外に遠い。WCも山荘外にしかない。

9/21 12:37

手持ちのコーヒーが切れていたので、インスタントコーヒー(150円)を見つけて買おうとしたらお湯が入った状態で出てきた。しまった、そういうことか。

9/21 17:09

風邪気味のままだったので、3時間くらいずっと昼寝。
日没が近づいたので、WCも兼ねて再び山荘へ。これが冷池。意外と小さい。

9/21 17:52

夕方にはこの混み具合。たまたま山荘から戻ってきたところで、ガス漏れなのか火が吹き上がっているのに遭遇。石で囲ったり沈火を確認したりするのをお手伝い。

9/22 4:41

4日目も3:30頃に撤収を開始し、4:40頃に山荘前を出発。

9/22 4:52

爺ヶ岳へ向かう。

9/22 4:53

冷乗越。

9/22 5:32

さすがに90分の行程は30分には縮められないので、比較的良い場所を選んでご来光を待つ。

9/22 5:32

雲があった方が好きだけど、これはこれで良い。

9/22 5:33

ここまで来ると劒が大きく見える。

9/22 5:39

9/22 5:43

9/22 6:03

最終日のご来光を満喫し、さらに進むと、槍・穂高が。

9/22 6:09

爺ヶ岳南峰。

9/22 6:10

種池山荘へ歩を進めるjirou氏。

9/22 6:33

種池山荘で朝食タイム。

9/22 6:52

この旅で最後の山珈琲に乾杯。今回はお湯入れてくれるのは承知の上だ。

9/22 7:13

柏原新道はプレートが充実している。

9/22 7:27

相方がポールを持ってきていないのに、得意の下りでペースを上げる図。

9/22 7:31

9/22 8:12

扇沢が見えてくる。

9/22 8:12

9/22 8:51

下山。10時発のバスを目指して下りてきたけど、9:30に乗れる？

9/22 9:05

扇沢に着くと、ちょうど臨時便が。

9/22 9:29

薬師の湯。バスの運転手さんから割引券をもらう。

9/22 12:10

信濃大町駅。意外と混むみどりの窓口。時間にはゆとりをもって行動しましょう。先におやきを買いに行ったりしてはいけない。

9/22 13:51

ということで、松本駅で野沢菜のそばおやきを購入。ついでにそばかりんとうなるものも。

9/19 12:25

さらば後立山。次に来るときは白馬鑓温泉に入りにくるか、今度こそ白馬から親不知に抜けるか、かな。

おしまい。

撮影機器：

SLT-A55V SONY

感想

rockwell

もともとは�＿討帽圓韻覆�った白馬に行きたくて計画し始め、�△罎辰燭蠅瓩了街圓魍擇靴鵑任澆茲Δ隼廚辰燭箸海蹐法�jirou氏が便乗することになった。

今回の山行は良くも悪くも風と雲にかなり左右され、写真はもちろん、テントの張り方やレイヤリングも大分影響を受けた。外で調理するのも大変だし。

そして、シルバーウィークの山小屋の混みっぷりを見て、やはりテン泊で良かったと実感。張る場所がなかったらもっと悲惨だっただろうけど。ちなみに、テントはこれまでソロでしか使ったことがなかったので、ペア山行の場合はどんなものかがわかったので、参考になった。もっと窮屈かと思ったけど、意外とそうでもない。